【完結 R18】ほかに相手がいるのに

〜彼氏〜

不満

「あっ…や…、あんっ…たく…拓海…も、っやだ、　はぁ、ん…」
中を指でかき混ぜられる…その刺激に…どうしようもなく感じてしまう…

「ここに…今すぐ挿れたい…いい…？」
拓海が…そこをいじりながら…真剣な眼差しで私に尋ねる…

「やっ、ん…だめっ…つけないと、や…だっ…ダメ…」ここで、絶対に流されてはいけない…
私は理性でそのキーワードを口にする。

「一回くらい良くない？そのまま…してみたい…風呂だし…すぐに流せば…大丈夫じゃね…？」
拓海が私のそこを少し激し目にかき混ぜるようにしながら、尋ねてくる。
「あっ…！あ、ん、あっ…んん…やぁっ…」…こんなことをしながら聞いてくるなんてずるい…そう思いながらも、きちんと拒否をすると、拓海は項垂れつつも、納得してくれた。

「だよな…。きちんとしとかないと、駄目だ…うん、そうそう、ごめんな…勢いで変なこと言って…」

そう言って、きちんとつけたうえで……ぐぐ…と、拓海が押し入ってくる…。

浴室の壁のタイルに手を当てて立ったままの体制で、後ろから…一気に貫かれる…。
「あ！…あぁ…っ！！は…ああぁ…んっ…」お尻をつかまれ…ぐちゅぐちゅと激しく出し入れされて…声が…漏れ出る…。

幾度目かの抽挿で、
「は…っく…う…」拓海が…低い声でうなり始める…　
お尻をつかまれたまま、背後から何度も貫かれ…声を抑えられない…ああっ…気持ちいい…
「あっ…や…はあ…あ、…あ…ん、んんっ…あぁん…」濡れた声が漏れ出る…

でも…あ…もう…拓海は…私を置いて、また…先にイってしまう…。

私がもう少し…のところで…いつも…いつも…

「あっ！…う…イクっ…はっ…！っ…」
拓海の男の性が…私の内部に皮膜越しに吐き出される…ドクドクと…。

同時に私は…脱力する…

まただ…好きな相手に抱かれているのに…私は満たされないまま…ずっと…

でも…拓海に伝えることも出来ずに…こんな風に…日に日に…自分でも気づかないうちに…

私の欲求不満は…増していくことになる…。