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旅立ち6(過去編②)
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田舎から、何日間か馬車に揺られ、東京、浅草の辺りに着いた小太郎。
村とは違う雰囲気に興奮していた。
「すげー! これが東京か」
西洋風の建物。田舎にはない高い建物。着物じゃなくて洋服を着た人。赤い髪の外国人。
「朱丸みたいな髪の人いた」
《うん》
西洋から入ってきたお菓子も食べた。
「これ、ちよこれいとっていうんだって、甘くておいしい」
《うん! 他にも色々食べてみようよ》
「お金なくなっちゃうよ。仕事と住む場所探さないと…」
小太郎は、酒屋や八百屋などを訪問して、住み込みで働かせてくれるか尋ね歩いた。
米屋を尋ねた時、ちょうど人手がほしかったという事で、働かせてもらえた。
爺さん婆さんと、お父さんお母さんと、兄妹二人に、産まれてまもない赤ちゃんがいた。
小太郎は店を手伝ったり、家事をしたり、赤ちゃんの世話をして暮らした。
村とは違う雰囲気に興奮していた。
「すげー! これが東京か」
西洋風の建物。田舎にはない高い建物。着物じゃなくて洋服を着た人。赤い髪の外国人。
「朱丸みたいな髪の人いた」
《うん》
西洋から入ってきたお菓子も食べた。
「これ、ちよこれいとっていうんだって、甘くておいしい」
《うん! 他にも色々食べてみようよ》
「お金なくなっちゃうよ。仕事と住む場所探さないと…」
小太郎は、酒屋や八百屋などを訪問して、住み込みで働かせてくれるか尋ね歩いた。
米屋を尋ねた時、ちょうど人手がほしかったという事で、働かせてもらえた。
爺さん婆さんと、お父さんお母さんと、兄妹二人に、産まれてまもない赤ちゃんがいた。
小太郎は店を手伝ったり、家事をしたり、赤ちゃんの世話をして暮らした。
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