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公爵
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「ここか・・・というか絶対コレしかないな。」
若者に教えてもらった道を進むと大きな御屋敷が見えた。
他の建物と比べてもこの屋敷は大きく豪華だったのでここが公爵の屋敷なんだろうな。
「すみません、オーライトの街から依頼で来た冒険者ですが公爵様をお願いします。」
門の前にいた兵士に話すと兵士は屋敷の中に入り、すぐに戻ってきて俺達に屋敷に入るように言った。
屋敷の中には老執事が待っていて、すぐに公爵のいる部屋に案内する。
「公爵様、鉱山の魔物を討伐しに行く冒険者をお連れしました。」
通された部屋に入った途端、酒の充満した臭いが鼻につく。
公爵と呼ばれた人物は昼間から酒を何本も飲んでいたのだろう。辺りに空き瓶が何本も転がっていた。
そして俺達を一瞥した後、空のグラスに酒を注ぐ。
「なんだ、やっと冒険者が来たと思ったら冴えなさそうなヤツに亜人風情じゃないか。オーライトにはもっとマシな奴はおらんのか!」
開口一番、公爵は俺達を侮辱する。さすがあのクソ国王の弟だけある。
「(コイツ! 何様のつもりなんだ! 二人に亜人風情と言いやがって!)」
もう依頼の事なんか知るもんかと思い殴ってやろうと握りこぶしを作ると後ろからリエルが腕を押さえ首を横にブンブンと振る。どうやら我慢しろという事なんだろう。
深呼吸を一度し、日本にいた時に学んだ営業スマイルで公爵の前へ行く。
「これはこれは手厳しいですね。この度依頼を受けました冒険者のー」
「挨拶は良い。貴様らの名前なんぞ聞いてもしょうがないしな。それよりさっさと魔物を討伐しに行ってこい。鉱山の場所は執事にでも聞くがよい。」
公爵はシッシッと手を振りさっさと行ってこいとジェスチャーする。
もうコイツ殴って良いよね? ダメか。
執事に連れ添われ街の北側にある鉱山の入り口に案内され俺達だけで中に入る。
「あー! ムカつく!! やはりあの兄あって弟も大概だな!」
怒りの声をあげると鉱山の中で反響し良く響く。
「ご主人様、確かに腹立たしい方ではありましたが短気はダメですよ短気は。私達が問題を起こしたらマールさんに迷惑が掛かります。」
子供を諭す母親のようにリエルに宥められる。
「分かってるよ・・・あ~あ、ここまでわざわざ来て公爵に嫌味を言われて金貨15枚じゃ割りに合わないなー。」
「色気に引っ掛かってこうなったのはご主人のせいだけどねー。」
「ぐっ! あはは・・・キナは手厳しいな。 それより魔物の気配はどうだ?」
キナに指摘されて旗色が悪そうなので話題を変える。
「あっちの道から気配を感じるけど数が複数感じるの。」
依頼ではロックイーターの討伐は一匹の筈だった。数が増えたのだろうか?
「ご主人、そこを曲がった先に敵がいるから気を付けて。」
キナに言われて曲がった先の通路を少し覗いて様子を見る。
「ゴブリンか・・・」
「きっと人が来なくなったから棲み家として使ったのですね。私が弓で撃ちます。」
そう言ってリエルは弓を構え遠くからゴブリンを撃ち抜く。全部で五匹いたゴブリンはあっという間に討伐された。
「流石だなリエル。キナ、他に気配を感じるか?」
「えっと・・・っ!? ご主人、ゴメン!!」
「え? ぐほっ!!」
キナに盛大に蹴られて前に吹っ飛ぶと、俺のいた場所から勢いよく岩の肌をしたミミズが出てくる。
「ご主人大丈夫!? ごめんなさい、土の中にいたから【気配察知】での発見が遅れちゃって・・・」
「いや気にするな。お陰で助かった。コイツがロックイーターか・・・」
全長2メートルはある体は外皮が岩のようだ。鉱物を含め土や岩を食べるから体が硬くなるらしい。
「キナ、ご主人様! 魔法を準備しますから注意を引いて下さい!」
「「了解!」」
リエルに言われた瞬間、キナが走り出す。電光石火の動きはロックイーターの向かって右側から回り込む。
ロックイーターは動きは早くないのかキナの動きに反応できず横を取られる。
「もらったぁぁ!」
ロックイーターの真横からジャンプし体の半分辺りに斬りかかる。しかしキナの短剣はロックイーターの体を切り裂く事はできず、カキンと鳴り響き二つに折れた。
「嘘ぉ!? きゃあぁぁぁ!」
「キナぁ!」
