狼を溺愛する氷の騎士がふたなりにされて孕む話〜レイプされたので産むまで誰の子かわかりません〜

sora

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7魔王のイタズラ

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一度セックスした二人は、何かが切れたようにそれから何度も身体を重ねた。

シュッツがウルフを後ろから抱きしめ肩に顔をうずめながら「抱きたい」とつぶやいたり、ウルフが寝ているシュッツに跨り「やりたい」と挑発したり、お互いがお互いを求めた。

今日も今日とてセックスを楽しんだ二人。
シュッツはせっせと、中出ししてしまった自分の精液を掻き出している。
ウルフは横になりジッと布団を握りしめている。


「後処理めんどくさいだろ。外に出せよ」


「だって……ウルフの中が気持ち良すぎて。ごめんな?」


「いやじゃないけど……」


気持ちいいしとゴニョゴニョ言われ、シュッツはパァッと明るい笑顔になる。嬉しいのかスリスリと額をウルフに擦り付ける。


(少し前まで童貞だったくせに)


今やすっかり、ウルフを抱く度メロメロにさせる。
多分、ウルフはもうシュッツ以外では満足出来ないだろう。


「よし、後処理はこんなものかな。ウルフ、大好きだよ。ちゅっ」


キスをすると、ボンッと狼型になる。


「くぅん」


「あっ!都合の悪い時は狼になるんだな。まっ、どっちも可愛いからいいけど」


後処理を済ませ、シュッツもベッドの上でくつろぐ。

優しい眼差しでウルフを撫でるシュッツは、自分にこんなに穏やかな時間がくるとは思っていなかった。

背中を撫でられるのが好きなウルフは幸せそうな顔でシュッツに身をよせる。


この幸せな時間がずっと続けばいいと思っていた矢先。


さぁっとカーテンが揺れた。


「!?」


「ずいぶん楽しそうじゃないか?ウルフ」


「まっ、魔王様っっ!」


シュッツの部屋に現れたのは魔王だった。
窓枠に座りマントをはためかせる魔王をみて、ウルフは人型となりすぐさま跪いた。

恐怖で冷や汗が頬を伝う。

そんなウルフをみてシュッツはウルフの前に立った。さすがのシュッツでも魔王に勝てる勝算はないのだが。


「何の用だ」


「うちの犬が世話になってるから挨拶に来ただけだよ。なぁ?ウルフ。随分楽しそうじゃないか。まるで俺の事なんか忘れてしまったようだなぁ。俺は悲しいよ、大事な大事な部下を寝とられて」


「いえっ、そんなことはッ……」


「この俺に口答えすんのか?あぁ?」


魔王がパチンと指を鳴らせば黒いイカヅチがウルフを襲う。


「ああああああああぁぁぁッ!あ、あ……」


「ウルフ!?大丈夫か!?」


シュッツは傷つき倒れそうになったウルフを抱きしめ、魔王をキッと睨みつける。


「何が目的だ!ウルフは渡さない!」


「凄いなぁウルフ。どうやってあの氷の騎士、副団長を手懐けたんだ?それとも思い出したか?お前の命の恩人って」


「なぜ私とウルフの昔の事を知っている?」


「それなぁ。うるさいオオカミどもを抹殺しようとしたら、そいつだけ逃げ延びたみたいでな。殺そうと探してたらお前が保護してたんだよ」


「え?俺の両親……一族を殺したのは……まさか、え?違う、ちが……」


「ん?俺だよ?」


真実を知り混乱するウルフ。しかし、鼻で笑いながら答える魔王に、次第に怒りでふるふると身体が震え全身の毛が逆立ちはじめた。


「そのあとお前捨てられてたから。いつでも殺そうと思えば殺せるし、ただ殺すんじゃ芸がないなぁと思って考えたんだよね。恨みの相手に勝手に恩を抱いて、かつ身体を許して作り変えられたら面白いな~って。女を抱けないようにしてやったよ。ウルフの穴は気持ちよかっただろ?」


