【R18】【短編集】気持ちいい魔法の杖から、私のことが大好きな竜が生まれました【タイトルは最新作名】

ToRa

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あなたを好きになる理由

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 上がる息に気を取られているうちに、下級侍女が着ている共通のドレスが脱がされていく。

「まっまさかここで何かするつもり?!」
「そうだよ。それとも門の前の方がいい?意外とあそこは上階の人からは見えるからお勧めしないけどなぁ」
「外なんて無理っじゃなくてっ!!私っ仕事中よっ!」
「こんな雰囲気なのに真面目だなぁ」
「こんな雰囲気なのは貴方だけよ」

 長椅子に下着姿のままになってしまったアイシスは、慌てて立ち上がり、閉じられていたカーテンを開いた。太陽の光が部屋の中を照らし、ランプの光だけだった室内の中を明るく浮かび上がらせた。

「外はまだこんなに明るいの!仕事の時間よ!」
「安心して、俺がアイシスの午後からの休みは申請したから。侍女長の驚いた顔見せてあげたかったなぁ」
「はぁ?!なにそれ!勝手にって……どんな関係って言って申請したの……?」
「もちろん婚約者だよ」
「んなっ!ああ……だから、あんな顔……」

 書類を渡された時の上役の侍女の顔の理由が分かった。きっと、噂好きの彼女たちの事だ。もうエリクがアイシスを婚約者だと言った事は広まってしまっているだろう。覚悟を決めるしか無い。

「明るい中で見る君も、美しいね」

 後ろから抱きしめられると、頭の中にぐるぐるとあった言い訳がスッと落ちるように無くなっていった。ずっと求めていた安心感のようなものに包まれた。

「性格は褒められた事ないけど、顔と体は褒められるのよ」

 エリクの腕に頬をつけて、拗ねた声を出すと、抱きしめていた腕に力が込められた。

「そんな目でアイシスを見てる奴これからは許さないから」
「エリクくらいじゃない?見てなかったの」
「何を言ってるんだ?俺が一番見てたにきまってるよ」

 エリクの手がアイシスの胸を優しく揉み、大きな手によって形が変えられていく。後ろから感じるエリクの息遣いと、体温は、昨夜の快感をすぐに呼び覚ましていった。

「すぐに固くなるし、触って欲しそうに立ち上がるのやらしいね。今日はよく見える」

 下着を押し上げるように主張しだした頂を、指でつまみながら、エリクがクスクスと笑った。

「わっらうなんてっ……んっひどいっ」

 明るい部屋で胸を突き出すように、感じている自分の姿はなんていやらしいのだと思った時に言われたエリクの言葉はそれだけで快感を覚えた。

「自分で下着をずらして、触って欲しいところを出してみてよ」

 まだ、クスクスと笑いながら意地悪を言うエリクから体を離し、執務机に体をのせて、スカートをまくりあげ、ゆっくりとエリクに見せつけるように足を開いた。
 驚いて固まったままのエリクの顔に満足して、ニッコリと笑い返した。

 指で下着をずらして、エリクを見つめる。

「触らせてあげてもいいわよ」

 一瞬固まり、顔まで真っ赤にしたエリクが降参というように、両手をあげた。

「ドキドキし過ぎて胸が痛い。アイシスは意地悪だ」
「そうよ。優しいだけの女なんてつまらないでしょ」
「この先もずっと君に振り回されそうだよ」

 どちらも声を出して笑い、見つめ合いながらキスをする。自ら触って欲しいと誘ったアイシスだったが、すぐに後悔する事になった。

 長い指にかき回され、すぐにお尻に伝う液体が執務机に広がっていく。書類を汚してしまうのではないかと、気になって仕方がないが、本気になったエリクは机から下ろしてはくれなかった。

