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第一章 無能の兄
第1話 ゲーム世界転生
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大人気恋愛シミュレーションSRPG「ユートピア」、このゲームは
1年前にある大企業が新規開拓を狙い全力で尽くして生み出した名作だ。
剣と魔法の世界で、ユートピアという学園都市を舞台に友人、または恋人と親交を深めながら敵対国家を倒したり、国内の犯罪組織を潰したりと様々な事が
できる。
このゲームの良い点は三つ、昨今のポ〇コレ事情などを良い感じに
加味した結果男女共に魅力的なキャラで埋め尽くされている所。
ルートやエンディングの多さを初めとした自由度。
そして何よりも俺がこのゲームにハマっていた理由である
SRPG部分のシステムの作り込みだ。
全てのキャラを適切に使えば格上相手だろうと封殺出来るし、
逆に適当にやれば格下にだって全滅する。
そのプレイヤーである自分の策略で勝利をもぎ取ったという感覚は他のゲームでは得られない快感だった。
……さて、なぜ「ユートピア」について熱心に解説したのか。
その理由はただ一つ。
もう一度確認するように姿見を覗く、
そこには黒い髪に黒い目の色そして細身の体型の少年が写っている。
「ユートピア」に置いてモブの中のモブであるシャドウ・ノーティスの姿だ。
「なんっっっっでだよ!?」
思わず姿見に手を置きながら崩れ落ちてしまう。
別に彼に恨みがあったり嫌いな訳では無い、
ただ、彼はどうしようも無いまでにモブなのだ。
ゲームの最序盤で発生するサブイベントをクリアすると仲間に加わるのだが、
まず全キャラの中でもイベント数は最低クラスであるうえに恋人などの特別な
関係にも何故かなれないのでキャラも印象も薄い。
戦闘ではどうかと言えば殆どの武器を扱えたり、全ての職業に適正が有るなど
役にたつように思えてそんなことは無い。
なぜならステータスが主要キャラに比べて圧倒的に劣っているからだ。
つまり彼は序盤で仲間が不足しがちな主人公一行をカバーするための穴埋め要因
としてデザインされたキャラなのだ。
「こいつかよ……神様ぁ……」
こういうのって普通ポテンシャルは高い悪役とかモブだけど磨けば光るとか
そういうのに転生するもんだろ?どう生きるにしても最初から低いポテンシャルが保証されているのはかなりキツい。
「ハア……落ち着け、こうなった以上ノーティスとして生きていくのはもう仕方が無い、諦めも大事さ……」
「ノーティスとして生きる」そう口にした瞬間、俺の前世……
生野不諦の記憶が走馬灯のように駆け巡る。
*
「生野家之墓」と刻まれた大きな石の前に僕と父、
そして父に抱かれた小さな妹は立っていた。
「ねぇ、お母さんはどこに行っちゃったの?」
「そうだね……凄く遠い所かな」
「なんで?また会いたいよ?」
「……いつか、会えるよ。それまでいい子にしないとな」
3歳の頃、妹をこの世に遺して母は天国に行った。
あの頃はよく分からなかったが悲しみを押し殺して僕らを育ててくれた父には
感謝している。
そんな三人暮らしが続けば良かったものの現実はとても厳しかった。
「お父さん……帰り遅いな?」
「お兄ちゃん、ご飯ー」
「ちょっと待ってね、今レンチンするから」
冷蔵庫から作り置きされた料理を取ろうとした時、
家の電話が鳴る。
「はいもしもし?」
「あっ不諦君かな?君のお父さんが……」
10歳の頃の出来事だ。
そこからはあまり覚えて居ない。
ハッキリしているのは父は帰宅途中に心臓麻痺で倒れ、
助からなかったという事だけだ。
それから祖父母の居なかった僕らは親戚をタライ回しにされ、
最終的に一番金銭的に余裕がある家に押し付けられた。
しかし、そこでの暮らしはあまりいいものじゃ無かった。
「……君達の家はあそこだ」
「あの、あれって物置小屋じゃ……」
「部屋が無くてね、申し訳無いとは思っているよ」
口ではそういうものの4LDKをゆうに超えてるだろうデカい家の前では
説得力は無い。
親戚は自分達の息子にしか金を使いたくなかったようで、
僕らは物置小屋に追いやられ、存在しない様な扱いで暮らしていた。
だが、そんな生活が四年経ったある日。
「お義父さん、私は貴方を虐待で訴えようと思っているんですよ?」
「!?な、何を言っているんだ?」
「だって貴方は私達を物置小屋に閉じ込め、実の息子と比べて明らかに
優劣をつけて扱いますし、この前私がパソコンを要求した時には
『厚かましい事をいうな!』と、怒鳴りつけて脅したじゃないですか?
