3 / 21
第一章
第3話 人間給水器
しおりを挟む
巨大イモ虫を倒して分かった事は三つある。
毒弾は三十発撃つと疲労感を感じ始める。
次に疲労感は七海のリカバリーで回復する事が出来て、喉の渇きも多少回復する。
最後に力を吸い取って灰になったイモ虫の身体からは、水色の真珠が一粒取れる。
「生徒会長、それ絶対に無くさないでくださいね。お金の代わりになるかもしれないんですから」
「石や貝殻のお金みたいな物か? 一円玉か十円玉か知らないが、店が無ければ使えないだろう」
「ありますよ。無ければ死んじゃいます」
取り出した水色真珠を財布の中に仕舞うと、少し怒った感じに七海が言ってきた。
イモ虫を探して歩き回って、七海にも疲れが見え始めている。
すでに財布の中は水色真珠でパンパンになり始めている。
水色真珠は杖を付けても何も反応しない。
最初の一匹を除いて、倒したイモ虫の数は四十七匹と、そろそろ目標の五十匹になる。
杖に変化があるとしたら、五十匹、百匹とキリがいい数だと予想している。
……まぁ、魔物の質によっては、キリがいい数字になるとは限らない。
もちろん、それを七海に教えるつもりはないし、七海もそれぐらいは分かっている。
五十匹倒したら、休憩できる程度ぐらいに考えてくれればいい。
「残り三匹だ。倒したら三十分だけ休憩する」
「もう、お腹減ったよぉー」
「食べたいなら、イモ虫か落ち葉のどちらかを食べるんだな」
「虫じゃないだから落ち葉なんて食べませんよ」
「だったら、早く杖を成長させるんだな。もしも期待ハズレだった場合は、危険だが森の外を探しに行く」
「むぅ、生徒会長なのに頼りない……」
励ましたつもりだったが、逆効果だったようだ。七海は空腹でイライラしている。
野球部のマネージャーをしているから、普通の女子よりも食べた物の消化と吸収が早いのだろう。
神様に祈っても、パンが空から降ってくるわけでもないんだ。早めに覚悟を決めた方がいい。
「そんなに何か食べたいなら、タンパク質ならある」
「もぉー、虫なら食べませんよ」
「違う。精液もタンパク質で出来ている。これを口の中に入れて、綺麗に舐めれば沢山出る」
「な、な、なっ、そんなの食べないですっ⁉︎ 会長の変態っ!」
股間を指差して教えてやると、七海はチラッと股間を見た。
そして、少し考えてから何を意味するのか気づいたようだ。大慌てで拒否して怒り出した。
「怒る元気があるなら、まだまだ平気だな。だが、次に腹が減ったと言ったら、無理矢理に口に入れる。分かったな?」
「……はい。でも、ちょっとは優しく言ってくれてもいいじゃないですか?」
少し重要な仕事を与えてやったら、奴隷が反抗的になってしまった。
優しくして欲しいと待遇改善を求めてきた。
なので、学校の生徒会長のように優しい声と微笑みで感謝の気持ちを伝えた。
「そうだね。七海さんがいなければ、俺一人だととっくに疲れ果てていたよ。七海さんのお陰で助かっているよ。ありがとう、七海さん」
「うっ、演技だと分かっても、ちょっと嬉しいです」
両手で七海の右手を優しく握って、希望通りに優しく言った。
七海は褒められて困ったように照れている。
こういうのでやる気が出るなら、もう少しだけ続けた方が良さそうだ。
「ねぇ、七海さん? もうちょっとだけ二人で頑張ってみよう。きっと上手くいくから。ねぇ?」
「うぅぅ、もういいです! これはこれで変な気持ちになりそうです!」
「そう? じゃあ、行こうか」
褒め続けるのも駄目なようだ。
七海は我慢できないといった感じに右手を引っ込めると一歩後退りした。
結局、厳しくしても優しくしても大して変わらない。
♢
「七海、予定通り休憩するよ」
「はぁぁ……もぉー、疲れたよぉー!」
目標の五十匹を杖で吸収すると、七海は我慢できずに地面に座り込んだ。
イモ虫を探して歩き回り、目標の五十匹倒したのに七海の杖は変化しなかった。
持ち主によって杖が変化するなら、持ち主の精神的な成長や変化も杖が成長する条件なのかもしれない。
それとも弱い魔物の力を吸い取っても意味がないのだろうか?
