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本編
09.意外と……?
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宝石も、具体的な詳細は省く。
「ゼロからイチを造れる異能です」
「ということは、貴女一人いれば、宝石が作り放題、と……?」
「そうですね。発動条件は、その宝石に関しての知識が必須ですが」
何とも言い難い顔でレスニアが聞いてくる。出したいと思う宝石を思い浮かべるだけでは、ガラクタ同然のものしかできない。宝石でもなく、ましてやガラスなどでもなく、少し力をいれるだけで、簡単に砕け散る紛い物だ。
「あちらとこちらで、宝石の種類が違うということもなかったので、問題なく使用できます」
こちらに来て、まず一番初めに書物庫で確認したのは宝石のことだった。宝石の名前、靭性、硬度、そのほか諸々。すべて、隅々まで確認するのに丸二日かかったが。一致したので、今更覚え直ししなくて済んだのには安堵したものである。
「じゃあよぉ。攻守ともに優れてるっつーのは、宝石にも当てはまんだろ?どうするんだ?」
「レイトラル。貴方敬語もまともに使えないのですか」
「おっと。そいつは失礼しました」
「えっと、堅苦しいのは苦手なので、その、普通に……?」
騎士団を統括する総長レイトラル・スモーニーの質問には、瑞姫が口を開く前にすかさず隣に座っているレスニアが言葉遣いを諫める。彼女としては口調にどうこういうつもりは全くない。何と言っていいかわからず、助けを求めるようにシリウスへ視線を向けた。無言のヘルプを受けた彼は、少し笑いながら頷く。
「カグラ殿が困ってるから、今は普通に接してやってあげてくれ」
助け舟が出され、瑞姫はパッと顔を輝かせた。そのままレイトラルに顔を向ければ、なぜか可笑しそうに笑いながらも了承の意を告げる。
「あ、で、えっと。簡単に言えば、水と同じくイメージで自由自在に造れます。ただ、デメリットとして、一定時間経つと水と違って消せなくなっちゃいます。戦闘で扱うなら造って消して、造って消して、って作業をしながらなので、非効率ではあるんですけど」
だから、主力はもっぱら水である。
「宝石って割れやすくねぇか?」
「一度造ったものに、靭性や硬度を足せば大丈夫です」
「造ってからではないと、変えられないのですね」
「そうなんです」
レスニアは宰相なだけはある。頭の回転が早い。造るときに必要な知識をその時点で改ざんすると、イメージ通りに創造出来ず、ガラクタが出来上がるのもデメリットなのだ。その分のメリットは、ミスリルさえも容易く破壊できるくらいには強度を付けることができる。打撃もさることながら、盾としても非常に優れているのだ。
「女神に相応しい能力ですねえ……」
シュバルツの言葉には、苦笑いである。
彼らに今説明できる部分は、これくらいだろう。本当は、まだまだいろいろできることはあるのだが、これ以上はあまり知られたくはない。残りの色々部分は、本当に心から信用も信頼もできる人だけに伝えたい。元々、宝石の異能は元の世界でもあまり使用しなかったほうなので、こちらでも使用しないでいられるといいな、と思っている。戦争は、今はないからどの国も落ち着いているとはいえ、悪人が消えたわけではないのだ。隠しきれるとは思っていないが、隠しきれる時までは隠しておきたいのが本音であるので、このことはここだけの話としてお願いした。もちろん、水の異能だけは大々的に公表してもらって構わない、という節も伝える。
「まあ、こっちに召喚した際に授かった能力としても問題はないかと。加護っていうのが、どういうのかちょっとよくわかんないですけど。水と豊穣を司る神様であるので、間違いじゃないですよね」
「ふっ、まあ、確かに」
王は、おかしそうに笑った。
「女神様はよ、荒事って得意なのか?」
「専門分野ですね」
「……嘘だろ、オイ」
冗談交じりで聞いたのだろう、レイトラルは少し楽しげな表情だったが、ぐ、と親指を突き立てんばかりの輝かしい笑顔の瑞姫が肯定すれば固まったのち、驚愕の表情に色を変える。第二、第三の騎士団長及び副団長は、戦えると話していたのでそう驚いてはいない。それ以外の者たちは、まさか、という空気だったが、次に発した王の言葉に再度固まることになった。
「そういえば、そなたは魔法……、あぁ、異能か、それと共に突撃するスタイル、と言っていたな。窃盗グループを捕らえた際は、異能すら使わず、武器も鞘から抜くこともせずに沈めおったわ。見事な手腕だったな」
(最初に少しだけ使ったけど……。見えてなかったっぽいな。まあいいか)
そういえば、王にはそう伝えていたし、そばで見ていたのだった。うむうむ、と楽し気に頷く王に、思考停止から抜け出した者たちは内心、そういうことは早く言え!と思ったとか思わなかったとか。まあ、彼女が戦闘とは無縁に見える、というのは、元の世界でも言われていたことだ。それほど、容姿からは想像できないのである。戦えるとは伝わっているが、彼女の容姿から過激そうには見えなかったから、そこそこしか戦えないと勘違いしたのだ。
シリウス達には伝えていたので、この場にいる者達には伝わっているかと思ったら、どうやら中途半端にしか伝わっていないらしい。少し首をかしげてシリウスやリカルドを見れば、しまった、と顔に書いてあった。……伝え忘れていただけらしい。
「すまない、伝え忘れていたようだ……。彼女は、警察という組織に所属していて、市民を守る立場にあったようだよ」
「けいさつ……」
「これは、彼女の世界と聖女様の世界の共通点なのだけど、凶器になるような武器は持ってはダメだという法律があるみたいなんだ。だけど、彼女はそれを持つことが許されるようだよ」
「けいさつ、という立場は、市民を守る為にある組織だから、持つことを許される、ということですか?」
「でなければ、武器など求めませんな」
瑞姫が武器を手元に置いている、というのはこの場にいる者たちに伝えてあるらしい。
「警察と言っても、色々あるんですけどね。その中でも、私は特殊な部署に所属してまして。大雑把に言えば、凶悪犯とか、大規模なテロ組織とかを相手してました」
「当然、命がけになるのですね?」
「そうです。まあ、そういう大規模で大事になるのは、月に一度あるかないか程度なんですけど」
「我々騎士団と、似たようなもの、ととらえてもよろしいのですか?」
「んー、そう、ですね。犯罪者を取り締まること、であるのならば」
当り前だが、魔物はいない。人外な外見の異能者はいるが、人間である。彼らは一応、それで納得したようだった。レイトラルは少し何か考えている様子だが、結局それ以上は何も言うことはなく。
「では、女神様の能力は、サラスバティー様のご加護がおありで、水の能力を持っていること、といたしましょう」
あとは何かありますか?とレスニアに問われたので、うーん、と考え込む。
「私と東雲さんは別々の世界から来たっていうのは、徹底して伝えてもらったほうがいいかと思います。戦えるのは私だけ、とも。土台が違うので、比較は絶対駄目ですね」
「……確かに。戦えるのと戦えないのでは、こちらの守り方も変わってくるしな……」
レイトラルの言葉に、頷く。
「比較できるものでもないですけどねえ」
「ここの人たちは知らないですけど……、頭カラな人達はどこでもいますから……。戦えない子に戦えと迫る馬鹿が、いないとも言えませんし」
「あ~、確かにですねえ。でもそれは、逆に言えばあなたもでは?どの程度戦えるかはまだ知りませんけど、だからこそ、突っかかってくるのもいそうですよねえ。女神様というのに」
まあ、それもいないとも言えない。騎士団に女だからと馬鹿にする男がいるのだ。一応、女神という立場を立ててはくれるだろうが、見下してくる男はいるだろう。
「いますよね、相手の力量が測れない馬鹿って。普段は、時間の無駄なので相手にしないんですけど……。うーん、一度見せしめ的な感じで、潰してあげたほうがいいのかな……。でも男って精神的にはすっごく弱いから、使い物にならなくなったらどうしよう……」
「か、過激ですね、カグラ殿……」
「やったこと、あるのかな?情けとか……」
「ありますよ。情け?そんな甘いもの、敵にかけてどうします。女の敵は世の敵が多いんですから、ぽきっとやっちゃったほうが早いんですよね~」
相手の力量が測れない馬鹿は、普段相手にせずスルーすることが多い。時間の無駄だからだ。そんなのにいちいち構っていたら、こちらがつかれる。レスニアは過激というが、そうだろうか。そういう男は、柔らかくいっても聞かず、かといって中途半端につぶすと、また繰り返すことがある。シリウスも情けとは言うが、そんなものかけるものか。この場にいる男は顔をひきつらせているが、女二人は顔を輝かせていた。
「まあ、起こってもないことを考えても仕方ないので、起きたときに考えます」
「その際は、相談してくれると嬉しいかな」
ちょっと顔がまだひきつっているシリウスに、彼女はにっこり笑って頷く。その笑顔に、一抹の不安を覚えたシリウスだった。
「ゼロからイチを造れる異能です」
「ということは、貴女一人いれば、宝石が作り放題、と……?」
「そうですね。発動条件は、その宝石に関しての知識が必須ですが」
何とも言い難い顔でレスニアが聞いてくる。出したいと思う宝石を思い浮かべるだけでは、ガラクタ同然のものしかできない。宝石でもなく、ましてやガラスなどでもなく、少し力をいれるだけで、簡単に砕け散る紛い物だ。
「あちらとこちらで、宝石の種類が違うということもなかったので、問題なく使用できます」
こちらに来て、まず一番初めに書物庫で確認したのは宝石のことだった。宝石の名前、靭性、硬度、そのほか諸々。すべて、隅々まで確認するのに丸二日かかったが。一致したので、今更覚え直ししなくて済んだのには安堵したものである。
「じゃあよぉ。攻守ともに優れてるっつーのは、宝石にも当てはまんだろ?どうするんだ?」
「レイトラル。貴方敬語もまともに使えないのですか」
「おっと。そいつは失礼しました」
「えっと、堅苦しいのは苦手なので、その、普通に……?」
騎士団を統括する総長レイトラル・スモーニーの質問には、瑞姫が口を開く前にすかさず隣に座っているレスニアが言葉遣いを諫める。彼女としては口調にどうこういうつもりは全くない。何と言っていいかわからず、助けを求めるようにシリウスへ視線を向けた。無言のヘルプを受けた彼は、少し笑いながら頷く。
「カグラ殿が困ってるから、今は普通に接してやってあげてくれ」
助け舟が出され、瑞姫はパッと顔を輝かせた。そのままレイトラルに顔を向ければ、なぜか可笑しそうに笑いながらも了承の意を告げる。
「あ、で、えっと。簡単に言えば、水と同じくイメージで自由自在に造れます。ただ、デメリットとして、一定時間経つと水と違って消せなくなっちゃいます。戦闘で扱うなら造って消して、造って消して、って作業をしながらなので、非効率ではあるんですけど」
だから、主力はもっぱら水である。
「宝石って割れやすくねぇか?」
「一度造ったものに、靭性や硬度を足せば大丈夫です」
「造ってからではないと、変えられないのですね」
「そうなんです」
レスニアは宰相なだけはある。頭の回転が早い。造るときに必要な知識をその時点で改ざんすると、イメージ通りに創造出来ず、ガラクタが出来上がるのもデメリットなのだ。その分のメリットは、ミスリルさえも容易く破壊できるくらいには強度を付けることができる。打撃もさることながら、盾としても非常に優れているのだ。
「女神に相応しい能力ですねえ……」
シュバルツの言葉には、苦笑いである。
彼らに今説明できる部分は、これくらいだろう。本当は、まだまだいろいろできることはあるのだが、これ以上はあまり知られたくはない。残りの色々部分は、本当に心から信用も信頼もできる人だけに伝えたい。元々、宝石の異能は元の世界でもあまり使用しなかったほうなので、こちらでも使用しないでいられるといいな、と思っている。戦争は、今はないからどの国も落ち着いているとはいえ、悪人が消えたわけではないのだ。隠しきれるとは思っていないが、隠しきれる時までは隠しておきたいのが本音であるので、このことはここだけの話としてお願いした。もちろん、水の異能だけは大々的に公表してもらって構わない、という節も伝える。
「まあ、こっちに召喚した際に授かった能力としても問題はないかと。加護っていうのが、どういうのかちょっとよくわかんないですけど。水と豊穣を司る神様であるので、間違いじゃないですよね」
「ふっ、まあ、確かに」
王は、おかしそうに笑った。
「女神様はよ、荒事って得意なのか?」
「専門分野ですね」
「……嘘だろ、オイ」
冗談交じりで聞いたのだろう、レイトラルは少し楽しげな表情だったが、ぐ、と親指を突き立てんばかりの輝かしい笑顔の瑞姫が肯定すれば固まったのち、驚愕の表情に色を変える。第二、第三の騎士団長及び副団長は、戦えると話していたのでそう驚いてはいない。それ以外の者たちは、まさか、という空気だったが、次に発した王の言葉に再度固まることになった。
「そういえば、そなたは魔法……、あぁ、異能か、それと共に突撃するスタイル、と言っていたな。窃盗グループを捕らえた際は、異能すら使わず、武器も鞘から抜くこともせずに沈めおったわ。見事な手腕だったな」
