58 / 98
第2章
第58話⑧プロットポイント②
しおりを挟む
『キィシャアアアア……‼︎』
「ジャスティス完了だ」
黒き罰に竜木の太い首が撥ね飛ばされた。斬り落とされた首が落ちていく。
剣を十字に素早く振り鳴らすと、絶対正義を宣言した。
「うぅぅ、ご、ごめんなひゃい、頑張ったのに、何も出来なくて……」
リラの前まで行くと、地面に座り込んで泣いていた。
確かに役立たずだった。でも、そんな事は最初から分かっている。
頭を優しく撫でながら言ってあげた。
「謝る必要はない。生きててくれただけで充分だ。それ以上に嬉しい事はないよ」
「###‼︎ 大好き‼︎」
「俺もだよ、リラ」
ちょっと優しくしただけなのに、嬉しそうに抱き着いてきた。
まったく困った幼馴染だ。この雰囲気だと雌豚焼きが出来ないじゃないか。
『…………』
「ひゃあ⁉︎」
「ほぉー、首がなくても死なないか」
おっぱいを触ってもいないのに、いきなりリラが叫んだ。
頭を失って、竜木の巨体は地面に倒れていたのに、頭がないのに立ち上がってきた。
いくら生命力の高い竜でも、首が落ちたら死ぬに決まっている。
『ヒュゥゥゥ……』
「この音は……?」
首無し竜木を警戒していると、何処かから風が鳴る音が聞こえてきた。
視線だけを急いで動かして、音の出所を探してみた。
けれども、
『フゥガア‼︎』
「危ない‼︎ きゃああああ‼︎」
「リラァー‼︎」
俺よりも先に気づいたリラが俺を守るように動いた。
地面に落ちていた竜木の頭、その口から風圧の塊【空砲】が放たれた。
空砲が背中に直撃したリラが、俺に向かって吹き飛ばされてきた。
俺の胸に当たると、そのまま崩れ落ちていく。
「貴様ぁー‼︎」
慌ててリラを抱き止めると、影俺に竜木の頭の始末を頼んだ。
俺は急いでやる事がある。リラを抱えて竜木の胴体から急いで離れた。
「リラ、しっかりしろ! すぐに治してやるからな!」
「へへっ。私、ちょっとは役に立ったかな? こんな事しか出来なくて、ごめんねぇ……」
「リラァー‼︎ 絶対に死なせない‼︎ ”ウルトラヒール〟‼︎」
お前はこんな所で死んでいい女じゃない。
笑いながら意識を失ったリラに回復魔法を連続使用した。
『ヒュゥゥゥ……』
「チッ」
『フゥガァ‼︎』
二度と見逃さない。風鳴りが聞こえた瞬間に右拳に紫色の魔力を込めた。
リラを地面に寝かせると、その絶対の拳を飛んできた空砲にぶちかました。
「邪魔するな‼︎」
拳の直撃に空砲がバラバラに砕け散った。
「慌てんなよ、すぐに殺してやる」
離れた場所で俺を睨んでいる竜木の頭を睨み返して言った。
影俺に任せるつもりだったが、やはり俺も参加させてもらう。
コイツは俺の手で始末する。
「”トリプルウルトラソウル〟——」
黒大剣を両手で持って、切っ先を前に向けて、左肩の横で構えた。
この技はまだ誰にも使ってない。これはお前を殺す技だ。
「”死突〟‼︎」
全力の一撃を竜木の眉間を狙って突き出した。
一筋の最速の黒光槍が、すぐさま地面に倒れている竜木の眉間を貫いた。
『ヒュウガアアア……‼︎』
今度こそ終わりだ。眉間を貫かれた瞬間、首無し竜木が地面に崩れ落ちた。
そのまま首と一緒に胴体も消えていく。
こんな事なら最初から頭を狙っておけばよかった。
「リラ、終わったぞ。しっかりしろ」
脈と呼吸はある。死んでいるわけじゃない。
空砲が状態異常攻撃なら、俺の身体にも異変が起こるはずだ。
「……あっ」