「仕事をしてる時に君のこの姿が思い浮かぶなんて最高だ」
「やっあっあっんっ!!まって!またっ……んんっ!!」

 蜜を溢れさせながら、アイシスの中心は深く奥を開かれていく。逃げようと揺れる胸には、エリクの舌が絡みつき、ジュッと音をさせながら吸われる。

「あっんっ……っ!お腹が熱いっ!また何か溢れっちゃうのっ!エリクっ!止まって!お願いっとまってぇっ!」
「そのままっそのまま果てて。アイシスっ!」
「んっああっ!あぁ……んっんっ……っ!」

 アイシスの体が大きく揺れ、持ち上げていた足がブラリと脱力する。エリクの指は、滴るほどの液に濡れていた。

 座っていられないアイシスの体を抱き寄せて長椅子まで運んだエリクは、自身のトラウザーズをさげ、はち切れそうに主張している男根を、まだヒクヒクと液体を押し出している密穴に押し当てた。

「今回はやめないから」

 大きく息を吸っている、アイシスを見つめて頬をゆるませ、ゆっくりと、自身を押し込んでいった。

「ああっ!んっあああっ!いたぁいい」
「力抜いてっ……アイシス」
「うっあっあっあぁんっ」

 進めるたびにアイシスの涙が溢れたが、エリクはもう止まる事は無かった。

 アイシスはゆっくりと、自分の中が開かれていく感覚に、叫びたいほどの違和感を感じているが、額に汗を浮かべ、眉を寄せて何かを堪えているエリクの様子に気づき、痛いと叫びそうになる口を押さえた。

「エっ…リク。私……あなたが好きよ」
「アイシスっそれはっずるいよ」
「優しいあなたが大好きよ」
「今すぐに、奥まで貫きたいのにっ!そんな事言われたらできないじゃないかっ!」
「んっ……大好きだからどんなに辛くても大好きだからっ側にきてっ……」
「くっそっ……!」

 アイシスの体を持ち上げたエリクが、強く抱きしめながら、腰を引き寄せた。腹まで貫かれるような、衝撃と痛みで目の前がチカチカと白んでいる。

「……全部入ったよ。初めてなのに無理させてごめん」
「すごく痛いし、苦しいの……。これからずっと優しくしてくれなきゃ許さないから」

 ふーっふーっと息を整えているエリクの額に、キスをしたアイシスが頬を膨らまして、エリクを睨め付けた。

「優しくするよ。一生君だけに」

 ヘラリとよく知った顔で微笑んだエリクの顔を見た時、下腹部が熱くなり、中に感じる圧迫感が更に強くなった。だが、違和感はあるがジンジンとした痛みは減っていき、体の力を抜くと圧迫感は奥に奥に進んでいるようだった。

「くぅっ!締めっ……もう……動いていい?」
「動く?」
「そうだよ。こうやって……」

 アイシスに挿入されていた男根がゆっくりと引き抜かれ、またゆっくりと押し込まれていく。抜く時も、挿れる時も、ゾワゾワとした快感が背中を走り、アイシスは再び声をあげる。

「あぁんっあぁんっ……!んっんんっ……!」

 お腹を中を掻き回すように出し入れされると、指の時とは違うもっと深い快感が身体中から湧き上がり、下腹部に集まっていく。

 繋いだ手と重ねた唇からも、エリクの存在を感じ、お腹を突き上げられるたびに、一つになっていくような感覚が広がっていった。
 気がつけば、エリクの名を呼び続けていた。

「エリクっ……エリク好きっ……んんっあぁっ!えりっくっ……すき……なの」
「アイシスっ!アイシスっ!……くっ」
「お腹熱い……っ!!んっあぁぁん!!」

 膨れ上がった熱をアイシスに放ったエリクは、すぐに再び固くなる男根を精を受けたばかりのアイシスに挿入した。

「はぁっ……まだ……っ」
「んんぁっ!!今っおなか変なのっ!んぁぁっ!!」
「次はもっとゆっくりする……っ」

 ゆっくりと夜に変わり部屋の中が暗くなってい様子など、エリクの熱を受け止め続けているアイシスにはもう分からなかった。

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