これは立派な心理的虐待です」
(な、なんだ?何か凄い事が起こっているぞ?)
妹は良くも悪くもしたたかに育っていた。
親戚を虐待で通報すると言って脅し、僕らの待遇を一転して
変えさせてしまった。
「お兄ちゃんー、この章終わりまで戦闘終わらせといてー」
「えー……俺も宿題有るんだけど……」
「よ、ろ、し、く、ね?」
明らかな作り笑顔は凄まじい圧を放つ。
「はい、分かりました……」
「それでいい」
にこやかな笑みと共に仕事を押し付けられることもあったが、
妹のお陰でゲームなどの娯楽も許されるようになり
俺はすっかり頭があがらなくなってしまった。
妹はノベルゲームなどが得意で直ぐに正解の選択肢を選んで簡単に
クリアしてしまう。反面、アクションゲームや戦略ゲームは苦手なようで
俺はそう言う時にプレイさせられていた。
(ユートピアも妹が買ってきたのを任されたのが最初のプレイだったな……
ああ、そうだ。思い出した。俺がこの世界にいる原因)
月日はさらに流れ、僕も18歳になり妹も高校生になった。
色々自立が許されるようになったお陰か妹はテンション高く歩いていた。
そう、その時。
「ふんふんふーん♪」
「おい、お嬢ちゃん危ねぇぞ!」
「え?」
通行人に声をかけられ妹は赤信号で飛び出していたことに気づいた、
そして僕もその事に初めて気づいた。
「危ない!」
プァー!!!!!!ガシャン!!!!!!
*
(そうだ、俺は妹を庇ってトラックに……)
今ノーティスの身体で生きてるとは言え、
一度死んだという事を思い出した気分は悪かった。
「振り返れば……あの世界に未練とかそんなに無いな……」
唯一の気がかりは妹を守れたのか、それくらいだ。
そう思いながら寮部屋の窓を開ける。
「眩しいな……」
「ユートピア」の世界の景色はゲームで見た以上にとても美しく、
前世で見た景色の何万倍も輝いて見えた。
「神様が慈悲でもくれたのかな……モブだろうと今度は楽しく生きよう」
朝日を全身に浴びながら僕はそう決意した。
1年前にある大企業が新規開拓を狙い全力で尽くして生み出した名作だ。
剣と魔法の世界で、ユートピアという学園都市を舞台に友人、または恋人と親交を深めながら敵対国家を倒したり、国内の犯罪組織を潰したりと様々な事が
できる。
このゲームの良い点は三つ、昨今のポ〇コレ事情などを良い感じに
加味した結果男女共に魅力的なキャラで埋め尽くされている所。
ルートやエンディングの多さを初めとした自由度。
そして何よりも俺がこのゲームにハマっていた理由である
SRPG部分のシステムの作り込みだ。
全てのキャラを適切に使えば格上相手だろうと封殺出来るし、
逆に適当にやれば格下にだって全滅する。
そのプレイヤーである自分の策略で勝利をもぎ取ったという感覚は他のゲームでは得られない快感だった。
……さて、なぜ「ユートピア」について熱心に解説したのか。
その理由はただ一つ。
もう一度確認するように姿見を覗く、
そこには黒い髪に黒い目の色そして細身の体型の少年が写っている。
「ユートピア」に置いてモブの中のモブであるシャドウ・ノーティスの姿だ。
「なんっっっっでだよ!?」
思わず姿見に手を置きながら崩れ落ちてしまう。
別に彼に恨みがあったり嫌いな訳では無い、
ただ、彼はどうしようも無いまでにモブなのだ。
ゲームの最序盤で発生するサブイベントをクリアすると仲間に加わるのだが、
まず全キャラの中でもイベント数は最低クラスであるうえに恋人などの特別な
関係にも何故かなれないのでキャラも印象も薄い。
戦闘ではどうかと言えば殆どの武器を扱えたり、全ての職業に適正が有るなど
役にたつように思えてそんなことは無い。
なぜならステータスが主要キャラに比べて圧倒的に劣っているからだ。
つまり彼は序盤で仲間が不足しがちな主人公一行をカバーするための穴埋め要因
としてデザインされたキャラなのだ。
「こいつかよ……神様ぁ……」
こういうのって普通ポテンシャルは高い悪役とかモブだけど磨けば光るとか
そういうのに転生するもんだろ?どう生きるにしても最初から低いポテンシャルが保証されているのはかなりキツい。
