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弟side3
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侯爵家に来てから毎日忙しい。
でも姉と一緒に居られるこの空間は幸せ以外の何物でも無い。
義兄も家に帰って来ない、まるで俺と姉さんが結婚してこの家で暮らしているような気さえしてきた。
もしかしたらそうなのかもしれない。
なんだか玄関が騒がしい。部屋を出ると姉さんが玄関に向かって歩いている所と出くわした。
「騒がしいみたいだけど・・・」
「ええ、旦那様が帰って来たらしいわ、キャスリーンさんを連れて」
「・・・は?」
何?は?聞き間違い?どの面下げて帰って来てんの?しかも女連れって・・・。
頭おかしいのかな?
「そんな顔しては駄目よ」
・・・俺は一体どんな顔をしていたのだろう。
玄関からすぐの階段の上から下の様子を見る。
うるさい女だ。なにやら常人には理解し難い事を喚いている。
隣の姉を見るとうっすら微笑んでいた。
実家にいる頃はこんな顔見た事無かったのに。
底意地悪そうに笑うその顔さえ綺麗だな・・・そう思う俺は多分結構重症だ。
「私のお腹の中には侯爵様の子供がいるのよ!」
はぁ?何言ってんのこいつ。何堂々と人の旦那との間に子供出来た宣言してんの?
ヤバい。頭悪過ぎだろ。しかもその子供本当にこの男の子供なのか?
「子供も産めない貴女に代わって・・・!」
!なに?なんて言った?こいつ・・・。
うわー、ヤバい。殴りたくなって来た。
なーにが子供も産めないだよ!姉さんとお前みたいな誰彼構わず股を開くような女と一緒にするな!例えそれが契約で結婚した夫だろうが!その人以外とはそう言う事はしないんだよ!
俺が怒り狂っていると隣から姉さんの冷静な声。
「本当に夫との間に出来た子供ですか?」
それはここにいる全員が思った疑問だった。
「あ、当たり前でしょ!」
それから騒ぐキャスリーンと青ざめる夫を連れて姉さんは応接室に行ってしまった。
有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない!
マジであの二人有り得ない!
あの二人への怒りでその日は寝付けなかった。
あの悪夢のような日から1年。
あの日まで正直この侯爵家の事はどうでも良かったが、あの日あの時俺は絶対にこの侯爵家を乗っ取ってやると決めた。
あんな二人が絶対に幸せになっていいはずがない!
俺が侯爵家の権力を持ったら完膚無きまでに叩き潰してやる!と。
多分姉さんは今日あの男と離縁するだろう。その後姉さんがどうするか聞いた事は無いが・・・。
絶対に逃がさない。絶対に俺が幸せにする。小さい頃からずっと想っていた。
姉さんの結婚が決まった時のあの絶望!
俺はもう何も出来ない子供では無い。
どんな手を使ってでも姉さんを俺の物にする!
覚悟しててよ姉さん。
俺は姉さんの部屋に向かって歩き出した。
でも姉と一緒に居られるこの空間は幸せ以外の何物でも無い。
義兄も家に帰って来ない、まるで俺と姉さんが結婚してこの家で暮らしているような気さえしてきた。
もしかしたらそうなのかもしれない。
なんだか玄関が騒がしい。部屋を出ると姉さんが玄関に向かって歩いている所と出くわした。
「騒がしいみたいだけど・・・」
「ええ、旦那様が帰って来たらしいわ、キャスリーンさんを連れて」
「・・・は?」
何?は?聞き間違い?どの面下げて帰って来てんの?しかも女連れって・・・。
頭おかしいのかな?
「そんな顔しては駄目よ」
・・・俺は一体どんな顔をしていたのだろう。
玄関からすぐの階段の上から下の様子を見る。
うるさい女だ。なにやら常人には理解し難い事を喚いている。
隣の姉を見るとうっすら微笑んでいた。
実家にいる頃はこんな顔見た事無かったのに。
底意地悪そうに笑うその顔さえ綺麗だな・・・そう思う俺は多分結構重症だ。
「私のお腹の中には侯爵様の子供がいるのよ!」
はぁ?何言ってんのこいつ。何堂々と人の旦那との間に子供出来た宣言してんの?
ヤバい。頭悪過ぎだろ。しかもその子供本当にこの男の子供なのか?
「子供も産めない貴女に代わって・・・!」
!なに?なんて言った?こいつ・・・。
うわー、ヤバい。殴りたくなって来た。
なーにが子供も産めないだよ!姉さんとお前みたいな誰彼構わず股を開くような女と一緒にするな!例えそれが契約で結婚した夫だろうが!その人以外とはそう言う事はしないんだよ!
俺が怒り狂っていると隣から姉さんの冷静な声。
「本当に夫との間に出来た子供ですか?」
それはここにいる全員が思った疑問だった。
「あ、当たり前でしょ!」
それから騒ぐキャスリーンと青ざめる夫を連れて姉さんは応接室に行ってしまった。
有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない!
マジであの二人有り得ない!
あの二人への怒りでその日は寝付けなかった。
あの悪夢のような日から1年。
あの日まで正直この侯爵家の事はどうでも良かったが、あの日あの時俺は絶対にこの侯爵家を乗っ取ってやると決めた。
あんな二人が絶対に幸せになっていいはずがない!
俺が侯爵家の権力を持ったら完膚無きまでに叩き潰してやる!と。
多分姉さんは今日あの男と離縁するだろう。その後姉さんがどうするか聞いた事は無いが・・・。
絶対に逃がさない。絶対に俺が幸せにする。小さい頃からずっと想っていた。
姉さんの結婚が決まった時のあの絶望!
俺はもう何も出来ない子供では無い。
どんな手を使ってでも姉さんを俺の物にする!
覚悟しててよ姉さん。
俺は姉さんの部屋に向かって歩き出した。
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