次は幸せな結婚が出来るかな?

キルア犬

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サーペントって、、

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ダンジョン内部に警戒しながらドロップ品を回収に入っていた騎士達と魔法師達が走って出て来た。

騎士「また出て来ましたーー!!」


(うげぇー!!もういいよ!!あの気色悪いのは見たくないんだけど、、、ってか騎士さん達、ちゃんと魔石とドロップ品を持って出て来るんだね、、、凄いよ!)


ダンレスが指示をしながら見張り役の騎士にダンジョン内部に入った者達が全員出て来たかを確認させた。


騎士「全員出ました!魔物はもうすぐ出て来ます!」


ダンレス「ではお前達も避難しろ!」


レオニス「エメリー、、大丈夫か?」


王女「はい!出て来る前に魔法を放ちます!」


レオニス「わかった!」


レオニスに抱っこされてたので降ろして貰い、ダンジョンの大穴に向かって、、


王女「エアーカッター!!エアーカッター!!エアーカッター!!・・・」



エメリアーナは姿が見える前に大穴に向かって風魔法のエアーカッターを連発した!


大穴の中から微かに「ギァシャ!」などが聞こえたが、、、


(死ね!死ね!死ね!大穴から出て来るなんて許さん!!鳥肌になったし、記憶に残ったこと許し難し!!)


エメリアーナは自分の顔の表情が8歳の美少女王女の顔ではなく、目が据わっている状態で風魔法を連発していたことに気づいていなかった。


近くにいたレオニス、ダンレス、オスカーには横顔だったが、エメリアーナの普段とは違う表情を視られていた。


騎士達や魔法師達、結界師達は火魔法ではなかったので喜んでいた。


トレントの時とは違い、大穴の奥は暗く、外も夕方だったので全滅を目指し、風魔法を連発し、詠唱するのに疲れたエメリアーナは魔法を放つのを止めた。


王女「レオニス叔父様、、もう大丈夫だと思います?」


レオニス「あぁ、、少し様子をみよう」


今回、風魔法だったので結界師達が結界を張りながら見張り役の騎士達とダンジョンに近付き、内部の様子を確認後、回収役の騎士達がドロップ品と魔石の回収に入って行った。


ダンレス「エメリアーナ王女、、大丈夫ですか?疲れてませんか?」


王女「いえ、、見たくなかったので出て来る前に倒したかっただけですよ?」


ダンレス「そうですか、、」


ダンジョンでは騎士達がドロップ品と魔石を流れ作業の如く回収していたが、、、


ダンジョンの奥の方から悲鳴が聞こえ、騎士達や結界師達が慌てて、大穴から出て来た。


(はぁー、、まだ、いるの?あのサイズだから?)


ダンジョンの大穴から出て来た騎士達や魔法師達が、、、


騎士「ヴェノム・サーペントが!!!」


ダンレス「なに!!急いで逃げろ!!」


レオニス「エメリー!ヴェノム・サーペントは、、」


レオニスが警戒態勢でエメリアーナに伝えようとしていた時に大穴から大蛇の頭が出て来た。


王女「ぎゃぁぁぁーーーーー!!!」


(サーペントって大蛇のことー!?大蛇ってアナコンダじゃないのー?)


エメリアーナはまたも叫びながら無詠唱で火魔法を連続でぶっ放した。







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