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続・魔界王立幼稚園ひまわり組
55:未来への宣言
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休む間もなくドレスに着替え、大広間へ。既にそれぞれ身支度を整えられたお客様達が集まっておいででした。魔王様も正装に着替えて慌ててやって来られた。主役がいないことには話にならないもんね。ユーリちゃんもウリちゃんもいるがさっちゃんはドレスアップに時間がかかっているのかまだ。
「いやぁ、画期的な結婚式でございますな」
「運動会というのも斬新で。非常に感動いたしました」
「ぜひ我が国でもおめでたい際は取り入れたいものです」
皆さん口々に仰ってますが、決して真似なさいませんよう。おかしいですからね? 運動会と結婚式はセットでやるもんじゃないですから。
ご馳走がテーブルに並べられまさに雰囲気は晩餐会。最近慣れたが、ショッキングピンクや水色など色とりどりのお料理は人間にとってはあまり食欲をそそられる色ではない。味はとってもいいのですけどね。
少し遅れて濃い紫のドレスで着飾ったさっちゃんが入って来ると、ほおっと溜息が聞こえた。息を飲む美しさ。手招きされて上座の魔王様の横に並んだその姿は、本当に最高の美男美女でお似合い。最近すっかり見慣れてしまって麻痺してたけど、魔王様も類を見ない美形だもんなぁ。
体を動かして皆さんお腹も空いてるみたいだし、まずはお食事を頂きます。実は私も腹ペコでした。
順に各国の王族はじめ、お客さん方が新郎新婦にご挨拶なさってる横で、がっつりお食事をいただきましたとも。お城のシェフのお料理は最高です。お気の毒なのはかなり空腹のはずの魔王様とさっちゃんがなかなか食べる機会をもらえなかった事ですかね。まあ結婚式なんてどこでもそんなもんですよね。
お食事の後はおしゃべりをしたりと和やかな雰囲気。でもホントは早くお部屋でリノちゃんと寝たいんだけどと思いつつもおつきあい。気がつけば楽団の音楽に合わせて広間でダンスがはじまりました。
お遊戯はともかく、こういう社交ダンス的なのは苦手だし、ウリちゃんは魔王様の補佐で忙しそうにしてるので、隅っこでぽけーっとしてると、突然目の前に手が差し出された。
「ココナさん、ぜひ私と踊っていただけませんか」
すらりと高い背に青い肌、藍色の長い髪、背中の黒い羽根も麗しいとんでもない美形なのですが、こんな方おいでだっただろうか。何よりその金色の目。
そんなに見つめないで。
あれ、なんかおかしな気分。なんだろう、胸がドキドキする。顔が熱くて……。
「え、ええと、どなた様?」
「ふふ、貴女がよく知っている者ですよ」
蕩けるような声に、思わず差し出された手に私も手を伸ばした。ひんやりした感触にまた胸がどきんとする。
ああ……なんて素敵な方なんだろう。もう周りなんか見えなくて、その金色の目に吸い寄せられるみたい……。
「困りますね、夜王様。わたくしの奥さんを誘惑していただいては」
ウリちゃんの声にはっとした。夢から覚めた気分。
げっ、夜王様でしたか! 確かによく存じておりますがそれはあの超かわいいちっちゃいお姿だけで。そっかー! そういえば魔界最高位淫魔だった。こんなにお美しくていらっしゃったのか。
「残念。初めて見た時からずっと狙っておったのに。ココナさんもまんざらではないお顔をなさっていたぞ?」
うん……ゴメン。一瞬だけど確実に恋に落ちてました。恐るべし、淫魔の誘惑。なるほど男性陣が絶対見せたくないと言ってたのはこういうことでしたか。
「これだから夜の姿を見せたくなかったのですよ。ココナさんは既にわたくしの妻でございますから。夜王様は他のご婦人を誘惑してらっしゃいませ」
「人妻でも私は構わぬぞ?」
「わたくしは構います!」
「私も構います!」
こっそり逃げ出した私達でした。その後本日二回目の旦那様のご機嫌取りをしたのは言うまでもない。
それ以外は大きな出来事もなく、無事晩餐会も終了。ひたすら長い長い一日が終わりました。
まあホント、いくら考えてもやっぱり運動会と結婚式を一緒にやるなんて正気の沙汰じゃないとは思う。
「あと一日……」
