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〜episode31〜
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数学の時間が終わった。
正直、少し楽しかったと思う。
数学が、じゃなくてノートの会話が、だけどね。
「ヒナ、先生の話聞いてないとだめだろー?ただでさえ数学苦手なんだから」
「なっ…。それは葵が話してくるからでしょ!」
「その話にのってきたのはヒナでーす。俺は悪くありませーん」
「おのれ…!」
そんなお互いに冗談で言っている話をしていると自然に笑ってしまう。
それは葵も同じだったようで。
二人同時に笑い出してしまった。
「ねぇ、何の話をしてるの?僕も知りたいな」
「かず!数学の話をしてたんだよー」
嘘は言ってないけどどうしても後ろめたい気持ちになってしまう。
かずのことを好きになるって決めたばかりなのに席が隣になってしまって、いつもと変わらず葵と話してしまったからかな。
「数学といえば…。ヒナ当てられた時よく答えられたね。結構難しい問題だったから心配してたんだ」
「いや、俺が答え教えたから」
ずっと黙っていた葵が答えた。
かずはびっくりしたような表情を一瞬だけ浮かべて、かずと葵は二人目を合わせて見つめあっている。
何でこの二人は見つめあっているんだ…?
いや、見つめあっているというより、相手を睨んでいるような、そんな感じだ。
そこで私はこの場の空気をおさえようと、二人に話しかけようと思った時。
先に口を開いたのはかずだった。
「それは、僕の彼女が迷惑をかけてごめんね?」
かずが『彼女』という言葉を強調して言ったように聞こえたのは私だけかな…?
今かずは少し口角を上げて、笑っているような顔をしている。
いつもの王子様スマイルじゃない、初めて見るような笑顔だ。
「昔からヒナには迷惑かけられ慣れてるから別に気にしてないけど」
と葵は言い残して友達の所に行ってしまった。
正直、少し楽しかったと思う。
数学が、じゃなくてノートの会話が、だけどね。
「ヒナ、先生の話聞いてないとだめだろー?ただでさえ数学苦手なんだから」
「なっ…。それは葵が話してくるからでしょ!」
「その話にのってきたのはヒナでーす。俺は悪くありませーん」
「おのれ…!」
そんなお互いに冗談で言っている話をしていると自然に笑ってしまう。
それは葵も同じだったようで。
二人同時に笑い出してしまった。
「ねぇ、何の話をしてるの?僕も知りたいな」
「かず!数学の話をしてたんだよー」
嘘は言ってないけどどうしても後ろめたい気持ちになってしまう。
かずのことを好きになるって決めたばかりなのに席が隣になってしまって、いつもと変わらず葵と話してしまったからかな。
「数学といえば…。ヒナ当てられた時よく答えられたね。結構難しい問題だったから心配してたんだ」
「いや、俺が答え教えたから」
ずっと黙っていた葵が答えた。
かずはびっくりしたような表情を一瞬だけ浮かべて、かずと葵は二人目を合わせて見つめあっている。
何でこの二人は見つめあっているんだ…?
いや、見つめあっているというより、相手を睨んでいるような、そんな感じだ。
そこで私はこの場の空気をおさえようと、二人に話しかけようと思った時。
先に口を開いたのはかずだった。
「それは、僕の彼女が迷惑をかけてごめんね?」
かずが『彼女』という言葉を強調して言ったように聞こえたのは私だけかな…?
今かずは少し口角を上げて、笑っているような顔をしている。
いつもの王子様スマイルじゃない、初めて見るような笑顔だ。
「昔からヒナには迷惑かけられ慣れてるから別に気にしてないけど」
と葵は言い残して友達の所に行ってしまった。
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