24 / 70
第二十四話 調査報告してきた
しおりを挟む
「ぐぅぅぅ、た、倒したのか……?」
『誰に聞いてんだ?』
ピーちゃんにだよ。当たり前でしょ。他に誰かいるの。
アイツの死んだおじさんかおばさんか、アイツに見えてるとしてもどっちも助けてくれないよ。
「くそぉ、情けねえ、お前に助けられるなんてな」
ゴロンと仰向けになると、アイツが両手で顔を隠して悔しそうに言った。
『助ける? 勘違いするな。気に入らない奴、ぶっ飛ばしただけ』
もしかして、ピーちゃん照れてるの?
「ハァッ、どっちでもいいよ。助けられたのは事実だ」
『そうだね。薬草食べる?』
「ああ、そうだな、もらおうか」
いつ怪我してもいいように花壇の竜薬草をたくさん持たせておいた。
アイツに分けても、少しぐらいは残るはずだ。
『はい』
収納袋から薬草を四本取り出すと、アイツの顔にクチバシで投げつけた。
渡し方にピーちゃんの優しさが現れているね。つまりはゼロだね。
「ぐぅぅぅ! マズイ!」
『大銀貨五百枚ね』
冗談なら笑えるけど、本気なら高すぎだよ。
ライバル割引きで大銅貨一枚で許してあげなよ。
「ハハっ、出世払いでも払えそうにないな。……俺、何やってたんだろうな」
笑ったと思ったら、急に落ち込んだ声になった。
「冒険者になったのは、アイツらみたいな弱い者イジメする奴が気に入らなくて。そんな奴らを強くなって、ぶん殴ってやろうと思っただけなのにな」
冒険者になった理由を話出した。
もしかしたら良い奴なのかもしれないね。
『ふぅ~~ん。じゃあ、叶ったね』
「えっ?」
『だって、全員ぶっ飛ばしたじゃん』
落ち込んでいるアイツを励ますつもりなのか、倒れているおじさん達をクチバシで指した。
「……ハハっ、確かにやってやったな。こりゃーギルドに報告したらめちゃくちゃ怒られそうだ!」
『報告するのは僕の仕事。お前は帰ってクソして寝てろ』
「ああ、そうするよ」
そういえば調査クエスト受けていたね。僕なら報告する勇気ないよ。
新生ダンジョンに入って、おじさん二人倒して、一人殺したんだよね。
僕なら何もなかったって報告するよ。
「うぐぐっ、そろそろ出ないとな」
竜薬草食べたお陰で動けるみたいだ。
両手を地面につけて、何とか立ち上がるとアイツが言った。
ヨロヨロと倒れている金髪おじさんの方に歩いていく。
「ほら、これはお前のもんだ」
落ちている炭剣を拾うとピーちゃんに差し出した。
『いらない。それ、お前が欲しい物』
ピーちゃん。貰ったんだよね? 本気で断ってないよね。
「そういうわけにはいかねえんだよ。いいから受け取れ!」
『だったらお前の剣もらう。その剣はお前が強くなったら返しに来い』
「なぁっ⁉︎」
ピーちゃん。今カッコつける時じゃないでしょ。
食いかけ野菜じゃないんだよ。今断る勇気は必要ないんだよ。
「……ちっ。分かったよ。絶対お前よりも強くなって返してやるよ」
『それは無理。永遠に無理』
「言ってろ。すぐに追い越してやる」
渡そうとしたのに、ピーちゃんが受け取らないからアイツが諦めた。
炭剣の代わりに、汚くて安そうな剣をピーちゃんの収納袋に押し込んだ。
ゴミを受け取ると二人は出口に向かった。
