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57 スライム退治
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「首尾はどうだった?」
「面白そうなのがありましたのです!」
「よかったじゃないか」
「馬で十日足らずのところに建つ屋敷跡の定期調査なのです。賊が住みついていないか報告すればいいのです」
「スー向きだな」
「はいなのです。でも途中の街道沿いで大量発生をしたスライムがウジャウジャいるらしいのです」
「……で?」
「もちろんそちらも引き受けたのですっ!」
思わず叫び声が出そうになったが、どうにか飲み込む。
何かと首と突っ込む癖を知っていて任せた俺のミスだ。あきらめよう。
「調査はともかく、スライムはニ人で大丈夫なのか?」
「ウォータースライムは最弱なのです。準備をしっかりして、やり方を間違えなければまったく問題ないのです。ポン吉もいるのです!」
「そうだったな。出発は何時にする?」
「調査期限が三十日なので、明日には出発するのです」
「往復で二十日、スライム退治と調査は十日。かなりタイトだな」
「それもポン吉がいるから楽勝なのです!」
「ワン(任せて)」
スライム討伐は街道に近いのでポン吉に乗るのは控えるけど、屋敷跡は外れにあるから遠慮なく馬替わりにできると言いたいらしい。鉱山ダンプサイズのポン吉ならば、二人を乗せてゆっくり走っても、馬で十日の距離など一昼夜で十分だろう。
絶対に乗りたくはないけれど、本気の走りなら半日足らずとも思う。よって時間的問題はない。
必然的にスライム討伐のほうが気になってしまう。
「大量発生なのに本当に可能なのか?」
「もっと強い種類だったら剣の攻撃も効きにくくて、スーでは苦戦するかもでした。プリちゃんのメイスのような打撃武器は、スライムとは相性がいいので全然大丈夫なのです」
「そうなのか?」
「スライムは、体の中にある核を潰さなければ消滅しません。叩き潰すほうが効果的なのです、でも全部粉々はダメなのです」
切るのは困難だけど潰すのは容易らしいことや、核は討伐証明に使うのはすぐにわかった。
スーの攻撃が入りにくいなら準備が必要になる。
油の入ったビンや松明などの燃やせる物を、いつもの数倍準備をして魔道バッグへ慎重に詰め込む。何と言っても火は俺の天敵なのだから。
これまではあえて荷物を抑えていたけど、蛍光石が山ほどあるから全然問題ない。
大きくなったポン吉を最初から使えれば、通常バッグでも余裕で何個も運べる。だけど使い魔登録もないし、ダレーガンのような大騒ぎは勘弁してもらいたい。
本来は今も乗っている馬を使うのだけど、途中からポン吉で走るとしたら付いて来られなくなる。
荒野に乗り捨てるのは何となく嫌な気分なので、この町で手放すことにした。
スライムのいるところまでは地道に徒歩で向かう。五日ほど街道を進むと、交差する小さな川の上流の水面が不自然に固まっている。俺は思わず眉をしかめてしまった。
ウォータースライムって川にいるのか。
街道沿いの荒れ地にブヨブヨと転がっていると勝手に想像していたら大間違い。苦手な水の中とは考えてもいなかった。
スーはさっさと火を起こし、松明を二本作ると俺を見た。
「川へはスーが入るのです。プリちゃんは驚いて飛び出したスライムをお願いするのです」
「スーだけに任せるのは申し訳ない。俺も行くよ」
「プリちゃんは泳げないのです。ここはスーに任せるのです」
「――わかった。ポン吉はスーの援護を」
「ワン(わかった)」
プリが泳げないのは俺も知っている。川へ入ったところで足手まといになる。俺はスーの指示に従うことにした。
スライムたちは火が苦手なので、スーを見ると大慌てで上流へ逃げ出そうとした。行先は既にポン吉が塞いでいる。
群れには何処にでも鈍重な部類がいる。そいつの後ろは逃げたくても逃げられず、川から岸へ続々と上がって来た。
川という地の利が無くなって更に動きの鈍くなったスライム。俺は片っ端から叩いた。
一方的な殺戮のように見えてもスライムの体液を浴びないようには気をつけている。
ほとんどは害のない水分らしいけど、中心核の体液は酸でできていて、不用意に浴びるとダメージを受けてしまう。
スライムの攻撃方法として吐き出すらしいが、今は逃げることに必死なようで攻撃はなかった。
大きいものは気持ち悪くて容赦なく潰せるが、小さいものは妙にかわいく思えて力が入れにくい。
キモかわいいと言えばいいのか、スライム相手でもそんな風に感じた俺は、チビスライムに手元が狂って地面を力一杯叩いてしまった。
銀のメイスは自重も相まって、かなりめり込んでいる。
地面に生えたかのようなメイスにチビスライムが登った。俺は攻撃を警戒して思わず手を離した。
護身用のナイフで切り飛ばそうと思ったが、スーでさえショートソードを抜かずに火を使っている。俺の腕ではおぼつかない上に、下手をしたら反撃を受けるかもしれない。
すっかり動けなくなった俺の側へ、心配したポン吉がすぐにやって来た。
「ワンワン(主どうした)!」
「メイスにスライムがくっついて困ってるんだよ!」
埋まったメイスの周囲を、ポン吉がグルグルと回り始める。
俺の反対側へ行った時には、ポン吉がスライム越しに歪んで水色に見えた。
「ワンワワン(こいつ怯えてる)」
「何?」
「ワンワン(たぶん赤ちゃん)」
ますます潰しづらくなった俺の耳にスーの悲鳴が聞こえた。
こちらが手間取っているせいで、スーの負担は否が応でも増えている。
俺は一先ずメイスを諦めて、スーの起こした焚火へ向かった。
「ポン吉、ちょっと見ててくれ!」
「ワン(わかった)」
左右の手に松明を握ると大急ぎでスーのところへ駆け寄る。すっかり衣装がボロボロになったスーがふくれっ面で岸辺にうずくまっていた。
「プリちゃんっ!」
「ごめん!」
俺は師匠のマントを肩から外してスーに掛ける。辺りで鈍く動いているスライムを松明でどんどん蒸発させた。
核を潰さないかぎりは水を集めて元通りの形になる。割れた核を集めることが討伐クエストの証明なので、力を加減して回収しなければならない。
多ければ多いに越したことはないけれど、最低数が決められているのでそれだけを残して、あとは靴で完全に踏み潰した。
証明用の核は、さっさと拾って乾いた革袋へ放り込む。その際に飛び出た酸がグローブヘ掛かって、シューシューと音を立てて表面を溶かし白くなった。
「面白そうなのがありましたのです!」
「よかったじゃないか」
「馬で十日足らずのところに建つ屋敷跡の定期調査なのです。賊が住みついていないか報告すればいいのです」
「スー向きだな」
「はいなのです。でも途中の街道沿いで大量発生をしたスライムがウジャウジャいるらしいのです」
「……で?」
「もちろんそちらも引き受けたのですっ!」
思わず叫び声が出そうになったが、どうにか飲み込む。
何かと首と突っ込む癖を知っていて任せた俺のミスだ。あきらめよう。
「調査はともかく、スライムはニ人で大丈夫なのか?」
「ウォータースライムは最弱なのです。準備をしっかりして、やり方を間違えなければまったく問題ないのです。ポン吉もいるのです!」
「そうだったな。出発は何時にする?」
「調査期限が三十日なので、明日には出発するのです」
「往復で二十日、スライム退治と調査は十日。かなりタイトだな」
「それもポン吉がいるから楽勝なのです!」
「ワン(任せて)」
スライム討伐は街道に近いのでポン吉に乗るのは控えるけど、屋敷跡は外れにあるから遠慮なく馬替わりにできると言いたいらしい。鉱山ダンプサイズのポン吉ならば、二人を乗せてゆっくり走っても、馬で十日の距離など一昼夜で十分だろう。
絶対に乗りたくはないけれど、本気の走りなら半日足らずとも思う。よって時間的問題はない。
必然的にスライム討伐のほうが気になってしまう。
「大量発生なのに本当に可能なのか?」
「もっと強い種類だったら剣の攻撃も効きにくくて、スーでは苦戦するかもでした。プリちゃんのメイスのような打撃武器は、スライムとは相性がいいので全然大丈夫なのです」
「そうなのか?」
「スライムは、体の中にある核を潰さなければ消滅しません。叩き潰すほうが効果的なのです、でも全部粉々はダメなのです」
切るのは困難だけど潰すのは容易らしいことや、核は討伐証明に使うのはすぐにわかった。
スーの攻撃が入りにくいなら準備が必要になる。
