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2章
第23話Side北風真美
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「あっ!そうだ。言い忘れてた。」
急に荒木くんが大きな声を出すので少しびっくりしてしまった。
それにしても今の私達って周りから見たらカップルに見えるのかな?でも本当に付き合ってるわけじゃないから手も繋いでないし…。今日、映画の効果で手を繋ぐ位はしたい…なぁ。多分私から行かないと荒木くんからはしてくれないだろうから。
「?何を?」
「北風、今日の設定なんだけどさ。」
「設定?」
「あぁ。一応今日は俺とお前は付き合ってるって設定で頼む。」
「え?えぇ!?!!!?」
えっ?えっ!?待って!それって………!
「それって…私が荒木くんの彼女……ってこと……?」
「あぁ。そういう感じだ。その設定で頼む。」
それって夢にまで見てた荒木くんと付き合ってるってことだ!つまり私は荒木くんの彼女になれるってこと!?嘘っ!いきなり目標達成出来るかも?
「いいの…?」
もしいいなら私、なにするか分からないな。荒木くんの彼女になれたらやりたいことなんていくらでもあるからね!
「もちろんだ。それでナンパされたら「彼氏いるんで~」みたいなこと言った切り抜けてくれ。しつこいタイプならすぐ俺を呼んでくれ。俺も「俺の彼女なんで~」みたいなこと言って乗り切るから!」
…荒木くんの目的はナンパ対策ということだ。つまり私が荒木くんの彼女っぽく振る舞うのは何の問題もない。むしろ歓迎してくれるはず…。
どうしようか……。やりたいことなんていっぱいあるけどそれを全部やるわけにはいかないし……。あ!名前呼び!「真美」ってもう1回呼んでもらいたい…なぁ。それに「かーくん」って私も言いたい。
どうしよう!?やりたいことがずっと頭の中を回ってる!
「あれ?北風?聞いてる?」
「えっ?あ、聞いてるよ!今日は私が荒木くんの彼女なんだよね!?」
「あ、あぁ。そうだな。そういう設定だな。」
「私たち、今日は付き合ってるんだよね!?」
「だからそういう設定だって。」
何度も確かめたから間違いない!これは夢や幻聴じゃないんだ!こんなチャンスを楽しまない手はない!とりあえず一番最初にやりたいことは決まった!
「そうだよね…。よし!なら…。」
私は自分の中にある勇気を最大限振り絞って荒木くんの手を繋いだ。あ、荒木くんも驚いてる!ど、どうしよう?なんて説明したらずっと繋いでてくれるかな?
「ほ、ほら!こっちの方が付き合ってるって思われやすくなってナンパも減るんじゃないかな!!それにこうしてたら私も荒木くんから離れないし!!」
「て…天才か…!!」
どうやら上手くいったようだ。咄嗟に思いついた言い訳だったけど…。
私と荒木くんは手を繋ぎながら歩いた。荒木くんの手ってゴツゴツしていて、厚くて大きくて…、私の手と全然違う。男の人の手って感じがする。一応私はハンドクリーム塗ってるけど大丈夫かな?
いつもより荒木くんが近いからすごくいい匂いがする。荒木くんの匂いって爽やかな感じですごく好き。…なんかちょっと変態っぽい感じがするけど。私は匂い大丈夫かな?一応ちょっとだけ香水つけたけど臭いとか思われてないかな?
どうしよう?荒木くんにどう思われてるのかな?っていう不安とこの状況が夢のようで楽しいという2つの感情で心臓がバクバクだ。この心拍音、荒木くんまで伝わってない…よね?大丈夫だよね?
うぅ~。家出た時ちょっと寒かったのに今は暖かい。耳も顔も暑いぐらいだ。特に荒木くんの手は暖かいから繋いでる左手はポカポカだ。
はっ!私の手を荒木くんは冷たいって感じているのかな!?どうしよう!?冷血な酷いやつとか思われてないよね?
それにしてもさっきから静かだな…。周りから少し視線も感じるし…。どうしよう…?勢いで荒木くんの手を繋いじゃったけど本当は嫌だったのかも。
そう思って荒木くんの方を盗み見したらマフラーからはみ出てる耳が赤かった。寒いのかな?って思って顔の方を見ると分かりやすく恥ずかしそうな顔をしていた。ふふ。わかりやすい。
…もしかして私と手を繋いだことを意識しているのかなぁ?てことは少しでも私の事意識してもらえてる…かも。女の子として見て貰えたら嬉しいなぁ。
「な、なぁ北風、新年のことなんだ……」
「な、何?」
「なんでも………ないです。」
「何?気になるよ。」
「忘れてくれ。映画終わったあとの昼食の時にでも話すから。」
そんなこと言って気にならない人はいないと思うけど、今はそれ以上にこの現状がすごく緊張してきた。でもこうやって何も言わずに手を繋ぐっていうのも悪いことじゃないけど。
「わ、わかった。」
でも、このままじゃ何も話さずに映画館に着いてしまいそうだ。それはちょっと嫌だなあ。あ!荒木くんに聞きたいことならある!
