乳白色の肌,二人だけの秘密―開く蕾と蜜の味

雨宮 あい

文字の大きさ
12 / 22
内腿の山百合ーー薄緑の花弁に隠された,蜜の旋律を歌う二人だけの練習曲

第12話:「二回目」の終わり,勝利の味

 どれほどの時間が過ぎたのだろう。

 大輝先輩の「芯」が持つ圧倒的な熱と質量が,私の「容れ物」を満たしたまま,私たちは重なり合い,ぴたりと動きを止めていた。

 聞こえるのは,重なり合った胸の境界線から響く,二つ分の激しい心臓の音だけだ。
 どちらの鼓動が速いのかさえ,もう分からない。

「……っ,……はぁ……,……っ」

 私の首筋に顔を埋めた先輩の,熱く湿った吐息が直接肌を焼く。

 挿入された直後の,内側を強引に押し広げられたままの圧倒的な圧迫感。
 自分の身体の限界を超えた異物が居座っているという,逃げ場のない緊張に粘膜が震えている。

 正直に言えば,まだ痛い。

 けれど,このまま静止している方が,その「痛み」の輪郭が鮮明になりすぎて耐えられそうになかった。この鈍い痛みを,摩擦の熱で,激しい衝撃で,早く別の何かに変えてほしかった。

 不意に,大輝先輩が顔を上げた。

 至近距離で目が合う。彼の瞳は,いつもの穏やかな理性をどこかに置き忘れてきたかのように,暗く,深く,獣のような切実な光を宿していた。

「……陽菜さん。……苦しく,ない?」

 掠れた声。

 私の顔を覗き込むその瞳が,あまりにも優しくて,慎重すぎて,それがかえって私を焦らせた。
 私は,彼の胸板を押し返すように,あるいは自分を彼に押し付けるように,背中に回した腕を震わせながら,唇を噛んで言葉を絞り出した。

「……いたい,けど……,……っ。……はやく,うごいて……」

 誘惑ではなかった。
 限界まで張り詰めた身体が上げた発した,

 ーー悲鳴に近い懇願。

 けれど,その言葉が,大輝先輩の中にある理性の防波堤を,音もなく決壊させた。

 「……陽菜……っ!」

 私の名前を呼ぶ,低く,掠れた声。
 彼はついに,止まっていた時間を動かすように,まずは,深く,容赦のない力で私の奥底を突き上げた。

「……ん,ぐ……っ!」

 ーー内臓まで響くような重い衝撃。

 それは「大輝先輩」という清廉な虚像との決別を告げる,残酷な愛の刻印だった。
 未熟な内壁が,彼の圧倒的な質量に無理やり押し広げられ,悲鳴を上げる間もなく蹂躙されていく。思わず身体が強張った。

 続いて,彼は溜まっていた蜜を掻き出すように,ゆっくりと,けれど粘り気のある重さで身を引く。

 (ずるり)

 粘膜が吸い付くように離れていく,不気味なほどの快感。
 空虚さが訪れる間もなく,彼の「芯」は再び,今度は先ほどよりも鋭い速度でーー

 「ぐちゅ」

 ーー迷いもなく,最深部まで一気に突き込まれる衝撃。

 まるで熱く焼けた杭を打ち込まれているような,鋭利な痛みが脳を突き抜ける。
 自分の輪郭が彼という異物によって強引に作り替えられていく恐怖と悦びに,私は彼の背中に爪を立てた。