……水も見つからず、疲労が蓄積するだけか。
スマホの時計を見ると森に入ってから五時間が経過していた。
時刻は日本時間で午後三時を少し過ぎている。
空腹もそうだが、夜になると夜行性の凶暴な魔物が現れる可能性もある。
そもそも夜が来るのかも、この異世界の正確な時刻も分からない。
火を起こした方が良いのか、火に魔物が集まるのか、とにかく情報が不足している。
「あのぉ……会長。逃げないのでトイレに行っていいですか?」
地面に座って次の行動を考えていると、七海がお願いに来た。
一度もトイレに行ってなかったから、今まで我慢していたのだろう。
逃げるとは思ってないから、杖を取り上げて行かせてもいい。
だが、精神的な成長や変化を与えるには、ちょうどいい機会だ。
「いや、小だけはここでしろ。オシッコを飲んでみたい」
「へっ? ええぇぇぇ⁉︎ 会長、何言ってるか分かっているんですか⁉︎ オシッコですよ⁉︎ オシッコ飲むんですか⁉︎」
俺の言葉に七海は一瞬ポカンとした顔になると、両手を上げて大袈裟に驚いている。
両手を激しく意味不明に動かして、明らかに挙動不審でパニック状態だ。
「あぁ、そう言ったんだ。男のは無理だが、七海のなら我慢できる」
「あうっ、駄目ですよ。だって、入れ物もないし、飲むのは絶対に無理です!」
パニック状態の七海にもう一度飲むと伝えると、ピタッと止まって困った顔をした。
そして、駄目な理由を色々と言いながら、胸の前で両手をバツ印にしてから断る。
だけど、七海に拒否権は最初から与えてない。
「大丈夫。目は閉じるから七海が誘導して……」
「あっ、あっ、あっ、駄目です。そういう事じゃなくて……」
目を閉じて、恥ずかしい所は見ないと約束した。
しゃがみ込んで七海の両足の膝裏に両手で触れると、上に向かって撫でていく。
触り心地の良いスベスベの肌から、柔らかなモチ肌のお尻に変わる。
スカートの中に頭を入れると、約束を破って目を開けて、太ももを舌先で舐めていく。
七海の太ももは少し酸っぱい味がする。
「はっ、はっ、会長、もっと上です。そこは太ももです」
逃げればいいのに、七海はキチンと誘導している。
命令に逆らえばもっと酷い事をされると思っているのか、それともして欲しいのか。
スカートの中は薄暗いだけで、目を開けていれば誘導は必要ない。
太ももを少しずつ上を目指して、舐めて吸っていく。
その度に七海の身体がビクビク反応して、「んっ」と微かに可愛い声を出している。
「うぅぅ、か、会長……が、我慢できないです。早く上、真ん中に……」
もうオシッコが我慢できないようだ。
七海は足を左右に広げると、スカートが濡れないように、スカートの裾を持ち上げた。
その所為で七海の恥ずかしい秘部が日差しに照らされて見えてしまう。
逆さV字に生えた縮れた陰毛の中に、割れ目が縦にハッキリと見える。
「あぅ、はっ、はっ、か、会長、そこ違う、違うから……」
石鹸の匂いがする割れ目の穴に舌を入れて舐めていく。
七海が必死に否定する穴からはネバネバの液が出ている。口の中に酸味が広がっていく。
このまま続けてもいいが、七海の誘導に従って、上に舌先を滑らせていく。
「んんっ、そこ、会長、そこです。出しちゃいますからね? いいですね?」
小さな穴を舌先で舐めていると、七海が我慢できずに出していいのか何度も聞いてくる。
だから、舌で舐めるのをやめて、口で穴を覆って吸って、早く出すように促した。
すぐに蛇口に取り付かれたホースから勢いよく水が出るように、七海の熱いオシッコが噴き出してきた。
「んあっ、ああっ、会長、出ちゃう! 出ちゃうよぉ! 止まんないッッ!」
ゴクゴクと飲んでいるのに、ドンドン噴き出してくる。
七海は少しずつ出そうとコントロールしたいようだけど、止められないようだ。
それでも飲み続けていると、少しずつ勢いが落ちてきた。
「はぁっ、はぁっ、会長が私のオシッコ全部飲んじゃた……」
