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9日目
買い物・果実酒進化
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「ヒック♪ この野朗ぉ~。ガッハハハ! やるじゃねぇか!」
酒樽を揺らしているのか、エリックが揺れているのかもう分からない。
リンゴ酒、オレンジ酒、ブドウ酒、バナナ酒、レモン酒、ブルーベリー酒……。
次々に果実酒を完成させては、エリックはグラスに注いで飲んでいる。
【名前=エリック秘伝酒(イチゴ・メロン・モモ ) 種類=果実酒(750ミリリットル)
レベル=1(必要経験値0/10) 進化レベル=15 損傷率=0%】
「どれが一番美味しいんでしょう?」
完成した酒を黒いガラス瓶に入れて、カノンは手書きのラベルを貼っている。
一つ一つの酒を調べているけど、力や攻撃力がないから、味の違いが分からない。
違いがあるとしたら、進化レベルが10と15があるぐらいだ。
「お父様は……無理ですね」
一番美味しい酒を聞こうとしたけど、エリックは泥酔している。
酒樽を赤ん坊をあやすように揺らしている。
頼りにならない父親は諦めて、自分で調べるしかない。
「う~ん、私は飲めないから、大人の人に頼むしかないですね」
雨の日だから外出したくないが、酒臭い父親と過ごすよりはマシだ。
酒瓶をアイテムポーチに入れて、カノンは小型の飛行船を出した。
屋根付きだから濡れる心配はない。
「あっ、野菜も進化させましょう! まずは野菜屋ですね」
カノンは氷フライム牧場に行くつもりだが、その前に野菜屋で買い物だ。
酒を進化させるついでに、酒用の野菜も進化させる。
「すみません。全種類ください」
「ぜ、全種類⁉︎」
金持ちのお客様に驚く店主から、野菜屋の野菜を全種類購入した。
父親に教えられた隠し味の、カボチャやカカオ豆は絶対に買い忘れない。
「あー、内緒で買いますか。すみません。全種類ください」
カノンは酒屋を見つけてしまった。
父親に悪いと思いながらも、全種類購入してしまった。
この酒も進化させて、父の酒と店の酒を飲み比べてもらうつもりだ。
酒場で飲み比べしてほしいと頼めば、断る酒好きはいない。
買い物を済ませると、森の中のクリスタル飛行船に乗り換えた。
飛行速度はこっちの方が速い。
氷フライム牧場に到着すると、氷フライムが700匹以上に増えていた。
生き残る為に限界を超えて増殖したようだ。
でも飼い主を倒しても、自由は手に入らない。
「あれ? トカゲがいないです」
カノンは巨大トカゲを探しているが見つからない。
雨に濡れるのが嫌で、家の中に隠れていた。
「キュー! キュー!」
トカゲはカノンを見て怖がっている。
人間にさえ怯えるトカゲを見て、カノンは心配になった。
「うーん、魔物とは仲良く出来ないですか……もう一匹買いますか」
ペット屋でお友達を購入することにした。
実際には氷フライムを虐殺するカノンが怖いだけだ。
「エイッ!」
いつものように神風の刃杖を振り回して、氷フライムを倒していく。
エリックの酒と、購入した野菜と酒を進化させていく。
最後にトカゲの為に、レベル30になった家を進化させた。
三階建ての家が、バキバキ音を立てて膨らんでいく。
家の後ろにある縦穴の壁に、家の外壁がぶつかっている。
進化を止めて、家の木片を回収して、広い場所に移動した。
「あぁー、これは前後の家にも、引っ越してもらわないと駄目ですね」
完成した家は三階建てのままだが、前後左右に大きく膨らんでいる。
十分に豪邸と呼べる家だ。
そんな家の一階外壁を、カノンは中から刃風で四角に切断した。
トカゲ用の大きな出入り口を作ってあげた。
「これでいいですね。ついでにあっちにも作りますか」
冷たい雨に打たれるのは身体に悪そうだ。濡れた肉は美味しそうじゃない。
氷フライム達の為に豪邸を三軒作ると、その中に解体後のミノタウロスの肉を置いた。
レベル30の極上ミノタウロス肉だ。もちろん神火の弾杖で、こんがりと焼いている。
「うんめえフラーッ‼︎ この肉、何なんだフラッー⁉︎」
パトラッシュだけじゃなく、氷フライムも気に入ったようだ。
生き残った十数匹の氷フライムが感動している。
だけど、それが最後の晩餐になる可能性に気づいていない。
酒樽を揺らしているのか、エリックが揺れているのかもう分からない。
リンゴ酒、オレンジ酒、ブドウ酒、バナナ酒、レモン酒、ブルーベリー酒……。
次々に果実酒を完成させては、エリックはグラスに注いで飲んでいる。
【名前=エリック秘伝酒(イチゴ・メロン・モモ ) 種類=果実酒(750ミリリットル)
レベル=1(必要経験値0/10) 進化レベル=15 損傷率=0%】
「どれが一番美味しいんでしょう?」
完成した酒を黒いガラス瓶に入れて、カノンは手書きのラベルを貼っている。
一つ一つの酒を調べているけど、力や攻撃力がないから、味の違いが分からない。
違いがあるとしたら、進化レベルが10と15があるぐらいだ。
「お父様は……無理ですね」
一番美味しい酒を聞こうとしたけど、エリックは泥酔している。
酒樽を赤ん坊をあやすように揺らしている。
頼りにならない父親は諦めて、自分で調べるしかない。
「う~ん、私は飲めないから、大人の人に頼むしかないですね」
雨の日だから外出したくないが、酒臭い父親と過ごすよりはマシだ。
酒瓶をアイテムポーチに入れて、カノンは小型の飛行船を出した。
屋根付きだから濡れる心配はない。
「あっ、野菜も進化させましょう! まずは野菜屋ですね」
カノンは氷フライム牧場に行くつもりだが、その前に野菜屋で買い物だ。
酒を進化させるついでに、酒用の野菜も進化させる。
「すみません。全種類ください」
「ぜ、全種類⁉︎」
金持ちのお客様に驚く店主から、野菜屋の野菜を全種類購入した。
父親に教えられた隠し味の、カボチャやカカオ豆は絶対に買い忘れない。
「あー、内緒で買いますか。すみません。全種類ください」
カノンは酒屋を見つけてしまった。
父親に悪いと思いながらも、全種類購入してしまった。
この酒も進化させて、父の酒と店の酒を飲み比べてもらうつもりだ。
酒場で飲み比べしてほしいと頼めば、断る酒好きはいない。
買い物を済ませると、森の中のクリスタル飛行船に乗り換えた。
飛行速度はこっちの方が速い。
氷フライム牧場に到着すると、氷フライムが700匹以上に増えていた。
生き残る為に限界を超えて増殖したようだ。
でも飼い主を倒しても、自由は手に入らない。
「あれ? トカゲがいないです」
カノンは巨大トカゲを探しているが見つからない。
雨に濡れるのが嫌で、家の中に隠れていた。
「キュー! キュー!」
トカゲはカノンを見て怖がっている。
人間にさえ怯えるトカゲを見て、カノンは心配になった。
「うーん、魔物とは仲良く出来ないですか……もう一匹買いますか」
ペット屋でお友達を購入することにした。
実際には氷フライムを虐殺するカノンが怖いだけだ。
「エイッ!」
いつものように神風の刃杖を振り回して、氷フライムを倒していく。
エリックの酒と、購入した野菜と酒を進化させていく。
最後にトカゲの為に、レベル30になった家を進化させた。
三階建ての家が、バキバキ音を立てて膨らんでいく。
家の後ろにある縦穴の壁に、家の外壁がぶつかっている。
進化を止めて、家の木片を回収して、広い場所に移動した。
「あぁー、これは前後の家にも、引っ越してもらわないと駄目ですね」
完成した家は三階建てのままだが、前後左右に大きく膨らんでいる。
十分に豪邸と呼べる家だ。
そんな家の一階外壁を、カノンは中から刃風で四角に切断した。
トカゲ用の大きな出入り口を作ってあげた。
「これでいいですね。ついでにあっちにも作りますか」
冷たい雨に打たれるのは身体に悪そうだ。濡れた肉は美味しそうじゃない。
氷フライム達の為に豪邸を三軒作ると、その中に解体後のミノタウロスの肉を置いた。
レベル30の極上ミノタウロス肉だ。もちろん神火の弾杖で、こんがりと焼いている。
「うんめえフラーッ‼︎ この肉、何なんだフラッー⁉︎」
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だけど、それが最後の晩餐になる可能性に気づいていない。
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