俺をお前らの青春に勝手に巻き込むな!

もう書かないって言ったよね?

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バスケがしたいです!②

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 藤田君「こいつ見たことあると思ったら、いじめられっ子の黒川先輩だ(笑!)」と宮沢軍団に何故か参加している黒川先輩に詰め寄ります。
 
 黒川先輩は『ボッフ!』と藤田君の鳩尾に強烈な右ストレートを叩き込み、「堀田(ほった)、雑魚は退いていろ(脅し!)」と藤田君を堀田先輩扱いしています。

 宮沢監督が走り寄って来て、「馬鹿野郎(怒!)」と黒川先輩の頭を台本で叩きます。

 宮沢監督「そいつは堀田じゃない(怒!)藤田だ!もう一度、今のシーン行くぞ!いつまで寝ているんだ(怒!)おーい、青野君!こいつ立たせておいて(お願い!)」と悶絶している藤田君を立たせると、もう一度、黒川先輩が『ボッフ!』と強烈な右ストレートを藤田君の鳩尾に叩き込みます。

 宮沢監督「はい、カット!良い絵撮れたね~(喜び!)でも、コンプライアンス的にNGだから、今のシーンなかった事してね~(笑!)」と笑いながら、次のシーンに移動します。

 宮沢監督「安藤先生、安藤先生(大声!)」と部員の練習を見ている安藤先生を呼びます。

 安藤先生は走って来て、「なんでしょう?」と質問します。

 宮沢監督「部員が少ないから、明日の練習までに男女共に、10人・10人にしといてね!」と簡単に言います。

 安藤先生「すみません、宮沢監督!そもそも部員が少ないので、宮沢監督にご協力して欲しいのですけど?」とお願いしてみる。

 宮沢監督「え!え!嘘!聞いてないよ~(驚き!)じゃあ、なんでここに居るの(質問?)ここに居たら部員増えるの(質問?)増えないよね~(笑!)だったら勧誘しないと(怒!)いつやるの(質問?)nowでしょう(笑!)」とイラッと連続質問からの最後の英語で安藤先生の右拳は、もう犬の尻尾のように激しく揺れています。

 青野君「本当に使えない先生ですね、宮沢監督!」と自分の番が来ないように、宮沢監督のご機嫌を伺います。

 宮沢監督「仕方ないよ、青野君!まだまだ監督としても、先生としても新米のヒヨっ子だろうからね!」とベテラン監督の威厳を見せます。

        🕒
 安藤先生は翌日の練習までに、苦労して、なんとか男女共に10人ずつのバスケ部員を用意することが出来ました。
 
 宮沢監督「駄目だ、駄目だ(怒!)儂のイメージには合わない!全員帰れ(怒!)」と工藤先輩や藤田君も含めて、帰らせようとします。

 安藤先生は慌てて、「ちょっと待ってください(慌!)折角、集まってくれた新入部員です。宮沢監督には、申し訳ありませんが、ここまでのご協力ありがとうございます。あとは私に任せてください(怒!)」とはっきりと宮沢監督に帰るのは、お前だと主張しました。

 宮沢監督「面白い(笑!)儂のチームに勝てたら、大人しく帰ってやろう。ただし、負けた時は分かっているな(嬉!)青野(大声!)斎藤!陣内!黒川!そして、儂が相手をしてやろう(笑!)」と安藤先生率いる新入部員との勝負が始まります。
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