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コモンセンスシティ生活編
そっちかよ
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ガルティア女王のお忍び訪問から数時間後、とりあえずディーは宿に戻って来たルーシアにその事を正直に話した。
もしかしたら、一緒に今生活しているから巻き込む可能性もあるからなぁ‥‥‥いや、脅しとかはしない人だろうけど、結構破天荒そうだし、斜め上の事をされても困るしね。
「‥‥‥というわけで、女王と会っていたんだよね。で、今後また接触してくる可能性があるんだけど」
「‥‥‥」
「あれ?ルーシア?」
「……」
「目を開けたまま気絶している!?」
返答がないのでよく見ると、目を開けたまま彼女は気絶していた。
そもそもよく考えてみれば、権力者にそうやすやすと出くわすようなことが起きるわけでもないし、しかも噂だと相当とんでもない女王という事だったから、ショックが大きすぎたようである。
いや、噂というのはちょっと聞いてきた話で、実際に会ってみると噂以上のとんでもない人だったけどな。部下の人達の心労が半端無さそうです。
「はぁぁぁぁぁぁぁ‥‥‥とんでもない人にディーさんは目を付けられたのですニャね」
気絶から覚めた後、第一声に物凄く深いため息をルーシアは吐いた。
「やっぱとんでもない人という認識で合っているのか」
「そりゃ合っているニャよ!!噂しか聞いたことがないけど、時為に変装してしのぶのはまだいいとしてニャ、時には街に出て買い物をしていたと思ったら、ナンパしてしつこい男たちを物理的にちぎったという話もあるのニャ!!」
「物理的!?」
「ちぎっては投げ」みたいな比喩表現で表されたことではなく、本当に肉体の一部をちぎっていたようである。
とはいえ、物凄く迷惑していた人たちが多かったそうで、男としてアウトな状態にするまでやったらしいけど、罪状を調べてみたらそれはまだ甘いような奴らだったらしい。
なので、その野郎は連行されていき、女王は感謝されていたそうだ。
‥‥‥男としてアウトな状態って、何をちぎっていたんだろうか。素手でちぎったのだろうか?
「それに、どこかの国から攻めいられてきた時、自ら出陣して100人もの屈強な兵士たちを切り捨てまくったという武勇伝もあるのニャ!!」
「ああ、それでか」
その話しでちょっと納得したことがあった。
確か、鑑定した際に「百人斬り」って称号があったのだが、それは実際に行ったことのようだ。
「って、それ本当に一国の女王か?むしろ将軍とか大佐とかそう言うイメージがあるんだが‥‥‥」
「本当だから仕方がないのニャ。他にも、暗殺者たちを追い払ってむしろ仕返しをしたり、女王だから結婚して覇権を握ろうとしてきたどこぞやの王太子を平民に落とすまで徹底的に追い詰めたり、コークスクリューブローを悪徳領主に自ら赴いてかましたりなどという話もあるんニャよ」
誇張じみた噂話と思いたいが、あの女王を直接見た後だとどれも本当のようにしか思えない。
それが一国の女王をやっていると考えると‥‥‥いろいろな意味で騎士王国ナイトガーデンって大丈夫なのか?
まぁ、でもあの天空騎士団とかがいたところを見ると、流石に女王も万能ではなくて、まだまだ見切れていないところがありそうな気もする。
そう言うところを探すために、あの人は一生懸命外に出るのだろうな。
‥‥‥ただ、その分騎士王国ナイトガーデンでは育毛剤とかの売り上げも高いそうだが。
心労で抜けているのか、それとも将来が心配な人が買い占めているのだろうか。
「よくそんなに噂話を知っているよね」
「国の重要人物程、そう言った類の話は流れてきやすいのニャ。有能であり、サイあふれる人ならば他国も付き合いたいのは当たり前。でも、その分悪い人だったり、無能な人の噂も誦分流れてくるのニャよ。どこそこの坊ちゃんが威張り散らして、失禁して衛兵に突き出されたとかニャね」
え?その坊ちゃん何があった?
ちょっと気になりつつも、やはりガルティア女王は相当有名な人だったようである。
ただし、慕われるとか有能だとかいう話ではなく、武勇伝の方で。
‥‥‥改めて考えると、とんでもなさすぎる人と知り合ったものである。
ああもう、なんか絶対に面倒ごとに巻き込まれる予感しかないな。できれば穏やかな方面でよろしくお願いします!!
もしかしたら、一緒に今生活しているから巻き込む可能性もあるからなぁ‥‥‥いや、脅しとかはしない人だろうけど、結構破天荒そうだし、斜め上の事をされても困るしね。
「‥‥‥というわけで、女王と会っていたんだよね。で、今後また接触してくる可能性があるんだけど」
「‥‥‥」
「あれ?ルーシア?」
「……」
「目を開けたまま気絶している!?」
返答がないのでよく見ると、目を開けたまま彼女は気絶していた。
そもそもよく考えてみれば、権力者にそうやすやすと出くわすようなことが起きるわけでもないし、しかも噂だと相当とんでもない女王という事だったから、ショックが大きすぎたようである。
いや、噂というのはちょっと聞いてきた話で、実際に会ってみると噂以上のとんでもない人だったけどな。部下の人達の心労が半端無さそうです。
「はぁぁぁぁぁぁぁ‥‥‥とんでもない人にディーさんは目を付けられたのですニャね」
気絶から覚めた後、第一声に物凄く深いため息をルーシアは吐いた。
「やっぱとんでもない人という認識で合っているのか」
「そりゃ合っているニャよ!!噂しか聞いたことがないけど、時為に変装してしのぶのはまだいいとしてニャ、時には街に出て買い物をしていたと思ったら、ナンパしてしつこい男たちを物理的にちぎったという話もあるのニャ!!」
「物理的!?」
「ちぎっては投げ」みたいな比喩表現で表されたことではなく、本当に肉体の一部をちぎっていたようである。
とはいえ、物凄く迷惑していた人たちが多かったそうで、男としてアウトな状態にするまでやったらしいけど、罪状を調べてみたらそれはまだ甘いような奴らだったらしい。
なので、その野郎は連行されていき、女王は感謝されていたそうだ。
‥‥‥男としてアウトな状態って、何をちぎっていたんだろうか。素手でちぎったのだろうか?
「それに、どこかの国から攻めいられてきた時、自ら出陣して100人もの屈強な兵士たちを切り捨てまくったという武勇伝もあるのニャ!!」
「ああ、それでか」
その話しでちょっと納得したことがあった。
確か、鑑定した際に「百人斬り」って称号があったのだが、それは実際に行ったことのようだ。
「って、それ本当に一国の女王か?むしろ将軍とか大佐とかそう言うイメージがあるんだが‥‥‥」
「本当だから仕方がないのニャ。他にも、暗殺者たちを追い払ってむしろ仕返しをしたり、女王だから結婚して覇権を握ろうとしてきたどこぞやの王太子を平民に落とすまで徹底的に追い詰めたり、コークスクリューブローを悪徳領主に自ら赴いてかましたりなどという話もあるんニャよ」
誇張じみた噂話と思いたいが、あの女王を直接見た後だとどれも本当のようにしか思えない。
それが一国の女王をやっていると考えると‥‥‥いろいろな意味で騎士王国ナイトガーデンって大丈夫なのか?
まぁ、でもあの天空騎士団とかがいたところを見ると、流石に女王も万能ではなくて、まだまだ見切れていないところがありそうな気もする。
そう言うところを探すために、あの人は一生懸命外に出るのだろうな。
‥‥‥ただ、その分騎士王国ナイトガーデンでは育毛剤とかの売り上げも高いそうだが。
心労で抜けているのか、それとも将来が心配な人が買い占めているのだろうか。
「よくそんなに噂話を知っているよね」
「国の重要人物程、そう言った類の話は流れてきやすいのニャ。有能であり、サイあふれる人ならば他国も付き合いたいのは当たり前。でも、その分悪い人だったり、無能な人の噂も誦分流れてくるのニャよ。どこそこの坊ちゃんが威張り散らして、失禁して衛兵に突き出されたとかニャね」
え?その坊ちゃん何があった?
ちょっと気になりつつも、やはりガルティア女王は相当有名な人だったようである。
ただし、慕われるとか有能だとかいう話ではなく、武勇伝の方で。
‥‥‥改めて考えると、とんでもなさすぎる人と知り合ったものである。
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