 「……あ,あぁ,……っ!」

 指での「予習」では決して再現できなかった,内壁の神経を一つずつじりじりと焼き焦がしていくような,強烈な存在感に視界が火花を散らす。

 「容れ物」の内側を,逃げ場のない摩擦の熱がじりじりと焼き,薄い膜が限界まで引き絞られる。

 「……あ,っ……とまって,……先輩,いたい……っ!」

 不意に,耐えきれなくなった肉体の拒絶が喉から溢れた。
 快感が訪れる手前で,鋭い痛みが私の思考を真っ白に染め上げる。

 私は反射的に彼の肩を強く押し,顔を歪めた。

 その一言で,大輝先輩の動きがピタリと止まった。

 彼は荒い息を吐きながら,苦しげに眉を寄せ,私の顔を覗き込む。彼の瞳には,どろりとした情欲の合間に,自分を責めるような痛ましさが混在していた。

 「……ごめん。……ごめん,陽菜さん。……やっぱり,まだ無理だった……?」

 彼は繋がったまま,身体を離そうと腰を浮かせかける。

 その「優しさ」が,今の私には猛烈な恐怖だった。
 
 (もし今,彼の「芯」が抜けてしまったら……)

 ーー孤独な予習を繰り返す未来。

 何より恐ろしいのは,一度「痛い」と拒絶してしまえば,二度と,私を壊してはくれないかもしれない。
 「優しさ」という名の壁に阻まれて,私たちは一生,肌の表面でしか触れ合えないまま終わってしまうのではないか。

 そんな絶望的な予感に背中を焼かれ,私は逃げようとする彼の腰に,自ら震える脚を絡め直した。爪が食い込むほど強く,必死に彼を抱き寄せる。

「……ちがう,の。……やめないで。……おねがい,動いて……っ」

 「痛い」と言って止めたのに,舌の根も乾かぬうちに,「動いて」とすがりつく。
 肉体は痛みに震え,拒絶の信号を送っているのに,魂だけが狂ったように彼を求めている。

 私の中ののあまりの矛盾に,目から熱い涙が溢れ出した。

 困惑したように私を見つめる先輩の首筋に顔を埋め,私は泣きながら,剥き出しの飢餓感をぶつけた。

「……本当に,動いてほしいの。……このまま,もっと……っ」

 ーー自分でも信じられない言葉が,喉の奥からせり上がってくる。

「陽菜をっ,壊して……!」

 それは清潔な少女が,一人の「女」として生まれ変わるための儀式のような叫びだった。
 彼に徹底的に暴かれ,取り返しのつかないほど破壊されることへの恐怖。

 けれど,その恐怖の先にしか,あの日から私を縛り付ける孤独の呪縛を解く方法はないのだと,魂が確信していた。

 私の切実な本音に,大輝先輩は観念したように短く吐息を漏らす。

 彼は私の反応に細心の注意を払い,残されたわずかな「優しさ」で私の痛みを庇うように,けれど先ほどまでとは比較にならない密度で動きを再開した。

 「……っ,あ……先輩,もっと……っ」

 次第に,彼の動きに「優しさ」を維持する余裕が消えていく。
 容赦なく速さを増し,一定のリズムを刻み始める。粘膜同士が激しく擦れ,蜜が泡立ち,部屋の静寂を侵食するように「ぐちゅ,ぐちゅ」という重い水音が響き渡る。

 コンドーム越しであっても,彼の熱と硬さは容赦なく私を突き上げ,私の中にある「あの日」の拙い輪郭を完全に塗り潰していった。

 「……あ,……あ,……っ」

 確かに,快感はある。
 けれど,それはどこか局所的なものだった。

 熱い何かが一点に集中し,火花を散らしているけれど,それが脳の芯まで届いて,私を「絶頂」へと連れ去ってくれるわけではない。

 むしろ,彼の腰の動きが速度を上げれば上げるほど,私は妙に冷静になっていく自分を感じていた。
 私の視界を埋めているのは,汗を流し,必死な形相で私を貪っている「男」の姿。

 激しさを増していく衝撃に,彼の背中に回していた私の脚が,ついに悲鳴を上げた。

 逃がしたくない一心で彼の腰を締め付けていた筋肉が,痛さと快感の飽和状態に耐えきれず,ぴくんと痙攣するように解けてしまう。
 より所を失った私の脚は,ガクガクと小刻みに震えながら,無様にシーツの上へと滑り落ちた。

