33 / 37
普通にいい人
しおりを挟む
くんっと髪を軽く引っ張られた後、頭皮の引っ張られる感覚がなくなる。
「解けました。でももう少しだけ待ってくださいね。」
「あ、はい!」
失礼しますねと言われ髪が持ち上げられる、頭が軽くなる、やっぱり髪って伸ばすと結構重いなぁなんて考える。
「髪、また引っかかると大変なので、簡単に結わせてもらいますね。」
「え、あ、ありがとうございます!」
確かにそのままよりも一つに結んだ方が引っ掛けにくいだろう。
というかこの人、リル並みに丁寧にしてくれるな……。
優しそうだし、今のところこの学校で出会った人の中だと一番安心できるかもしれない。
ジュリアスは………なんかこう、シャーロットさんに食って掛かるというか……反抗期と思春期が同時に来たって感じだったし。
シャーロットさんはいい人そうなんだけどちょっと怖いというか、頭の出来が違うのか格差を感じる……みたいな。
………話変わるけどああいう悪役令嬢系ってなんとかローズとかローズなんとかが多い気がするけど、こう、薔薇のような華やかな人?みたいな。
なんでシャーロットさんシャーロットって名前にしたのだろう……。
あと出会ったのはシリカ先生、というかジュリアスもだけどファミリーネーム分からないな…まあ名前だけでも分かればいいか。
あの人は……一匹狼?というかまず先生という時点でハードル高いよね、みたいなというか……。
「…………あ、僕はテナ・メデルといいます。」
「あ、私はフィリア・フェルノです。」
普通に名乗ってくれたー!!?よかった、私がまたミスする前に名乗ってくれた!
テナ・メデル、いい人、今のところ個人的な好感度一番高いよ!
でもまだ顔見れてないけど!多分この人攻略対象で間違いないと思う!
「フィリアさん……とても素敵な名前ですね。」
ほら!これもう攻略対象じゃん!
それか派生ENDがあったり本編では攻略できないけどFDとか続編で「なんとあのキャラも攻略できる!?」みたいに宣伝されて「知ってた!」ってなるタイプのやつ!
本編ではサブキャラだけど、普通にいい人で、SNSやブログなどで「攻略したい」「なぜ攻略できない!」とか言われて、人気ランキングでたまに攻略対象抜かして上位に食い込むタイプ!!
「メデルさんの名前も素敵だと思います!」
「あ……ありがとうございます。」
うん?いま若干照れてなかった??
見れないけど声色的に少し照れ混じりじゃなかった?
……あれ攻略対象か?そういう褒め言葉?とかに慣れてない系の……。
今起こってる出来事、これイベントであるとかじゃないよね。
まさかこれが遭遇イベント?私がここに迷ったのもそれが原因?
そう考えると先程のあの頭がふわふわ~ってなったのも納得がいく。
というかあれどうにかならない?ぼーっとするのもだけど、有名な学校名が出てこなくなったりするの。
段々老化か?ってなってくるから、今までそんなことなかったのに。
あと遭遇イベントにしては急に難度上がってないだろうか。
今のところこっちが会いに行ってる、その人のいる場所に行くパターンだったのに、この人会いに来てくれたよ。
まだ出会ったことのない人捜してくれるって本当にいい人すぎる……。
なんかこう、苦労しそうなタイプだ。
頑張って幸せに生きて欲しい。疲れた時には甘いものでも食べて………。
「…………あ!メデルさんって甘いもの好きですか?」
「…………はい?」
今普通に聞くタイミング間違えた!!
髪結ってもらってる時に聞くの普通に考えてタイミング悪いでしょ私!!?
「解けました。でももう少しだけ待ってくださいね。」
「あ、はい!」
失礼しますねと言われ髪が持ち上げられる、頭が軽くなる、やっぱり髪って伸ばすと結構重いなぁなんて考える。
「髪、また引っかかると大変なので、簡単に結わせてもらいますね。」
「え、あ、ありがとうございます!」
確かにそのままよりも一つに結んだ方が引っ掛けにくいだろう。
というかこの人、リル並みに丁寧にしてくれるな……。
優しそうだし、今のところこの学校で出会った人の中だと一番安心できるかもしれない。
ジュリアスは………なんかこう、シャーロットさんに食って掛かるというか……反抗期と思春期が同時に来たって感じだったし。
シャーロットさんはいい人そうなんだけどちょっと怖いというか、頭の出来が違うのか格差を感じる……みたいな。
………話変わるけどああいう悪役令嬢系ってなんとかローズとかローズなんとかが多い気がするけど、こう、薔薇のような華やかな人?みたいな。
なんでシャーロットさんシャーロットって名前にしたのだろう……。
あと出会ったのはシリカ先生、というかジュリアスもだけどファミリーネーム分からないな…まあ名前だけでも分かればいいか。
あの人は……一匹狼?というかまず先生という時点でハードル高いよね、みたいなというか……。
「…………あ、僕はテナ・メデルといいます。」
「あ、私はフィリア・フェルノです。」
普通に名乗ってくれたー!!?よかった、私がまたミスする前に名乗ってくれた!
テナ・メデル、いい人、今のところ個人的な好感度一番高いよ!
でもまだ顔見れてないけど!多分この人攻略対象で間違いないと思う!
「フィリアさん……とても素敵な名前ですね。」
ほら!これもう攻略対象じゃん!
それか派生ENDがあったり本編では攻略できないけどFDとか続編で「なんとあのキャラも攻略できる!?」みたいに宣伝されて「知ってた!」ってなるタイプのやつ!
本編ではサブキャラだけど、普通にいい人で、SNSやブログなどで「攻略したい」「なぜ攻略できない!」とか言われて、人気ランキングでたまに攻略対象抜かして上位に食い込むタイプ!!
「メデルさんの名前も素敵だと思います!」
「あ……ありがとうございます。」
うん?いま若干照れてなかった??
見れないけど声色的に少し照れ混じりじゃなかった?
……あれ攻略対象か?そういう褒め言葉?とかに慣れてない系の……。
今起こってる出来事、これイベントであるとかじゃないよね。
まさかこれが遭遇イベント?私がここに迷ったのもそれが原因?
そう考えると先程のあの頭がふわふわ~ってなったのも納得がいく。
というかあれどうにかならない?ぼーっとするのもだけど、有名な学校名が出てこなくなったりするの。
段々老化か?ってなってくるから、今までそんなことなかったのに。
あと遭遇イベントにしては急に難度上がってないだろうか。
今のところこっちが会いに行ってる、その人のいる場所に行くパターンだったのに、この人会いに来てくれたよ。
まだ出会ったことのない人捜してくれるって本当にいい人すぎる……。
なんかこう、苦労しそうなタイプだ。
頑張って幸せに生きて欲しい。疲れた時には甘いものでも食べて………。
「…………あ!メデルさんって甘いもの好きですか?」
「…………はい?」
今普通に聞くタイミング間違えた!!
髪結ってもらってる時に聞くの普通に考えてタイミング悪いでしょ私!!?
0
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢に転生したけど、知らぬ間にバッドエンド回避してました
神村結美
恋愛
クローデット・アルトー公爵令嬢は、お菓子が大好きで、他の令嬢達のように宝石やドレスに興味はない。
5歳の第一王子の婚約者選定のお茶会に参加した時も目的は王子ではなく、お菓子だった。そんな彼女は肌荒れや体型から人々に醜いと思われていた。
お茶会後に、第一王子の婚約者が侯爵令嬢が決まり、クローデットは幼馴染のエルネスト・ジュリオ公爵子息との婚約が決まる。
その後、クローデットは体調を崩して寝込み、目覚めた時には前世の記憶を思い出し、前世でハマった乙女ゲームの世界の悪役令嬢に転生している事に気づく。
でも、クローデットは第一王子の婚約者ではない。
すでにゲームの設定とは違う状況である。それならゲームの事は気にしなくても大丈夫……?
悪役令嬢が気付かない内にバッドエンドを回避していたお話しです。
※溺れるような描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
※少し設定が緩いところがあるかもしれません。
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
何やってんのヒロイン
ネコフク
恋愛
前世の記憶を持っている侯爵令嬢のマユリカは第二王子であるサリエルの婚約者。
自分が知ってる乙女ゲームの世界に転生しているときづいたのは幼少期。悪役令嬢だなーでもまあいっか、とのんきに過ごしつつヒロインを監視。
始めは何事もなかったのに学園に入る半年前から怪しくなってきて・・・
それに婚約者の王子がおかんにジョブチェンジ。めっちゃ甲斐甲斐しくお世話されてるんですけど。どうしてこうなった。
そんな中とうとうヒロインが入学する年に。
・・・え、ヒロイン何してくれてんの?
※本編・番外編完結。小話待ち。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
転生悪役令嬢は冒険者になればいいと気が付いた
よーこ
恋愛
物心ついた頃から前世の記憶持ちの悪役令嬢ベルティーア。
国の第一王子との婚約式の時、ここが乙女ゲームの世界だと気が付いた。
自分はメイン攻略対象にくっつく悪役令嬢キャラだった。
はい、詰んだ。
将来は貴族籍を剥奪されて国外追放決定です。
よし、だったら魔法があるこのファンタジーな世界を満喫しよう。
国外に追放されたら冒険者になって生きるぞヒャッホー!
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、すれ違いの末に離れ離れになった夫婦の物語。
再会したとき、二人が選ぶのは「離婚」か、それとも「再構築」か。
妻を一途に想い続ける夫と、
その想いを一ミリも知らない妻。
――攻防戦の幕が、いま上がる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる