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第3章 異世界で溺愛剣士の婚約者!?
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「そんなこと言っていいのかよ」
「は? なにが?」
アーロンが何を言い出すのか全く予想できず、訝しんで眉根を寄せた。
「お前の大好きな俺のチンコが他の女にとられるんだぞ。悔しくないのかよ」
「……は?」
どんな脅しをかけられるのかと構えていたが、返された言葉は予想外、そしてなんとも的外れなもので思わず間抜けな声が漏れた。
他の女にアーロンのチンコをとられて悔しい……?
言葉の真意を探ろうと、アーロンの問い掛けをもう一度心の中で繰り返す。
そして俺はきっぱりと答えた。
「ぜんぜん、悔しくも何ともない」
「なっ……!」
俺の少しの迷いも躊躇いもない返答にアーロンが驚愕の表情を見せる。
いやいや、なに驚いてんだよ、こいつ。
なんで俺が悔しがると思うのか、その自信はどこからやってくるんだ!?
わなわなと震えるアーロンだったが、すぐに俺をキッと睨みつけた。
「テ、テメェ、あんなに俺のチンコにメロメロだったくせに嘘つくな!」
「メロメロになったことなんかねぇよ!」
名誉棄損もいいところだ!
「なってただろうが! とろとろの顔で『おれアーロンのものになる』とか言ってただろ!」
「ぎゃー!! 思い出させんな!」
嫌な記憶を呼び起こされそうになり、堪らず叫んだ。
確かに卑猥なおねだりをしたことがあるのは認める。
でもあれは淫食花の媚薬のせいで、俺の意思とは全く無関係だ。
というか、そんな話を蒸し返すな!
まるで彼氏ができた娘に「昔はお父さんと結婚するって言ってたのに……」と言う愚痴っぽい父親のようだ。
「と、とにかく! お前の相手をしてやってもいいっていう美女を探してきてやるから大人しく待ってろ!」
思い出したくもない過去の話を持ち出されて、話の流れに何となく嫌な予感を覚えた俺はそそくさとその場を立ち去ろうとした。
しかし、すぐさまアーロンにガっと腕をつかまれてしまった。
「ちょ、ちょっと放せよ!」
ギャンギャンと抗議するが、アーロンは無言のまま部屋の中央にあるソファまで無理やり俺を引き連れた。
そしてソファに俺を押し倒すと、起き上がる間も与えずその上に覆いかぶさってきた。
「……――せてやる」
「へ?」
ぼそぼそと何か言ったが聞き取れず、眉を顰めて聞き返すと、アーロンは額に青筋を浮かばせた凶悪な笑みを浮かべて言った。
「絶対泣きながら『俺だけのおちんぽ様でいてください』って縋らせてやる……っ」
「はぁ!?」
とんでもない宣言に俺は目を剥いた。
「は? なにが?」
アーロンが何を言い出すのか全く予想できず、訝しんで眉根を寄せた。
「お前の大好きな俺のチンコが他の女にとられるんだぞ。悔しくないのかよ」
「……は?」
どんな脅しをかけられるのかと構えていたが、返された言葉は予想外、そしてなんとも的外れなもので思わず間抜けな声が漏れた。
他の女にアーロンのチンコをとられて悔しい……?
言葉の真意を探ろうと、アーロンの問い掛けをもう一度心の中で繰り返す。
そして俺はきっぱりと答えた。
「ぜんぜん、悔しくも何ともない」
「なっ……!」
俺の少しの迷いも躊躇いもない返答にアーロンが驚愕の表情を見せる。
いやいや、なに驚いてんだよ、こいつ。
なんで俺が悔しがると思うのか、その自信はどこからやってくるんだ!?
わなわなと震えるアーロンだったが、すぐに俺をキッと睨みつけた。
「テ、テメェ、あんなに俺のチンコにメロメロだったくせに嘘つくな!」
「メロメロになったことなんかねぇよ!」
名誉棄損もいいところだ!
「なってただろうが! とろとろの顔で『おれアーロンのものになる』とか言ってただろ!」
「ぎゃー!! 思い出させんな!」
嫌な記憶を呼び起こされそうになり、堪らず叫んだ。
確かに卑猥なおねだりをしたことがあるのは認める。
でもあれは淫食花の媚薬のせいで、俺の意思とは全く無関係だ。
というか、そんな話を蒸し返すな!
まるで彼氏ができた娘に「昔はお父さんと結婚するって言ってたのに……」と言う愚痴っぽい父親のようだ。
「と、とにかく! お前の相手をしてやってもいいっていう美女を探してきてやるから大人しく待ってろ!」
思い出したくもない過去の話を持ち出されて、話の流れに何となく嫌な予感を覚えた俺はそそくさとその場を立ち去ろうとした。
しかし、すぐさまアーロンにガっと腕をつかまれてしまった。
「ちょ、ちょっと放せよ!」
ギャンギャンと抗議するが、アーロンは無言のまま部屋の中央にあるソファまで無理やり俺を引き連れた。
そしてソファに俺を押し倒すと、起き上がる間も与えずその上に覆いかぶさってきた。
「……――せてやる」
「へ?」
ぼそぼそと何か言ったが聞き取れず、眉を顰めて聞き返すと、アーロンは額に青筋を浮かばせた凶悪な笑みを浮かべて言った。
「絶対泣きながら『俺だけのおちんぽ様でいてください』って縋らせてやる……っ」
「はぁ!?」
とんでもない宣言に俺は目を剥いた。
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