蛇みたいに体が一本でできているのでどこからが尻尾なのが分からないがロックイーターは尾をキナにぶつける。
キナは斬りかかる為にジャンプしていたから空中で避けられず吹き飛ばされる。
「ぐっ! 大丈夫か?」
キナが丁度こちらの方に飛ばされたのでなんとかキャッチする。
「ありがとご主人。なんとか剣でガードしたから大丈夫。」
何とか大事に至らなかったが痛がっていたのでキナにポーションを渡す。
「それを飲んでいてくれ! 俺がアイツを引き付ける!」
そう言ってロックイーターに向かって走り出す。走って来た俺に注意が向くとロックイーターは口を開き噛みつこうとするが間一髪、右に飛び避け短剣を抜き胴体に斬りかかる。
しかし短剣はキナのと同じように二つに折れてしまう。
動きが一瞬止まってしまい、ロックイーターはすかさずキナの時と同じように尾で俺を吹っ飛ばした。
「ぐほっ! 痛てて・・・ キナがやられてたのを見てたのに学習能力が無いな俺は・・・」
「ご主人、重いよ~・・・」
どうやら吹き飛んだ方にキナがいたみたいで下敷きになっていた。
「スマン! 今どくから。」
「ご主人! 後ろ!後ろ!」
キナから言われ後ろを振り返るとロックイーターの開けた口が目の前まで来ていた。
避けるのも間に合わず噛みつかれると思った瞬間、ロックイーターの頭部が弾け飛ぶ。
「お二人とも大丈夫でしたか?」
そう言ったリエルは自分の肩に精霊のシルフを乗せている。
「リエルか・・・どうやら魔法が間に合ったみたいだな。お陰で助かった。」
「もう食べられるかと思ったよ・・・」
危うく大惨事になるところではあったが、動かなくなったロックイーターを見て何とか討伐は完了したようだ。
公爵の館に戻り討伐の報告をすると討伐が完了したのを確認する事になった。
驚く事に公爵が自ら検分するとの事なので俺達と公爵、そして護衛の兵士で再び鉱山に戻った。ロックイーターは重くて大きかったので死体を持ち帰らなかった為だ。
「おぉ! 本当に討伐しているじゃないか! 冴えない冒険者にしてはやるではないか!」
公爵ははしゃいで喜んでいた。一言余計ではあるが・・・
「これで鉱夫共をまた働かせる事ができる。早速手配しろ!」
公爵はお付きの兵士に命令し兵士は駆け足で戻っていく。
「これで後は兄上がすぐに買いにくれば良いものを中々買いに来ない上に安く買い叩きおって!」
「そんなに安いんですか?」
「フン! 学の無いであろう冒険者にも特別に教えてやろう。ここに銅貨100枚は作れるであろう銅鉱があるだろ?」
そう言って公爵は近くに転がっていた銅鉱を手に持つ。
「相場なら銅貨80枚の値段じゃが、兄上は半分で買い叩きおる。しかも挙げ句の果てには嫌なら他の商人に売れば良いと言いおって! 国内の商人は兄上が睨みを利かせているから誰も買いやしないのが分かってるクセにな! こんな事なら無理にでも王位を奪っておけば良かったわ!」
公爵の愚痴はその後も暫く収まる事は無かった。余程あの国王に恨みがあるのだろう。
「あの~お話しの途中で恐縮なんですが、そろそろ依頼の完了証を頂いて宜しいでしょうか?」
話が終わりそうに無かったので話を打ち切ろうとする。さすがに延々と愚痴を聞かされるのはたまったもんじゃない。
「なんだまだいたのか。ほれ、コレが完了証だ。これを持ってさっさと薄汚い亜人を連れて帰れ。儂はこれから忙しいのだからな。」
「(コイツ! またしても二人に! もうブン殴ってやる!)」
もうコイツに我慢をするのも限界だ。一発殴らないと気が済まないと思い公爵の近くに行こうとする。
「これは公爵様、ありがとうございます。 ささ、ご主人様行きますよ。」
「ご主人、早く行くよ!」
「え!? ちょ! 二人とも!?」
二人に両腕を捕まれて俺はドンドン引っ張られていく。
鉱山から出て、ようやく解放された。
「もう! 短気はダメだって言ったじゃないですか! 絶対殴ろうとしましたよね?」
「うっ・・・すまん・・・」
「こんなのこの国じゃ珍しくも無い出来事なんだから熱くならないでよー。公爵殴ったら打ち首だよ? 怒ってくれるのは嬉しいけど、ご主人いなくなったら悲しいよ・・・」
本来怒るべき人に諭されてしまった。俺から見たらまだまだ子供なのに彼女達の方がよっぽど大人だった。
「悪かった・・・ なんかどっと疲れたな。帰ったら旨いメシでも食べに行くかー!」
「ホント!? よーし!沢山食べるぞー!!」
