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アレク9歳になりました

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今日はアレクの9歳の誕生日だった。

お祝いは夕方からだが屋敷にはプレゼントが

次々と届く。


だがアレクがプレゼントを確認したことはない

執事のガイヤと使用人達が確認する。


祝福を受けた後の去年からアレクへのプレゼン

トは増えた。


だが、実際にアレクに渡るのは両親の親しい貴

族達か親族からになる。


アレクの自室に開封済みのプレゼントが並べら

れた。

ダニス達3人もアレクと一緒にプレゼントを見

ていた。


殆どが服やカフスボタンなどだった。


アレク「今年も凄いねぇー」


シリウス「凄い数ですね」


ダニス「さすがです」


レイド「うわー、凄いです」


リリー「こちらにあるのは近しい方達からの贈

り物です。他の物は別室には保管になります」


「「「えっ!!」」」


(((さすが公爵家、いやアレク様か?)))


アレク「なんか祝福の後から増えたみたいなん

だよねー」


(((あー、、なるほど、、)))


ダニス達3人もなんとなく理解した、、そして

自分達が用意した誕生日祝いの品を喜んで貰え

るか不安になった。



祝いの夕食時、この日は屋敷にいる使用人達も

参加になった。

来年は王都で誕生日を迎えるので公爵が決めた


アレク「皆に祝って貰えて嬉しいです。ありが

とうございます。」


両親からは公爵家の紋章と名前が彫られた長剣

と短剣を渡された。


アレク「うわぁー、ありがとうございます」


公爵「喜んでくれて嬉しいよ」


シリウス「あのー、アレク様、僕達からもある

んですが、、、こちら、、を」


シリウスが両手で差し出した箱を受け取り、中

を開けると万年筆が入っていた。


ダニス「1週間後はジーンも誕生日だと聞いて

いたので、、」


レイド「はい、ジーンにも今日、渡しますね」


シリウス「私達も同じ物を買いまして、お揃い

にしました」


アレク「お揃い!!嬉しい!ありがとう!」


ジーン「私も嬉しいです。ありがとうございま

す、大事に使わせて貰います」


アレク「ジーン、嬉しいねー!」


ジーン「はい、アレク様」


ダニス達はアレクとジーンが喜んでくれてほっ

とした。


その後は楽しく皆で食事した、1週間後のジー

ンの誕生日にはジーンが養子になったガイヤか

ら子爵家の紋章と名前が彫られた長剣と短剣を

贈られたジーンは言葉は出さなかったが頭を下

げて感謝を示した。


アレクはスネイク皮でお揃いのブーツを作って

貰い、贈った。






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