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ドリル令嬢
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ぱちりと、目が覚めた。
私はあくびをしながら、むくりと起き上がり、部屋にある掛け時計を見た。
時刻は十五時十分。
寝る前に確認した時は確か、十三時だったかな。
「けっこう寝たと思ったけど、2時間くらいしか経ってないか」
徐々に思考がが覚醒し、周囲を見回す。
「………………夏芽?」
夏芽が隣りにいないことに気づいた。たぶん、私よりも先に起きたんだろう。
珍しいこともあるもんだ。
一緒に昼寝をした時は邪魔が入らない限り、私よりも先に夏芽が起きることは滅多にない。
ていうか、ベッドにいないというよりも部屋にいない。
大方、暇をつぶすために城の中を徘徊でもしてるんだろう。この部屋には適当に時間を潰せるものがないから、部屋の外に出たいという気持ちはわからないでもない。
「まぁ、別にいいけどさ」
私は背伸びをした後、ひょいっとベッドから下りた。そして、素足のままペタペタと移動し、バルコニーに出た。
こうして、バルコニーに出たのは初めてだった。
私たちが寝泊まりしている賓客の間は3階にある。だから、眼下に広がる王宮の庭園を十分に見渡すことができた。
「おお、すっごい。さすが王宮の庭園」
眼下に広がる庭園は左右対称で幾何学的模様に配置されたペルシャ絨毯を思わせる毛氈花壇、明るい緑色の低く整えられたボックスウッドが整然と並んでいた。そして、庭園を囲むように樹高の高い花が点在しているのが見える。バルコニーのここからでは何の花が植えられているかわからないが、見るものの気持ちを華やかにするために色彩豊かに植え寄せられているのはわかった。
こんな庭、早々お目に掛かれるものじゃない。
さすが王宮。さすが異世界。
私は一枚、また一枚と見事な庭園をスマホに収める。
「む?」
庭園の南側にスマホを向けると数人の貴族令嬢たちが画面に映った。私はスマホを向けるのをやめ、直接令嬢たちをじっと眺めてみた。令嬢たちは「うふふ」とか「おほほ」とか言いながら、楽しそうに話し込んでいる。
まぁ、今日は陽気がポカポカで風も涼しい、過ごしやすい日だしね。
外で長時間のおしゃべりにはうってつけだ。
ていうか、やっぱりというか予想通りというか貴族令嬢のドレスってすっごいきらきらひらひらしているんだね。召喚時に何人かの貴族令嬢もいたような気がしないでもないが、じっくりとドレスを観察はしなかったため、はっきりと記憶に残っていない。
遠目だが、改めて見るとやっぱりすっごいわ。あれ、普段着として着てるんだよね。
笑い方だって「あはは」じゃなくて「おほほ」なんだから面白すぎる。おふざけでやってるんじゃなくてマジで「おほほ」って笑い方をしてるんだよね。
ぷっ、と吹き出さずにはいられなかった。
「うっわ、なんだあの令嬢。髪型も笑い方もウザったらしい。ウザったらしくてウケる」
私は令嬢達の中で一際目立つ存在がいることに気づく。
その令嬢はチョコレートヘアのドリル巻きをツインテールにした髪型をしていた。
あんな見事なドリルヘア、初めて見た。
見事すぎるから、ドリル令嬢と名付けよう。
ドレスもあのドリル令嬢が一番きらきらひらひらしてる。細かい装飾はここからだと見えないけど、あの令嬢たちの中で一番値打ちがありそうなドレスに見える。
金だからね金。金色以外がないんじゃないかと思うほどの金色。
あの令嬢のドレス、見るのがこの2階からでよかったかも。近くで見たら目が眩むんじゃないかって思うほどの金だから。
ドリル令嬢は令嬢達の中で一番階級が高いのか皆、ドリル令嬢に取り囲むような形でおしゃべりしている。そして、特に甲高く且つ何度も「おーほっほっほっほ」と高飛車な高笑いをしているのもドリル令嬢だった。
よくもまぁ、あんな恥ずかしい笑い方できるものだ。
私だったら絶対できないわ。面白いからあの笑い方、動画で撮っちゃおっと。
私は画面をズームして、録画ボタンを押す。
その時、再び被写体であるドリル令嬢は「おーほっほっほっほっほ」と高笑いを始めた。
おお、ナイスタイミング。
私はドリル令嬢がフレームアウトしないようにスマホを動かさないように注意を払いながら撮影を続ける。二十秒ほど経つと、ドリル令嬢は振り向き、見上げる動作をする。
「………………見上げている先は私?私を見てるの?」
私は停止ボタンを押し、一旦スマホを下げた。
さっきまでの高笑いが嘘のようにドリル令嬢は鋭く、私を睨みつけている。他の令嬢達もドリル令嬢に続くように笑いやおしゃべりを止め、こちらを見上げてきた。令嬢達は見上げながらひそひそ話をしていたり、馬鹿にしたかのように笑ったりしている。
あの令嬢達って私が聖女って知ってるのかな?
たしか、聖女召喚は王宮の一部の人間にしか知らされていないんだよね?その一部は神官たちが言うには、国にとって重要な立ち位置にいる人間達。あの令嬢たちはその人間達の関係者か肉親ってところかな。
何にしても、あんな風に人を小馬鹿にした態度を取られると気分は良くない。
まぁ、仕方がないのかな。ここに来て色々やらかしちゃった自覚はあるし。
高貴な人間にとって、私らの言動ってさぞ下品に見えるんだろうな。
それでも、悪いなんてまったく思ってないけどね。
どう見ても、私らを勝手に召喚したほうが悪いんだし。
私はドリル令嬢の睨みを一切に異に返さないような笑みを浮かべ、手を振って見せた。
「お~い………なんてね」
ドリル令嬢は私のへらっとした態度が相当気に入らなかったらしく「キィー!」と言いながら地団駄を踏み、その場からずんずんと去っていった。ドリル令嬢の取り巻きらしいその他の令嬢たちも後を追うようにして、その場を去っていった。
「あ~あ、行っちゃった。良い被写体だったのに」
ま、いっか。一応、「おーほっほっほ」の動画は取れたんだから。
さてと、次は何しようかな。この世界で適当に時間潰せる方法といえば何だろう。
寝る?写真の整理?
いやいや、私あんまり二度寝ってしないタイプだし、第一もう目がすっかり冴えちゃった。
写真の整理だって、もう何回もやった。そう何度もやるもんじゃない。
………………………夏芽探す?
いやいやいや、そっちのほうがナンセンスだね。私たち一応喧嘩中?みたいな感じだから。
王宮内のどこかにいるでしょ。姉だからといって、常に居所を把握しないといけないわけじゃない。
そういえば、まだ実際に庭園にいったことはなかったな。
2階からより、実際に庭園に出たほうがいい写真は撮れるかも。
「行ってみよっかな」
女神官に部屋で待機とか言われていたような気がするけど、王宮の外に行くわけじゃないから別にいいよね。ていうか、夏芽はもうとっくに部屋から出てるし。
私は身なりを軽く整えて、部屋から出た。
私はあくびをしながら、むくりと起き上がり、部屋にある掛け時計を見た。
時刻は十五時十分。
寝る前に確認した時は確か、十三時だったかな。
「けっこう寝たと思ったけど、2時間くらいしか経ってないか」
徐々に思考がが覚醒し、周囲を見回す。
「………………夏芽?」
夏芽が隣りにいないことに気づいた。たぶん、私よりも先に起きたんだろう。
珍しいこともあるもんだ。
一緒に昼寝をした時は邪魔が入らない限り、私よりも先に夏芽が起きることは滅多にない。
ていうか、ベッドにいないというよりも部屋にいない。
大方、暇をつぶすために城の中を徘徊でもしてるんだろう。この部屋には適当に時間を潰せるものがないから、部屋の外に出たいという気持ちはわからないでもない。
「まぁ、別にいいけどさ」
私は背伸びをした後、ひょいっとベッドから下りた。そして、素足のままペタペタと移動し、バルコニーに出た。
こうして、バルコニーに出たのは初めてだった。
私たちが寝泊まりしている賓客の間は3階にある。だから、眼下に広がる王宮の庭園を十分に見渡すことができた。
「おお、すっごい。さすが王宮の庭園」
眼下に広がる庭園は左右対称で幾何学的模様に配置されたペルシャ絨毯を思わせる毛氈花壇、明るい緑色の低く整えられたボックスウッドが整然と並んでいた。そして、庭園を囲むように樹高の高い花が点在しているのが見える。バルコニーのここからでは何の花が植えられているかわからないが、見るものの気持ちを華やかにするために色彩豊かに植え寄せられているのはわかった。
こんな庭、早々お目に掛かれるものじゃない。
さすが王宮。さすが異世界。
私は一枚、また一枚と見事な庭園をスマホに収める。
「む?」
庭園の南側にスマホを向けると数人の貴族令嬢たちが画面に映った。私はスマホを向けるのをやめ、直接令嬢たちをじっと眺めてみた。令嬢たちは「うふふ」とか「おほほ」とか言いながら、楽しそうに話し込んでいる。
まぁ、今日は陽気がポカポカで風も涼しい、過ごしやすい日だしね。
外で長時間のおしゃべりにはうってつけだ。
ていうか、やっぱりというか予想通りというか貴族令嬢のドレスってすっごいきらきらひらひらしているんだね。召喚時に何人かの貴族令嬢もいたような気がしないでもないが、じっくりとドレスを観察はしなかったため、はっきりと記憶に残っていない。
遠目だが、改めて見るとやっぱりすっごいわ。あれ、普段着として着てるんだよね。
笑い方だって「あはは」じゃなくて「おほほ」なんだから面白すぎる。おふざけでやってるんじゃなくてマジで「おほほ」って笑い方をしてるんだよね。
ぷっ、と吹き出さずにはいられなかった。
「うっわ、なんだあの令嬢。髪型も笑い方もウザったらしい。ウザったらしくてウケる」
私は令嬢達の中で一際目立つ存在がいることに気づく。
その令嬢はチョコレートヘアのドリル巻きをツインテールにした髪型をしていた。
あんな見事なドリルヘア、初めて見た。
見事すぎるから、ドリル令嬢と名付けよう。
ドレスもあのドリル令嬢が一番きらきらひらひらしてる。細かい装飾はここからだと見えないけど、あの令嬢たちの中で一番値打ちがありそうなドレスに見える。
金だからね金。金色以外がないんじゃないかと思うほどの金色。
あの令嬢のドレス、見るのがこの2階からでよかったかも。近くで見たら目が眩むんじゃないかって思うほどの金だから。
ドリル令嬢は令嬢達の中で一番階級が高いのか皆、ドリル令嬢に取り囲むような形でおしゃべりしている。そして、特に甲高く且つ何度も「おーほっほっほっほ」と高飛車な高笑いをしているのもドリル令嬢だった。
よくもまぁ、あんな恥ずかしい笑い方できるものだ。
私だったら絶対できないわ。面白いからあの笑い方、動画で撮っちゃおっと。
私は画面をズームして、録画ボタンを押す。
その時、再び被写体であるドリル令嬢は「おーほっほっほっほっほ」と高笑いを始めた。
おお、ナイスタイミング。
私はドリル令嬢がフレームアウトしないようにスマホを動かさないように注意を払いながら撮影を続ける。二十秒ほど経つと、ドリル令嬢は振り向き、見上げる動作をする。
「………………見上げている先は私?私を見てるの?」
私は停止ボタンを押し、一旦スマホを下げた。
さっきまでの高笑いが嘘のようにドリル令嬢は鋭く、私を睨みつけている。他の令嬢達もドリル令嬢に続くように笑いやおしゃべりを止め、こちらを見上げてきた。令嬢達は見上げながらひそひそ話をしていたり、馬鹿にしたかのように笑ったりしている。
あの令嬢達って私が聖女って知ってるのかな?
たしか、聖女召喚は王宮の一部の人間にしか知らされていないんだよね?その一部は神官たちが言うには、国にとって重要な立ち位置にいる人間達。あの令嬢たちはその人間達の関係者か肉親ってところかな。
何にしても、あんな風に人を小馬鹿にした態度を取られると気分は良くない。
まぁ、仕方がないのかな。ここに来て色々やらかしちゃった自覚はあるし。
高貴な人間にとって、私らの言動ってさぞ下品に見えるんだろうな。
それでも、悪いなんてまったく思ってないけどね。
どう見ても、私らを勝手に召喚したほうが悪いんだし。
私はドリル令嬢の睨みを一切に異に返さないような笑みを浮かべ、手を振って見せた。
「お~い………なんてね」
ドリル令嬢は私のへらっとした態度が相当気に入らなかったらしく「キィー!」と言いながら地団駄を踏み、その場からずんずんと去っていった。ドリル令嬢の取り巻きらしいその他の令嬢たちも後を追うようにして、その場を去っていった。
「あ~あ、行っちゃった。良い被写体だったのに」
ま、いっか。一応、「おーほっほっほ」の動画は取れたんだから。
さてと、次は何しようかな。この世界で適当に時間潰せる方法といえば何だろう。
寝る?写真の整理?
いやいや、私あんまり二度寝ってしないタイプだし、第一もう目がすっかり冴えちゃった。
写真の整理だって、もう何回もやった。そう何度もやるもんじゃない。
………………………夏芽探す?
いやいやいや、そっちのほうがナンセンスだね。私たち一応喧嘩中?みたいな感じだから。
王宮内のどこかにいるでしょ。姉だからといって、常に居所を把握しないといけないわけじゃない。
そういえば、まだ実際に庭園にいったことはなかったな。
2階からより、実際に庭園に出たほうがいい写真は撮れるかも。
「行ってみよっかな」
女神官に部屋で待機とか言われていたような気がするけど、王宮の外に行くわけじゃないから別にいいよね。ていうか、夏芽はもうとっくに部屋から出てるし。
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