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第2章
第9話、◆ 宿でヌリヌリ、真琴バージョン②◆
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◆
ユウトがボクに一言の断りもなく、ショートパンツのファスナーを下ろした。
躊躇いがなくなってきてる?
そしてパンティの隙間に手を滑り込ませてくると、ボクの臀部に白濁液を塗り込み始めた。
しかもただ塗り込んでいるのではなく、しっかり揉みしだきながらだから——
また時折思いっきり持ち上げるようにして尻たぶを掴むから、肌を引っ張られる形で陰唇も僅かに引っ張られてしまっている。
そこで考えてしまう。
このまま大事なところを触られたらボクはどうなってしまうんだろう?
ボクは昨日の段階で既に絶頂してしまっている。
でも今からは、ユウトの白濁液で濡れた指がパンティの上からじゃなくて直接触れてくることに。
「——ショートパンツは脱がそうか」
耳元まで顔を寄せたユウトが囁くように言った。
その吐息がかかる言葉に、ゾクっとする刺激が全身を駆け巡る。
あうぅ、またボクの返事を待たずして、今度はショートパンツが太腿のあたりまでずらされてしまう。
そのため愛液まみれのボクのパンティが露出する形に。
あっ、でも——
いくら愛液で濡らしてしまってたとしても、今から白濁液と混ざり合ってしまえば、ユウトも分からないはず。
『だから我慢しなくても大丈夫』
そう思ってしまったばっかりに、今まで堰き止めていた愛液がとめどなく滲み出て蜜壺を満たしていく。
そしてそんな考えははしたないと分かっていても、これからの展開に期待してしまうボクがいた。
◆
真琴が時折漏らす声が、回復魔法を塗り付けるピチャピチャ音と共に部屋に響く。
俺はこのままでは——
真琴が懸命に声を出さないようにしている姿をそばで見ていると、まるで発熱した時のように身体全体が熱を帯び呼吸が荒くなる。そして下半身もこれでもかってぐらい熱を帯び勃起してしまっている。
それと俺の奥底から滲み出る真琴を虐めてあげたい気持ちが、俺の理性を徐々に蝕んでいっている。
とそこで、思わず欲望のままパンティの中へ入れていた両手の指をお尻に突き立てながら引き抜くと、細い腰から太腿の外側を経由して股の付け根の際どい部分へと指を這わせていく。
「——ユウト」
その声で顔を上げると、前を向いていたはずの真琴がこちらへ振り返っていた。
そんな真琴の呼吸は荒く、弱々しく涙目でこちらを見つめていた。
そのため思わず心臓が止まりそうになり我に返る。
しまった、やりすぎてしまった!
後悔と共に、俺に身を委ねてくれていた真琴に対し、申し訳ない気持ちで一杯になってくる。
「その、ユウト」
——怒られる。
「見えてないよね!? 」
一時の沈黙。
「……えっ? 」
「その、そこからだと見えてないよね? 」
指摘するところは、そこなの!?
と安堵すると共に、そんな可愛い真琴に対して俺の欲望を押し付けたくなる衝動が一気に理性を染め上げた。
「——あぁ、見えていないよ」
「そしたら自分で脱ぐね」
◆
ボクはずるい女だ。
見えているとか見えてないとか、もうどうでも良くなっているのに、そんな言葉を平然と吐く。
そしてもう我慢出来ないから、自分からパンティに指をかけ脱がした。
ユウトに背中を預けたまま座っているボクは、早くめちゃくちゃに弄って欲しくて閉じていた脚を少しだけ開く。
ユウトはそんなボクの考えを見抜いているのか、中々秘部に触れてくれない。代わりに開かれた股ぐらの付け根部分から内腿までの小麦色に焼けている肌に白濁液を塗りたくっている。ボクはその焦らしに耐えきれず、とめどない愛液は蜜口から溢れ出しお尻を伝って布団を濡らしていく。
うぅ、ユウト、焦らさないで——
あぐっ。
ボクの大陰唇のすぐ隣をユウトの指が擦り始めた。
そのままキミの卑猥な白濁液まみれのその指で、ボクをくちゃくちゃにして欲しい。早く触れて、じゃないと、ボクがおかしくなっちゃうよ。
「んっ! 」
ボクの割れ目が二本の指で押し広げられた。
そこからユウトは、まるで指を使ってボクの秘所の形を確かめるようにして、ゆっくり時間をかけて少しずつ触れていく。ボクの外側のお肉を挟み込んだり、中のひだひだをこねくり回して摘んで伸ばしたり、皮を被ったままの陰核を前後左右、順番に軽く擦ったり何度も優しく押し潰したり。
全ての形を把握し満足したのか、今度は小陰唇と膣口を中心に円を描くようにして指をねっとりと這わせていく。
そしてユウトの指先が卑猥な音をたて、その小さな窪みに溜まる液体を花びらごと掻き回し始めた。
「——実はね、真琴」
ボクの頭がユウトへの愛情と与えられる快楽のことしか考えられなくなっている中、突然ユウトの声が聞こえた。
「さっきから魔法は使ってないんだ」
えっ?
