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誕生・ダンジョン生活編
ルーシアと過ごすダンジョン生活 その1
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……うーむ、なぜこうなったのだろうか。
ディーはそう思いながらも、とりあえず今日手に入ったドロップアイテムを「錬金釜」のスキルで錬金し、新たなものを生みだしていた。
「よっと、今回は当たりかな?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「スライムゼリー」+「護身用香辛料(少量)」=「ピリ辛グミ」
「ピリ辛グミ」
ちょっと癖になるような程よい辛さのグミ。食べると3分間火に対しての耐性が向上する。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「おお!!おいしそうニャ!!」
「あ、ちょっと待て。それ少し辛いから、」
ディーが止める前に、出てきたグミをルーシアがパクリと口に入れて……
「かっらぁぁぁぁぁぁぁぁ!?でもうまいニャ!!」
火を吐きつつも、彼女はにこやかに笑った。
……行く宛もなかった目の前の猫獣人隻眼少女のルーシアだが、とりあえず何故か俺の後をついてくるようになった。
というか、仲間になったかのような感じである。
ここ数日ほどは一緒に行動してはいるけど、互いに警戒心は無くなった感じであった。
「にしてもルーシア、なんでミミックの俺と行動するんだよ?」
「そりゃまぁ、このダンジョンから帰還し様にも一人じゃ危ニャいし、行く宛もニャいもん。ディーさんのそばにいたほうが、安全なのは間違いないニャ」
そう隠すこともなく素直に言うけど、ルーシア一人でも大丈夫そうな気がするけどなぁ。
あ、ルーシアを奴隷として購入していた主人とか、その他仲間の奴隷たちの死体は現在収納中。
ダンジョンから出た後に、引き渡せるなら引き渡そうと思っているんだよね。
話によると、奴隷制度とかはこの世界にもあるようだけど、その主が死ぬことによって奴隷が解放されるらしいから今彼女は自由の身なのだ。
ま、一部例外として犯罪奴隷とかは解放されずに、自動的にその手の場所に隷属の首輪とやらで引き寄せられるらしいけどな。
とりあえず、俺自身もダンジョンから出てみたいのはあったので、彼女と共に階層を登ってはいるものの……モンスターの群れが多い。
ダンジョンは構造上、先に進むほどモンスターが強力になり、最初の方ほど弱い。
その事を本能的に知ってか知らずかモンスターたちは弱いほど群れを作って自分たちを守るようになって、数が増えてくるのだ。
ただ、ルーシアの話だと10階層につくまで、ほとんどモンスターと遭遇しなかったらしい。
「それニャのに、あのコボルトナイトの群れが襲ってきて……本当にもう終わりかと終わったのニャ。モンスターのミミックとはいえ、ディーは本当に命の恩人ニャよ」
「うーん、そのことだけどなんとなくある予想がつくんだよな」
おそらくというほどだが……もしかしたら、彼女達は最初の階層からあのコボルトナイトたちの群れに狙われていたのではないだろうか?
コボルトナイトたちは、自分たちで食べるために彼女たちの油断を誘い、潮時となったところで強襲してきた……そういう風にも考えられるのだ。
「モンスターの中には残忍性も持つ者が居るようだし、もしかしたらここまでは安全だったという安心感から、恐怖感へ叩き落そうとも考えていたのがいるかもしれないんだよ」
「ニャるほど……確かにそうも考えられるニャ」
その仮説を聞き、うんうんと思い当たるところがあるのかうなずくルーシア。
どうでもいいけど、その猫耳と尻尾がピコピコ動いてちょっと触りたくなるんだよな。
「というか、その『ニャ』ってついているけど、何かこだわりがあるのか?」
そこもちょっと気になるんだよな……獣人で、猫らしいけどそのキャラづくりとしてはあからさまのように思えるんだよ。
「ううん、普通ニャ。ただまぁ、この口癖を治したいとも思う時があるんニャよ」
「その時って?」
「皆で集まって話す時ニャ。いやもう、私自身も言ってしまうけどニャーニャーうるさくて……猫の獣人共通の悩みニャのよ」
……ああ、そういう苦労もあるのか。やっぱ異世界って変わった事情を持つ人がいるんだよなぁ。
改めてディーは、この世界がどういうものなのかなんとなく実感できたのであった。
