89 / 90
第4章 紫禁編
王たらんとして
しおりを挟む
『………………………』
恩来が手をこちらに向ける。
『!』
鈴麗は槍を両手で横に持つ。
槍の柄に、先程の重圧がぶつかる。
数m足を引きずられながらも両足で地に足をつけて踏みとどまった。
『ぐ……………ぅっ』
(まただ。やっぱり見えない………………!)
槍にのしかかる『何か』を弾き飛ばし、手の痺れを噛みしめながら思案する。
(これは、『風』というより『大気操作』の方が近いかもしれない…………)
風の能力使いは基本的に空気の動き、すなわち大気の状態変化を司る。気流制御や気候操作など、その派生の振れ幅が広い属性なのが特徴だ。
今回の能力は『気圧操作』といったところだろう。
恐らく、気流自体を制御するのではなく、二空間の大気密度を変動させることで全方位に及ぶ大気圧ベクトルに方向性を与えている。
もちろん、人間一人ごときの力で10.13t/㎡の力を自在に扱えるはずもなく、自制できるのは精々60㎏/㎡程が限度であり、操作範囲も比較的狭い範囲に限定される。その上、複数範囲の同時操作は事実上不可能(極小範囲を複数、なら出来なくはない)ので、戦闘に応用するには逐一範囲定義をし直す必要があるはずだ。
(だったら………………そのラグを狙う!)
『ほら、防げたわ。まさか、こんなもんだとは言わないよね?』
『ぬかせ!』
鈴麗の挑発に、恩来は二撃目を放つという攻撃態勢で応える。
攻撃のタイミングを予想して、ギリギリと思われる時間で横に飛び退く。なびいていた服に『何か』が掠かすめた感触と、後方の壁に『何か』がめり込むような音が、鈴麗の計るタイミングが正しかったことを知らせてくれた。
それを聞き受けた直後───、
ジェット噴射付きで床を蹴り飛ばし、床板を抉りながら一直線に、恩来に向かって走った。
恩来はこちらに狙いを定めて手を伸ばし、目を丸くしている。
明らかにタイミングが遅い。
───勝った。
そんな確信を胸に、槍を突き出した。
何かに突き当たる感触。
『な……………っ!?』
だがそれは人肉を貫く感触ではなく、不可視の壁に阻まれる感触だった。
『ッ!?』
突然、その壁が爆散する感覚とともに槍の穂先を弾かれ、鈴麗の正面ががら空きになる。
掌は、そこに向けられていた。
ずドン!
『う゛ご、ホォ゛!』
二撃目。
今度は胸ではなく腹。正確に言えば───鳩尾。
そのど真ん中に空気の砲弾がめり込み、鈍い音を響かせた。
遠く後方まで飛ばされた先ほどとは違い、5m程床を転がって倒れた。
『ぐ………ォ!お゛ェ…………!』
腹にたたき込まれた鈍痛は猛烈な吐き気に変換され、体内から血反吐混じりの胃液を吐き散らす。
『ゲホ!ゲホッ!ぅえ゛…………!』
不快感と苦痛に咳き込む鈴麗。
それを眼にして、
恩来は顔をしかめるどころか卑しく口元をつり上げた。
『おやおやァ?また、戻してしまったのですかな?』
『!!』
その言葉を耳にして、眼下に広がる自分の吐瀉物を眼にして、脳内に押し留めていたあの時のトラウマがフラッシュバックする。
天安門から見渡した、眼下を彩る無数の期待の眼差しが。
『この国は我ら皇帝家とその従者の金になるものだ!民は我らの財を潤すために存在する!そして、それらは他でもない皇帝家のものだ!』
───ずドン!
『ぐ…………ぁ!』
床に手足をついて起き上がろうとする鈴麗の背中に空気の砲弾がのしかかる。
『それをこんな、人を眼にして嘔吐して気絶するような落ちこぼれに渡せというのか!?ふざけるな!!』
───ずドン!
『ぅ゛…………ッ!』
『こんなクズのせいで財産を減らすくらいなら、この私が皇帝となって…………』
───ずドン!
『………………っ』
『地位も名誉も金も女も土地も屋敷も何もかも全て我がものとしてやる!そして宣家も潰して慈家の新たな歴史を刻んでやるのだ!!』
───ずドンッッ!!
