没落令嬢カノンの冒険者生活〜ジョブ『道具師』のスキルで道具を修復・レベルアップ・進化できるようになりました〜

もう書かないって言ったよね?

文字の大きさ
111 / 121
24日目

参加賞ドラゴンキラー

しおりを挟む
 二回目の火竜も倒すと、ルセフの最大レベルが上がった。
 レベル31になる為に必要な経験値が現れた。

「計画通りですね」
「お前の計画通りに動いてたまるか」
「まあまあ、怒らないでください。賞品を用意しますから」

 生焼けにならずに無事に倒したから、火解の護符と縮小火竜を回収した。
 ルセフが可哀想だから記念品に『ドラゴンキラー』をプレゼントした。
 火竜とカノンの手持ち素材で作った、ドラゴンに大ダメージを与えられる剣だ。
 まあ、ドラゴンを探さないと使い物にはならない。

「いいなぁ~。俺も欲しいよ」
「いいですよ。ちょっとハサミで切れば、すぐに増やせますから」
「本当に! やったぁー!」

 赤い竜鱗の剣をウェインも欲しいらしい。
 瓦礫の椅子に座るルセフから剣を貸してもらった。
 剣先を二回切って、修復で三本に増やした。

「はい、ナンシーも参加賞です」
「ありがとうございます。ルセフさんはこの後どうするんですか?」

 火竜を倒さなくても、ドラゴンキラーは貰える。
 剣をお礼を言って受け取ると、ナンシーはルセフ達の予定を聞いた。

「他の火竜を探したいが、誰かさんの所為で馬がないからな。お前達次第だ。街に帰るなら一緒に帰る」

 ルセフが答えながら、軽くカノンを睨んだが、カノンは気づいてもいない。
 三日という時間制限があるから、のんびり火竜は待てないし探せない。
 現実的にはヘルハウンドでもう我慢するしかない。

「そうですね。また夜遅く帰ったら、カノンお嬢様が外出禁止になりそうです。帰った方がいいですね」
「俺もそうした方が良いと思う。夜は魔物が見えづらいからね。ここに泊まる意味はないよ」

 三人が街への帰還を提案している。
 そして、移動手段を持っているのは一人だけだ。

「じゃあ、続きは明日ですね。ルセフさん、明日は一人で倒してくださいね!」
「くっ! ああ、よろしく頼むよ」

 本当はやらなくてもいい、明日の火竜狩りが決定してしまった。
 ルセフはムカついているが、殴るのは難しいから我慢した。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

異世界生活〜異世界に飛ばされても生活水準は変えません〜 番外編『旅日記』

アーエル
ファンタジー
カクヨムさん→小説家になろうさんで連載(完結済)していた 【 異世界生活〜異世界に飛ばされても生活水準は変えません〜 】の番外編です。 カクヨム版の 分割投稿となりますので 一話が長かったり短かったりしています。

転生したらスキル転生って・・・!?

ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。 〜あれ?ここは何処?〜 転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

異世界に来ちゃったよ!?

いがむり
ファンタジー
235番……それが彼女の名前。記憶喪失の17歳で沢山の子どもたちと共にファクトリーと呼ばれるところで楽しく暮らしていた。 しかし、現在森の中。 「とにきゃく、こころこぉ?」 から始まる異世界ストーリー 。 主人公は可愛いです! もふもふだってあります!! 語彙力は………………無いかもしれない…。 とにかく、異世界ファンタジー開幕です! ※不定期投稿です…本当に。 ※誤字・脱字があればお知らせ下さい (※印は鬱表現ありです)

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

安全第一異世界生活

ファンタジー
異世界に転移させられた 麻生 要(幼児になった3人の孫を持つ婆ちゃん) 新たな世界で新たな家族を得て、出会った優しい人・癖の強い人・腹黒と色々な人に気にかけられて婆ちゃん節を炸裂させながら安全重視の異世界冒険生活目指します!!

田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛

タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】 田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。

特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。

黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。 そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。 しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの? 優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、 冒険者家業で地力を付けながら、 訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。 勇者ではありません。 召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。 でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。

処理中です...