大東亜架空戦記

ソータ

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東太平洋海戦

第57話 休暇

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隆雄は大尉に昇進し赤城が入渠から改装に変更になったため本土にいる期間が長くなった

「ただいまぁ」
隆雄は自分の家に帰ってきた
「おかえりなさい!」
信恵ではなく秦野がでてきた
「え、なんで居んの?」
「なにーダメなのー?」
「そうだぞ隆雄~ダメなのかァー?」
「立島まで!?そ、それにその格好...」
「ああ、陸軍に入ったよ、お前らが戦ってるのに俺だけ内地にいちゃあ満島に笑われるってもんだ!」
「おとちゃんおかえり!」
貴子が出てくる
「ただいま~とりあえず中入ろうか」
寝室に隆雄と立島が向かい合って座る
「配属先はどこになった」
「陸軍第一師団第二大隊第一歩兵中隊第三小隊だ」
「なら俺と一緒にハワイだな」
「お前もハワイなのか?」
「ハワイ海軍航空隊第四部隊長。これが俺の所属だ」
「お前の階級ってどんだけ上なんだろうな」
「お前の今の階級は?」
「上等兵さ、軍属だったことが功を奏したよ」
「俺は大尉になったよ。荷が重い」
2人はしばらく談笑を続けていた
「ね~男の話はおわったー?ご飯出来てるよ?」
信恵が呼びに来る
「あぁ、今行くよ」
「待ってるからね」
「隆雄」
「なんだ?」
「戦地って、どんなとこだ」
「俺は空で戦ってるから陸上は知らない。
だけど自分の乗ってる戦闘機の上下左右を12.7mmの弾が何百発と掠めていく。正直生きてる心地はしないな。ましてやそれが陸上、歩兵ともなれば顔や体のすぐ近くを機関銃や小銃の弾が掠めていくだろうな」
「そ、そうだよな、今更になって怖くなってきやがった」
「俺だって敵機が後ろに着いたら未だに怖いさ」
「この恐怖と戦いながら敵と戦うってことなのか」
「あぁ、もうこの話はやめよう。飯だ」
「あぁ、」
5人は食卓に並んだ食事をしながら談笑する
「お前ら付き合ってんのか?」
隆雄が2人に問う
「「えっ?」」
「それ私も気になった!ずっと一緒にいるんだもん!」
「え、お前ら、知らなかったのか?」
「「うん」」
「私たちもう結婚するよ...?」
「「は?」」
「俺が戦地に行く前に結婚するんだよ」
「「結婚?はぁ!?」」
2人は驚きのあまり大きな声を出してしまった
「おまっ!言えよ!式はいつだ!」
「明明後日....だけど...」
「信恵、着物あるか?」
「あるけど、明明後日なんて...」
「そんないつもの格好でいいよ!」
「「良くない!」」
「て言っても隆雄に関しては軍服だろ?」
「あ、あぁ、そうか」
「よし!隆雄!飲むぞ!」
「貴子がいるから飲まない」
「はい二人分の杯ね」
「の、信恵?」
「たまには飲みなよ」
「そういうことだ!」
この後立島は潰された

明明後日
「あら、かっこいい将校さんね」
「どちらのお知り合いかしら」
「でも健二さんは陸軍よね?」
親戚の女性陣が隆雄のことを見つめる
「立島来たぞ」
「おお!隆雄!いやぁ、立派だな」
「お前もな」
「隆雄くん!来てくれてありがとう!」
「信恵は姉さんのとこに貴子を預けてから来る」
「はーい!ささ!入って!」
中に入り座布団に座る
「もしかして高野君?」
「お久しぶりです。今は山本です」
「そう、じゃあ隆雄君って呼ぶわね」
「はい」
「立派になったわね」
「お陰様で将校です。俺には荷が重い」
「ガキ大将が何言ってるの!」
「昔の話ですよ」
立島と秦野の母親に絡まれた隆雄だったがすぐに人が増える
「山本隆雄って言ったらハワイの英雄ですよね!?」
「えっ?」
「一○六空っていう航空隊がアメリカの重爆編隊をたった一部隊で壊滅させた!」
「いや、そんな俺だけの力じゃないですし戦闘機の性能です」
「そんなご謙遜を!」
「あの!お付き合いしてる方とかいるんですか!?」
「(付き合ってる人は)いないです」
「なら!」
そこで信恵が入ってくる
「麻子!遅くなってごめん!」
「信恵~こっち」
「ありがとう~この方達は?」
「多分2人の親戚」
「何よ多分って...こんな夫ですいません!」
「い、いえいえ」
周りの女性陣はガッカリした様子だった
「?」
「貴子は?」
「登世ちゃんと美世ちゃんが快く遊んでくれてる」
「まぁ、そうだよな」
「2人のとこ行こうよ」
「あぁ」
隆雄はスクっと立ち上がってスタスタと歩いていった
「では、失礼しますまた後程!」
信恵は一言行って隆雄を追いかける
「奥さん、いたのね、それに子供の名前よね」
「貴子よね、妻子持ちだったか...」
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