『…………………………』
その小さな背中にのしかかる重圧。床がめり込むほどのそれに押されて、うつ伏せで地に伏す鈴麗の身体。
それ以上に心にのしかかる辛辣な言葉。過去の記憶を掘り出され、今にも逃げ出したくなる衝動がくすぶりだす。
それでも、
『……………………ふ…………な…………っ』
『?』
『ふざ、けンな……………ッ!』
決して、言いたい事が無いわけじゃない。
『黙って聞いてれば、クズとか落ちこぼれとか好き放題言ってくれやがって…………………ッ!うぐぅ…………!』
傷だらけの身体に容赦なく鞭を打ち、全身の全ての筋肉に力を込める。
『ッ゛……………悔しい、けど、そこに関しては………全部アンタの言うとおりよ。私は…………弱いわ。今でもまたあそこに立って…………無事でいられる自信なんて無いし、今のまま皇帝になっても、誰も得をしないことくらい、私が一番分かってる…………!』
背骨、肋骨、腕や脚。
その全ての骨が軋んで、神経に直接擦り込まれるような痛みをあげる。それを食いしばる奥歯で噛み殺し、杖代わりに突き刺した槍を両手で握り締めて体を起こす。
『けど……………そんな私でも、アンタに皇帝の座を渡しちゃいけないことくらいは分かる。中華民国は、たまに熱くなって過激な行動を起こしたりして厄介扱いされるところもあるけど、それでも…………それでも1日1日を強く一生懸命生きる力をちゃんと持ってる、欧米なんかに負けないくらいの良い国なの!』
のしかかる重圧を全身に感じながら、槍を杖として突きながらゆっくりと立ち上がる。とうに限界を迎えているはずの全身に、なぜか自然と力がみなぎってくるのが解る。全身を駆け巡る苦痛よりも、こみ上げる思いが口を通じて溢れてくる。それがより一層彼女の身体に、立ち上がるだけの力を与えてくれる。
『そんな国の地を、人を、自然を、心を、血を汗を涙を…………それを自分のポケットマネー程度にしか考えてないようなヤツに、この国を空け渡すわけにはいかない。父上が、いや、そのすっとずっと昔から守り抜いてきた歴史を、そんなヤツに預けるわけにはいかない。それだけは、絶対にさせない!そのために私は強くなるって決めたの。何年、何十年かかったって構わない。みんなの前で堂々と立っていられる私になる。みんなの背中を支えられる私になる!中華民国の力になれる私になってやる!!今も畑耕してる人たちのために、武器持って戦っている人たちのために。父上のために。そして、私自身のために!ここでアンタに、負けるわけにはいかないのよ!!』
鈴麗は、いつの間にか二本の脚でしっかりと立ち上がっていた。その眼は恩来を突き刺すほど鋭く、その口は覇気のある力強い言葉を叫んでいた。
鈴麗が心の底から解き放った、後悔、懺悔、抵抗、対立、そして、決心の言葉。
紛れもない、宣 鈴麗の、皇女として生きる者の意志そのもの。
『───くだらん』
それを、
恩来は空気弾一発で弾き飛ばした。
恩来が手をこちらに向ける。
『!』
鈴麗は槍を両手で横に持つ。
槍の柄に、先程の重圧がぶつかる。
数m足を引きずられながらも両足で地に足をつけて踏みとどまった。
『ぐ……………ぅっ』
(まただ。やっぱり見えない………………!)
槍にのしかかる『何か』を弾き飛ばし、手の痺れを噛みしめながら思案する。
(これは、『風』というより『大気操作』の方が近いかもしれない…………)
風の能力使いは基本的に空気の動き、すなわち大気の状態変化を司る。気流制御や気候操作など、その派生の振れ幅が広い属性なのが特徴だ。
今回の能力は『気圧操作』といったところだろう。
恐らく、気流自体を制御するのではなく、二空間の大気密度を変動させることで全方位に及ぶ大気圧ベクトルに方向性を与えている。
もちろん、人間一人ごときの力で10.13t/㎡の力を自在に扱えるはずもなく、自制できるのは精々60㎏/㎡程が限度であり、操作範囲も比較的狭い範囲に限定される。その上、複数範囲の同時操作は事実上不可能(極小範囲を複数、なら出来なくはない)ので、戦闘に応用するには逐一範囲定義をし直す必要があるはずだ。
(だったら………………そのラグを狙う!)
『ほら、防げたわ。まさか、こんなもんだとは言わないよね?』
『ぬかせ!』
鈴麗の挑発に、恩来は二撃目を放つという攻撃態勢で応える。
攻撃のタイミングを予想して、ギリギリと思われる時間で横に飛び退く。なびいていた服に『何か』が掠かすめた感触と、後方の壁に『何か』がめり込むような音が、鈴麗の計るタイミングが正しかったことを知らせてくれた。
それを聞き受けた直後───、
ジェット噴射付きで床を蹴り飛ばし、床板を抉りながら一直線に、恩来に向かって走った。
恩来はこちらに狙いを定めて手を伸ばし、目を丸くしている。
明らかにタイミングが遅い。
───勝った。
そんな確信を胸に、槍を突き出した。
何かに突き当たる感触。
『な……………っ!?』
だがそれは人肉を貫く感触ではなく、不可視の壁に阻まれる感触だった。
『ッ!?』
突然、その壁が爆散する感覚とともに槍の穂先を弾かれ、鈴麗の正面ががら空きになる。
掌は、そこに向けられていた。
ずドン!
『う゛ご、ホォ゛!』
二撃目。
今度は胸ではなく腹。正確に言えば───鳩尾。
そのど真ん中に空気の砲弾がめり込み、鈍い音を響かせた。
遠く後方まで飛ばされた先ほどとは違い、5m程床を転がって倒れた。
『ぐ………ォ!お゛ェ…………!』
腹にたたき込まれた鈍痛は猛烈な吐き気に変換され、体内から血反吐混じりの胃液を吐き散らす。
『ゲホ!ゲホッ!ぅえ゛…………!』
不快感と苦痛に咳き込む鈴麗。
それを眼にして、
恩来は顔をしかめるどころか卑しく口元をつり上げた。
『おやおやァ?また、戻してしまったのですかな?』
『!!』
その言葉を耳にして、眼下に広がる自分の吐瀉物を眼にして、脳内に押し留めていたあの時のトラウマがフラッシュバックする。
天安門から見渡した、眼下を彩る無数の期待の眼差しが。
『この国は我ら皇帝家とその従者の金になるものだ!民は我らの財を潤すために存在する!そして、それらは他でもない皇帝家のものだ!』
───ずドン!
『ぐ…………ぁ!』
床に手足をついて起き上がろうとする鈴麗の背中に空気の砲弾がのしかかる。
『それをこんな、人を眼にして嘔吐して気絶するような落ちこぼれに渡せというのか!?ふざけるな!!』
───ずドン!
『ぅ゛…………ッ!』
『こんなクズのせいで財産を減らすくらいなら、この私が皇帝となって…………』
───ずドン!
『………………っ』
『地位も名誉も金も女も土地も屋敷も何もかも全て我がものとしてやる!そして宣家も潰して慈家の新たな歴史を刻んでやるのだ!!』
───ずドンッッ!!
『…………………………』
その小さな背中にのしかかる重圧。床がめり込むほどのそれに押されて、うつ伏せで地に伏す鈴麗の身体。
それ以上に心にのしかかる辛辣な言葉。過去の記憶を掘り出され、今にも逃げ出したくなる衝動がくすぶりだす。
それでも、
『……………………ふ…………な…………っ』
『?』
『ふざ、けンな……………ッ!』
決して、言いたい事が無いわけじゃない。
『黙って聞いてれば、クズとか落ちこぼれとか好き放題言ってくれやがって…………………ッ!うぐぅ…………!』
傷だらけの身体に容赦なく鞭を打ち、全身の全ての筋肉に力を込める。
『ッ゛……………悔しい、けど、そこに関しては………全部アンタの言うとおりよ。私は…………弱いわ。今でもまたあそこに立って…………無事でいられる自信なんて無いし、今のまま皇帝になっても、誰も得をしないことくらい、私が一番分かってる…………!』
背骨、肋骨、腕や脚。
その全ての骨が軋んで、神経に直接擦り込まれるような痛みをあげる。それを食いしばる奥歯で噛み殺し、杖代わりに突き刺した槍を両手で握り締めて体を起こす。
『けど……………そんな私でも、アンタに皇帝の座を渡しちゃいけないことくらいは分かる。中華民国は、たまに熱くなって過激な行動を起こしたりして厄介扱いされるところもあるけど、それでも…………それでも1日1日を強く一生懸命生きる力をちゃんと持ってる、欧米なんかに負けないくらいの良い国なの!』
のしかかる重圧を全身に感じながら、槍を杖として突きながらゆっくりと立ち上がる。とうに限界を迎えているはずの全身に、なぜか自然と力がみなぎってくるのが解る。全身を駆け巡る苦痛よりも、こみ上げる思いが口を通じて溢れてくる。それがより一層彼女の身体に、立ち上がるだけの力を与えてくれる。
『そんな国の地を、人を、自然を、心を、血を汗を涙を…………それを自分のポケットマネー程度にしか考えてないようなヤツに、この国を空け渡すわけにはいかない。父上が、いや、そのすっとずっと昔から守り抜いてきた歴史を、そんなヤツに預けるわけにはいかない。それだけは、絶対にさせない!そのために私は強くなるって決めたの。何年、何十年かかったって構わない。みんなの前で堂々と立っていられる私になる。みんなの背中を支えられる私になる!中華民国の力になれる私になってやる!!今も畑耕してる人たちのために、武器持って戦っている人たちのために。父上のために。そして、私自身のために!ここでアンタに、負けるわけにはいかないのよ!!』
鈴麗は、いつの間にか二本の脚でしっかりと立ち上がっていた。その眼は恩来を突き刺すほど鋭く、その口は覇気のある力強い言葉を叫んでいた。
鈴麗が心の底から解き放った、後悔、懺悔、抵抗、対立、そして、決心の言葉。
紛れもない、宣 鈴麗の、皇女として生きる者の意志そのもの。
『───くだらん』
それを、
恩来は空気弾一発で弾き飛ばした。
0
あなたにおすすめの小説
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
ちくわ
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。
唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~
専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。
ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。
異世界サバイバルゲーム 〜転移先はエアガンが最強魔道具でした〜
九尾の猫
ファンタジー
サバイバルゲームとアウトドアが趣味の主人公が、異世界でサバゲを楽しみます!
って感じで始めたのですが、どうやら王道異世界ファンタジーになりそうです。
ある春の夜、季節外れの霧に包まれた和也は、自分の持ち家と一緒に異世界に転移した。
転移初日からゴブリンの群れが襲来する。
和也はどうやって生き残るのだろうか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる