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第一章 回り出した歯車
世界の始まり
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遥か昔──最も神に近いとされる大天使が、一つの島を創ったという。
その島の名は『ミースヴァル島』。
来る日も来る日も戦争に明け暮れ、飽くことなく戦いに興じる人間達の中にありながら、真の平和を願い続けるほんの一握りの者達のため。永く続く戦争の終結を願い、祈り、平和のために手を尽くしながら、叶うことなく散っていった者達の声に応えるために。
大天使は自らの生命力の殆どを費やして島を創り、救うに値する善人のみを転移させ、住まわせたという──。
人間の『善の心』が根絶やしになる前に。全ての人間が、悪に染まってしまう前に、と。
選ばれた人間達は、最初こそ戸惑い、ほぼゼロからの生活に苦労を強いられたが、それでも自分達を地獄から救い出してくれた大天使に、感謝と共に祈りを捧げた。
連日繰り返される目を覆いたくなるような惨状、いっそ死んだ方がマシだとさえ思えるような日々に比べれば、島での暮らしは彼等にとって天国に等しかったからだ。
生活する場所があり、食料を奪われることなく、安心して暮らすことができる。ただそれだけで幸せだった。
故に問題が起きた時には、平和的に話し合いで解決し、決して揉めることなく彼等は生活をし続けた。
そうすることが自分達の恩人である大天使の願いであり、また、一切の争いを起こさないことこそが、その恩義に報いる何よりの方法であると知っていたから。
そんな彼等の生活は穏やかに永く続き、徐々に子孫を増やしていったわけなのだが──。
いくら親が善人であったとしても、争うことの愚かさを口が酸っぱくなるほど説いたとしても、それを聞き入れるかどうかは子の裁量によるものだ。しかも、善人から産まれる人間が、全員善人であるとも限らない。
年数を経る毎に、火種となる負の感情を体内に宿す者が増えていった。
最初こそ数多くいた善人によって粛正され、問題にならなかったのだが、負の感情というものは時として伝染し、善人であった者の心にも芽吹くことがある。
不幸にも、大天使はそのことを知らなかった。だから、間違いを犯してしまったのだ。
善人として生まれた者は、一生善人として生き続ける。ならば火種を持つ者を見つけた時に、その都度粛正──若しくは粛清していけばいいのだと。
そう考えて粛正を人間達の手に委ねた結果、ある日突然、取り返しのつかない出来事が起こった。
ミースヴァル島全土を巻き込んだ戦いが、勃発したのである。
善人ばかりを集めたことによる弊害なのか、はたまた人間の性によるものなのか。
大天使がそれに気付いた時には、かつて平和であった島の姿は、最早どこにもなくなっていた。
慌てた大天使は残りの生命力で自らの手足となる天使を生み出し、元いた世界の天使達にも働きかけ、火種を粛清するべく手を尽くした。
しかし、運の悪いことに、それを邪魔するべく異界の魔性達が行動を開始したのだ。
彼等は虎視眈々と島の覇権を狙い、機会を窺っていた。
そして、今こそが絶好の機会と見てとるや、選ばれた人間達の楽園を我が物とするべく大群を送り込んできたのだ。
大天使は、死期の近い身体に鞭打つように、魔性討伐へと乗り出した。
魔性は強く、人間はもちろんのこと、天使達では手に負えない。だが、個々で好き勝手に動き回るため、戦略を持って挑めば勝てないことはないと踏んだからだ。
寧ろその方法以外に勝機はなく、天使達を統率し、指示を与えられる者が大天使しかいなかったため、自ら動く以外に選択肢がなかったともいえる。
かくして、天使と魔性が争うことで戦争は激化し、それによって人間同士の争いは有耶無耶のまま強制終了となったが──人間達は自分達の身が危なくなると、まるで元凶となる争いを自分達が始めたことなどなかったかのように、天使達に縋りついてきたのだ。
どうか魔性を退治して欲しい、自分達は平和に暮らしたいだけなのだと、他の人間の返り血を浴びた体で、悪びれることなく幾人もの人間達が同じことを口にした。
こんな者達を、私は助けるのか?
それは初めて、大天使の中に迷いが生まれた瞬間だった。
かつて大天使が助けたのは、清く気高い精神を持ちながらも、不条理に虐げられていた人間達だ。こんな風に、他者を犠牲にして平気な顔をしている者達ではない。
今自分に縋って来ている者達は、以前元の世界に置き去りにしてきた、心の醜い者達と同じ人種だ。自分が助ける価値のない人間達だ。だとしたら──。
「お前達など、私が助ける価値もない!」
思わず、そう告げた瞬間だった。
「なら、もう消えろよ。守るべき者のいない世界に、しがみ付く必要なんてないだろ」
抑揚のない声が聞こえたと思ったら、目の前が真っ暗になった。
「何者……だ……?」
せめて対峙した人物の姿を一目なりとも見ようと目を凝らしたが、暗闇は完全なる暗黒ではなく、仄かに赤色帯びていることが分かったぐらいで。それ以外の情報は何一つ得られることなく、やがて大天使の身体はゆっくりと傾いでいった。
「私の……箱庭……愛すべき……人間……」
その言葉を残して。
大天使の身体は、金色の粉になって空間に融けていったのだ。
「面倒な戦いは、これで終わりだ。後はお前がいなくなった後の箱庭を、どっかからのんびり観察するがいいさ」
膝下まで伸びた真っ赤な髪を風に靡かせ、大天使を消滅させた若者は、そう呟くと姿を消した。
その様子を影から見つめていた天使がいたことに、彼は気付いていたのか、いなかったのか。──彼にとっては、どちらでも良かったのかもしれないが。
ともかくその一部始終を目撃した天使により、大天使の崩御はすぐさま島中へと伝えられることになった。
元々尽きかけていた生命であったため、然程驚きの声が上がることはなかったが、その時点で魔性の勝利が確定し、天使と人間達は絶望に打ちひしがれて空を仰いだ。
その後、島にいた天使はすべて死滅させられ、残された人間達は魔性の玩具としてのみ生きることを許された。否、玩具として生かされた。
普通に生きて生活をし、魔性の気まぐれで弄ばれる──どんなに抵抗したくとも、人間では魔性にどうしたって敵わず、また、自分達の起こした争いが招いた事態でもあると理解していたため、彼等は耐えるしかなかった。
それから、百年の歳月が経ち──今も必死に生きる人間達がいた。
その島の名は『ミースヴァル島』。
来る日も来る日も戦争に明け暮れ、飽くことなく戦いに興じる人間達の中にありながら、真の平和を願い続けるほんの一握りの者達のため。永く続く戦争の終結を願い、祈り、平和のために手を尽くしながら、叶うことなく散っていった者達の声に応えるために。
大天使は自らの生命力の殆どを費やして島を創り、救うに値する善人のみを転移させ、住まわせたという──。
人間の『善の心』が根絶やしになる前に。全ての人間が、悪に染まってしまう前に、と。
選ばれた人間達は、最初こそ戸惑い、ほぼゼロからの生活に苦労を強いられたが、それでも自分達を地獄から救い出してくれた大天使に、感謝と共に祈りを捧げた。
連日繰り返される目を覆いたくなるような惨状、いっそ死んだ方がマシだとさえ思えるような日々に比べれば、島での暮らしは彼等にとって天国に等しかったからだ。
生活する場所があり、食料を奪われることなく、安心して暮らすことができる。ただそれだけで幸せだった。
故に問題が起きた時には、平和的に話し合いで解決し、決して揉めることなく彼等は生活をし続けた。
そうすることが自分達の恩人である大天使の願いであり、また、一切の争いを起こさないことこそが、その恩義に報いる何よりの方法であると知っていたから。
そんな彼等の生活は穏やかに永く続き、徐々に子孫を増やしていったわけなのだが──。
いくら親が善人であったとしても、争うことの愚かさを口が酸っぱくなるほど説いたとしても、それを聞き入れるかどうかは子の裁量によるものだ。しかも、善人から産まれる人間が、全員善人であるとも限らない。
年数を経る毎に、火種となる負の感情を体内に宿す者が増えていった。
最初こそ数多くいた善人によって粛正され、問題にならなかったのだが、負の感情というものは時として伝染し、善人であった者の心にも芽吹くことがある。
不幸にも、大天使はそのことを知らなかった。だから、間違いを犯してしまったのだ。
善人として生まれた者は、一生善人として生き続ける。ならば火種を持つ者を見つけた時に、その都度粛正──若しくは粛清していけばいいのだと。
そう考えて粛正を人間達の手に委ねた結果、ある日突然、取り返しのつかない出来事が起こった。
ミースヴァル島全土を巻き込んだ戦いが、勃発したのである。
善人ばかりを集めたことによる弊害なのか、はたまた人間の性によるものなのか。
大天使がそれに気付いた時には、かつて平和であった島の姿は、最早どこにもなくなっていた。
慌てた大天使は残りの生命力で自らの手足となる天使を生み出し、元いた世界の天使達にも働きかけ、火種を粛清するべく手を尽くした。
しかし、運の悪いことに、それを邪魔するべく異界の魔性達が行動を開始したのだ。
彼等は虎視眈々と島の覇権を狙い、機会を窺っていた。
そして、今こそが絶好の機会と見てとるや、選ばれた人間達の楽園を我が物とするべく大群を送り込んできたのだ。
大天使は、死期の近い身体に鞭打つように、魔性討伐へと乗り出した。
魔性は強く、人間はもちろんのこと、天使達では手に負えない。だが、個々で好き勝手に動き回るため、戦略を持って挑めば勝てないことはないと踏んだからだ。
寧ろその方法以外に勝機はなく、天使達を統率し、指示を与えられる者が大天使しかいなかったため、自ら動く以外に選択肢がなかったともいえる。
かくして、天使と魔性が争うことで戦争は激化し、それによって人間同士の争いは有耶無耶のまま強制終了となったが──人間達は自分達の身が危なくなると、まるで元凶となる争いを自分達が始めたことなどなかったかのように、天使達に縋りついてきたのだ。
どうか魔性を退治して欲しい、自分達は平和に暮らしたいだけなのだと、他の人間の返り血を浴びた体で、悪びれることなく幾人もの人間達が同じことを口にした。
こんな者達を、私は助けるのか?
それは初めて、大天使の中に迷いが生まれた瞬間だった。
かつて大天使が助けたのは、清く気高い精神を持ちながらも、不条理に虐げられていた人間達だ。こんな風に、他者を犠牲にして平気な顔をしている者達ではない。
今自分に縋って来ている者達は、以前元の世界に置き去りにしてきた、心の醜い者達と同じ人種だ。自分が助ける価値のない人間達だ。だとしたら──。
「お前達など、私が助ける価値もない!」
思わず、そう告げた瞬間だった。
「なら、もう消えろよ。守るべき者のいない世界に、しがみ付く必要なんてないだろ」
抑揚のない声が聞こえたと思ったら、目の前が真っ暗になった。
「何者……だ……?」
せめて対峙した人物の姿を一目なりとも見ようと目を凝らしたが、暗闇は完全なる暗黒ではなく、仄かに赤色帯びていることが分かったぐらいで。それ以外の情報は何一つ得られることなく、やがて大天使の身体はゆっくりと傾いでいった。
「私の……箱庭……愛すべき……人間……」
その言葉を残して。
大天使の身体は、金色の粉になって空間に融けていったのだ。
「面倒な戦いは、これで終わりだ。後はお前がいなくなった後の箱庭を、どっかからのんびり観察するがいいさ」
膝下まで伸びた真っ赤な髪を風に靡かせ、大天使を消滅させた若者は、そう呟くと姿を消した。
その様子を影から見つめていた天使がいたことに、彼は気付いていたのか、いなかったのか。──彼にとっては、どちらでも良かったのかもしれないが。
ともかくその一部始終を目撃した天使により、大天使の崩御はすぐさま島中へと伝えられることになった。
元々尽きかけていた生命であったため、然程驚きの声が上がることはなかったが、その時点で魔性の勝利が確定し、天使と人間達は絶望に打ちひしがれて空を仰いだ。
その後、島にいた天使はすべて死滅させられ、残された人間達は魔性の玩具としてのみ生きることを許された。否、玩具として生かされた。
普通に生きて生活をし、魔性の気まぐれで弄ばれる──どんなに抵抗したくとも、人間では魔性にどうしたって敵わず、また、自分達の起こした争いが招いた事態でもあると理解していたため、彼等は耐えるしかなかった。
それから、百年の歳月が経ち──今も必死に生きる人間達がいた。
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