「ふふっ。私は甘い物を沢山食べますね!」
「お、おう。支払いが可能な分で頼むな・・・」
制限を付ければ良かったかなと思いながら俺達は公爵領を後にした。
若者に教えてもらった道を進むと大きな御屋敷が見えた。
他の建物と比べてもこの屋敷は大きく豪華だったのでここが公爵の屋敷なんだろうな。
「すみません、オーライトの街から依頼で来た冒険者ですが公爵様をお願いします。」
門の前にいた兵士に話すと兵士は屋敷の中に入り、すぐに戻ってきて俺達に屋敷に入るように言った。
屋敷の中には老執事が待っていて、すぐに公爵のいる部屋に案内する。
「公爵様、鉱山の魔物を討伐しに行く冒険者をお連れしました。」
通された部屋に入った途端、酒の充満した臭いが鼻につく。
公爵と呼ばれた人物は昼間から酒を何本も飲んでいたのだろう。辺りに空き瓶が何本も転がっていた。
そして俺達を一瞥した後、空のグラスに酒を注ぐ。
「なんだ、やっと冒険者が来たと思ったら冴えなさそうなヤツに亜人風情じゃないか。オーライトにはもっとマシな奴はおらんのか!」
開口一番、公爵は俺達を侮辱する。さすがあのクソ国王の弟だけある。
「(コイツ! 何様のつもりなんだ! 二人に亜人風情と言いやがって!)」
もう依頼の事なんか知るもんかと思い殴ってやろうと握りこぶしを作ると後ろからリエルが腕を押さえ首を横にブンブンと振る。どうやら我慢しろという事なんだろう。
深呼吸を一度し、日本にいた時に学んだ営業スマイルで公爵の前へ行く。
「これはこれは手厳しいですね。この度依頼を受けました冒険者のー」
「挨拶は良い。貴様らの名前なんぞ聞いてもしょうがないしな。それよりさっさと魔物を討伐しに行ってこい。鉱山の場所は執事にでも聞くがよい。」
公爵はシッシッと手を振りさっさと行ってこいとジェスチャーする。
もうコイツ殴って良いよね? ダメか。
執事に連れ添われ街の北側にある鉱山の入り口に案内され俺達だけで中に入る。
「あー! ムカつく!! やはりあの兄あって弟も大概だな!」
怒りの声をあげると鉱山の中で反響し良く響く。
「ご主人様、確かに腹立たしい方ではありましたが短気はダメですよ短気は。私達が問題を起こしたらマールさんに迷惑が掛かります。」
子供を諭す母親のようにリエルに宥められる。
「分かってるよ・・・あ~あ、ここまでわざわざ来て公爵に嫌味を言われて金貨15枚じゃ割りに合わないなー。」
「色気に引っ掛かってこうなったのはご主人のせいだけどねー。」
「ぐっ! あはは・・・キナは手厳しいな。 それより魔物の気配はどうだ?」
キナに指摘されて旗色が悪そうなので話題を変える。
「あっちの道から気配を感じるけど数が複数感じるの。」
依頼ではロックイーターの討伐は一匹の筈だった。数が増えたのだろうか?
「ご主人、そこを曲がった先に敵がいるから気を付けて。」
キナに言われて曲がった先の通路を少し覗いて様子を見る。
「ゴブリンか・・・」
「きっと人が来なくなったから棲み家として使ったのですね。私が弓で撃ちます。」
そう言ってリエルは弓を構え遠くからゴブリンを撃ち抜く。全部で五匹いたゴブリンはあっという間に討伐された。
「流石だなリエル。キナ、他に気配を感じるか?」
「えっと・・・っ!? ご主人、ゴメン!!」
「え? ぐほっ!!」
キナに盛大に蹴られて前に吹っ飛ぶと、俺のいた場所から勢いよく岩の肌をしたミミズが出てくる。
「ご主人大丈夫!? ごめんなさい、土の中にいたから【気配察知】での発見が遅れちゃって・・・」
「いや気にするな。お陰で助かった。コイツがロックイーターか・・・」
全長2メートルはある体は外皮が岩のようだ。鉱物を含め土や岩を食べるから体が硬くなるらしい。
「キナ、ご主人様! 魔法を準備しますから注意を引いて下さい!」
「「了解!」」
リエルに言われた瞬間、キナが走り出す。電光石火の動きはロックイーターの向かって右側から回り込む。
ロックイーターは動きは早くないのかキナの動きに反応できず横を取られる。
「もらったぁぁ!」
ロックイーターの真横からジャンプし体の半分辺りに斬りかかる。しかしキナの短剣はロックイーターの体を切り裂く事はできず、カキンと鳴り響き二つに折れた。
「嘘ぉ!? きゃあぁぁぁ!」
「キナぁ!」
蛇みたいに体が一本でできているのでどこからが尻尾なのが分からないがロックイーターは尾をキナにぶつける。