油の入ったビンや松明などの燃やせる物を、いつもの数倍準備をして魔道バッグへ慎重に詰め込む。何と言っても火は俺の天敵なのだから。
これまではあえて荷物を抑えていたけど、蛍光石が山ほどあるから全然問題ない。
大きくなったポン吉を最初から使えれば、通常バッグでも余裕で何個も運べる。だけど使い魔登録もないし、ダレーガンのような大騒ぎは勘弁してもらいたい。
本来は今も乗っている馬を使うのだけど、途中からポン吉で走るとしたら付いて来られなくなる。
荒野に乗り捨てるのは何となく嫌な気分なので、この町で手放すことにした。
スライムのいるところまでは地道に徒歩で向かう。五日ほど街道を進むと、交差する小さな川の上流の水面が不自然に固まっている。俺は思わず眉をしかめてしまった。
ウォータースライムって川にいるのか。
街道沿いの荒れ地にブヨブヨと転がっていると勝手に想像していたら大間違い。苦手な水の中とは考えてもいなかった。
スーはさっさと火を起こし、松明を二本作ると俺を見た。
「川へはスーが入るのです。プリちゃんは驚いて飛び出したスライムをお願いするのです」
「スーだけに任せるのは申し訳ない。俺も行くよ」
「プリちゃんは泳げないのです。ここはスーに任せるのです」
「――わかった。ポン吉はスーの援護を」
「ワン(わかった)」
プリが泳げないのは俺も知っている。川へ入ったところで足手まといになる。俺はスーの指示に従うことにした。
スライムたちは火が苦手なので、スーを見ると大慌てで上流へ逃げ出そうとした。行先は既にポン吉が塞いでいる。
群れには何処にでも鈍重な部類がいる。そいつの後ろは逃げたくても逃げられず、川から岸へ続々と上がって来た。
川という地の利が無くなって更に動きの鈍くなったスライム。俺は片っ端から叩いた。
一方的な殺戮のように見えてもスライムの体液を浴びないようには気をつけている。
ほとんどは害のない水分らしいけど、中心核の体液は酸でできていて、不用意に浴びるとダメージを受けてしまう。
スライムの攻撃方法として吐き出すらしいが、今は逃げることに必死なようで攻撃はなかった。
大きいものは気持ち悪くて容赦なく潰せるが、小さいものは妙にかわいく思えて力が入れにくい。
キモかわいいと言えばいいのか、スライム相手でもそんな風に感じた俺は、チビスライムに手元が狂って地面を力一杯叩いてしまった。
銀のメイスは自重も相まって、かなりめり込んでいる。
地面に生えたかのようなメイスにチビスライムが登った。俺は攻撃を警戒して思わず手を離した。
護身用のナイフで切り飛ばそうと思ったが、スーでさえショートソードを抜かずに火を使っている。俺の腕ではおぼつかない上に、下手をしたら反撃を受けるかもしれない。
すっかり動けなくなった俺の側へ、心配したポン吉がすぐにやって来た。
「ワンワン(主どうした)!」
「メイスにスライムがくっついて困ってるんだよ!」
埋まったメイスの周囲を、ポン吉がグルグルと回り始める。
俺の反対側へ行った時には、ポン吉がスライム越しに歪んで水色に見えた。
「ワンワワン(こいつ怯えてる)」
「何?」
「ワンワン(たぶん赤ちゃん)」
ますます潰しづらくなった俺の耳にスーの悲鳴が聞こえた。
こちらが手間取っているせいで、スーの負担は否が応でも増えている。
俺は一先ずメイスを諦めて、スーの起こした焚火へ向かった。
「ポン吉、ちょっと見ててくれ!」
「ワン(わかった)」
左右の手に松明を握ると大急ぎでスーのところへ駆け寄る。すっかり衣装がボロボロになったスーがふくれっ面で岸辺にうずくまっていた。
「プリちゃんっ!」
「ごめん!」
俺は師匠のマントを肩から外してスーに掛ける。辺りで鈍く動いているスライムを松明でどんどん蒸発させた。
核を潰さないかぎりは水を集めて元通りの形になる。割れた核を集めることが討伐クエストの証明なので、力を加減して回収しなければならない。
多ければ多いに越したことはないけれど、最低数が決められているのでそれだけを残して、あとは靴で完全に踏み潰した。
証明用の核は、さっさと拾って乾いた革袋へ放り込む。その際に飛び出た酸がグローブヘ掛かって、シューシューと音を立てて表面を溶かし白くなった。
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