それって?
「いっぱい感じてくれて嬉しいな」
つまりそれって——
「あぐぐうぅっ」
ボクの心と身体は、そのユウトの意地悪で甘い言葉によりぐちゃぐちゃにされてしまう。
身体は小刻みに跳ね、口からはよだれと共に言葉にならない言葉を漏らしていく。
そんなボクを、ユウトはさらに責めたてる。
膣口内に僅かに侵入させた指先の腹を右側の側面に軽く当てると、ゆっくり何度も浅い抜き差しを始める。そして首筋を掠めるようにして這わせていた舌先で耳元も濡らしていくと——
「俺のこと、好き? 」
と囁いた。
「っ好き好き、——大好きっ! 」
ボクは頭が痺れ真っ白になってしまってる中懸命に想いを口にすると、上半身を捻ってユウトにキスを懇願する。
「俺も真琴のこと、大好きだよ」
蕩けるような優しく触れられるディープキスと、はだけた服の隙間から差し込まれた手で優しく下から揉まれていくおっぱい、そして無慈悲に淡々と一定のリズムで行われる膣口への抜き差し。その三点同時に与えられる快楽に、ボクは何度絶頂を迎えたのか分からないぐらい、何度も何度も全身を震わせていった。
◆
やっ、やりすぎてしまったかもしれない。
真琴が可愛すぎて愛おしすぎて、沢山喜んで貰おうと思って色々と頑張ってみたわけなんだけど、その際思わず内なるSな部分が出てしまった。
真琴は意識がないようで、現在はだけた服の状態でぐったりとベットに横たわっており、乱れた髪で表情は見えないけど、はぁはぁと苦しそうに呼吸だけをしている。
取り敢えず白濁球を作り上げると、その浄化の力で真琴の身体と濡れた布団を綺麗にしておく。
とそこで緊張の糸が切れてしまったのだろう、突然の睡魔が俺を襲う。
そう言えばなんだかんだで二連戦だったんだよね。
俺は真琴に毛布をかけ明かりを落とすと、真琴の隣に潜り込んだのであった。
ユウトがボクに一言の断りもなく、ショートパンツのファスナーを下ろした。
躊躇いがなくなってきてる?
そしてパンティの隙間に手を滑り込ませてくると、ボクの臀部に白濁液を塗り込み始めた。
しかもただ塗り込んでいるのではなく、しっかり揉みしだきながらだから——
また時折思いっきり持ち上げるようにして尻たぶを掴むから、肌を引っ張られる形で陰唇も僅かに引っ張られてしまっている。
そこで考えてしまう。
このまま大事なところを触られたらボクはどうなってしまうんだろう?
ボクは昨日の段階で既に絶頂してしまっている。
でも今からは、ユウトの白濁液で濡れた指がパンティの上からじゃなくて直接触れてくることに。
「——ショートパンツは脱がそうか」
耳元まで顔を寄せたユウトが囁くように言った。
その吐息がかかる言葉に、ゾクっとする刺激が全身を駆け巡る。
あうぅ、またボクの返事を待たずして、今度はショートパンツが太腿のあたりまでずらされてしまう。
そのため愛液まみれのボクのパンティが露出する形に。
あっ、でも——
いくら愛液で濡らしてしまってたとしても、今から白濁液と混ざり合ってしまえば、ユウトも分からないはず。
『だから我慢しなくても大丈夫』
そう思ってしまったばっかりに、今まで堰き止めていた愛液がとめどなく滲み出て蜜壺を満たしていく。
そしてそんな考えははしたないと分かっていても、これからの展開に期待してしまうボクがいた。
◆
真琴が時折漏らす声が、回復魔法を塗り付けるピチャピチャ音と共に部屋に響く。
俺はこのままでは——
真琴が懸命に声を出さないようにしている姿をそばで見ていると、まるで発熱した時のように身体全体が熱を帯び呼吸が荒くなる。そして下半身もこれでもかってぐらい熱を帯び勃起してしまっている。
それと俺の奥底から滲み出る真琴を虐めてあげたい気持ちが、俺の理性を徐々に蝕んでいっている。
とそこで、思わず欲望のままパンティの中へ入れていた両手の指をお尻に突き立てながら引き抜くと、細い腰から太腿の外側を経由して股の付け根の際どい部分へと指を這わせていく。
「——ユウト」
その声で顔を上げると、前を向いていたはずの真琴がこちらへ振り返っていた。
そんな真琴の呼吸は荒く、弱々しく涙目でこちらを見つめていた。
そのため思わず心臓が止まりそうになり我に返る。
しまった、やりすぎてしまった!