キナは斬りかかる為にジャンプしていたから空中で避けられず吹き飛ばされる。
「ぐっ! 大丈夫か?」
キナが丁度こちらの方に飛ばされたのでなんとかキャッチする。
「ありがとご主人。なんとか剣でガードしたから大丈夫。」
何とか大事に至らなかったが痛がっていたのでキナにポーションを渡す。
「それを飲んでいてくれ! 俺がアイツを引き付ける!」
そう言ってロックイーターに向かって走り出す。走って来た俺に注意が向くとロックイーターは口を開き噛みつこうとするが間一髪、右に飛び避け短剣を抜き胴体に斬りかかる。
しかし短剣はキナのと同じように二つに折れてしまう。
動きが一瞬止まってしまい、ロックイーターはすかさずキナの時と同じように尾で俺を吹っ飛ばした。
「ぐほっ! 痛てて・・・ キナがやられてたのを見てたのに学習能力が無いな俺は・・・」
「ご主人、重いよ~・・・」
どうやら吹き飛んだ方にキナがいたみたいで下敷きになっていた。
「スマン! 今どくから。」
「ご主人! 後ろ!後ろ!」
キナから言われ後ろを振り返るとロックイーターの開けた口が目の前まで来ていた。
避けるのも間に合わず噛みつかれると思った瞬間、ロックイーターの頭部が弾け飛ぶ。
「お二人とも大丈夫でしたか?」
そう言ったリエルは自分の肩に精霊のシルフを乗せている。
「リエルか・・・どうやら魔法が間に合ったみたいだな。お陰で助かった。」
「もう食べられるかと思ったよ・・・」
危うく大惨事になるところではあったが、動かなくなったロックイーターを見て何とか討伐は完了したようだ。
公爵の館に戻り討伐の報告をすると討伐が完了したのを確認する事になった。
驚く事に公爵が自ら検分するとの事なので俺達と公爵、そして護衛の兵士で再び鉱山に戻った。ロックイーターは重くて大きかったので死体を持ち帰らなかった為だ。
「おぉ! 本当に討伐しているじゃないか! 冴えない冒険者にしてはやるではないか!」
公爵ははしゃいで喜んでいた。一言余計ではあるが・・・
「これで鉱夫共をまた働かせる事ができる。早速手配しろ!」
公爵はお付きの兵士に命令し兵士は駆け足で戻っていく。
「これで後は兄上がすぐに買いにくれば良いものを中々買いに来ない上に安く買い叩きおって!」
「そんなに安いんですか?」
「フン! 学の無いであろう冒険者にも特別に教えてやろう。ここに銅貨100枚は作れるであろう銅鉱があるだろ?」
そう言って公爵は近くに転がっていた銅鉱を手に持つ。
「相場なら銅貨80枚の値段じゃが、兄上は半分で買い叩きおる。しかも挙げ句の果てには嫌なら他の商人に売れば良いと言いおって! 国内の商人は兄上が睨みを利かせているから誰も買いやしないのが分かってるクセにな! こんな事なら無理にでも王位を奪っておけば良かったわ!」
公爵の愚痴はその後も暫く収まる事は無かった。余程あの国王に恨みがあるのだろう。
「あの~お話しの途中で恐縮なんですが、そろそろ依頼の完了証を頂いて宜しいでしょうか?」
話が終わりそうに無かったので話を打ち切ろうとする。さすがに延々と愚痴を聞かされるのはたまったもんじゃない。
「なんだまだいたのか。ほれ、コレが完了証だ。これを持ってさっさと薄汚い亜人を連れて帰れ。儂はこれから忙しいのだからな。」
「(コイツ! またしても二人に! もうブン殴ってやる!)」
もうコイツに我慢をするのも限界だ。一発殴らないと気が済まないと思い公爵の近くに行こうとする。
「これは公爵様、ありがとうございます。 ささ、ご主人様行きますよ。」
「ご主人、早く行くよ!」
「え!? ちょ! 二人とも!?」
二人に両腕を捕まれて俺はドンドン引っ張られていく。
鉱山から出て、ようやく解放された。
「もう! 短気はダメだって言ったじゃないですか! 絶対殴ろうとしましたよね?」
「うっ・・・すまん・・・」
「こんなのこの国じゃ珍しくも無い出来事なんだから熱くならないでよー。公爵殴ったら打ち首だよ? 怒ってくれるのは嬉しいけど、ご主人いなくなったら悲しいよ・・・」
本来怒るべき人に諭されてしまった。俺から見たらまだまだ子供なのに彼女達の方がよっぽど大人だった。
「悪かった・・・ なんかどっと疲れたな。帰ったら旨いメシでも食べに行くかー!」
「ホント!? よーし!沢山食べるぞー!!」
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