最強の竜に転生したけどまだ転生したてです

潮風ひなた

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1章

転生?融合?

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あーだりー。
俺は17歳のヤンキーで地元では大人だってビビってる最強高校生。神楽 健斗。だけど本当はみんなと仲良くしたい。

俺は家しか居場所がない。

親は二人とも死んでいて、お父さんの弟の家で実の妹と義理の弟と義母と義父と過ごしている。
おじさんはなかよくしてくれているが義母は厳しく俺たちにすぐ家事をさせようとするがそれも優しさなのだろう。

学校からの帰り道。ただでさえきついのに家までは坂道が一つある。その急な坂道を俺は乗り越える。
そのあとは長い川の上にかけられている橋を渡り
家に帰り飯食って寝るだけ。ただそれだけのはずだった。

川にひときわ大きな渦が発生する。

大丈夫だと思い俺は急いで家に帰ろうとする。
しかしその渦は徐々に浮かび上がり健斗を飲み込んだ。橋に叩きつけられる俺。全身に痛みが走る。

「うぅ、こんなところで死にたくねぇ。」

必死に橋を掴むが俺は謎の渦に押し流され沈んだ。

『くそ死にたくなかった。だけどもういいか…
死後の世界はどんなところなんだろう。』

そう思い始めていた俺は謎の声が聞こえた。

『うーん別の世界に干渉してしまったか。
このまま死なせるのもかわいそうだ。
私の体の主導権を授けて魂だけでも生き返らせるか。』


その声を聴くと何故か恐怖を覚えてしょんべんちびりそうだ。

あー意識が遠のいて行く。


………………………………………………



うーん、どこだここ。俺は何故か森の中にいた。
死んだはずだよな。まさか今有名な転生か?


『そうだ。それは儂の体だ。お前は、儂の転生の際
力が強すぎて抑えきれず、世界干渉してしまって殺してしまったからお前に体の主導権を渡し生き返らせたのだ。』


謎の声にそう言われた。
前と同じ声だがなんか怖くない。

俺の体と言われて不思議に思い腕を見てみる。
黒の鱗に覆われている細い腕。手の先には尖った爪が付いている。

後ろを見てみると背中にはないはずのない翼と尻尾が生えていた。よくみると小さい体だ。鼻が見える。


「…………………なっ……なんじゃこりゃ~。」


これがおっさんと俺の新人生の始まりだった。
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