「あっ!そういえばテストで荒木くんが勝ったら何をお願いするつもりだったの?」
「あぁ~。アレか。教えて欲しい料理があったんだよ。」
「へ~。何それ?オムライス?」
「ハズレ。正解は肉じゃがだ。」
「肉じゃが?なんか…家庭的だね…。」
肉じゃがは卵も使わないから荒木くんの好きな料理とは違うと思う。それに結構家庭的だ。どうしてだろう?
「まぁ…そうかもな。ちょっと食べてもらいたい人がいるんだよ。」
「へ、へぇ~。そ、そうなんだ…。ち、ちなみにそれが誰かとかき、聞いていい?」
ど、どうしよう…。まさか私じゃないだろうし…。でももしも私だったら嬉しいなぁ。もしかして荒木くんの本当の彼女とか…かな。荒木くんはモテてもおかしくないけど…。もし、それなら嫌だ!
「俺の姉ちゃんだよ。」
「あ、あぁ!お、お姉さんね。よ、良かった…。」
あ…あぉ。お姉さん…。家族か…。家庭的な料理ということなら家族が真っ先に思いつくよね。失念していた。少し落ち着かないと…。
「いいね!そういうの!今度教えてあげるよ。」
「そうか。それは助かる。」
「そういえばどうして公園でボールを直接子供に渡さなかったの?」
これも気になっていた。色々あって聞くのが遅くなってしまったけど。
「あぁ。俺は困ってる北風を助けただけで、子供たちを助けたのは北風だろ?」
「でも、結局問題を解決したのは荒木くんでしょ?」
「ん~。でも、俺は北風が困ってるから助けたけどもし北風があの子たちを助けに行ってなかったら俺も助けなかったかもしれないだろ?」
そうかなぁ?でも荒木くんは私が行かなくても行ったと思うけど。でも確かに荒木くんが言うことも少し分かる。
「なるほど~。ちょっと分かった。でも、それって……私のために助けてくれたってことだよね?」
「そうなるな。」
「ふ、ふ~ん。そっか♪」
私のため…。好きな人が私のためにやってくれたんだ…。これだけでもとっても嬉しくなる!だって私のことを大切に思ってくれてるって感じがするから!
楽しいなぁ。ずっとこんな時間が続けばいいのに!
急に荒木くんが大きな声を出すので少しびっくりしてしまった。
それにしても今の私達って周りから見たらカップルに見えるのかな?でも本当に付き合ってるわけじゃないから手も繋いでないし…。今日、映画の効果で手を繋ぐ位はしたい…なぁ。多分私から行かないと荒木くんからはしてくれないだろうから。
「?何を?」
「北風、今日の設定なんだけどさ。」
「設定?」
「あぁ。一応今日は俺とお前は付き合ってるって設定で頼む。」
「え?えぇ!?!!!?」
えっ?えっ!?待って!それって………!
「それって…私が荒木くんの彼女……ってこと……?」
「あぁ。そういう感じだ。その設定で頼む。」
それって夢にまで見てた荒木くんと付き合ってるってことだ!つまり私は荒木くんの彼女になれるってこと!?嘘っ!いきなり目標達成出来るかも?
「いいの…?」
もしいいなら私、なにするか分からないな。荒木くんの彼女になれたらやりたいことなんていくらでもあるからね!
「もちろんだ。それでナンパされたら「彼氏いるんで~」みたいなこと言った切り抜けてくれ。しつこいタイプならすぐ俺を呼んでくれ。俺も「俺の彼女なんで~」みたいなこと言って乗り切るから!」
…荒木くんの目的はナンパ対策ということだ。つまり私が荒木くんの彼女っぽく振る舞うのは何の問題もない。むしろ歓迎してくれるはず…。
どうしようか……。やりたいことなんていっぱいあるけどそれを全部やるわけにはいかないし……。あ!名前呼び!「真美」ってもう1回呼んでもらいたい…なぁ。それに「かーくん」って私も言いたい。
どうしよう!?やりたいことがずっと頭の中を回ってる!
「あれ?北風?聞いてる?」
「えっ?あ、聞いてるよ!今日は私が荒木くんの彼女なんだよね!?」
「あ、あぁ。そうだな。そういう設定だな。」
「私たち、今日は付き合ってるんだよね!?」
「だからそういう設定だって。」
何度も確かめたから間違いない!これは夢や幻聴じゃないんだ!こんなチャンスを楽しまない手はない!とりあえず一番最初にやりたいことは決まった!