杖おじさんから奪った杖を使って、アイツは苦しそうに歩いている。
倒した魔物は一日経つと復活するので、ゆっくり休んでいられないそうだ。
「ふぅー、ここまででいい。少し休んだら、あとは自分で帰れる」
ダンジョンから出ると空が暗くなり始めていた。
アイツが刈り取られた草の地面に寝転んだ。
『当たり前だ。甘えるな』
「ああ、そうかよ。……それと、ありがとな。色々助かった」
『ごめん、聞こえなかった。もう一度言って』
絶対聞こえていたよね。
アイツが恥ずかしそうに言ったのに、ピーちゃん意地悪している。
「ぐぅ、ありがとよ! 助かった!」
『あっそ。じゃあね』
どっちもどっちだね。絶対聞こえるようにアイツが大声で言った。
それに対して、ピーちゃんは素気なく応えると飛び立った。
目指すは冒険者ギルドだ。採取したラズベリーと調査報告をする。
きちんと報告できるか、僕心配だよ。
『ただいま。やってきた』
冒険者ギルドの扉を押し開けると、受付にピーちゃんは着地した。
「あら、ピーちゃん。相変わらず早いのね」
『ストロベリー取ってきた』
「はい、ラズベリーね」
収納袋を受付のお姉さんに渡すと素早く訂正されている。
やっぱりラズベリーだった。
『それと報告ある。新しいダンジョン見つけた』
「あら、そうなの? 本当だったら凄いわね」
報告したのに全然信じてない。
考えてみたら、鳥のいうことを信じる方が変だ。
『本当に見つけた。近くにいたおじさん達と一緒に入った。全員ぶっ飛ばしてきた』
ピーちゃん、その報告の仕方は絶対駄目だよ。
完璧に凶悪魔物の仲間入りさせられちゃうよ。
討伐されちゃうよ。
「えっと、詳しく話してくれないかしら? そのおじさん達はどんな人達だったの?」
丁寧に対応してくれるお姉さんでよかったね。
省略されまくりのピーちゃんの話を丁寧に聞いてくれた。
「……なるほど。そういうことがあったのね」
「うん、僕がぶっ飛ばしてきた』
僕が聞いた話を受付のお姉さんも聞き出した。
犯人、いや、犯鳥もしっかり自白している。
煮るなり焼くなり好きにしていいなら、僕は焼き鳥の方が美味しいと思います。
ピーちゃんはどっちがいい?
「じゃあ、事故死で処理するわね。お疲れ様。しっかり休むのよ」
だけど、どっちにもならなかった。
受付のお姉さんが笑顔で見逃してくれた。
『えっ? いいの?』
「ええ。よくあることだから気にしなくていいわよ。それに鳥に負けるような冒険者はどうせすぐ死ぬから」
ピーちゃんが確認すると本当にいいみたいだ。
さっきと変わらない笑顔で答えてくれた。
ピーちゃん、今度は知らない冒険者とダンジョンに入ったら駄目だよ。
鳥鍋か焼き鳥にされちゃうからね。
『誰に聞いてんだ?』
ピーちゃんにだよ。当たり前でしょ。他に誰かいるの。
アイツの死んだおじさんかおばさんか、アイツに見えてるとしてもどっちも助けてくれないよ。
「くそぉ、情けねえ、お前に助けられるなんてな」
ゴロンと仰向けになると、アイツが両手で顔を隠して悔しそうに言った。
『助ける? 勘違いするな。気に入らない奴、ぶっ飛ばしただけ』
もしかして、ピーちゃん照れてるの?
「ハァッ、どっちでもいいよ。助けられたのは事実だ」
『そうだね。薬草食べる?』
「ああ、そうだな、もらおうか」
いつ怪我してもいいように花壇の竜薬草をたくさん持たせておいた。
アイツに分けても、少しぐらいは残るはずだ。
『はい』
収納袋から薬草を四本取り出すと、アイツの顔にクチバシで投げつけた。
渡し方にピーちゃんの優しさが現れているね。つまりはゼロだね。
「ぐぅぅぅ! マズイ!」
『大銀貨五百枚ね』
冗談なら笑えるけど、本気なら高すぎだよ。
ライバル割引きで大銅貨一枚で許してあげなよ。
「ハハっ、出世払いでも払えそうにないな。……俺、何やってたんだろうな」
笑ったと思ったら、急に落ち込んだ声になった。
「冒険者になったのは、アイツらみたいな弱い者イジメする奴が気に入らなくて。そんな奴らを強くなって、ぶん殴ってやろうと思っただけなのにな」
冒険者になった理由を話出した。
もしかしたら良い奴なのかもしれないね。
『ふぅ~~ん。じゃあ、叶ったね』
「えっ?」
『だって、全員ぶっ飛ばしたじゃん』
落ち込んでいるアイツを励ますつもりなのか、倒れているおじさん達をクチバシで指した。
「……ハハっ、確かにやってやったな。こりゃーギルドに報告したらめちゃくちゃ怒られそうだ!」
『報告するのは僕の仕事。お前は帰ってクソして寝てろ』
「ああ、そうするよ」
そういえば調査クエスト受けていたね。僕なら報告する勇気ないよ。
新生ダンジョンに入って、おじさん二人倒して、一人殺したんだよね。
僕なら何もなかったって報告するよ。
「うぐぐっ、そろそろ出ないとな」
竜薬草食べたお陰で動けるみたいだ。
両手を地面につけて、何とか立ち上がるとアイツが言った。
ヨロヨロと倒れている金髪おじさんの方に歩いていく。
「ほら、これはお前のもんだ」
落ちている炭剣を拾うとピーちゃんに差し出した。
『いらない。それ、お前が欲しい物』
ピーちゃん。貰ったんだよね? 本気で断ってないよね。
「そういうわけにはいかねえんだよ。いいから受け取れ!」
『だったらお前の剣もらう。その剣はお前が強くなったら返しに来い』
「なぁっ⁉︎」
ピーちゃん。今カッコつける時じゃないでしょ。
食いかけ野菜じゃないんだよ。今断る勇気は必要ないんだよ。
「……ちっ。分かったよ。絶対お前よりも強くなって返してやるよ」
『それは無理。永遠に無理』
「言ってろ。すぐに追い越してやる」
渡そうとしたのに、ピーちゃんが受け取らないからアイツが諦めた。
炭剣の代わりに、汚くて安そうな剣をピーちゃんの収納袋に押し込んだ。
ゴミを受け取ると二人は出口に向かった。
杖おじさんから奪った杖を使って、アイツは苦しそうに歩いている。
倒した魔物は一日経つと復活するので、ゆっくり休んでいられないそうだ。
「ふぅー、ここまででいい。少し休んだら、あとは自分で帰れる」
ダンジョンから出ると空が暗くなり始めていた。
アイツが刈り取られた草の地面に寝転んだ。
『当たり前だ。甘えるな』
「ああ、そうかよ。……それと、ありがとな。色々助かった」
『ごめん、聞こえなかった。もう一度言って』
絶対聞こえていたよね。
アイツが恥ずかしそうに言ったのに、ピーちゃん意地悪している。
「ぐぅ、ありがとよ! 助かった!」
『あっそ。じゃあね』
どっちもどっちだね。絶対聞こえるようにアイツが大声で言った。
それに対して、ピーちゃんは素気なく応えると飛び立った。
目指すは冒険者ギルドだ。採取したラズベリーと調査報告をする。
きちんと報告できるか、僕心配だよ。
『ただいま。やってきた』
冒険者ギルドの扉を押し開けると、受付にピーちゃんは着地した。
「あら、ピーちゃん。相変わらず早いのね」
『ストロベリー取ってきた』
「はい、ラズベリーね」
収納袋を受付のお姉さんに渡すと素早く訂正されている。
やっぱりラズベリーだった。
『それと報告ある。新しいダンジョン見つけた』
「あら、そうなの? 本当だったら凄いわね」
報告したのに全然信じてない。
考えてみたら、鳥のいうことを信じる方が変だ。
『本当に見つけた。近くにいたおじさん達と一緒に入った。全員ぶっ飛ばしてきた』
ピーちゃん、その報告の仕方は絶対駄目だよ。
完璧に凶悪魔物の仲間入りさせられちゃうよ。
討伐されちゃうよ。
「えっと、詳しく話してくれないかしら? そのおじさん達はどんな人達だったの?」
丁寧に対応してくれるお姉さんでよかったね。
省略されまくりのピーちゃんの話を丁寧に聞いてくれた。
「……なるほど。そういうことがあったのね」
「うん、僕がぶっ飛ばしてきた』
僕が聞いた話を受付のお姉さんも聞き出した。
犯人、いや、犯鳥もしっかり自白している。
煮るなり焼くなり好きにしていいなら、僕は焼き鳥の方が美味しいと思います。
ピーちゃんはどっちがいい?
「じゃあ、事故死で処理するわね。お疲れ様。しっかり休むのよ」
だけど、どっちにもならなかった。
受付のお姉さんが笑顔で見逃してくれた。
『えっ? いいの?』
「ええ。よくあることだから気にしなくていいわよ。それに鳥に負けるような冒険者はどうせすぐ死ぬから」
ピーちゃんが確認すると本当にいいみたいだ。
さっきと変わらない笑顔で答えてくれた。
ピーちゃん、今度は知らない冒険者とダンジョンに入ったら駄目だよ。
鳥鍋か焼き鳥にされちゃうからね。
652
あなたにおすすめの小説
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
クラスで異世界召喚する前にスキルの検証に30年貰ってもいいですか?
ばふぉりん
ファンタジー
中学三年のある朝、突然教室が光だし、光が収まるとそこには女神様が!
「貴方達は異世界へと勇者召喚されましたが、そのままでは忍びないのでなんとか召喚に割り込みをかけあちらの世界にあった身体へ変換させると共にスキルを与えます。更に何か願いを叶えてあげましょう。これも召喚を止められなかった詫びとします」
「それでは女神様、どんなスキルかわからないまま行くのは不安なので検証期間を30年頂いてもよろしいですか?」
これはスキルを使いこなせないまま召喚された者と、使いこなし過ぎた者の異世界物語である。
<前作ラストで書いた(本当に描きたかったこと)をやってみようと思ったセルフスピンオフです!うまく行くかどうかはホント不安でしかありませんが、表現方法とか教えて頂けると幸いです>
注)本作品は横書きで書いており、顔文字も所々で顔を出してきますので、横読み?推奨です。
(読者様から縦書きだと顔文字が!という指摘を頂きましたので、注意書をと。ただ、表現たとして顔文字を出しているで、顔を出してた時には一通り読み終わった後で横書きで見て頂けると嬉しいです)
神様、ありがとう! 2度目の人生は破滅経験者として
たぬきち25番
ファンタジー
流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
※他サイト様にも公開しております。
※※皆様、ありがとう! HOTランキング1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
※※皆様、ありがとう! 完結ランキング(ファンタジー・SF部門)1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
【死に役転生】悪役貴族の冤罪処刑エンドは嫌なので、ストーリーが始まる前に鍛えまくったら、やりすぎたようです。
いな@
ファンタジー
【第一章完結】映画の撮影中に死んだのか、開始五分で処刑されるキャラに転生してしまったけど死にたくなんてないし、原作主人公のメインヒロインになる幼馴染みも可愛いから渡したくないと冤罪を着せられる前に死亡フラグをへし折ることにします。
そこで転生特典スキルの『超越者』のお陰で色んなトラブルと悪名の原因となっていた問題を解決していくことになります。
【第二章】
原作の開始である学園への入学式当日、原作主人公との出会いから始まります。
原作とは違う流れに戸惑いながらも、大切な仲間たち(増えます)と共に沢山の困難に立ち向かい、解決していきます。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる