次は幸せな結婚が出来るかな？

説明したのは

レオニスとオスカーが押し付け合いをしている時に２人の部下である騎士達はゆっくりと静かに後ろに数歩下がった。


今回のドロップ品の内容でどんな魔物で次魔物の予想と記録する為に天幕にいたダンジョン街の冒険者ギルドのギルドマスターは押し付け合いを止められず、困惑していた。


(う～ん、、何故に押し付け合ってんだろう？ヤバい物？この場の年長者に訊いてみようかな？)


王女「ギルマス様！」


ギルマス「はっ、、はい！様などいりません！ギルマスと！何でしょうか？」


王女「ギルマス様はオークの素材で何が出来るかご存知ですか？」


ギルマス「えっ？は、、はい、、知っておりますが、、、」


王女「教えて下さい」


ギルマス「えぇーっ！！いや、、俺、いや、、わたし、、が教えるの、、は、、」


ギルマスはレオニスやオスカーに助けを求める目を向けるが、、、


レオニス「ギルマス！頼む！」


オスカー「ギルマス！ありがとう！」


ギルマス「えぇーっ！！いや、、」


ギルマスは天幕にいる騎士達に目を向けるが全員が目を合わせず、メイド達や護衛騎士達の女性達にも目を向けるが、、、


目があっても無表情だった。


ギルマスは諦めた。


ギルマス「オッ、、オークの睾丸は、、子供が出来やすい薬に、、なります」


(ん？バイ〇グラ？それとも妊娠促進剤みたいな薬？どっちが飲むの？)


王女「必要とされる薬なのですか？」


ギルマス「そうです、、高額な薬の１つでもあります」


王女「どちらが飲むのですか？」

(男で！！頼むから男であって！！)


ギルマス「薬は、、女性が飲まれます」


(ガァァーーン！！女が飲むんかい！！睾丸なんだから玉繋がりで男が飲めよ！)


王女「そうなんですね」


ギルマス「はい、、」


王女「教えて頂きありがとうございます」


ギルマス「いえいえ、、とんでもない！」


(訊かなきゃ良かった、、、いや、、将来の為には訊くべきだったよね？絶対に飲まない為には！！)


その後、ギルマスはドロップ品が何だったかを知り、次の魔物の可能性を過去の資料から予測した。


ギルマス「次の魔物の可能性はヴェノム・サーペントかヴェノム・タランチュラだと思います」


レオニス「そうか、、どうする？」


オスカー「エメリアーナ王女は確か、、毒や呪いは無効体質の加護を授かっていたよな？」


レオニス「そうだが、、」


(ヴェノム・サーペント？ヴェノム・タランチュラ？サーペントってなんだったっけ？タランチュラは判るけど、、、サーペント、、サーペント、、う～ん？？)


ギルマス「あの～、、商業ギルドがヴェノム・タランチュラのドロップ品の糸をずっと欲しがっておりまして、、、あの辺りでずっと様子を覗っているのですが、、、」


ギルマスがダンジョンとは逆の天幕のずっと後方の宿屋方面とは違う方に手の平を向けて指し示した。