後悔と共に、俺に身を委ねてくれていた真琴に対し、申し訳ない気持ちで一杯になってくる。
「その、ユウト」
——怒られる。
「見えてないよね!? 」
一時の沈黙。
「……えっ? 」
「その、そこからだと見えてないよね? 」
指摘するところは、そこなの!?
と安堵すると共に、そんな可愛い真琴に対して俺の欲望を押し付けたくなる衝動が一気に理性を染め上げた。
「——あぁ、見えていないよ」
「そしたら自分で脱ぐね」
◆
ボクはずるい女だ。
見えているとか見えてないとか、もうどうでも良くなっているのに、そんな言葉を平然と吐く。
そしてもう我慢出来ないから、自分からパンティに指をかけ脱がした。
ユウトに背中を預けたまま座っているボクは、早くめちゃくちゃに弄って欲しくて閉じていた脚を少しだけ開く。
ユウトはそんなボクの考えを見抜いているのか、中々秘部に触れてくれない。代わりに開かれた股ぐらの付け根部分から内腿までの小麦色に焼けている肌に白濁液を塗りたくっている。ボクはその焦らしに耐えきれず、とめどない愛液は蜜口から溢れ出しお尻を伝って布団を濡らしていく。
うぅ、ユウト、焦らさないで——
あぐっ。
ボクの大陰唇のすぐ隣をユウトの指が擦り始めた。
そのままキミの卑猥な白濁液まみれのその指で、ボクをくちゃくちゃにして欲しい。早く触れて、じゃないと、ボクがおかしくなっちゃうよ。
「んっ! 」
ボクの割れ目が二本の指で押し広げられた。
そこからユウトは、まるで指を使ってボクの秘所の形を確かめるようにして、ゆっくり時間をかけて少しずつ触れていく。ボクの外側のお肉を挟み込んだり、中のひだひだをこねくり回して摘んで伸ばしたり、皮を被ったままの陰核を前後左右、順番に軽く擦ったり何度も優しく押し潰したり。
全ての形を把握し満足したのか、今度は小陰唇と膣口を中心に円を描くようにして指をねっとりと這わせていく。
そしてユウトの指先が卑猥な音をたて、その小さな窪みに溜まる液体を花びらごと掻き回し始めた。
「——実はね、真琴」
ボクの頭がユウトへの愛情と与えられる快楽のことしか考えられなくなっている中、突然ユウトの声が聞こえた。
「さっきから魔法は使ってないんだ」
えっ?
それって?
「いっぱい感じてくれて嬉しいな」
つまりそれって——
「あぐぐうぅっ」
ボクの心と身体は、そのユウトの意地悪で甘い言葉によりぐちゃぐちゃにされてしまう。
身体は小刻みに跳ね、口からはよだれと共に言葉にならない言葉を漏らしていく。
そんなボクを、ユウトはさらに責めたてる。
膣口内に僅かに侵入させた指先の腹を右側の側面に軽く当てると、ゆっくり何度も浅い抜き差しを始める。そして首筋を掠めるようにして這わせていた舌先で耳元も濡らしていくと——
「俺のこと、好き? 」
と囁いた。
「っ好き好き、——大好きっ! 」
ボクは頭が痺れ真っ白になってしまってる中懸命に想いを口にすると、上半身を捻ってユウトにキスを懇願する。
「俺も真琴のこと、大好きだよ」
蕩けるような優しく触れられるディープキスと、はだけた服の隙間から差し込まれた手で優しく下から揉まれていくおっぱい、そして無慈悲に淡々と一定のリズムで行われる膣口への抜き差し。その三点同時に与えられる快楽に、ボクは何度絶頂を迎えたのか分からないぐらい、何度も何度も全身を震わせていった。
◆
やっ、やりすぎてしまったかもしれない。
真琴が可愛すぎて愛おしすぎて、沢山喜んで貰おうと思って色々と頑張ってみたわけなんだけど、その際思わず内なるSな部分が出てしまった。
真琴は意識がないようで、現在はだけた服の状態でぐったりとベットに横たわっており、乱れた髪で表情は見えないけど、はぁはぁと苦しそうに呼吸だけをしている。
取り敢えず白濁球を作り上げると、その浄化の力で真琴の身体と濡れた布団を綺麗にしておく。
とそこで緊張の糸が切れてしまったのだろう、突然の睡魔が俺を襲う。
そう言えばなんだかんだで二連戦だったんだよね。
俺は真琴に毛布をかけ明かりを落とすと、真琴の隣に潜り込んだのであった。
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