桃色人形の館 〜凌辱されたラブドール〜

田中くりまんじゅう(しゃち)

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3「夢の中で ♦︎」

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 家に帰る道の脇に物乞いが座っていた。じいっと物欲しそうにこちらを見ているが、私には物乞いになんて渡すものはない。早足で歩く。すると物乞いは突然立ち上がり大声で叫ぶ。

「人の形をしたモノとまぐわってはならん。死よりも恐ろしいことが起こるぞ!」

 私たちは驚いて、物乞いの方を振り向いた。おそらく狂人なのだろう、目の焦点が合わず、足元もおぼつかない様子だ。私は笑いながら物乞いの足を蹴り、彼はその場に倒れた。エリカはそれを見て声をあげて笑い、足元に落ちていたガラスの破片を拾い、彼の顔めがけて投げつけた。ガラスは彼の額に見事命中し、大きな傷をつけ、血が滝のように流れた。
 私たちは彼を大いに暴行し、ぼろ雑巾のようにしてから家路についた。後ろを振り向くとまだ物乞いが叫んでいる。

「人の、人の形をしたものと、まぐわってはならん……。死よりも恐ろしい事が起こるぞ……。し、しかし、お前たちにはそれがお似合いだ……ひひひ」

「死ねば。死ね死ね。お前なんか生きる価値ないんだよ」

 エリカはそう吐き捨てて、物乞いの顔を蹴りつけると、もう物乞いには興味を失ったようで、私の方を向いて満面の笑みを浮かべる。

「ねえ、今日の晩御飯なんにしようか?」

♦︎♦︎♦︎

 真夜中。私はベッドの中で夢を見ていた。
 そこは昼に訪れた館の中。手には鞭。目の前には女の人形たち……。私はその中でも肉付きがよく、肌の色が褐色に近い中年の女を選び、私の前に跪くような格好をさせて、鞭で尻を二、三度打った。すると女の人形は甲高い悲鳴をあげた。
 私は興奮して、また鞭で打つ。悲鳴はどこか嬉しそうに聞こえる。鞭で打ち付けていると、人形の股間から液体が流れているのが見えた。
 愛液だ。濡れているのだ。鞭で打たれて興奮してやがる……。
 私はしこたま人形を打ち据えた後、ズボンのベルトを外し、勃起した自分自身を取り出す。そして女の人形に近づき、その身体に向けて放尿した。人形は動かないが、どこか恥辱を感じているように思えた。
 私はその様子に満足する。人形の尻に手をあてると、かなり精巧な女の秘部があることが分かった。試しに陰核に指を当て、いじくりまわしてみると、人形は嬌声をあげながら小刻みに震え、秘部からは愛液が流れ出てきた。
 しばらくそれを続けて、どろどろになった秘部に自分自身をあてがい、こすりつけ、いよいよ我慢ができなくなった私は、人形の秘部に男根を挿入する。果たしてその中は人間のものと変わらず、私の男根を柔らかく包み込んだ。
 嬌声が何度もあがり、人形の肌からは汗が流れる。私は人形の尻を平手で打ち、その度に人形はいい声で鳴く。気のせいでなく、人形の秘部が叩くたびにしまるようだ。ぱちゅん、ぱちゅんと音が響くほど強く、人形の尻に腰を打ちつける。
 そろそろ出てしまいそうだ……。ひときわ強く人形の尻を叩き、私は彼女の中に精液を流し込んだ……。
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