頬に落ちる、透明な君

いちごみるく

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月曜日の授業は最悪で、午後は特に体育と数学という俺にとってデスマッチみたいな組み合わせだ。

(あーあ…ダルいからここでこのまま居座ってようかなぁ…)


そんなことを思いながら何気なく目を細めると、何故か暑苦しいはずの空気が暖かく感じた。

そしてそのまま、俺は気がついたら眠りについていたのだった……。
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