(最初に少しだけ使ったけど……。見えてなかったっぽいな。まあいいか)
そういえば、王にはそう伝えていたし、そばで見ていたのだった。うむうむ、と楽し気に頷く王に、思考停止から抜け出した者たちは内心、そういうことは早く言え!と思ったとか思わなかったとか。まあ、彼女が戦闘とは無縁に見える、というのは、元の世界でも言われていたことだ。それほど、容姿からは想像できないのである。戦えるとは伝わっているが、彼女の容姿から過激そうには見えなかったから、そこそこしか戦えないと勘違いしたのだ。
シリウス達には伝えていたので、この場にいる者達には伝わっているかと思ったら、どうやら中途半端にしか伝わっていないらしい。少し首をかしげてシリウスやリカルドを見れば、しまった、と顔に書いてあった。……伝え忘れていただけらしい。
「すまない、伝え忘れていたようだ……。彼女は、警察という組織に所属していて、市民を守る立場にあったようだよ」
「けいさつ……」
「これは、彼女の世界と聖女様の世界の共通点なのだけど、凶器になるような武器は持ってはダメだという法律があるみたいなんだ。だけど、彼女はそれを持つことが許されるようだよ」
「けいさつ、という立場は、市民を守る為にある組織だから、持つことを許される、ということですか?」
「でなければ、武器など求めませんな」
瑞姫が武器を手元に置いている、というのはこの場にいる者たちに伝えてあるらしい。
「警察と言っても、色々あるんですけどね。その中でも、私は特殊な部署に所属してまして。大雑把に言えば、凶悪犯とか、大規模なテロ組織とかを相手してました」
「当然、命がけになるのですね?」
「そうです。まあ、そういう大規模で大事になるのは、月に一度あるかないか程度なんですけど」
「我々騎士団と、似たようなもの、ととらえてもよろしいのですか?」
「んー、そう、ですね。犯罪者を取り締まること、であるのならば」
当り前だが、魔物はいない。人外な外見の異能者はいるが、人間である。彼らは一応、それで納得したようだった。レイトラルは少し何か考えている様子だが、結局それ以上は何も言うことはなく。
「では、女神様の能力は、サラスバティー様のご加護がおありで、水の能力を持っていること、といたしましょう」
あとは何かありますか?とレスニアに問われたので、うーん、と考え込む。
「私と東雲さんは別々の世界から来たっていうのは、徹底して伝えてもらったほうがいいかと思います。戦えるのは私だけ、とも。土台が違うので、比較は絶対駄目ですね」
「……確かに。戦えるのと戦えないのでは、こちらの守り方も変わってくるしな……」
レイトラルの言葉に、頷く。
「比較できるものでもないですけどねえ」
「ここの人たちは知らないですけど……、頭カラな人達はどこでもいますから……。戦えない子に戦えと迫る馬鹿が、いないとも言えませんし」
「あ~、確かにですねえ。でもそれは、逆に言えばあなたもでは?どの程度戦えるかはまだ知りませんけど、だからこそ、突っかかってくるのもいそうですよねえ。女神様というのに」
まあ、それもいないとも言えない。騎士団に女だからと馬鹿にする男がいるのだ。一応、女神という立場を立ててはくれるだろうが、見下してくる男はいるだろう。
「いますよね、相手の力量が測れない馬鹿って。普段は、時間の無駄なので相手にしないんですけど……。うーん、一度見せしめ的な感じで、潰してあげたほうがいいのかな……。でも男って精神的にはすっごく弱いから、使い物にならなくなったらどうしよう……」
「か、過激ですね、カグラ殿……」
「やったこと、あるのかな?情けとか……」
「ありますよ。情け?そんな甘いもの、敵にかけてどうします。女の敵は世の敵が多いんですから、ぽきっとやっちゃったほうが早いんですよね~」
相手の力量が測れない馬鹿は、普段相手にせずスルーすることが多い。時間の無駄だからだ。そんなのにいちいち構っていたら、こちらがつかれる。レスニアは過激というが、そうだろうか。そういう男は、柔らかくいっても聞かず、かといって中途半端につぶすと、また繰り返すことがある。シリウスも情けとは言うが、そんなものかけるものか。この場にいる男は顔をひきつらせているが、女二人は顔を輝かせていた。
「まあ、起こってもないことを考えても仕方ないので、起きたときに考えます」
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