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序章
7話
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「何!?
あのドレスをか!」
あれはルナの方が破いたのよ
私に贈ったドレスをも忘れるなんてと
ルナがあのドレスを着たいってわがままを言うからだわ。
「あれは私へ贈ったドレスです。
なのにルナが着るというからそれはだめって言っても聞かなくて引っ張り合いになってルナが破いたんですよ?」
「まぁ!
人のせいにするのですか、誰にいたのでしょう!
浅ましいこと」
そう義母が言う
どっちが浅ましいのでしょうか。
婚約者のいる人と一緒にでかけて密会してるのは浅ましくないのでしょうか?
「お姉様ひどすぎるわ
別にあのドレスじゃなくても良かったじゃないですか。
私にはあれしかなかったのに」
「ドレスの一つや二つ渡せない優しい姉ではないのだな
終いには屋敷で虐げてると聞くぞ?
辛いと言って私にいいよってきたときにこの子を守ろうと決めたのだ。
だからお前との婚約を破棄してルナと改めて婚約を結ぶことにした。
新しい命もできたしな」
と突然の婚約破棄と爆弾発言
びっくりしないほうがおかしい。
確かに密会したりコソコソ会ってるのは知っていたけれどもそういうことにもなっているとは思いもよらなかった。
「虐げているのは私ではなく…」
「お姉様ひどい…人のせいにするなんて」
そう言ってルナはまた泣き真似してイーサンにより掛かる
本当の夫婦のように、
シャルは最初っから邪魔者でしかなかったかのように
父もルナを攻めるわけでもなく、あんなに私に起こったりしてたのに今は何も言わないで黙って考え事をしている。
義母は人の婚約者をとったのにも子供ができた事が嬉しいのか
よくやったわなんて言ってた。
遠くから見ているような私だけが切り取られたかのようなそんな光景に私は泣くことも愚か、何も考えられずに、世にいう。
頭が真っ白というような感覚が自分にあった。
私は何を見ているのだろうかと、何を聞かされているのだろうと
イーサンは何を言っているのだろうか?
婚約しているとはいえそういうことはなかったけれど、一応婚約している身としてどうなのだろうか?
それも自分の婚約者の妹とそういう関係になって子をも受けるってそれって浮気の何者でもないのではないだろうか。
ルナもルナで、人の婚約者を寝取ったという自覚はあるのだろうか?
自分たちがしたことをわかっているのだろうか?
この家は自分たちの子供が何をしたのかわかっているのだろうか?
リンガル家もそこまで考えれない程に衰退してるのだろうか?
母が生きていた時のあの暖かかった時間はもうどこにもなかった。
「やっぱりルナは神の申し子ね
神様から頂いたのよ。
きっとこのリンガル家もきっと導いてくれるは、こんな死にたがって周りに迷惑かける構ってちゃんはやっぱりだめね。
あのレスティナの子よりも私のこの方が美貌も魅力も勝ったということね。
シャルティナからルナへと婚約を変えましょう。
そうします旦那様」
そう話を進める。
もうお宝に目がくらんだかのような浮かれようで、
「私もイーサンを愛してるの。
この宝に父がいないなんて可哀想
お願いよお姉様。私にイーサンを頂戴?
婚約者が妹に変わるだけだし
何も変わらないわ?ねぇ?いいでしょ?」
そう言って私にお願いするルナ
その顔は本当に見にくかった。
辛そうに見せようと必死だけれど、この状況が嬉しいという顔をしていた。
あのドレスをか!」
あれはルナの方が破いたのよ
私に贈ったドレスをも忘れるなんてと
ルナがあのドレスを着たいってわがままを言うからだわ。
「あれは私へ贈ったドレスです。
なのにルナが着るというからそれはだめって言っても聞かなくて引っ張り合いになってルナが破いたんですよ?」
「まぁ!
人のせいにするのですか、誰にいたのでしょう!
浅ましいこと」
そう義母が言う
どっちが浅ましいのでしょうか。
婚約者のいる人と一緒にでかけて密会してるのは浅ましくないのでしょうか?
「お姉様ひどすぎるわ
別にあのドレスじゃなくても良かったじゃないですか。
私にはあれしかなかったのに」
「ドレスの一つや二つ渡せない優しい姉ではないのだな
終いには屋敷で虐げてると聞くぞ?
辛いと言って私にいいよってきたときにこの子を守ろうと決めたのだ。
だからお前との婚約を破棄してルナと改めて婚約を結ぶことにした。
新しい命もできたしな」
と突然の婚約破棄と爆弾発言
びっくりしないほうがおかしい。
確かに密会したりコソコソ会ってるのは知っていたけれどもそういうことにもなっているとは思いもよらなかった。
「虐げているのは私ではなく…」
「お姉様ひどい…人のせいにするなんて」
そう言ってルナはまた泣き真似してイーサンにより掛かる
本当の夫婦のように、
シャルは最初っから邪魔者でしかなかったかのように
父もルナを攻めるわけでもなく、あんなに私に起こったりしてたのに今は何も言わないで黙って考え事をしている。
義母は人の婚約者をとったのにも子供ができた事が嬉しいのか
よくやったわなんて言ってた。
遠くから見ているような私だけが切り取られたかのようなそんな光景に私は泣くことも愚か、何も考えられずに、世にいう。
頭が真っ白というような感覚が自分にあった。
私は何を見ているのだろうかと、何を聞かされているのだろうと
イーサンは何を言っているのだろうか?
婚約しているとはいえそういうことはなかったけれど、一応婚約している身としてどうなのだろうか?
それも自分の婚約者の妹とそういう関係になって子をも受けるってそれって浮気の何者でもないのではないだろうか。
ルナもルナで、人の婚約者を寝取ったという自覚はあるのだろうか?
自分たちがしたことをわかっているのだろうか?
この家は自分たちの子供が何をしたのかわかっているのだろうか?
リンガル家もそこまで考えれない程に衰退してるのだろうか?
母が生きていた時のあの暖かかった時間はもうどこにもなかった。
「やっぱりルナは神の申し子ね
神様から頂いたのよ。
きっとこのリンガル家もきっと導いてくれるは、こんな死にたがって周りに迷惑かける構ってちゃんはやっぱりだめね。
あのレスティナの子よりも私のこの方が美貌も魅力も勝ったということね。
シャルティナからルナへと婚約を変えましょう。
そうします旦那様」
そう話を進める。
もうお宝に目がくらんだかのような浮かれようで、
「私もイーサンを愛してるの。
この宝に父がいないなんて可哀想
お願いよお姉様。私にイーサンを頂戴?
婚約者が妹に変わるだけだし
何も変わらないわ?ねぇ?いいでしょ?」
そう言って私にお願いするルナ
その顔は本当に見にくかった。
辛そうに見せようと必死だけれど、この状況が嬉しいという顔をしていた。
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