 「……ぁ,……っ,はぁ……っ……!」

 かえって彼という圧倒的な質量が,剥き出しで私の中に食い込んでくる。

 首筋に浮き出た彼の血管。
 喉を鳴らして漏れる野卑な吐息。

 そして,重なり合った胸から伝わる,私のものよりもずっと速く,力強い心臓の鼓動ーー。

 自分自身の快感よりも,私という「容れ物」の中で,一人の人間が壊れていく過程に,目が離せなくなった。

 「……陽菜,……陽菜……っ!」

 大輝先輩が,私の名前を何度も呼ぶ。祈るような,あるいは助けを求めるようなその呼び声を聞くたびに,私の胸の奥に,肉体的な快楽とは別の,猛烈な感情が湧き上がってきた。

 ーー征服感。

 そんな彼の理性を剥ぎ取り,獣のような呼吸をさせ,私という未熟な器にすべてを預けさせているのは,他でもない私なのだ。
 私は彼を絶対に逃がさないように,震えて解けてしまった脚を,もう一度必死に彼の腰に絡め直そうと,必死にもがく。

 「……っ,……あ,……もう,……っ!!」

 突然,大輝先輩の動きが止まり,彼は逃げ場を塞ぐように,その重い腰を私の身体に強く,深く押しつけた。
 私の内側の最深部で,彼の「芯」が激しく脈打つのを感じる。

 ーーどくん,どくん,と,私を突き破らんばかりの力強い拍動。

 コムという膜を隔てていても,伝わる圧倒的な熱量が,私の奥底へと一気に溢れ出した。

 「……あ,……ぁ,……陽菜さん……っ……!」

 彼は私の肩に顔を埋め,何度も喉を鳴らして絶頂を噛みしめていた。
 やがて彼の全身から力が抜け,その圧倒的な質量が私の上に重く伸し掛かる。

 私の身体は,まだどこか疼きを残していた。
 脳はまだ「もっと」という刺激を求めているし,身体の奥底には中途半端に置き去りにされたような空虚さが漂っている。

 肉体的な意味では,私は完結していなかった。

 けれど,不思議と不満はなかった。

 なりふり構わず私の中にすべてを吐き出し,抜け殻のようになった彼の姿。
 その「彼の圧倒的な敗北」を,私の身体という容器で完全に受け止めたという事実が,私をどんな絶頂よりも深く,静かに満たしていった。

 (……ああ,ようやく……終わったんだ)

 大輝先輩はしばらくそのまま動けずにいたが,やがて顔を上げると,汗で張り付いた私の髪を優しく払い,泣きそうなほど愛おしそうな目で私を見た。

 「……ごめん。……大丈夫だった……?」

 「……はい。……すごく,……幸せです」

 身体に残る疼きさえも,彼が私の中に残した「しるし」のように思えて,愛おしかった。
 内腿の山百合は,今,最も深い色で花開いている。

 ーー荒い呼吸だけが重なり合う,濃密な沈黙。

 蜜の旋律は静かに凪いで,私たちの「2回目」は,最高にきれいな敗北を迎えた。

 静寂がゆっくりと降りてくる中,大輝先輩が,名残惜しそうに私の「容れ物」から,ゆっくりと身を引く。



 「ぬるり」



 ーー引き抜かれる瞬間の,独特の感覚。

 けれど今回は,前回とは違った。
 「容れ物」の粘膜が,彼の「芯」を離したくない,と吸い付くような,重くて,どこか切ない名残惜しい抵抗をした。

 結合が解かれ,まだ広がっている粘膜に空気が触れた瞬間,私はようやく自分が現実へと引き戻されたことを悟った。

 大輝先輩はベッドの上に膝をつき,暗闇の中で自分の腰に手を伸ばす。

 ーー「ペチッ」

 肌からコンドームを外した湿った音。
 その音が,あまりにも現実的な生活音が静かな部屋に響いた。

 けれど,私の胸には,彼が私を傷つけないように,責任を持って大切に守り抜こうとした「誠実さの音」として響いた。

 先輩が暗闇の中でティッシュを抜き取る,シュッ,シュッという乾いた音。
 彼はまず,自分の身体を手早く拭うと,新しいティッシュを私の手元へ差し出した。

 「……これ」

 私はまだ動かない身体を少しだけ持ち上げ,内腿に溢れかけた熱を自分でそっと拭い去る。
 自分の「事後」を自分の手で始末するそのささやかな動作さえ,今は彼との儀式の一部のように感じられた。

