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私の家族がやって来た次の日夫の両親がやって来た。
「本当にごめんなさいね」
お義母様は泣きながらそう言った。
「ここまで愚かな奴だったとは・・・こうなってしまってはもう仕方ない。あ奴は勘当する・・・」
とうとう決心なさったのねお義父様。
でも・・・まだ早いわ。
「お義父様・・・もしお許し頂けるならば・・・わたくし、まだ夫と別れずここに残らせて頂いても宜しいですか?」
私は涙ながらに2人に訴える。
「・・・我が家はあ奴の他に跡取りはいない、君がそう言ってくれるのならばこちらとしては有難いが・・・」
「そう言って下さるのなら!わたくし夫に変わりまして領地の経営などもさせて頂きますわ・・・」
「貴女がそう言ってくれるのは嬉しいけれど・・・本当に大丈夫?」
「はい、お義母様・・・ショックが無いと言えば嘘になりますけれど・・・いつかわたくしの所に戻って下さると・・・信じたいのです」
そう言って私は両手で顔を覆う。
「こんないい子に・・・どうお詫びしたらいいのか分からないわ」
お義母様が私を抱き締める。
・・・いいんですよお義母様、お詫びなんて。いずれこの侯爵家を私達が頂く事になるんですから。
結局夫は勘当はされなかった。
もちろん表向きは侯爵家と夫は一切関係無いと発表しているが・・・。
まだまだこの家から離れる訳にはいかないわ。1番近くであの人達が堕ちて行く様を見ないと・・・ね。
まずはあのパーティーの後からずっと夫に見張りとして着いている使用人からの報告を聞いてからね。
2人は夫が彼女の為に用意した侯爵家の別宅にいるらしい。・・・本来ならそんな所に住まわせてやる義理も無いのだが・・・。
あの愚かな2人に誰のお陰で今生きていられるのか・・・まずは知って頂きましょう。
さぞ屈辱でしょうねぇ。私の情けのお陰で生きて行けると知ったら。ふふふ。想像するだけで・・・可笑しいわ。彼女、どんな反応するでしょうね?ふふふふふ。
「なんなのよ!この手紙!」
キャスリーンは私の妻からの手紙に激怒していた。何故私達がここにいる事がバレているのかはこの際考えないようにしよう。
手紙には私が双方の親に掛け合ったお陰でまだ離縁せずに私も勘当せずに済んでいる。
気が変わったら屋敷に帰って来てもいいと綴られていた。
そしてどうせ2人で生活なんてまともに出来ないだろうから秘密裏ではあるが月々少しの援助はしましょうと。
私には正直ありがたかった。キャスリーンとこんな長い時間一緒にいるのは初めてだから今まで気付かなかったのか・・・彼女は酷くワガママだ。2人とも何もかも捨ててここに来た筈なのにあれが欲しいこれが欲しいと・・・。暫く暮らしていく為にあのパーティーの日に身に付けていたドレスや宝石も売り払った。
「いいじゃないかキャスリーン・・・正直援助して貰えるならば有難いだろう?」
「嫌よ!何故この私が!あの女のお情けで生きて行かなきゃならないのよ!本来なら貴方が侯爵家の跡取りの筈でしょ!何とかしてよ!」
それは君が言った事だろう?だから私はあんな契約を突き付けて妻と結婚したと言うのに。
「・・・・・・・・・」
取り敢えず宥めようと伸ばした私の手を振り払い彼女は自分の部屋へと戻って行く。
キャスリーンの背中を見ながらこの先どうなるのか不安しか無かった。
あら、早速揉めてくれたのね。
でもちょっと早いんじゃないの?せっかく2人で愛の逃避行(笑)したのだからもう少し悲劇のヒロインぶって酔いしれていると思ったのだけれど・・・余程今の生活が耐え難かったのかしら?
それはそうか、あれだけの男性達から日々貢がれてあんな質素な生活に耐えられる訳無いでしょ。だからお金は欲しい、でもあの男を私の元にも返したくない・・・・・・大変ねぇ。ふふふ。
私の愚か過ぎる夫も少しは目が覚めたかしら?・・・彼女の本性を見て。
まあ、だからといって今更貴方が帰って来る場所なんて無いんだけどね?