となれば、他にもそういう悩みを持つ種族っているのかな?ちょっと気になって来たぞ。
ディーはそう思いながらも、とりあえず今日手に入ったドロップアイテムを「錬金釜」のスキルで錬金し、新たなものを生みだしていた。
「よっと、今回は当たりかな?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「スライムゼリー」+「護身用香辛料(少量)」=「ピリ辛グミ」
「ピリ辛グミ」
ちょっと癖になるような程よい辛さのグミ。食べると3分間火に対しての耐性が向上する。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「おお!!おいしそうニャ!!」
「あ、ちょっと待て。それ少し辛いから、」
ディーが止める前に、出てきたグミをルーシアがパクリと口に入れて……
「かっらぁぁぁぁぁぁぁぁ!?でもうまいニャ!!」
火を吐きつつも、彼女はにこやかに笑った。
……行く宛もなかった目の前の猫獣人隻眼少女のルーシアだが、とりあえず何故か俺の後をついてくるようになった。
というか、仲間になったかのような感じである。
ここ数日ほどは一緒に行動してはいるけど、互いに警戒心は無くなった感じであった。
「にしてもルーシア、なんでミミックの俺と行動するんだよ?」
「そりゃまぁ、このダンジョンから帰還し様にも一人じゃ危ニャいし、行く宛もニャいもん。ディーさんのそばにいたほうが、安全なのは間違いないニャ」
そう隠すこともなく素直に言うけど、ルーシア一人でも大丈夫そうな気がするけどなぁ。
あ、ルーシアを奴隷として購入していた主人とか、その他仲間の奴隷たちの死体は現在収納中。
ダンジョンから出た後に、引き渡せるなら引き渡そうと思っているんだよね。
話によると、奴隷制度とかはこの世界にもあるようだけど、その主が死ぬことによって奴隷が解放されるらしいから今彼女は自由の身なのだ。
ま、一部例外として犯罪奴隷とかは解放されずに、自動的にその手の場所に隷属の首輪とやらで引き寄せられるらしいけどな。
とりあえず、俺自身もダンジョンから出てみたいのはあったので、彼女と共に階層を登ってはいるものの……モンスターの群れが多い。
ダンジョンは構造上、先に進むほどモンスターが強力になり、最初の方ほど弱い。
その事を本能的に知ってか知らずかモンスターたちは弱いほど群れを作って自分たちを守るようになって、数が増えてくるのだ。
ただ、ルーシアの話だと10階層につくまで、ほとんどモンスターと遭遇しなかったらしい。
「それニャのに、あのコボルトナイトの群れが襲ってきて……本当にもう終わりかと終わったのニャ。モンスターのミミックとはいえ、ディーは本当に命の恩人ニャよ」
「うーん、そのことだけどなんとなくある予想がつくんだよな」
おそらくというほどだが……もしかしたら、彼女達は最初の階層からあのコボルトナイトたちの群れに狙われていたのではないだろうか?
コボルトナイトたちは、自分たちで食べるために彼女たちの油断を誘い、潮時となったところで強襲してきた……そういう風にも考えられるのだ。
「モンスターの中には残忍性も持つ者が居るようだし、もしかしたらここまでは安全だったという安心感から、恐怖感へ叩き落そうとも考えていたのがいるかもしれないんだよ」
「ニャるほど……確かにそうも考えられるニャ」
その仮説を聞き、うんうんと思い当たるところがあるのかうなずくルーシア。
どうでもいいけど、その猫耳と尻尾がピコピコ動いてちょっと触りたくなるんだよな。
「というか、その『ニャ』ってついているけど、何かこだわりがあるのか?」
そこもちょっと気になるんだよな……獣人で、猫らしいけどそのキャラづくりとしてはあからさまのように思えるんだよ。
「ううん、普通ニャ。ただまぁ、この口癖を治したいとも思う時があるんニャよ」
「その時って?」
「皆で集まって話す時ニャ。いやもう、私自身も言ってしまうけどニャーニャーうるさくて……猫の獣人共通の悩みニャのよ」
……ああ、そういう苦労もあるのか。やっぱ異世界って変わった事情を持つ人がいるんだよなぁ。
改めてディーは、この世界がどういうものなのかなんとなく実感できたのであった。
となれば、他にもそういう悩みを持つ種族っているのかな?ちょっと気になって来たぞ。
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