結婚式は三日間続くのですよ。流石に今回夜はみんな部屋に帰りますけど。考えてみたら魔王様達は本来なら夜もずっと拝謁を受けるって言ってたよね。しかも一度経験なさっているのでそれをご存知だったわけで。なるほど、運動会で一般拝謁を終わらせてしまわれたのは正解だったってわけか。ずーっと玉座に座ってるの嫌いなタイプだもんな。
どうでもいいけど私は疲れた……今はもうそれしか思うことがない。
魔王様の結婚式最終日。
今日は昨日が運動会だったので幼稚園は毎年恒例の代休。正直な所幼稚園に行ってたい気分だが仕方ない。我が家の姫は昨日の疲れも見せず張り切ってるし。
「きゃー、リノちゃん! とっても可愛いわよ」
披露宴で新婦の案内役をすることになったリノちゃん。メルヒノア様達に着せ替え人形されて、とっても素敵にドレスアップ。銀色の髪に大きな黒いお花がすごく素敵。
「ママ、にやう~?」
「似合うー!」
くるりと回ってスカートを広げてポーズを決めてる娘はどこから見ても隙のない超のつくかわいいさです。はい、親馬鹿です。
同じく一緒に新郎の魔王様を案内する役のペルちゃんも大人っぽい正装にしてもらってやってきたので、並ぶとちっちゃいお嫁さんとお婿さんの趣。
「あらあら、お似合いねぇ。なんて可愛いのかしら。こっちの結婚式って言っても通りそうよ、王子に姫様」
先回りでメルヒノア様に言われたので激しく頷いておく。
「リノおよめたんみちゃい?」
「うん!」
あ、なんかどよーんとした気を後ろから感じますが。
「リノちゃんはどこにもお嫁になんぞやりませんからね」
私より更に親馬鹿のパパがなんか言ってますけどね。
「ウリノちゃん、いいじゃない。この子たち丁度同い歳だし、今のうちに許嫁にでもしとけば将来安心よ」
「メルヒノア様、なんという恐ろしいことをおっしゃいますか!」
将来かぁ……どうなるんだろうね、本当にね。
ともかく、可愛いチビちゃん達に案内役を譲れたので、私とウリちゃんは少しは気楽になった。形だけの披露さえ済めば後はお床入りの儀だけなんでご自由にお二人だけでどうそってカンジなんでもう少しがんばろう。
本当に広間で国賓級のお客様の前で形式だけの結婚式の再現をして、今度は表で国民に向けての披露。
一般の市民に開放された城前の広場は昨日に増しての大人数の群衆が詰めかけている。魔王様の花嫁を一目見ようと飛竜も使わず何日か前から山を登ってきた市民たち。
ペルちゃんと手をつないだ魔王様と、リノちゃんと手をつないだ真っ黒の長い裾を引くウエディングドレスのさっちゃんがバルコニーに姿をあらわすと、わーっと声が上がった。中には泣いちゃってる人もいるし、手を合わせて拝んでるお年寄りもいる。
幸せそうな魔王様とさっちゃんの横顔。本当に本当に良かったね。
「人間の国マファルの王が列席してくれていること、そして天界からの客人があったことでもわかるように、魔界始まって以来、今が一番争いも無く安定している。しかし命の長さが違う故、いつ何時また今の均衡が崩れるかもしれぬ。それでもこの平和な時代が少しでも長く続くよう、そして次の代にまで手渡せるよう、私は魔王としての責務を果たしてゆくことを新しい伴侶を得たのを機会に、あらためてここに宣言する」
うわぁ、なんか結婚式のスピーチとは思えないほどガッチガチに堅いお話ですけども、まあ大事なことだしね。人前でしゃべるのが苦手な魔王様には珍しく、沢山お話されてるのが、きっと本気の現れだと思う。
そっか……考えてみたら最後に人間の国の勇者が攻めてきてまだ十三年。いま本人がそこにいるんだもんね。今まで周期的には百五十年から三百年に一度くらいに一度は攻めて来てたんだから、まだ先のことはわからないよね。
魔王様の宣言はまだ終わらなかった。横でおとなしく見上げていたペルちゃんと、リノちゃんを両手に一度に抱え上げられた。
「だが、次の世代を作ってゆくのは子どもたちだ。子ども達が笑顔で過ごせる、そんな世界を作ってゆけば少しづつでも良い世になってゆくだろう」
意味がわかっているのかいないのか、リノちゃんとペルちゃんはニコニコしてる。ただ抱っこされてるのが嬉しいだけかもしれないけど。
「魔王様―! ではまたお子様を? 王子が姫を見せていただけるのですか」
どこからとんだのか、すこし下衆な言葉だが魔王様は嫌な顔はされなかった。
「そうだな、幼稚園の一クラス分くらいはがんばらねばな」
その返答に参列客から笑いが溢れ、そして横でさっちゃんが真っ赤になった。
おーい、魔王様。それは多すぎると思いますよ。ってかね、その言葉きいたことありますけど。