「本当にごめんなさいね」
お義母様は泣きながらそう言った。
「ここまで愚かな奴だったとは・・・こうなってしまってはもう仕方ない。あ奴は勘当する・・・」
とうとう決心なさったのねお義父様。
でも・・・まだ早いわ。
「お義父様・・・もしお許し頂けるならば・・・わたくし、まだ夫と別れずここに残らせて頂いても宜しいですか?」
私は涙ながらに2人に訴える。
「・・・我が家はあ奴の他に跡取りはいない、君がそう言ってくれるのならばこちらとしては有難いが・・・」
「そう言って下さるのなら!わたくし夫に変わりまして領地の経営などもさせて頂きますわ・・・」
「貴女がそう言ってくれるのは嬉しいけれど・・・本当に大丈夫?」
「はい、お義母様・・・ショックが無いと言えば嘘になりますけれど・・・いつかわたくしの所に戻って下さると・・・信じたいのです」
そう言って私は両手で顔を覆う。
「こんないい子に・・・どうお詫びしたらいいのか分からないわ」
お義母様が私を抱き締める。
・・・いいんですよお義母様、お詫びなんて。いずれこの侯爵家を私達が頂く事になるんですから。
結局夫は勘当はされなかった。
もちろん表向きは侯爵家と夫は一切関係無いと発表しているが・・・。
まだまだこの家から離れる訳にはいかないわ。1番近くであの人達が堕ちて行く様を見ないと・・・ね。
まずはあのパーティーの後からずっと夫に見張りとして着いている使用人からの報告を聞いてからね。
2人は夫が彼女の為に用意した侯爵家の別宅にいるらしい。・・・本来ならそんな所に住まわせてやる義理も無いのだが・・・。
あの愚かな2人に誰のお陰で今生きていられるのか・・・まずは知って頂きましょう。
さぞ屈辱でしょうねぇ。私の情けのお陰で生きて行けると知ったら。ふふふ。想像するだけで・・・可笑しいわ。彼女、どんな反応するでしょうね?ふふふふふ。
「なんなのよ!この手紙!」
キャスリーンは私の妻からの手紙に激怒していた。何故私達がここにいる事がバレているのかはこの際考えないようにしよう。
手紙には私が双方の親に掛け合ったお陰でまだ離縁せずに私も勘当せずに済んでいる。
気が変わったら屋敷に帰って来てもいいと綴られていた。
そしてどうせ2人で生活なんてまともに出来ないだろうから秘密裏ではあるが月々少しの援助はしましょうと。
私には正直ありがたかった。キャスリーンとこんな長い時間一緒にいるのは初めてだから今まで気付かなかったのか・・・彼女は酷くワガママだ。2人とも何もかも捨ててここに来た筈なのにあれが欲しいこれが欲しいと・・・。暫く暮らしていく為にあのパーティーの日に身に付けていたドレスや宝石も売り払った。
「いいじゃないかキャスリーン・・・正直援助して貰えるならば有難いだろう?」
「嫌よ!何故この私が!あの女のお情けで生きて行かなきゃならないのよ!本来なら貴方が侯爵家の跡取りの筈でしょ!何とかしてよ!」
それは君が言った事だろう?だから私はあんな契約を突き付けて妻と結婚したと言うのに。
「・・・・・・・・・」
取り敢えず宥めようと伸ばした私の手を振り払い彼女は自分の部屋へと戻って行く。
キャスリーンの背中を見ながらこの先どうなるのか不安しか無かった。
あら、早速揉めてくれたのね。
でもちょっと早いんじゃないの?せっかく2人で愛の逃避行(笑)したのだからもう少し悲劇のヒロインぶって酔いしれていると思ったのだけれど・・・余程今の生活が耐え難かったのかしら?
それはそうか、あれだけの男性達から日々貢がれてあんな質素な生活に耐えられる訳無いでしょ。だからお金は欲しい、でもあの男を私の元にも返したくない・・・・・・大変ねぇ。ふふふ。
私の愚か過ぎる夫も少しは目が覚めたかしら?・・・彼女の本性を見て。
まあ、だからといって今更貴方が帰って来る場所なんて無いんだけどね?
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