次は幸せな結婚が出来るかな?

キルア犬

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視察

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ロマトス公爵領に到着してから3日、、、


防壁と砦の視察の日の朝


(あぁー!昨日は頑張った~!食事とお茶の時以外は客間で出されてた課題がほぼ終わった~!数学は簡単で本当に楽!前世の記憶と義務教育に感謝かも?
こっちは+-×÷だけっぽいし、後は記憶力!前世から苦手なんだけど、、、顔と名前を一緒に覚えるのは本当に頑張んないと、、忘れる、、)


ミューレ「エミリー様、おはようございます」


王女「おはよう!」


ミューレ「今日は防壁と砦の視察ですね!朝食後に出発予定ですが急がないそうです」


王女「わかったわ!」


その後、寝間着からドレスに着替え、朝食後に視察用のワンピースに着替えた。


(王宮でもワンピースなら良いのに、、、以外と装飾されたドレスって重いから、、疲れる)


その後、朝食を食べ、ゆっくりワンピースに着替えてローブも着せられ、玄関ホールに向かった。


玄関ホールではすでに前公爵、公爵、レオニスが着替えて待っていて、前公爵夫人と公爵夫人に嫡男さんと執事や使用人達がお見送りに待っていた。


少しの会話後、馬車に乗り、砦に向かった。


公爵家から砦までは馬車でゆっくり向かった。


20分弱で到着し、馬車から降りた。


そこには5M位の高さの防壁に砦があった。


(うわぁ~!森が見えない、、防壁が高すぎ!あれが砦?前世の海外の刑務所に見えるんだけど、、、テレビに映っていたけど、、どこの国だったか覚えてない、、公爵家より大きいような?防壁には出入り門があるのは何で?あっちは魔の大森だよね?)


砦の中は飾りなどもなく、案内されるままに階段を上って行き、数ヶ所の部屋を見せて貰い、最上階まで上がった。


最上階より少し下の方から防壁までちょっとした橋で繋がっていた。


(わぁ~!見渡す限り森だ!他の国が見えない!地図ではあるはずだけど、、まだ身長が低いから見えないのか、、森の奥の木が大きいのか、、、防壁の幅も凄い!3M位ある?落ちたら下手すれば死ぬか良くて骨折だよね?高所恐怖症の人は無理だよね?私は平気だけど、、、滑り台作ってくれないかな?長い滑り台なら楽しそう!)


公爵「エメリアーナ王女はこの高さは怖くありませんか?」


王女「はい!平気です!防壁の上も歩いてみたいですわ」


前公爵「おぉー、怖くないとは、、落ちないように気をつけて下さいね!」


王女「はい!レオニス叔父様と手を繋いでおきます!」

 
公爵「それが良いですね」


王女「防壁はどこまで続いているのですか?」


公爵「辺境伯2家の所まで続いていますよ!領地の境目に小さな砦があり、防壁の修復や点検、見回りなどの義務があります」



王女「ではこのまま歩いて行くと辺境伯の領地まで行けるのですね!」


前公爵「行けますが歩いて行くと、、どれ程の日数がかかるか、、」


王女「防壁の上を馬で移動すれば、、」


公爵「それは厳しいですね!馬もこの高さだと怖がりますので、、」


王女「そうですよね」


前公爵「では防壁に行きますかな?」


王女「はい!あっ、、ミューレ達やレニーナ達はここで待っていて!」


レニーナ「いえ、、それは、、」


王女「レニーナ達はミューレ達を守って!私にはレオニス叔父様がいるから大丈夫よ!」



レオニス「そうだな、、万が一の為に」


レニーナ「わかりました」


ミューレ達「「「エミリー様!お気をつけて」」」


王女「大丈夫よ!待ってて」














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