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116. ニャンゴン
しおりを挟むブリトニー·ゴトウ·ロマンチックは、漆黒の森のダークエルフに古くから使える漆黒の森の名家、ロマンチック家の次女である。
漆黒の森の王家は、代を追うごとに弱体していき、ほとんどの漆黒の森の城塞都市は、魔王や大魔王に奪われてしまっている。
そしてロマンチック家は、数少ない漆黒の森の王家が治める直轄領『城塞都市ニャンゴン』の城主を務める家系であるのだ。
ロマンチック家は、武家の家であった。
代々、漆黒の森の騎士団長を輩出する家柄でもある。
実際にブリトニーの父は、ニャンゴンの城主を務めつつ、漆黒の森の騎士団長も務めていた。
そして、ブリトニーはというと、ロマンチック家は武家の家柄だったのだが、女の子という事もあり、戦いとは関係なく、ニャンゴンの2番目の姫として自由に育てられていた。
しかし、弱体化している漆黒の森では、戦争が絶えない。
既に、魔王に統治されている城塞都市より、漆黒の森の王家が治めている城塞都市の方が、奪うのは容易い。
なので、ブリトニーの父は、漆黒の森の騎士団長という事もあり、漆黒の森王家の直轄領が魔王に襲われる度に、漆黒の森中を飛び回り鎮圧し回っていた。
しかし、ある日、ブリトニーの父が他の城塞都市の援軍に出かけている時を狙い、ある魔王が、ニャンゴンを奪おうと、攻めてきた事があった。
今までは、ブリトニーの父の武勇を恐れて、ニャンゴンに攻め入るバカな魔王はいなかったのだが、その魔王はバカだった。
ニャンゴンの防御は、完璧だ。
ブリトニーの一族は、揃って戦闘力が高い。
代々、ロマンチック家は、漆黒の森の騎士団長を輩出している家柄なのだが、実際に漆黒の森の騎士団長になるには家柄など関係ない。
強ければ誰でもなれる。
それなのに、代々騎士団長を輩出しているという事は、ただただロマンチック家一族は、めちゃくちゃ強いのだ。
しかし、手違いは必ず起こる。
防御は完璧だった筈なのだが、まだ8歳だったブリトニーの部屋に、魔王の手下が忍びこんできたのだ。
魔王の手下は、8歳のブリトニーを見て興奮した。
何故ならブリトニーは、この頃から美少女だったのだ。
魔王の手下は、迷わずズボンを脱ぎ、チンコをビンビンに立たせ、ブリトニーに襲いかかった。
ブリトニーも武家の娘である。
それなりに、護身術なども習ったりしている。
ブリトニーにとって、魔王の手下は、父や兄に比べて、余りに鈍重だった。
襲いかかる魔王の手下のチンコを右手で握り、そのまま股の間をすり抜け、思いっきし引っ張った。
魔王の手下は、ブリトニーのあまりの速さに対処出来ず、思いっきし地面に顔をぶつけ、歯は折れ、鼻から血がドバドバと吹き出した。
ブリトニーは、右手がヌルヌルしているのを感じた。
見てみると、白い液体が右手にベッタリとついている。
ブリトニーはこの白い液体を見た事があった。
つい先日、歳の離れた兄に遊んでもらおうと、兄の部屋にノックをしないで入った時、兄が下半身丸出しでオチンチンを握り、その先っぽから、今見たのと同じ白い液体を出しているのを見たのだ。
ブリトニーは、兄のオチンチンから白い膿が出ていると思い、慌てて「お母さん呼んでくる!」と、兄の部屋を出ようとしたら、慌てて止められた事を思いだした。
「オジサン! この白い液体何?」
ブリトニーは、顔面血だらけの魔王の手下に聞いてみた。
「精液だ」
「精液って何?」
「女を見て犯してやろうと思うと、出てくるんだ!」
「犯すって何?」
「女のマンコに男のチンコを無理矢理ねじ込む事だ!」
「何で、無理矢理ねじ込むの?」
「気持ちいいからだ!」
「オジサンは私を犯そうとしたの?」
「そうだ!」
「オジサンの話を聞いていたら、私のお股から汁が溢れだしてきてるのだけど、何で?」
「お前が俺に犯されたいからじゃないのか?」
「私はオジサンに、犯されたくないよ!
