【完結 R18】ほかに相手がいるのに

もえこ

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〜2人の距離〜

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「んっ…あぁ…っ…ん」

杉崎さんの指が何度も私の内部を行き来するたびに、
本当に自分の声かと疑ってしまいそうなほど、淫らな声が出てしまう…。

私のそこは、杉崎さんの指を難なく飲み込んだものの、やはり指を奥深くまで入れられている圧迫感はすごくて…呼吸も、絶え絶えになる…

その状態で、中で指を優しく…時折、激しく動かされるたびに内壁がどうしようもなく刺激され、徐々におかしな感覚が私を襲う…

「あっ…んん…やっ…あ」
嫌だと喘ぎながらも、私のそこはどんどんと潤いを増していく…
淫らな水音が…耳に響いては消え、恥ずかしさに…顔を背ける。

「…水無月さん、敏感…なんだね…たまらない…」
杉崎さんのセクシーで低い甘やかな声が、耳に届く…。

「やっ…そんなこと言わ…ないでっ…ぅ…んっ…」

「…指…増やすね…優しくするから…水無月さん、もう少しだけ、力…抜いて…」

杉崎さんが私の耳元で優しく予告をする…。

「あっ…! …はっ あ…ん …んっ …」

ぐっと押し入ってくる、2本目の指…

「っ…あん…あ…やぁ…」
私の内部の圧迫感が、二倍になる…
ううん、それ以上に…今、されているこの行為が信じられず…胸がぎゅうっと、苦しくなる…。

「やっぱり少しキツいね…大丈夫…かな…痛くない…?」ゆっくりと、指を出し入れしながら、杉崎さんが私を気遣ってくれる。

痛いかどうかなんて…そんなこと…
そんな、色気のある綺麗な顔で…真っ直ぐに私を見つめながら、聞かないでほしい…。

こんなに優しく触れられて…愛撫されて…痛い…はずがない…

汗で私の額や頬についた髪を、横にずらしながらも、優しく撫でてくれる杉崎さん…。

その優しい仕草の一方で…

指の動きは止まることがなく…
何度も…何度も中で動かされ、内壁を指の先でこするように刺激され続け、いつしか…

私の中におかしな感覚が…生まれそうに…なる…

「…あん…あ…あ、んん… …や…だ…もう…」

私の変化しかけた声音を、敏感に感じ取ったかのように、

「もしかして気持ちよく…なってきた…?いいよ…我慢しないで…」
そう言った瞬間、杉崎さんに中でグリュんと…かき混ぜるように指を動かされ…
「ゃっ…あ…ん」
私は…思わず淫らな悲鳴をあげてしまう。

「…あ、ぁ…いや…杉崎さ…あ…   んんっ…!」

「……いいね…その表情…たまらない…水無月さん…我慢しないで…可愛い顔、もっと見せて…」

杉崎さんは妖しく微笑みながら私を更に強く抱き締め、二本の指で中を刺激しつつも、同時に残りの指で、一番感じる柔らかな突起を刺激され…

それだけでも、おかしくなりそうなほどの快感で…最後不意打ちのように胸の突起を舌先で舐められ、押し潰され…強めに、吸われる…
「あっ!…んっ」

私の身体が、まるで打ち上げられた魚のように、ビクンと跳ね上がる…。
…ダメ…恥ずかし…過ぎる…

止まらない、杉崎さんの指での愛撫…感じやすい胸の先端までせめられ、私はついに、陥落しそうになる…

「やっ…あ…だめっ…いやぁ…杉崎さ…ぁ、ああっ…あ…あ…ん」

「…いいよ…水無月さん…イッて……大丈夫だから…」優しい声とは反対に、さらに激しくなる指の動き…奥をえぐるように突かれて刺激され…

「ああぁっ、や!…っん…   あっ…ぁ…あ、はぁ…」
杉崎さんにしがみつくようにしながら小さく叫び、ついに絶頂を迎える私…

身体の内部に駆けめぐる快楽の波が、長い時間…止まらない… ビクビクと、身体が震え続ける。

ああ…ついに、こんな…ことまで…

私は脱力しながらも、

     そのめくるめく余韻に浸った…
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