 すべてを処理し終えた彼が,大きな溜息と共に再び私を抱き寄せてくれる。
 その指先から微かに香るゴムの匂いさえも,今は愛おしい。

「……陽菜さん。……お湯,溜めようか。身体,冷えちゃうから」

 掠れた優しい声。私は頷く代わりに,彼の腕を掴んで自分の胸元へと引き寄せた。

……………………………………………………………………………………

 蛇口から勢いよく注がれるお湯の音が,タイル張りの狭い空間に反響する。
 私は,ガクガクと震える膝を支えられながら,先輩と一緒に湯船へと身体を沈めた。

 「……っ,……あ」

 ザバァッ,とお湯が溢れ出し,床を叩く。
 熱いお湯が,激しい行為で敏感になった粘膜にじわりと染み渡る。それは微かな痛みでもあったけれど,それ以上に,身体の奥底に澱んでいた緊張を,指先からゆっくりと溶かしていくような抱擁だった。

 狭い浴槽の中,私は先輩の胸の間に背中を預けるようにして座った。
 彼の長い脚が私の身体を挟み込み,大きな掌が,お湯の中で私の震える太ももを優しくさする。

 お湯の浮力に任せて,彼の手がゆっくりと私のお腹を通り,胸元へと上がってくる。
 私のささやかな膨らみを,壊れ物を扱うような手つきで,そっと包み込んだ。

 「……あ」

 そこに性急な欲望はない。
 ただ、私の心臓が脈打つのを確かめるような、静かで深い抱擁。
 彼は私の肩に顎を乗せ,耳元で小さく、熱い吐息を漏らした。

「……ごめんね。痛かったよね。……練習したんだけど,やっぱり……」

 背後から聞こえる彼の声は,先ほどまでとは違う,いつもの,「大輝先輩」に戻っていた。
 私は彼の手の上に自分の手を重ね,その節くれ立った指を愛おしくなぞった。

「……ううん。……先輩が,ちゃんと私を奪ってくれたのが……嬉しかった」

 ーー奪ってくれた。

 口にしてから,自分自身に少し驚いた。

(……私,今,なんて言っちゃったんだろう)

 急に猛烈な恥ずかしさが込み上げてきて,私はたまらず水面に目をやった。
 
 ふと,自分の鎖骨に目をやる。
 前回,そこに咲いたのは「赤い紫陽花」という名の,痛々しい喪失の印だった。

 でも今日は,お湯の熱でかすかに赤らんだ肌には何もない。
 下腹部に微かに残る「重い痛み」こそが,今夜の私たちの,確かな愛のしるしだ。

 私たちはしばらく言葉を失い,ただ互いの心臓の音を背中で感じ合っていた。
 石鹸の香りと,わずかに残る彼と私の「生の匂い」。

 大学の期末テストも,独りで惨めな予習を繰り返した孤独な夜も,
 今週末には東京を後にするーー彼と物理的に離ればなれになる寂しささえも,

 今はすべてがこの溢れるお湯と共に流されていく。

「……陽菜さん。……もう,一人で頑張らなくていいからね」

 大輝先輩の言葉が,私を熱く揺らした。

 私は初めて,自分の身体を「私だけのもの」ではなく,「彼と分かち合うためのもの」として,心から受け入れることができた。

 ふとした拍子に,私の中に小さないたずら心が芽生える。
 私のふくらみを包んでいる彼の手の上に,そっと自分の手を重ねると,その大きな人差し指を,自分の小さく尖った乳首へと誘導した。