いや、起きないかもしれない。アンチポイズンの拳で殴り壊した。
状態異常が【毒】なら悪影響は出ない。
「ふぅー、これでいいな」
念の為にアンチカースとアンチポイズンを唱えておいた。
最後に状態異常試験紙を使って、別の可能性を調べてみた。
紙は白いままで異常無しだった。
「これが戦利品か。【卵】というよりも【木の実】だな」
竜木の頭部が転がっていた場所にドデカイ木の実が落ちていた。
直径1・2メートルの茶色いシワだらけの木の実だ。
両手で持ち上げてみたけど、重さは15キロ以上はありそうだ。
殴って割って中身を食べるか、土に埋めて育てるべきか。
どちらにしても調べてからやるべきだ。竜種が落としたアイテムだ。
意外と貴重なレシピの素材になるかもしれない。
「うぅ……ううんっ……」
「気づいたか?」
やっと起きたみたいだ。起きるまで待っていたら、リラの目蓋が動いた。
馬車でもよかったが、やはり場所はロマンチックな方が良い。
妹奪還作戦の前に、やはりここで雌豚焼きを実行する。
「うん、終わったの? そうだよね、終わってるよね……」
「いや、まだ終わってない。大切な事を一つやり残している」
「えっ? なに?」
戦いが終わったと聞いて、リラが落ち込んでいる。
でも、リラにしか出来ない大切な仕事がある。
リラが聞いてきたので、身体に教える事にした。
「そうそう、喉チンコまでしっかりと咥えるんだ」
「うぷぅ、うぐぅ、ううんっ、うぐっ、うぐぅん、うぐぅうんんん‼︎」
リラがまた死にそうになっている。
雌豚焼きにされて、喉の奥まで聖剣を入れられて窒息しそうになっている。
本当に死ぬ前に地面に降ろして、続きは四つん這い状態でさせてあげた。
これだとただの雌豚だな。
「ジャスティス完了だ」
黒き罰に竜木の太い首が撥ね飛ばされた。斬り落とされた首が落ちていく。
剣を十字に素早く振り鳴らすと、絶対正義を宣言した。
「うぅぅ、ご、ごめんなひゃい、頑張ったのに、何も出来なくて……」
リラの前まで行くと、地面に座り込んで泣いていた。
確かに役立たずだった。でも、そんな事は最初から分かっている。
頭を優しく撫でながら言ってあげた。
「謝る必要はない。生きててくれただけで充分だ。それ以上に嬉しい事はないよ」
「###‼︎ 大好き‼︎」
「俺もだよ、リラ」
ちょっと優しくしただけなのに、嬉しそうに抱き着いてきた。
まったく困った幼馴染だ。この雰囲気だと雌豚焼きが出来ないじゃないか。
『…………』
「ひゃあ⁉︎」
「ほぉー、首がなくても死なないか」
おっぱいを触ってもいないのに、いきなりリラが叫んだ。
頭を失って、竜木の巨体は地面に倒れていたのに、頭がないのに立ち上がってきた。
いくら生命力の高い竜でも、首が落ちたら死ぬに決まっている。
『ヒュゥゥゥ……』
「この音は……?」
首無し竜木を警戒していると、何処かから風が鳴る音が聞こえてきた。
視線だけを急いで動かして、音の出所を探してみた。
けれども、
『フゥガア‼︎』
「危ない‼︎ きゃああああ‼︎」
「リラァー‼︎」
俺よりも先に気づいたリラが俺を守るように動いた。
地面に落ちていた竜木の頭、その口から風圧の塊【空砲】が放たれた。
空砲が背中に直撃したリラが、俺に向かって吹き飛ばされてきた。
俺の胸に当たると、そのまま崩れ落ちていく。
「貴様ぁー‼︎」
慌ててリラを抱き止めると、影俺に竜木の頭の始末を頼んだ。
俺は急いでやる事がある。リラを抱えて竜木の胴体から急いで離れた。
「リラ、しっかりしろ! すぐに治してやるからな!」
「へへっ。私、ちょっとは役に立ったかな? こんな事しか出来なくて、ごめんねぇ……」
「リラァー‼︎ 絶対に死なせない‼︎ ”ウルトラヒール〟‼︎」
お前はこんな所で死んでいい女じゃない。
笑いながら意識を失ったリラに回復魔法を連続使用した。
『ヒュゥゥゥ……』
「チッ」
『フゥガァ‼︎』
二度と見逃さない。風鳴りが聞こえた瞬間に右拳に紫色の魔力を込めた。
リラを地面に寝かせると、その絶対の拳を飛んできた空砲にぶちかました。
「邪魔するな‼︎」
拳の直撃に空砲がバラバラに砕け散った。
「慌てんなよ、すぐに殺してやる」
離れた場所で俺を睨んでいる竜木の頭を睨み返して言った。
影俺に任せるつもりだったが、やはり俺も参加させてもらう。
コイツは俺の手で始末する。
「”トリプルウルトラソウル〟——」
黒大剣を両手で持って、切っ先を前に向けて、左肩の横で構えた。
この技はまだ誰にも使ってない。これはお前を殺す技だ。
「”死突〟‼︎」
全力の一撃を竜木の眉間を狙って突き出した。
一筋の最速の黒光槍が、すぐさま地面に倒れている竜木の眉間を貫いた。
『ヒュウガアアア……‼︎』
今度こそ終わりだ。眉間を貫かれた瞬間、首無し竜木が地面に崩れ落ちた。
そのまま首と一緒に胴体も消えていく。
こんな事なら最初から頭を狙っておけばよかった。
「リラ、終わったぞ。しっかりしろ」
脈と呼吸はある。死んでいるわけじゃない。
空砲が状態異常攻撃なら、俺の身体にも異変が起こるはずだ。
「……あっ」
いや、起きないかもしれない。アンチポイズンの拳で殴り壊した。
状態異常が【毒】なら悪影響は出ない。
「ふぅー、これでいいな」
念の為にアンチカースとアンチポイズンを唱えておいた。
最後に状態異常試験紙を使って、別の可能性を調べてみた。
紙は白いままで異常無しだった。
「これが戦利品か。【卵】というよりも【木の実】だな」
竜木の頭部が転がっていた場所にドデカイ木の実が落ちていた。
直径1・2メートルの茶色いシワだらけの木の実だ。
両手で持ち上げてみたけど、重さは15キロ以上はありそうだ。
殴って割って中身を食べるか、土に埋めて育てるべきか。
どちらにしても調べてからやるべきだ。竜種が落としたアイテムだ。
意外と貴重なレシピの素材になるかもしれない。
「うぅ……ううんっ……」
「気づいたか?」
やっと起きたみたいだ。起きるまで待っていたら、リラの目蓋が動いた。
馬車でもよかったが、やはり場所はロマンチックな方が良い。
妹奪還作戦の前に、やはりここで雌豚焼きを実行する。
「うん、終わったの? そうだよね、終わってるよね……」
「いや、まだ終わってない。大切な事を一つやり残している」
「えっ? なに?」
戦いが終わったと聞いて、リラが落ち込んでいる。
でも、リラにしか出来ない大切な仕事がある。
リラが聞いてきたので、身体に教える事にした。
「そうそう、喉チンコまでしっかりと咥えるんだ」
「うぷぅ、うぐぅ、ううんっ、うぐっ、うぐぅん、うぐぅうんんん‼︎」
リラがまた死にそうになっている。
雌豚焼きにされて、喉の奥まで聖剣を入れられて窒息しそうになっている。
本当に死ぬ前に地面に降ろして、続きは四つん這い状態でさせてあげた。
これだとただの雌豚だな。
20
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる