俺をお前らの青春に勝手に巻き込むな!

もう書かないって言ったよね?

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秘密の花園(敗北者)

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 青春学園には数ヶ月に一度開催される一大イベントがある。全国生徒の中からツッコミの才能がある生徒を探し出すのが目的である。

 今日はそのツッコミの才能が非常に低かった残念な生徒を紹介しよう彼等がそうだ!

 青空花子は口に『さかなクン』の画像が映されているスマホを咥えて「待て、待て!』と見えない何かを追いかけて、廊下を走っている。

 前方にはF4の4人が道を横に占領しながら、こちらに向かって歩いて来る。『ドンガラ、バッシャン、ギィシャン!』と大きな音を立てて、F4の道下先輩にタックルをお見舞いした。

 美輪先輩「おい、何てことしてくれるんだ(怒!)道下が気絶しているじゃないか!」とカンカンに怒っています。

 青空花子「青空花子です!猫さん見ませんでしたか?お魚咥えて逃げているんですよ!」と爽やかな自己紹介のあとに西田先輩に質問します。

 西田先輩「見てないなぁ?どんな猫さんなんだい?毛の色は?」と目の前のおっちょこちょいな雌猫を自宅に連れ帰るつもりです。

 青空花子は右手の中指と薬指を親指にくっつけて『犬さん』を作ると「チュチュ、チュチュ!こんな猫さんでぇチュ!」と答えてあげました。

 美輪先輩「お前、俺達を馬鹿にしているだろう?JK倶楽部西新宿別荘に連れて行くぞ!」とそれはいけません!

 西田先輩「まあまあまあ!」と美輪先輩を宥めると、自分も右手の中指と薬指を親指にくっつけて『犬さん』を作ると「チュチュ、チュチュ!花子さんよろしかったら、一緒に猫さんを探しませんか?」とデートに誘おうとします。

 青空花子「どうして私の名前を知っているんですか(恐怖!)」とびっくりして後退りしてしまいます。

 西田先輩「お前が言っただろうが(怒!)もう我慢の限界だ!別荘に連れて行くぞ!」と猫を被るのをやめてしまいました。

 強引に連れて行かれそうになる青空花子を見かけて、1人の男がF4に立ち向かいました。

 陣内君「彼女から、その薄汚い手を離しやがれ(怒!)」と西田先輩に向かって怒鳴ります。

 いままで傍観者のように見ていただけの花村先輩が「じ~ん~な~い♡やっと停学が終わったから、お前に会いに来たよ!さあ、行こうか?」と西新宿の別荘に連れて行こうとします。

 廊下での騒ぎを聞きつけた、1年生のF4被害者達が陣内君の応援に駆けつけて来ました。何故だか女生徒よりも男子生徒の方が多い気がします。

 またまた、女の子を無理矢理に連れて行こうとした西田先輩は学園の花壇に植えられてしまいました。美輪先輩はとりあえず殴りました。花村先輩は男子生徒の代わりに女生徒達に殴られて、学園の非常階段に放置して帰りました。道下先輩は何も悪い事をしていない被害者でしたが、とりあえず全裸にして青春学園初代校長の銅像に縄で縛り付けて放置して帰りました。

 1年生の生徒達は良いことが出来たので、その晩はぐっすりと眠れました。

 
 
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