次は幸せな結婚が出来るかな？

商人と冒険者達

エメリアーナを馬車に乗せた、レオニスは
商人達の所に戻り、、、


レオニス「では、我々は出発するが、先ほどのことは他言無用に！」



商人と冒険者達は騎士から動くことも声を出すことも少しの間、止められていた。


商人「はっ、はい、、助けて頂けましたので守ります、、ですが、、お礼を、、」



レオニス「いらん！私の判断でしたことだ
！恩着せはせん！他言無用だけはそっちの
冒険者達も守って貰いたいがな、、」



冒険者「はっ、はい！、、守ります」


他の冒険者達は頷いて約束した。



レオニスと騎士達にその場を後にし馬車や馬に乗り、出発した。



頭を下げて見送った商人や冒険者達は、、


商人「ふぅー、、感謝ですな」


冒険者１「そうですね」


冒険者２「あの白いローブでフードを被った方は高貴な方だったんですか？」


商人「背格好と治癒魔法を使われましたので第２王女エメリアーナ様ですな」


冒険者３「王女様！？でも、、お偉い位の騎士様が抱っこして良いですか？」


商人「あの方はアース侯爵家の次男様ですよ！第２王子と王女の母親である第２王妃様はアース侯爵家のご令嬢でしたので問題にはなりませんよ」


冒険者１「へぇー、、」


冒険者４「顔、、みたかったなぁ～」


商人「高位貴族様方はお顔が整った方々ばかりですから、、」


冒険者２「そうなんですね」


冒険者３「方向的に、、アース侯爵領に向かって行かれましたけど、、」


商人「あぁ、、トレント討伐の遠征だと思いますよ！」


冒険者達「「「「えっ？」」」」


商人「第２王女様は魔法のスキルが凄いの
ですぞ！ギフトに加護もですが、、魔法スキルは上級攻撃魔法をお持ちです」


冒険者３「じょっ、上級攻撃魔法！！」


冒険者１「すげぇー、、」


冒険者２「ギフトと加護はご存知ですか？
知りたいのですが、、」


商人「抜けがあるかも知れませんが、、鑑定眼・アイテムボックス無限量・魔力量無限量・毒や呪いの無効体質だったはずですな！」



冒険者達「「「「・・・・・」」」」



冒険者４「羨ましい、、」


冒険者３「アイテムボックス無限量、、」


冒険者２「魔力量無限って、、ポーション要らずですね、、いいなぁ～」


商人「そうですなぁ～、、では、そろそろ我々も出発しましょう」


商人と冒険者達は会話しながら出発に向けて荷馬車の状態や積み荷の被害の確認などをしていた。


商人もアース侯爵領に向かって出発した。