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【51】お外でエッチ ① ー我慢できんー

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 おもむろにサニーはダニエルの膝裏に手を通し、片足を持ち上げた。
 ダニエルは一本の足と背中の壁に持たれ、自身の体重を支える。
 男の逞しい腕が補助してくれているが、なんとも不安定な…そして窮屈な体勢である。

 その状態でサニーはめくれたスカートをまさぐり、下着の中へと手を差し入た。

「……っつ”!」
 クチッと愛液の水音がして、ゴツゴツした指先が女性器の割れ目に忍び込む。

 サニーはダニエルの髪に頬ずりして、はぁぁと深い吐息を零した。
 そして「ディディ、俺のお姫様。こうしたくてたまらなかったよ」と切なげな声で、ダニエルの心を揺さぶる。

「っあん!」
 ぷっくらした女のヒダに指をからめ、スジにそって指を上下されると、ムズムズして自然に声があがった。

「ん、んん…、っふぅん」

 喉の奥から甘えた呻き声がもれる。
 ダニエルはその痒みに全身を震わせて耐えた。


「うーん、実にいやらしい……ぬるぬるしてますネ」

 揶揄うようなサニーの口調に、ダニエルは唇を噛む。
 本っっっっ当に!誰のせいだと思ってんのよ!!

 ガルガルと唸るダニエル。
 逆にサニーは眉を下げ、目をハートの形に蕩けさせた。

「だからー、その顔反則だって」

 腰を引き寄せギュッと抱きしめられ、瞼に強く唇を押し当てられる。
 そしてサニーの中指が蜜壺の入り口を撫でながら、親指の腹で秘豆クリトリスをぐりぐりと潰した。

「あぁ!、っ、はぁ、ぁ、んぁ…」
 大きな声が出てしまい、ダニエルは慌てて自分の口を両手で覆った。

 チュプと中指が膣内なかに捻り込んでくる。
 ダニエルの女の壺は待ちわびていたかのように、歓喜で震えた。
 それを感じ取り、頭上のサニーの喉仏がゴクリと上下する。

「俺の指、食べられてるみたい……」

 サニーは声に並々ならぬ欲望を滲ませ、切羽詰まったようにダニエルの唇を奪った。

 男の舌を口内に差し込まれ、唾液を流し込まれて、それを飲み下す。
 蜜壺にはもう一本指が追加され、じゅくじゅくになった隘路をかき回された。

 指が膣襞をさする感覚がきもちよすぎて、ダニエルは快感に耐えきれずいっそう激しく腰を悶えさせるが、壁とサニーの下半身に挟まれているので、逃げ場はない。


「ディディの好きな場所、いい子いい子したげるよ」

 そう言って、サニーはサマージャケットの内ポケットから小さな小瓶を取り出し、歯でキャップを挟んで空けた。

 中から、黄金の蜂蜜が甘い花の香りを漂わせる。
 サニーはそれを指に絡めて、蜜壺の入り口に塗り込めた。

 何度も蜂蜜を指にとり、膣内の奥へ奥へと塗り広げる。
 焦れったいのか、少し手つきが荒々しい。

「っづん!、っあ、は、ぁ……」

 しかし秘豆裏、膣襞がざらっとした場所へとたどり着くと、ダニエルの背中が無条件でビクビクと跳ねた。

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