「魔王ッ!貴様!」


シュッツは怒りで額の血管が切れそうだ。ウルフ以上に怒りを隠せないでいる。
それもそうだ。てっきり魔王のもとで幸せに暮らしていたのだと思っていたのだから。実際は酷い仕打ちを受けていたとは。

スっと護身用の剣を魔王に向ける。


「おいおい、副団長。いつもは冷静沈着な貴方が。怒りに任せても勝てないのは知っているだろ?それとも何か勝算があるのかな?」


ニヤニヤと足を組み余裕の表情を浮かべる魔王。


「ウルフが酷い目にあわされて冷静でいられるか!!お前は私が殺す!!」


シュッツがこれ程までに声を荒らげているところを、今まで見たことがあるものはいただろうか。


「シュッツ、やめろ!やめてくれ!お前じゃ魔王様に勝てない!お前がいなくなったら俺は……」


「ウルフ……くっ、そんなのわかってる……わかってる……」


無力な自分に、悔しそうに剣を握る。
ウルフのために強くなろうと決心し今まで頑張ってきたが、まだまだ実力不足のようだ。


「魔王様、いや、魔王……俺はもう貴方の元には帰らない」


「え~残念だなぁ。あ!それならお二人の前途を祝してお祝いをやらなきゃ、だよな?」


魔王がシュッツをみてニヤリと笑う。
ウルフは勘づき魔王を止めようとするが止められるはずもなく。

シュッツが強い光に飲み込まれた。

ウルフはこの強い光をよく覚えている。
三人の若者が魔王を追い詰めた際、呪いをかけられた時のアレと一緒だ。


「ッッ……?なんだったんだ?何もないが……」


「ウルフ、よーく覚えておけ。お前のせいで副団長は呪われたんだ。ふふふ、お前じゃ副団長を満足させることは出来ないかもな?せいぜい他のやつに寝取られないように頑張りな」


何をされたか理解していないシュッツとは正反対に青ざめているウルフ。


「ま、楽しんでくれ!じゃぁな~」


あっさりと姿を消した魔王。

シーンと静まり返る部屋。


「何しに来たんだ?クソ野郎がっ」


「シュッツ……」


シュッツは不安そうにしているウルフを抱きしめた。


「ウルフ、大丈夫。お前はここにいていいんだよ。私が守るから」


「違う!お前、魔王様に何されたのか分かってるのか?女にされたんだよ!」


必死に腕の中で叫ぶウルフに、何を言っているのか分からないと言った様子のシュッツ。光に包まれただけで何も無かったとキョトンとしている。

しかしあまりにもウルフが必死なので、念の為パンツの中を確認してみた。
ウルフを可愛がっていたものはちゃんとついている。


「安心しろ。ちゃんとついてる」


「違くて!!女性の……その、女性器が……とにかく!ズボン脱いでよくみてみろ!」


シュッツが自分で見ても良く見えないと言うので、ウルフは鏡を持ってきた。
言われた通りズボンを脱ぎ、ベッドに座るシュッツ。そしてウルフが持つ鏡をみてみると……


「な!?なんだこれ!」


「妊娠できる身体にされたんだよ」


睾丸を少し持ち上げると、睾丸と肛門の間にしっかり閉じられた大陰唇が見えた。

ようやく自体を理解し青ざめるシュッツ。

以前、シュッツと同じく魔王にふたなりにされた者たちが三人いた。その中の一人が妊娠した際、王から残りの二人も早急に妊娠させよと命令が下った時があった。魔族を孕む可能性があったからだ。

ウルフが魔族だとバレてはいないが、バレれば自分も同じように、『誰でもいいからシュッツを妊娠させよ』と命令が必ず下るはずだ。

シュッツは想像しただけで背中がゾッとした。


(見た目も変わっていないし、黙っていればわからないか?……いや、しかし立場上言わなければならないか?全くどうしたらいいんだ……)













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