「……魔王様、人のプロポーズの言葉を勝手に使わないでくださいませ」
ウリちゃんも真っ赤になってました。
はい、私がプロポーズされた時、そう言われたんですけどね。まだひとりしかいませんけど。
こうして魔界の一大イベント、魔王様の結婚式はなんとか終わったのでございます。
「いやぁ、画期的な結婚式でございますな」
「運動会というのも斬新で。非常に感動いたしました」
「ぜひ我が国でもおめでたい際は取り入れたいものです」
皆さん口々に仰ってますが、決して真似なさいませんよう。おかしいですからね? 運動会と結婚式はセットでやるもんじゃないですから。
ご馳走がテーブルに並べられまさに雰囲気は晩餐会。最近慣れたが、ショッキングピンクや水色など色とりどりのお料理は人間にとってはあまり食欲をそそられる色ではない。味はとってもいいのですけどね。
少し遅れて濃い紫のドレスで着飾ったさっちゃんが入って来ると、ほおっと溜息が聞こえた。息を飲む美しさ。手招きされて上座の魔王様の横に並んだその姿は、本当に最高の美男美女でお似合い。最近すっかり見慣れてしまって麻痺してたけど、魔王様も類を見ない美形だもんなぁ。
体を動かして皆さんお腹も空いてるみたいだし、まずはお食事を頂きます。実は私も腹ペコでした。
順に各国の王族はじめ、お客さん方が新郎新婦にご挨拶なさってる横で、がっつりお食事をいただきましたとも。お城のシェフのお料理は最高です。お気の毒なのはかなり空腹のはずの魔王様とさっちゃんがなかなか食べる機会をもらえなかった事ですかね。まあ結婚式なんてどこでもそんなもんですよね。
お食事の後はおしゃべりをしたりと和やかな雰囲気。でもホントは早くお部屋でリノちゃんと寝たいんだけどと思いつつもおつきあい。気がつけば楽団の音楽に合わせて広間でダンスがはじまりました。
お遊戯はともかく、こういう社交ダンス的なのは苦手だし、ウリちゃんは魔王様の補佐で忙しそうにしてるので、隅っこでぽけーっとしてると、突然目の前に手が差し出された。
「ココナさん、ぜひ私と踊っていただけませんか」
すらりと高い背に青い肌、藍色の長い髪、背中の黒い羽根も麗しいとんでもない美形なのですが、こんな方おいでだっただろうか。何よりその金色の目。
そんなに見つめないで。
あれ、なんかおかしな気分。なんだろう、胸がドキドキする。顔が熱くて……。
「え、ええと、どなた様?」
「ふふ、貴女がよく知っている者ですよ」
蕩けるような声に、思わず差し出された手に私も手を伸ばした。ひんやりした感触にまた胸がどきんとする。
ああ……なんて素敵な方なんだろう。もう周りなんか見えなくて、その金色の目に吸い寄せられるみたい……。
「困りますね、夜王様。わたくしの奥さんを誘惑していただいては」
ウリちゃんの声にはっとした。夢から覚めた気分。
げっ、夜王様でしたか! 確かによく存じておりますがそれはあの超かわいいちっちゃいお姿だけで。そっかー! そういえば魔界最高位淫魔だった。こんなにお美しくていらっしゃったのか。
「残念。初めて見た時からずっと狙っておったのに。ココナさんもまんざらではないお顔をなさっていたぞ?」
うん……ゴメン。一瞬だけど確実に恋に落ちてました。恐るべし、淫魔の誘惑。なるほど男性陣が絶対見せたくないと言ってたのはこういうことでしたか。
「これだから夜の姿を見せたくなかったのですよ。ココナさんは既にわたくしの妻でございますから。夜王様は他のご婦人を誘惑してらっしゃいませ」
「人妻でも私は構わぬぞ?」
「わたくしは構います!」
「私も構います!」
こっそり逃げ出した私達でした。その後本日二回目の旦那様のご機嫌取りをしたのは言うまでもない。
それ以外は大きな出来事もなく、無事晩餐会も終了。ひたすら長い長い一日が終わりました。
まあホント、いくら考えてもやっぱり運動会と結婚式を一緒にやるなんて正気の沙汰じゃないとは思う。
「あと一日……」
結婚式は三日間続くのですよ。流石に今回夜はみんな部屋に帰りますけど。考えてみたら魔王様達は本来なら夜もずっと拝謁を受けるって言ってたよね。しかも一度経験なさっているのでそれをご存知だったわけで。なるほど、運動会で一般拝謁を終わらせてしまわれたのは正解だったってわけか。ずーっと玉座に座ってるの嫌いなタイプだもんな。
どうでもいいけど私は疲れた……今はもうそれしか思うことがない。
魔王様の結婚式最終日。
今日は昨日が運動会だったので幼稚園は毎年恒例の代休。正直な所幼稚園に行ってたい気分だが仕方ない。我が家の姫は昨日の疲れも見せず張り切ってるし。
「きゃー、リノちゃん! とっても可愛いわよ」
披露宴で新婦の案内役をすることになったリノちゃん。メルヒノア様達に着せ替え人形されて、とっても素敵にドレスアップ。銀色の髪に大きな黒いお花がすごく素敵。
「ママ、にやう~?」
「似合うー!」
くるりと回ってスカートを広げてポーズを決めてる娘はどこから見ても隙のない超のつくかわいいさです。はい、親馬鹿です。
同じく一緒に新郎の魔王様を案内する役のペルちゃんも大人っぽい正装にしてもらってやってきたので、並ぶとちっちゃいお嫁さんとお婿さんの趣。
「あらあら、お似合いねぇ。なんて可愛いのかしら。こっちの結婚式って言っても通りそうよ、王子に姫様」
先回りでメルヒノア様に言われたので激しく頷いておく。
「リノおよめたんみちゃい?」
「うん!」
あ、なんかどよーんとした気を後ろから感じますが。
「リノちゃんはどこにもお嫁になんぞやりませんからね」
私より更に親馬鹿のパパがなんか言ってますけどね。
「ウリノちゃん、いいじゃない。この子たち丁度同い歳だし、今のうちに許嫁にでもしとけば将来安心よ」
「メルヒノア様、なんという恐ろしいことをおっしゃいますか!」
将来かぁ……どうなるんだろうね、本当にね。
ともかく、可愛いチビちゃん達に案内役を譲れたので、私とウリちゃんは少しは気楽になった。形だけの披露さえ済めば後はお床入りの儀だけなんでご自由にお二人だけでどうそってカンジなんでもう少しがんばろう。
本当に広間で国賓級のお客様の前で形式だけの結婚式の再現をして、今度は表で国民に向けての披露。
一般の市民に開放された城前の広場は昨日に増しての大人数の群衆が詰めかけている。魔王様の花嫁を一目見ようと飛竜も使わず何日か前から山を登ってきた市民たち。
ペルちゃんと手をつないだ魔王様と、リノちゃんと手をつないだ真っ黒の長い裾を引くウエディングドレスのさっちゃんがバルコニーに姿をあらわすと、わーっと声が上がった。中には泣いちゃってる人もいるし、手を合わせて拝んでるお年寄りもいる。
幸せそうな魔王様とさっちゃんの横顔。本当に本当に良かったね。
「人間の国マファルの王が列席してくれていること、そして天界からの客人があったことでもわかるように、魔界始まって以来、今が一番争いも無く安定している。しかし命の長さが違う故、いつ何時また今の均衡が崩れるかもしれぬ。それでもこの平和な時代が少しでも長く続くよう、そして次の代にまで手渡せるよう、私は魔王としての責務を果たしてゆくことを新しい伴侶を得たのを機会に、あらためてここに宣言する」
うわぁ、なんか結婚式のスピーチとは思えないほどガッチガチに堅いお話ですけども、まあ大事なことだしね。人前でしゃべるのが苦手な魔王様には珍しく、沢山お話されてるのが、きっと本気の現れだと思う。
そっか……考えてみたら最後に人間の国の勇者が攻めてきてまだ十三年。いま本人がそこにいるんだもんね。今まで周期的には百五十年から三百年に一度くらいに一度は攻めて来てたんだから、まだ先のことはわからないよね。
魔王様の宣言はまだ終わらなかった。横でおとなしく見上げていたペルちゃんと、リノちゃんを両手に一度に抱え上げられた。
「だが、次の世代を作ってゆくのは子どもたちだ。子ども達が笑顔で過ごせる、そんな世界を作ってゆけば少しづつでも良い世になってゆくだろう」
意味がわかっているのかいないのか、リノちゃんとペルちゃんはニコニコしてる。ただ抱っこされてるのが嬉しいだけかもしれないけど。
「魔王様―! ではまたお子様を? 王子が姫を見せていただけるのですか」
どこからとんだのか、すこし下衆な言葉だが魔王様は嫌な顔はされなかった。
「そうだな、幼稚園の一クラス分くらいはがんばらねばな」
その返答に参列客から笑いが溢れ、そして横でさっちゃんが真っ赤になった。
おーい、魔王様。それは多すぎると思いますよ。ってかね、その言葉きいたことありますけど。
「……魔王様、人のプロポーズの言葉を勝手に使わないでくださいませ」
ウリちゃんも真っ赤になってました。
はい、私がプロポーズされた時、そう言われたんですけどね。まだひとりしかいませんけど。
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