……思ったより量が少ない。三百ミリリットルぐらいしか出ないのか。
どうやら全部出し切ったようだ。穴から吸い出そうとしているのに何も出て来ない。
我慢してこれだと、水分補給の手段としては期待できない。
秘部から口を離して立ち上がると、七海はスカートを持ち上げたまま固まっていた。
「七海? 大丈夫か?」
「あぁっ、会長……」
七海のオデコを手の平で触った状態で聞いた。少し熱っぽいかもしれない。
目が眠そうに閉じかけ、顔は耳まで赤く染まり、首元は薄っすらと汗ばんでいる。
風邪を引いているように苦しそうに息をしている。
「キツイなら、もう少しだけ休んでいいから」
「あぅっ、会長、酷いです。キスだけじゃなくて、私の初めて無理矢理奪うなんて」
「キチンと誘導できないからだ。それに何も奪ってない」
七海のサラサラの髪を優しく撫でて落ち着かせる。精神的なショックを与え過ぎたようだ。
怒っていないが、心がどこか遠くにあるように酷く弱々しい感じがする。
「奪ったのと同じです。会長の舌が入って来ました。会長の所為でお腹がムズムズしちゃうんです」
……ムズムズ? 発情しているような状態という事か。
性的に欲情しているなら、軽く発散すれば落ち着くはずだ。
「そうか。だったら七海の杖が成長したら、そのムズムズを一緒に取るから」
「むぅー! そういうのはいいです! そのうちに収まります。会長が二度と私のオシッコを飲まないように、約束してくれるだけでいいです!」
俯いていた七海が急に顔を上げて、頬を膨らませた状態で真っ直ぐに俺を睨んで怒り出した。
言い方が気に入らなかったのか、エッチな事がしたいわけじゃなかったようだ。
「あぁ、約束するよ。量も思ったよりも少なかったからな。別の水分補給を考えた方がいい」
「はい、そうしてください」
頭を優しく撫でながら約束すると、七海は満足したようだ。
フフッと軽く笑って、撫でる手から離れていった。
毒弾は三十発撃つと疲労感を感じ始める。
次に疲労感は七海のリカバリーで回復する事が出来て、喉の渇きも多少回復する。
最後に力を吸い取って灰になったイモ虫の身体からは、水色の真珠が一粒取れる。
「生徒会長、それ絶対に無くさないでくださいね。お金の代わりになるかもしれないんですから」
「石や貝殻のお金みたいな物か? 一円玉か十円玉か知らないが、店が無ければ使えないだろう」
「ありますよ。無ければ死んじゃいます」
取り出した水色真珠を財布の中に仕舞うと、少し怒った感じに七海が言ってきた。
イモ虫を探して歩き回って、七海にも疲れが見え始めている。
すでに財布の中は水色真珠でパンパンになり始めている。
水色真珠は杖を付けても何も反応しない。
最初の一匹を除いて、倒したイモ虫の数は四十七匹と、そろそろ目標の五十匹になる。
杖に変化があるとしたら、五十匹、百匹とキリがいい数だと予想している。
……まぁ、魔物の質によっては、キリがいい数字になるとは限らない。
もちろん、それを七海に教えるつもりはないし、七海もそれぐらいは分かっている。
五十匹倒したら、休憩できる程度ぐらいに考えてくれればいい。
「残り三匹だ。倒したら三十分だけ休憩する」
「もう、お腹減ったよぉー」
「食べたいなら、イモ虫か落ち葉のどちらかを食べるんだな」
「虫じゃないだから落ち葉なんて食べませんよ」
「だったら、早く杖を成長させるんだな。もしも期待ハズレだった場合は、危険だが森の外を探しに行く」
「むぅ、生徒会長なのに頼りない……」
励ましたつもりだったが、逆効果だったようだ。七海は空腹でイライラしている。
野球部のマネージャーをしているから、普通の女子よりも食べた物の消化と吸収が早いのだろう。
神様に祈っても、パンが空から降ってくるわけでもないんだ。早めに覚悟を決めた方がいい。
「そんなに何か食べたいなら、タンパク質ならある」
「もぉー、虫なら食べませんよ」
「違う。精液もタンパク質で出来ている。これを口の中に入れて、綺麗に舐めれば沢山出る」
「な、な、なっ、そんなの食べないですっ⁉︎ 会長の変態っ!」
股間を指差して教えてやると、七海はチラッと股間を見た。
そして、少し考えてから何を意味するのか気づいたようだ。大慌てで拒否して怒り出した。
「怒る元気があるなら、まだまだ平気だな。だが、次に腹が減ったと言ったら、無理矢理に口に入れる。分かったな?」
「……はい。でも、ちょっとは優しく言ってくれてもいいじゃないですか?」
少し重要な仕事を与えてやったら、奴隷が反抗的になってしまった。
優しくして欲しいと待遇改善を求めてきた。
なので、学校の生徒会長のように優しい声と微笑みで感謝の気持ちを伝えた。
「そうだね。七海さんがいなければ、俺一人だととっくに疲れ果てていたよ。七海さんのお陰で助かっているよ。ありがとう、七海さん」
「うっ、演技だと分かっても、ちょっと嬉しいです」
両手で七海の右手を優しく握って、希望通りに優しく言った。
七海は褒められて困ったように照れている。
こういうのでやる気が出るなら、もう少しだけ続けた方が良さそうだ。
「ねぇ、七海さん? もうちょっとだけ二人で頑張ってみよう。きっと上手くいくから。ねぇ?」
「うぅぅ、もういいです! これはこれで変な気持ちになりそうです!」
「そう? じゃあ、行こうか」
褒め続けるのも駄目なようだ。
七海は我慢できないといった感じに右手を引っ込めると一歩後退りした。
結局、厳しくしても優しくしても大して変わらない。
♢
「七海、予定通り休憩するよ」
「はぁぁ……もぉー、疲れたよぉー!」
目標の五十匹を杖で吸収すると、七海は我慢できずに地面に座り込んだ。
イモ虫を探して歩き回り、目標の五十匹倒したのに七海の杖は変化しなかった。
持ち主によって杖が変化するなら、持ち主の精神的な成長や変化も杖が成長する条件なのかもしれない。
それとも弱い魔物の力を吸い取っても意味がないのだろうか?
……水も見つからず、疲労が蓄積するだけか。
スマホの時計を見ると森に入ってから五時間が経過していた。
時刻は日本時間で午後三時を少し過ぎている。
空腹もそうだが、夜になると夜行性の凶暴な魔物が現れる可能性もある。
そもそも夜が来るのかも、この異世界の正確な時刻も分からない。
火を起こした方が良いのか、火に魔物が集まるのか、とにかく情報が不足している。
「あのぉ……会長。逃げないのでトイレに行っていいですか?」
地面に座って次の行動を考えていると、七海がお願いに来た。
一度もトイレに行ってなかったから、今まで我慢していたのだろう。
逃げるとは思ってないから、杖を取り上げて行かせてもいい。
だが、精神的な成長や変化を与えるには、ちょうどいい機会だ。
「いや、小だけはここでしろ。オシッコを飲んでみたい」
「へっ? ええぇぇぇ⁉︎ 会長、何言ってるか分かっているんですか⁉︎ オシッコですよ⁉︎ オシッコ飲むんですか⁉︎」
俺の言葉に七海は一瞬ポカンとした顔になると、両手を上げて大袈裟に驚いている。
両手を激しく意味不明に動かして、明らかに挙動不審でパニック状態だ。
「あぁ、そう言ったんだ。男のは無理だが、七海のなら我慢できる」
「あうっ、駄目ですよ。だって、入れ物もないし、飲むのは絶対に無理です!」
パニック状態の七海にもう一度飲むと伝えると、ピタッと止まって困った顔をした。
そして、駄目な理由を色々と言いながら、胸の前で両手をバツ印にしてから断る。
だけど、七海に拒否権は最初から与えてない。
「大丈夫。目は閉じるから七海が誘導して……」
「あっ、あっ、あっ、駄目です。そういう事じゃなくて……」
目を閉じて、恥ずかしい所は見ないと約束した。
しゃがみ込んで七海の両足の膝裏に両手で触れると、上に向かって撫でていく。
触り心地の良いスベスベの肌から、柔らかなモチ肌のお尻に変わる。
スカートの中に頭を入れると、約束を破って目を開けて、太ももを舌先で舐めていく。
七海の太ももは少し酸っぱい味がする。
「はっ、はっ、会長、もっと上です。そこは太ももです」
逃げればいいのに、七海はキチンと誘導している。
命令に逆らえばもっと酷い事をされると思っているのか、それともして欲しいのか。
スカートの中は薄暗いだけで、目を開けていれば誘導は必要ない。
太ももを少しずつ上を目指して、舐めて吸っていく。
その度に七海の身体がビクビク反応して、「んっ」と微かに可愛い声を出している。
「うぅぅ、か、会長……が、我慢できないです。早く上、真ん中に……」
もうオシッコが我慢できないようだ。
七海は足を左右に広げると、スカートが濡れないように、スカートの裾を持ち上げた。
その所為で七海の恥ずかしい秘部が日差しに照らされて見えてしまう。
逆さV字に生えた縮れた陰毛の中に、割れ目が縦にハッキリと見える。
「あぅ、はっ、はっ、か、会長、そこ違う、違うから……」
石鹸の匂いがする割れ目の穴に舌を入れて舐めていく。
七海が必死に否定する穴からはネバネバの液が出ている。口の中に酸味が広がっていく。
このまま続けてもいいが、七海の誘導に従って、上に舌先を滑らせていく。
「んんっ、そこ、会長、そこです。出しちゃいますからね? いいですね?」
小さな穴を舌先で舐めていると、七海が我慢できずに出していいのか何度も聞いてくる。
だから、舌で舐めるのをやめて、口で穴を覆って吸って、早く出すように促した。
すぐに蛇口に取り付かれたホースから勢いよく水が出るように、七海の熱いオシッコが噴き出してきた。
「んあっ、ああっ、会長、出ちゃう! 出ちゃうよぉ! 止まんないッッ!」
ゴクゴクと飲んでいるのに、ドンドン噴き出してくる。
七海は少しずつ出そうとコントロールしたいようだけど、止められないようだ。
それでも飲み続けていると、少しずつ勢いが落ちてきた。
「はぁっ、はぁっ、会長が私のオシッコ全部飲んじゃた……」
……思ったより量が少ない。三百ミリリットルぐらいしか出ないのか。
どうやら全部出し切ったようだ。穴から吸い出そうとしているのに何も出て来ない。
我慢してこれだと、水分補給の手段としては期待できない。
秘部から口を離して立ち上がると、七海はスカートを持ち上げたまま固まっていた。
「七海? 大丈夫か?」
「あぁっ、会長……」
七海のオデコを手の平で触った状態で聞いた。少し熱っぽいかもしれない。
目が眠そうに閉じかけ、顔は耳まで赤く染まり、首元は薄っすらと汗ばんでいる。
風邪を引いているように苦しそうに息をしている。
「キツイなら、もう少しだけ休んでいいから」
「あぅっ、会長、酷いです。キスだけじゃなくて、私の初めて無理矢理奪うなんて」
「キチンと誘導できないからだ。それに何も奪ってない」
七海のサラサラの髪を優しく撫でて落ち着かせる。精神的なショックを与え過ぎたようだ。
怒っていないが、心がどこか遠くにあるように酷く弱々しい感じがする。
「奪ったのと同じです。会長の舌が入って来ました。会長の所為でお腹がムズムズしちゃうんです」
……ムズムズ? 発情しているような状態という事か。
性的に欲情しているなら、軽く発散すれば落ち着くはずだ。
「そうか。だったら七海の杖が成長したら、そのムズムズを一緒に取るから」
「むぅー! そういうのはいいです! そのうちに収まります。会長が二度と私のオシッコを飲まないように、約束してくれるだけでいいです!」
俯いていた七海が急に顔を上げて、頬を膨らませた状態で真っ直ぐに俺を睨んで怒り出した。
言い方が気に入らなかったのか、エッチな事がしたいわけじゃなかったようだ。
「あぁ、約束するよ。量も思ったよりも少なかったからな。別の水分補給を考えた方がいい」
「はい、そうしてください」
頭を優しく撫でながら約束すると、七海は満足したようだ。
フフッと軽く笑って、撫でる手から離れていった。
0
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる