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第7話ーシャルル視点ー
前:気になる令嬢との邂逅
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私はシャルル=エウロピアン13歳。
生まれた時からこのエウロパ王国の次期国王と目される王太子の地位にいる。
他国の様に、他に王子が複数名いるようであれば正式に指名されるまで、ただの第一王子と呼ばれたかも知れないが、生憎と国王・王妃の間には私の他に4歳になったばかりの妹が一人いるだけなので、周囲も私をそのように扱った。
その結果―――当然ではあるが―――物心ついた頃から自分は次の王であると自覚して生きてきた。
誰よりも優れた者として貴族たちを束ね、国を統治していかねばならない。
幼いながらもそう思い、日々研鑽を重ねていたつもりだったのに……自分が5歳位の頃から、やたらと周囲でとある者の名前を聞くことが増えてきた。
「クロイツェン侯爵のお嬢様は、4歳の時にはすでに自分の魔力を制御して、自在に使いこなす様になっていたそうです」
私が初めて聞いた、その者の話はこれである。
魔力制御は貴族の一般技能として学ばされるが、子供のうちは魔力の出力が不安定なこともあって制御が難しく、6歳頃から学び初めて12歳頃までに習得できれば重畳とされている。
そして、下手をすると大人になっても苦手であるとする者もいる技術なのだが……それを4歳で? 有り得ない。
大げさに言っているとしても、ちょっと過ぎるのではないかと思っていた。
しかし、すると今度は別の者が、
「私は、かのお嬢様が5歳の頃には家庭教師を相手に算術の講義をして差し上げたとも伺っております」
と言い出したので、大げさに言っているとは思うが、相手は算術が得意なんだなと思った。
しかし、それに対抗するように、また別の者が
「いやいや、私はご令嬢が発案した料理の数々を求めて、クロイツェン侯爵邸の晩餐に招かれたがっている貴族が列を成していると…」
などと、誇らしげに語り始め……
「いやいやいや、私はご令嬢が試験的に初めた農地改革で、領地の収穫量が通年の倍になったと聞いております」
と、自慢気に語り出す者を皮切りに、
曰く、領地の水害を治める堰を設計した
曰く、領地に跋扈する盗賊を単騎で壊滅した
曰く、領地の商家を使って王都で大商会を経営している
曰く、ひとつなぎの秘宝を探し当てて○賊王になった………などなど。
辛うじてこれらの話は聞き取れたものの、真偽どころか絶対ないだろうというような怪しい噂まで語りだすので、
こいつらだって、優秀な文官・侍従であるはずなのに……一体どこの国の偉人伝説(8割創作)を聞かされているんだ?
と、盗賊を壊滅した…あたりから、私はとても胡乱な目でそいつらの話を聞いていた。そして、
…何でこいつらは、そのクロイツェン侯爵令嬢の事をこんなに知っているんだ…?
という疑問が浮かんできたのも当然の流れだったと思う。
流石にここまで来ると、当然話半分以下という態度にもなるだろうが…いくらなんでも、王宮に仕える下級の侍従や文官たちが知るにしても、こんないち貴族の令嬢についてこれ程知っているなど、おかしすぎる。
あまりにも情報量が多すぎだろう…と思っていた。
しかし、その疑問はある侍従によって解消されることとなる。
「実は……国王陛下の初恋の方が、かのクロイツェン侯爵その人で、今でも憎からず思っていらっしゃるのか、かの方にまつわる情報を調べさせていらっしゃいまして…。
そして、クロイツェン侯爵夫妻も、面白がってご令嬢の話題をそこかしこでお話されているようなので、皆さんご存知なのです」
私があんまり憮然とした態度で尋ねてきたからだろう、辺りを憚りながら言い難そうに、赤ん坊の頃から私に付いている侍従が、そっと私に耳打ちしてくれた。
父上……。
恋愛は男性とされていることは知っていましたが……まさか、あのクロイツェン侯爵に想いを寄せていらしたとは……。
私は少なからず衝撃を受けた。
容姿は確かに美しい青年ぶりで、大貴族に相応しい振る舞いも堂々としており、王宮や貴族内でも憎からず想っている者は男女変わりなく多いだろうが、あの者は完全に異性愛者だったと聞く。
また、それを差し引いても、父上の恋人と願うには、手強い相手過ぎたからだ。
だからこそ、コソコソと情報を集めるような真似をしているのだろうが…
…こんなに訳のわからない情報まで知らされているって…実は、間諜入れられてるって気づかれた挙げ句にからかわれているんじゃないだろうか?
そう思った。しかし、当の侍従はそちらには思い至らず、
「まあ、話半分にしても、侯爵ご自慢のご令嬢は、なかなか優秀な傑物でいらっしゃるようですね」
と、うんうん感心しながら語っていた。
その時にはもう、父上や母上までがあの一家に思い入れ、令嬢のことを必要以上に気にしていると思ったら、何となく胸がモヤモヤとしていることに気付く。
しかし私は、「ふーん、そうか」と、あえて気のない返事をして、そのまま侍従達を退室させたのだった。
何か気に入らない。そんな女、いるもんか。
どうせ評判を上げるため、侯爵が取り巻きに大げさに吹聴させるよう仕組んだに決まっている。
その時から私はそう思いこもうとしつつ、その令嬢のことを気にしないよう過ごしていたのだが、時折彼女の噂を耳にする度に、何か言い知れないモヤモヤを感じながら日々を過ごしていた。
そして、初めて噂を耳にしてから3年程経過したある日、母上に
「クロイツェン侯爵夫人とご令嬢をお招きしてお茶会をするので、貴方も参加なさい」
と命令された。
相手は上級貴族で、母親は父上と従兄妹であり、母上とは親友同士。
正直、とうとう出会う時が来たか…と思ったが、ハッキリ言って、そんな会には出たくもないとも思ったので、
「護衛騎士のブライアンと剣の稽古がありますので、参加できかねます」
と、断ろうとした。しかし、いつになく母上が強い口調で
「陛下も遅れていらっしゃるのです。あなたも顔だけでもお出しなさい」
と畳み掛けて来たので、流石に父上まで参加する会に王太子たる自分が参加しないわけにもいかず、渋々参加することになったのだった。
そうして、望みもしない参加を余儀なくされたお茶会で、私は初めてミランダ=クロイツェン侯爵令嬢と出会うこととなったのだが…
容姿に関しては、父上の従兄妹でもあるクロイツェン侯爵夫人と、時々王宮で見かけたクロイツェン侯爵の容姿からいくと、この二人の娘ならば、それなりに整った容姿をしていることは想像していたが、思ったよりも儚げな美少女だったため、流石に盗賊を単騎で制圧した云々の噂は嘘だと思った。
また、当時の私は特に女性にも男性にも、そういった意味での興味はなかったので、「まあ、そんなもんか」程度の感想しかなかった。……というか、話したこともないくせに、一方的ではあるものの、『気に入らない女』としか思っていなかったので、あまり視界に入れようとしなかったせいでもあるのだが。
そして、当のミランダ=クロイツェンも、私の事を興味深そうに見ていながらも、それ以上心動かされた様子も見せないことにイライラした。
そう、気にしているのが自分だけというのも、気に入らない要因の一つなのだ。
彼女は私を少し見ただけで視線をずらすと、そのまま子供のくせにスキのない作法で母上に挨拶を始めて、いつになく素の状態になっている母上を大層悦ばせていた。
親友でもあるクロイツェン侯爵夫人と久しぶりに会えて嬉しかったのもあるだろう。
しかし、彼女たち3人だけで楽しんでいる姿を見ていると、私は「来たくもなかったお茶会に出席させられて何をやっているんだろう」と思えてきて急に我慢できなくなり、
「お茶会なんてつまらないです。
母上、取り敢えず母上の顔は立てて出席はしたのですから、私はもう、部屋へ戻らせていただきます」
と、言葉を言い捨て、父上の参加を待つこともなくそのまま自室へ帰っていったのだった。
…とはいえ、特に予定もなく自室へ戻ったものだから、心配する侍従を部屋の外へ出して、寝台でゴロゴロしながら先程のことを思い返していただけだったが。
いつもであれば、気乗りのしない会をやり過ごす術など心得ていたのだが、何故かどうしても…ミランダ=クロイツェンの姿を見ていることができなかった。
自分はあんなに意識していたのに、彼女が自分に対して王太子であること以上の関心を持っていないことを自覚するのが悔しかった。
自分よりも母上を優先して、母上だけに挨拶を始めたことが嫌だった。
……なんで、こんなことばかり考えるのだろうか…?
言い知れない胸苦しさを感じながら、ゴロリと向きを変えて仰向けに寝転んだ時……扉の外から控えめなノックの音が聞こえたので、起き上がって入室を促す。
入室を許可され、部屋に入った私付きの侍従は
「王太子殿下、護衛騎士のブライアン殿がお越しですが…」
と、静かな声で言ってきた。
「剣の稽古…? お茶会で中止にしたはずだが…。伝わっていなかったのか?」と思いはしたが、ここでゴロゴロしながら考えていても仕方ないので、剣でも振って気持ちを切り替えるため、
「わかった、剣の稽古の約束をしていたな」
そう答えながら、支度をするよう命令した。
私はその時、入室してきたブライアンの様子の変化にも気づかず、これから行う剣の稽古もいつもと同じ授業の一貫としか思っていなかった。
生まれた時からこのエウロパ王国の次期国王と目される王太子の地位にいる。
他国の様に、他に王子が複数名いるようであれば正式に指名されるまで、ただの第一王子と呼ばれたかも知れないが、生憎と国王・王妃の間には私の他に4歳になったばかりの妹が一人いるだけなので、周囲も私をそのように扱った。
その結果―――当然ではあるが―――物心ついた頃から自分は次の王であると自覚して生きてきた。
誰よりも優れた者として貴族たちを束ね、国を統治していかねばならない。
幼いながらもそう思い、日々研鑽を重ねていたつもりだったのに……自分が5歳位の頃から、やたらと周囲でとある者の名前を聞くことが増えてきた。
「クロイツェン侯爵のお嬢様は、4歳の時にはすでに自分の魔力を制御して、自在に使いこなす様になっていたそうです」
私が初めて聞いた、その者の話はこれである。
魔力制御は貴族の一般技能として学ばされるが、子供のうちは魔力の出力が不安定なこともあって制御が難しく、6歳頃から学び初めて12歳頃までに習得できれば重畳とされている。
そして、下手をすると大人になっても苦手であるとする者もいる技術なのだが……それを4歳で? 有り得ない。
大げさに言っているとしても、ちょっと過ぎるのではないかと思っていた。
しかし、すると今度は別の者が、
「私は、かのお嬢様が5歳の頃には家庭教師を相手に算術の講義をして差し上げたとも伺っております」
と言い出したので、大げさに言っているとは思うが、相手は算術が得意なんだなと思った。
しかし、それに対抗するように、また別の者が
「いやいや、私はご令嬢が発案した料理の数々を求めて、クロイツェン侯爵邸の晩餐に招かれたがっている貴族が列を成していると…」
などと、誇らしげに語り始め……
「いやいやいや、私はご令嬢が試験的に初めた農地改革で、領地の収穫量が通年の倍になったと聞いております」
と、自慢気に語り出す者を皮切りに、
曰く、領地の水害を治める堰を設計した
曰く、領地に跋扈する盗賊を単騎で壊滅した
曰く、領地の商家を使って王都で大商会を経営している
曰く、ひとつなぎの秘宝を探し当てて○賊王になった………などなど。
辛うじてこれらの話は聞き取れたものの、真偽どころか絶対ないだろうというような怪しい噂まで語りだすので、
こいつらだって、優秀な文官・侍従であるはずなのに……一体どこの国の偉人伝説(8割創作)を聞かされているんだ?
と、盗賊を壊滅した…あたりから、私はとても胡乱な目でそいつらの話を聞いていた。そして、
…何でこいつらは、そのクロイツェン侯爵令嬢の事をこんなに知っているんだ…?
という疑問が浮かんできたのも当然の流れだったと思う。
流石にここまで来ると、当然話半分以下という態度にもなるだろうが…いくらなんでも、王宮に仕える下級の侍従や文官たちが知るにしても、こんないち貴族の令嬢についてこれ程知っているなど、おかしすぎる。
あまりにも情報量が多すぎだろう…と思っていた。
しかし、その疑問はある侍従によって解消されることとなる。
「実は……国王陛下の初恋の方が、かのクロイツェン侯爵その人で、今でも憎からず思っていらっしゃるのか、かの方にまつわる情報を調べさせていらっしゃいまして…。
そして、クロイツェン侯爵夫妻も、面白がってご令嬢の話題をそこかしこでお話されているようなので、皆さんご存知なのです」
私があんまり憮然とした態度で尋ねてきたからだろう、辺りを憚りながら言い難そうに、赤ん坊の頃から私に付いている侍従が、そっと私に耳打ちしてくれた。
父上……。
恋愛は男性とされていることは知っていましたが……まさか、あのクロイツェン侯爵に想いを寄せていらしたとは……。
私は少なからず衝撃を受けた。
容姿は確かに美しい青年ぶりで、大貴族に相応しい振る舞いも堂々としており、王宮や貴族内でも憎からず想っている者は男女変わりなく多いだろうが、あの者は完全に異性愛者だったと聞く。
また、それを差し引いても、父上の恋人と願うには、手強い相手過ぎたからだ。
だからこそ、コソコソと情報を集めるような真似をしているのだろうが…
…こんなに訳のわからない情報まで知らされているって…実は、間諜入れられてるって気づかれた挙げ句にからかわれているんじゃないだろうか?
そう思った。しかし、当の侍従はそちらには思い至らず、
「まあ、話半分にしても、侯爵ご自慢のご令嬢は、なかなか優秀な傑物でいらっしゃるようですね」
と、うんうん感心しながら語っていた。
その時にはもう、父上や母上までがあの一家に思い入れ、令嬢のことを必要以上に気にしていると思ったら、何となく胸がモヤモヤとしていることに気付く。
しかし私は、「ふーん、そうか」と、あえて気のない返事をして、そのまま侍従達を退室させたのだった。
何か気に入らない。そんな女、いるもんか。
どうせ評判を上げるため、侯爵が取り巻きに大げさに吹聴させるよう仕組んだに決まっている。
その時から私はそう思いこもうとしつつ、その令嬢のことを気にしないよう過ごしていたのだが、時折彼女の噂を耳にする度に、何か言い知れないモヤモヤを感じながら日々を過ごしていた。
そして、初めて噂を耳にしてから3年程経過したある日、母上に
「クロイツェン侯爵夫人とご令嬢をお招きしてお茶会をするので、貴方も参加なさい」
と命令された。
相手は上級貴族で、母親は父上と従兄妹であり、母上とは親友同士。
正直、とうとう出会う時が来たか…と思ったが、ハッキリ言って、そんな会には出たくもないとも思ったので、
「護衛騎士のブライアンと剣の稽古がありますので、参加できかねます」
と、断ろうとした。しかし、いつになく母上が強い口調で
「陛下も遅れていらっしゃるのです。あなたも顔だけでもお出しなさい」
と畳み掛けて来たので、流石に父上まで参加する会に王太子たる自分が参加しないわけにもいかず、渋々参加することになったのだった。
そうして、望みもしない参加を余儀なくされたお茶会で、私は初めてミランダ=クロイツェン侯爵令嬢と出会うこととなったのだが…
容姿に関しては、父上の従兄妹でもあるクロイツェン侯爵夫人と、時々王宮で見かけたクロイツェン侯爵の容姿からいくと、この二人の娘ならば、それなりに整った容姿をしていることは想像していたが、思ったよりも儚げな美少女だったため、流石に盗賊を単騎で制圧した云々の噂は嘘だと思った。
また、当時の私は特に女性にも男性にも、そういった意味での興味はなかったので、「まあ、そんなもんか」程度の感想しかなかった。……というか、話したこともないくせに、一方的ではあるものの、『気に入らない女』としか思っていなかったので、あまり視界に入れようとしなかったせいでもあるのだが。
そして、当のミランダ=クロイツェンも、私の事を興味深そうに見ていながらも、それ以上心動かされた様子も見せないことにイライラした。
そう、気にしているのが自分だけというのも、気に入らない要因の一つなのだ。
彼女は私を少し見ただけで視線をずらすと、そのまま子供のくせにスキのない作法で母上に挨拶を始めて、いつになく素の状態になっている母上を大層悦ばせていた。
親友でもあるクロイツェン侯爵夫人と久しぶりに会えて嬉しかったのもあるだろう。
しかし、彼女たち3人だけで楽しんでいる姿を見ていると、私は「来たくもなかったお茶会に出席させられて何をやっているんだろう」と思えてきて急に我慢できなくなり、
「お茶会なんてつまらないです。
母上、取り敢えず母上の顔は立てて出席はしたのですから、私はもう、部屋へ戻らせていただきます」
と、言葉を言い捨て、父上の参加を待つこともなくそのまま自室へ帰っていったのだった。
…とはいえ、特に予定もなく自室へ戻ったものだから、心配する侍従を部屋の外へ出して、寝台でゴロゴロしながら先程のことを思い返していただけだったが。
いつもであれば、気乗りのしない会をやり過ごす術など心得ていたのだが、何故かどうしても…ミランダ=クロイツェンの姿を見ていることができなかった。
自分はあんなに意識していたのに、彼女が自分に対して王太子であること以上の関心を持っていないことを自覚するのが悔しかった。
自分よりも母上を優先して、母上だけに挨拶を始めたことが嫌だった。
……なんで、こんなことばかり考えるのだろうか…?
言い知れない胸苦しさを感じながら、ゴロリと向きを変えて仰向けに寝転んだ時……扉の外から控えめなノックの音が聞こえたので、起き上がって入室を促す。
入室を許可され、部屋に入った私付きの侍従は
「王太子殿下、護衛騎士のブライアン殿がお越しですが…」
と、静かな声で言ってきた。
「剣の稽古…? お茶会で中止にしたはずだが…。伝わっていなかったのか?」と思いはしたが、ここでゴロゴロしながら考えていても仕方ないので、剣でも振って気持ちを切り替えるため、
「わかった、剣の稽古の約束をしていたな」
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