「ハア……落ち着け、こうなった以上ノーティスとして生きていくのはもう仕方が無い、諦めも大事さ……」
「ノーティスとして生きる」そう口にした瞬間、俺の前世……
生野不諦の記憶が走馬灯のように駆け巡る。
*
「生野家之墓」と刻まれた大きな石の前に僕と父、
そして父に抱かれた小さな妹は立っていた。
「ねぇ、お母さんはどこに行っちゃったの?」
「そうだね……凄く遠い所かな」
「なんで?また会いたいよ?」
「……いつか、会えるよ。それまでいい子にしないとな」
3歳の頃、妹をこの世に遺して母は天国に行った。
あの頃はよく分からなかったが悲しみを押し殺して僕らを育ててくれた父には
感謝している。
そんな三人暮らしが続けば良かったものの現実はとても厳しかった。
「お父さん……帰り遅いな?」
「お兄ちゃん、ご飯ー」
「ちょっと待ってね、今レンチンするから」
冷蔵庫から作り置きされた料理を取ろうとした時、
家の電話が鳴る。
「はいもしもし?」
「あっ不諦君かな?君のお父さんが……」
10歳の頃の出来事だ。
そこからはあまり覚えて居ない。
ハッキリしているのは父は帰宅途中に心臓麻痺で倒れ、
助からなかったという事だけだ。
それから祖父母の居なかった僕らは親戚をタライ回しにされ、
最終的に一番金銭的に余裕がある家に押し付けられた。
しかし、そこでの暮らしはあまりいいものじゃ無かった。
「……君達の家はあそこだ」
「あの、あれって物置小屋じゃ……」
「部屋が無くてね、申し訳無いとは思っているよ」
口ではそういうものの4LDKをゆうに超えてるだろうデカい家の前では
説得力は無い。
親戚は自分達の息子にしか金を使いたくなかったようで、
僕らは物置小屋に追いやられ、存在しない様な扱いで暮らしていた。
だが、そんな生活が四年経ったある日。
「お義父さん、私は貴方を虐待で訴えようと思っているんですよ?」
「!?な、何を言っているんだ?」
「だって貴方は私達を物置小屋に閉じ込め、実の息子と比べて明らかに
優劣をつけて扱いますし、この前私がパソコンを要求した時には
『厚かましい事をいうな!』と、怒鳴りつけて脅したじゃないですか?
これは立派な心理的虐待です」
(な、なんだ?何か凄い事が起こっているぞ?)
妹は良くも悪くもしたたかに育っていた。
親戚を虐待で通報すると言って脅し、僕らの待遇を一転して
変えさせてしまった。
「お兄ちゃんー、この章終わりまで戦闘終わらせといてー」
「えー……俺も宿題有るんだけど……」
「よ、ろ、し、く、ね?」
明らかな作り笑顔は凄まじい圧を放つ。
「はい、分かりました……」
「それでいい」
にこやかな笑みと共に仕事を押し付けられることもあったが、
妹のお陰でゲームなどの娯楽も許されるようになり
俺はすっかり頭があがらなくなってしまった。
妹はノベルゲームなどが得意で直ぐに正解の選択肢を選んで簡単に
クリアしてしまう。反面、アクションゲームや戦略ゲームは苦手なようで
俺はそう言う時にプレイさせられていた。
(ユートピアも妹が買ってきたのを任されたのが最初のプレイだったな……
ああ、そうだ。思い出した。俺がこの世界にいる原因)
月日はさらに流れ、僕も18歳になり妹も高校生になった。
色々自立が許されるようになったお陰か妹はテンション高く歩いていた。
そう、その時。
「ふんふんふーん♪」
「おい、お嬢ちゃん危ねぇぞ!」
「え?」
通行人に声をかけられ妹は赤信号で飛び出していたことに気づいた、
そして僕もその事に初めて気づいた。
「危ない!」
プァー!!!!!!ガシャン!!!!!!
*
(そうだ、俺は妹を庇ってトラックに……)
今ノーティスの身体で生きてるとは言え、
一度死んだという事を思い出した気分は悪かった。
「振り返れば……あの世界に未練とかそんなに無いな……」
唯一の気がかりは妹を守れたのか、それくらいだ。
そう思いながら寮部屋の窓を開ける。
「眩しいな……」
「ユートピア」の世界の景色はゲームで見た以上にとても美しく、
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