「……陽菜さん?」

 戸惑うような先輩の声。
 私は何も答えず,彼の長い人差し指を,自分の小さく尖った乳首へと誘導した。

 大輝先輩は一瞬だけ息を呑んだが,すぐに私の意図を察したように,小さく笑った。
 彼はそのまま,無理に刺激するのではなく,ただ慈しむように乳首の側面を指の腹でゆっくりとなぞり,撫でてくれる。

「……っ,……ふふっ……っ」

 くすぐったいような,けれど心の奥がじんと痺れるような感覚。
 それは,先ほどまで私を翻弄していたあの暴力的なまでの性交の快感とは,全く別質のものだった。

 脳が痺れて真っ白になるような爆発的な快楽ではなく,温かいお湯がじわりと細胞に染み込んでいくような,ぼーっとするほど深い幸福感。
 
 「自分の身体が,彼に愛されている」

 指先から伝わるその確信が,私を優しく眠りへと誘っていく。
 私は初めて,自分のコンプレックスだった小さな胸さえも,彼の大きな手に収まるための「居場所」だったのだと思えた。

……………………………………………………………………………………

 私たちは湯船から上がると,洗面台の鏡の前で互いの身体を丁寧に拭き合った。

 部屋に戻る途中,キッチンで冷蔵庫を開けた。

 冷えたペットボトルの水を取り出し,マグカップに水を注ぐ。
 それをそのまま彼に手渡すと,彼も私が口をつけたマグカップに水を注ぎ,喉を鳴らして水を飲んだ。

 ーーひとつの器を共有する。

 そんな些細なことが,今の私にはたまらなく親密な儀式に思えた。

 「……先輩,今日も泊まっていきますか?」

 少し落ち着いたところで,私はずっと聞きたかったことを口にした。

 「……うん。泊まっていっても,いいかな」

 「はい,もちろんです」

 大輝先輩は少し照れくさそうに笑うと,「親に電話してくる」と言って,部屋の隅の方へ向かった。
 親にそんな子供じみた嘘をつく姿が,なんだか少し可愛らしくて,私の胸を温かくした。

 私は引き出しからパジャマを取り出して袖を通し,洗面台の鏡の前で乱れた髪を整える。
 鏡越しの先輩は,電話を終えると自分のリュックから着替えを取り出した。

 出てきたのは,飾らない綿のTシャツと,高校のジャージだった。

 「……あ」

 私は思わず声を上げた。
 一日中,リュックの中にそんな「服」を忍ばせて持ち歩いていたことが,新鮮で,可笑しくて,愛おしかった。

 「……先輩。もし,私が『泊まっていって』って言わなかったら,どうするつもりだったんですか?」

 鏡越しに,少し声を張り,私はいたずらっぽく尋ねてみた。
 先輩はジャージに足を通しながら,鏡の中の私と目を合わせ,少し困ったように眉を下げた。

 「……うーん。……課題が終わったって言って,大人しく家に帰ってたかな」

 (帰るつもりなんて,なかったくせに。)

 その不器用なほど必死な本音に,私は今日一番の幸福を感じた。
 私は鏡の裏の棚から,彼が来るかもしれないと思って買っておいた,未開封の使い捨て歯ブラシを取り出す。

 「……これ,使ってください」

 「あ,ありがとう」

 並んで鏡の前に立ち,シャカシャカと歯を磨く。規則的なその音が,狭い洗面台に響く。
 さっきまであんなに激しくぶつかり合っていたことが嘘のような,あまりにも静かで,平和な時間。

 冷房が効いた部屋で,私は彼という大きな熱に包まれながら,安らかな眠りの淵へと沈んでいった。
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

危険な残業

詩織
恋愛
いつも残業の多い奈津美。そこにある人が現れいつもの残業でなくなる

お兄様「ねえ、イケナイ事をしよっか♡」

小野
恋愛
父が再婚して新しく出来たお兄様と『イケナイ事』をする義妹の話。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。