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4話 自覚※
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忍がリップの音を立てて、俺の唇に何度か軽く口付けしてくる。こちらに舌を見せてきて、それがすごくセクシーで、俺は吐息が漏れそうになる。忍は、俺をもっと煽るような瞳を見せて、身に付けていたカットソーを脱いで上半身を露わにした。俺より背は低いが、忍も180センチ程はあり、鍛えているようで腹筋が割れている。フェミニンな顔をしている忍が見せた、女性的ではない情欲的な身体に目が離せない。
「黎も脱いで?」
「うん」
「待って……僕が脱がせても良い?」
ゆっくりとボタンを外す忍の長い指の先が、俺の身体に少し触れる度に、俺はドクンと胸を高鳴らせて、先を期待した。忍が「もう我慢できなくなっちゃったの?」と俺の中心を服の上から触った。それは、見てわかるくらいに反応している。
俺が服を脱ぎ捨てると、忍がうっとりした顔で少し頬を赤らめてこちらを見た。本当に可愛らしい。俺のを口に含もうしたので、「そんなことしなくて良い」と、俺は言った。
「黎……あぁっ……」
孔に指を入れてみるとすんなり入ったので、以前も男性との経験があるのだろう。もやもやして、自分が嫉妬しているのだと分かった。『好きじゃなくてもセックスはできる』と忍は言った。人を好きになったことがないと、俺に言った忍の表情は苦しそうに見えた。自分は忍に惹かれているようだ。いつからなのか分からない。言葉で説明できるものではないらしい。
忍のを扱きながら性器を挿れて、後ろからもつくと、次第に忍が感じるところが分かってくる。忍も俺の背中に手を回して、受け容れているようだった。快楽に呑まれそうになりながらも、このまま少しずつ、忍のことを理解してあげたいと思った。
「黎も脱いで?」
「うん」
「待って……僕が脱がせても良い?」
ゆっくりとボタンを外す忍の長い指の先が、俺の身体に少し触れる度に、俺はドクンと胸を高鳴らせて、先を期待した。忍が「もう我慢できなくなっちゃったの?」と俺の中心を服の上から触った。それは、見てわかるくらいに反応している。
俺が服を脱ぎ捨てると、忍がうっとりした顔で少し頬を赤らめてこちらを見た。本当に可愛らしい。俺のを口に含もうしたので、「そんなことしなくて良い」と、俺は言った。
「黎……あぁっ……」
孔に指を入れてみるとすんなり入ったので、以前も男性との経験があるのだろう。もやもやして、自分が嫉妬しているのだと分かった。『好きじゃなくてもセックスはできる』と忍は言った。人を好きになったことがないと、俺に言った忍の表情は苦しそうに見えた。自分は忍に惹かれているようだ。いつからなのか分からない。言葉で説明できるものではないらしい。
忍のを扱きながら性器を挿れて、後ろからもつくと、次第に忍が感じるところが分かってくる。忍も俺の背中に手を回して、受け容れているようだった。快楽に呑まれそうになりながらも、このまま少しずつ、忍のことを理解してあげたいと思った。
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