「そうだよね…。よし!なら…。」
私は自分の中にある勇気を最大限振り絞って荒木くんの手を繋いだ。あ、荒木くんも驚いてる!ど、どうしよう?なんて説明したらずっと繋いでてくれるかな?
「ほ、ほら!こっちの方が付き合ってるって思われやすくなってナンパも減るんじゃないかな!!それにこうしてたら私も荒木くんから離れないし!!」
「て…天才か…!!」
どうやら上手くいったようだ。咄嗟に思いついた言い訳だったけど…。
私と荒木くんは手を繋ぎながら歩いた。荒木くんの手ってゴツゴツしていて、厚くて大きくて…、私の手と全然違う。男の人の手って感じがする。一応私はハンドクリーム塗ってるけど大丈夫かな?
いつもより荒木くんが近いからすごくいい匂いがする。荒木くんの匂いって爽やかな感じですごく好き。…なんかちょっと変態っぽい感じがするけど。私は匂い大丈夫かな?一応ちょっとだけ香水つけたけど臭いとか思われてないかな?
どうしよう?荒木くんにどう思われてるのかな?っていう不安とこの状況が夢のようで楽しいという2つの感情で心臓がバクバクだ。この心拍音、荒木くんまで伝わってない…よね?大丈夫だよね?
うぅ~。家出た時ちょっと寒かったのに今は暖かい。耳も顔も暑いぐらいだ。特に荒木くんの手は暖かいから繋いでる左手はポカポカだ。
はっ!私の手を荒木くんは冷たいって感じているのかな!?どうしよう!?冷血な酷いやつとか思われてないよね?
それにしてもさっきから静かだな…。周りから少し視線も感じるし…。どうしよう…?勢いで荒木くんの手を繋いじゃったけど本当は嫌だったのかも。
そう思って荒木くんの方を盗み見したらマフラーからはみ出てる耳が赤かった。寒いのかな?って思って顔の方を見ると分かりやすく恥ずかしそうな顔をしていた。ふふ。わかりやすい。
…もしかして私と手を繋いだことを意識しているのかなぁ?てことは少しでも私の事意識してもらえてる…かも。女の子として見て貰えたら嬉しいなぁ。
「な、なぁ北風、新年のことなんだ……」
「な、何?」
「なんでも………ないです。」
「何?気になるよ。」
「忘れてくれ。映画終わったあとの昼食の時にでも話すから。」
そんなこと言って気にならない人はいないと思うけど、今はそれ以上にこの現状がすごく緊張してきた。でもこうやって何も言わずに手を繋ぐっていうのも悪いことじゃないけど。
「わ、わかった。」
でも、このままじゃ何も話さずに映画館に着いてしまいそうだ。それはちょっと嫌だなあ。あ!荒木くんに聞きたいことならある!
「あっ!そういえばテストで荒木くんが勝ったら何をお願いするつもりだったの?」
「あぁ~。アレか。教えて欲しい料理があったんだよ。」
「へ~。何それ?オムライス?」
「ハズレ。正解は肉じゃがだ。」
「肉じゃが?なんか…家庭的だね…。」
肉じゃがは卵も使わないから荒木くんの好きな料理とは違うと思う。それに結構家庭的だ。どうしてだろう?
「まぁ…そうかもな。ちょっと食べてもらいたい人がいるんだよ。」
「へ、へぇ~。そ、そうなんだ…。ち、ちなみにそれが誰かとかき、聞いていい?」
ど、どうしよう…。まさか私じゃないだろうし…。でももしも私だったら嬉しいなぁ。もしかして荒木くんの本当の彼女とか…かな。荒木くんはモテてもおかしくないけど…。もし、それなら嫌だ!
「俺の姉ちゃんだよ。」
「あ、あぁ!お、お姉さんね。よ、良かった…。」
あ…あぉ。お姉さん…。家族か…。家庭的な料理ということなら家族が真っ先に思いつくよね。失念していた。少し落ち着かないと…。
「いいね!そういうの!今度教えてあげるよ。」
「そうか。それは助かる。」
「そういえばどうして公園でボールを直接子供に渡さなかったの?」
これも気になっていた。色々あって聞くのが遅くなってしまったけど。
「あぁ。俺は困ってる北風を助けただけで、子供たちを助けたのは北風だろ?」
「でも、結局問題を解決したのは荒木くんでしょ?」
「ん~。でも、俺は北風が困ってるから助けたけどもし北風があの子たちを助けに行ってなかったら俺も助けなかったかもしれないだろ?」
そうかなぁ?でも荒木くんは私が行かなくても行ったと思うけど。でも確かに荒木くんが言うことも少し分かる。
「なるほど~。ちょっと分かった。でも、それって……私のために助けてくれたってことだよね?」
「そうなるな。」
「ふ、ふ~ん。そっか♪」
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