なんとかなるさ

ケセラセラ

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もの心がついた頃から小学生の頃

男の子に力でかなわないことを知る

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ケンカをして大きな怪我はしたことはもちろんない。

一応大人しい女の子だったので、自らケンカを吹っかけたことはないし、そもそも痛いのは嫌い。

蹴ってくる男子は、その蹴った足を持つと、本人はグラついて、手も当たらないから、とにかく持った。幼稚園から小学生3年生くらいまでは、逃げるわけでも、戦うわけでもなく、足を持ち、防衛した。

しかし、小学3年生の男子は突如、私との力の差を見せつけた。
もう男の子の力には敵わないと初めて知ったのだ。
だけど、やられたままでは絶対ヤダ!と思った私は卑怯にも学校の椅子を持ち上げ、振り回した。
その時は、私を怒らすと怖いってことを相手に植え付けたかった。
やられて泣くのはプライドが許さなかった。
もちろん、相手が怪我しては困るので、当たらないように振り回すと、男の子はびびって逃げたのでホッとしたのを覚えてる。

この頃から、なるべく力で勝とうとはしないように気をつけた。
男の子も、少しずつそのくらいから女の子に暴力を振るわなくなってきたのもそのぐらいの頃から。


この頃の男子は、叩くよりも次は、スカートめくりがやたらと流行っていて、デカパンの可愛くないパンツを見られたくなくて、必死にスカートを死守していたよ。

なんでスカートをめくりたいんだろ?
男子って謎だ。


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