オジサンは私の好みじゃないな」
「でもお前は、俺を見て興奮して濡れているんだろ?」
「うん。オジサンの血を見て興奮してるみたい!」
「……」
「もっと、血だらけになってもらおっかな」
ブリトニーは果実を刈り取るように、右手に握ったままだった魔王の手下のチンコを捻った。
ブチッ!
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア……………!!」
ブリトニーは、魔王の手下のチンコを引きちぎってしまった。
「興奮する! 気持ちいい! 血と白い液体の匂いが混ざって、とても興奮する匂いになるよ!」
ブリトニーは右手に持った、血と精子だらけのチンコをペロペロ舐めた。
「ハァハァ……き……気持ち良すぎるぅ……あ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ビクッ! ビクッ! ビクッ!
「オ……オジサン……
お股がピクピクするよぉ……」
「クッ! このサイコ野郎!」
魔王の手下は、さっきまでチンコがあった場所を押さえながら叫んだ。
「野郎じゃないよ、8歳の女の子だよ!」
魔王の手下の男は、何とか立ち上がり、ブリトニーに襲いかかってきた。
ブリトニーはヒョイと避け、足をかける。
ズコッ!
魔王の手下は、見事に転んだ。
ブリトニーは、護身用と渡されていたナイフを机の引き出しから取り出し、魔王の手下の右太ももを刺した。
「ウギャアアアアアア!!」
魔王の手下は、もんどりうって叫ぶ。
ブリトニーは、スグに右モモからナイフを抜き、続けて左モモも刺した。
「ウギャアアアアアア!!」
魔王の手下は右モモを刺した時も、左モモを刺した時も同じような声を出した。
スパッ! スパッ!
次はアキレス腱を斬ってみた。
これで、オジサンは逃げれないな。
ブリトニーは冷静に考える。
スパッ! スパッ!
両腕の二の腕を、深めに斬ってみた。
これで腕は使えなくなった筈。
いつの間にか魔王の手下の声が聞こえなくなった。
恐怖のあまり声が出せなくなったようだ。
オシッコの、匂いがする。
既にオチンチンはないが、オチンチンがあった場所からオシッコを漏らしたようだ。
精子と血とオシッコが混ざった何とも言えない匂いが、ブリトニーの部屋に充満する。
ビクッ! ビクッ! ビクッ!
「はぁー……気持ちぃぃよぉ……
この匂い、私は好きだ!
お股のビクビクが止まらないな……」
ブリトニーは、魔王の手下を仰向けにした。
魔王の手下は既に血だらけだ。
ブリトニーは魔王の手下の腹を、十字に切り裂いた。
ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ!
「あぁぁぁぁぁぁ………」
あまりの気持ち良さで、しばらく動けなくなった。
ブリトニーは無言のまま、イッタ余韻に浸る
「気持ち良すぎる……この快感を毎日味わいたいな。
よし! 少し落ち着いてきたかな」
ブリトニーは、先程切り裂いた魔王の手下のお腹に手を突っ込んで、腸を掴んだ。
魔王の手下は痙攣して、ピクピクしている。
「ぷにぷにして暖かい。
それに、腸がピクピクしてるのは、オジサンも気持ちいいのかな?」
ブリトニーはオジサンの腸をしっかり掴み直した。
「うりゃぁ!」
ブリトニーは、魔王の手下の腸を引っ張り出す。
「これでソーセージ作ったら、美味しいかな?」
バンッ!
誰かが、ブリトニーの部屋の戸を勢いよく開けた。
「ブリトニー! 大丈夫か!」
戸を開けたのは、ブリトニーの歳の離れた兄だった。
「アレ……お兄ちゃん?
あっそうだ! 昨日、お兄ちゃんがオチンチンから出してた白い液体って、女の子を犯そうとする時に出るって、本当?」
ブリトニーは体中血だらけの状態で、魔王の手下の腸を右手で握りしめながらお兄ちゃんに、聞いた。
「お……犯そうとしなくても、好きな女の子の事を考えれば、年頃の男子なら誰でも出るんじゃないかな……」
ブリトニーの歳の離れた兄は、血だらけの8歳の妹に驚愕しつつも、昨日オナニーを見られた事の言い訳だけは、しっかりと答えたのだった。
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