9 / 12
1章
お城への道 2日目 飛龍
しおりを挟む
むにゃむにゃ…
んぅ、あったかぁい…
「ユラ起きたか?」
「んー起きたぁ………」
「まだ眠そうですね。」
「あぁ、もう少し寝るか?」
「んぅ……起きるぅ………」
(´-ω-`)スピー
「おい、起きるといいながら寝たぞ」
「昨日泣いたし疲れたんですよ。」
「今日は泣かないようにたくさん相手してやらないとな。俺達ももう少し寝るか。」
「そうですね。」
~数時間後~
「レオ、ジオン起きて!!もう朝だよ!」
「ん…ユラ起きたのか。おはよう」
「もう!2人ともお寝坊さんだね(○´ー`○)
早く起きて今日も色々見に行こう!!」
「ユラは朝から元気だな。」
「うん!今日はどこに行く??」
「魔物伐採にでも一緒に行ってみるか?」
「えぇ、怖いよ。僕戦えないし…」
「それなんだが、ユラはルピスだから何かしらの能力を持っていると思うぞ?」
「うーん…でも僕分からないよ…?」
「では今日は能力を確かめに教会へ行くのはどうでしょう?」
「そうだな。今日は教会に行くか!」
「教会かぁ!行ってみたい!」
あ、でも僕になんも能力がなかったら2人に見捨てられちゃうかも…そんなのやだ………
「や、やっぱり教会はやめようよ?ほ、他のとこに行こう??」
「ん?教会に行けば自分の能力が分かるんだぞ?知りたくないのか?」
「だって………いや、やっぱり教会行く」
もし僕に能力がないのにそれを隠してずっと2人といたら2人に迷惑がかかっちゃうよね…
ん?教会に行くって話が出た辺りからユラの様子がおかしいぞ…
「ユラ?大丈夫か?」
「うん!大丈夫大丈夫!はやく教会に行こう??」
これが2人との最後の旅になっちゃうかもしれないし…少しでも楽しんで思い出作らなきゃ!!
「…ラ、ユ………、ユラ、ユラ!!」
「はっ!!呼んだ??」
Σ( ´・ω・`)!!
「ずっと呼んでるぞ。」
「ごめんごめん、ぼーっとしてたの!それでどーしたの??」
「教会はな、坂の上にあってここから少し遠いんだ。だから飛龍に乗って行こうと思って話したんだが…」
「そうなんだぁ!!僕ひりゅう?ってやつ乗るの初めてだから楽しみだな!」
ひりゅうてどんな動物かな?足が速いのかな?
「じゃあ今から飛龍を呼ぶぞ。」
そう言うとレオは首から下げていた笛のついたネックレスを取り出してピューって吹き始めた。
ゴゴゴゴゴォ……
「ふぁ?!?!なんかとんできた!ひりゅうってまさか龍のこと?!?!」
「ん?そうだが、他になにがある?」
「えぇぇ!!!龍に乗るなんて僕出来ないよ…落っこちちゃう( ´ •̥ ̫ •̥ ` )」
「大丈夫だ。こいつは俺の相棒みたいなもんだし!俺とジオンでユラを支えておくから安心しろ!」
「うーん……ぜったいぜったい落とされない??」
「あぁ、俺はもう20年以上乗っているが1度も落とされたことはないし、俺の言うこともこいつはわかっているから大丈夫だぞ。」
「2人でぜったい僕を握っててね?」
「あぁ、俺は絶対にユラを離したりしない。約束しよう。」
「私もユラさんを絶対離しませんよ。」
「ちっ…お前は離せ。」
「嫌です。団長こそ離したらどうですか?」
また2人で盛り上がってるけどほんとに大丈夫かな…でも2人を信じよう!
「じゃあ2人のこと信じるからね!よろしくお願いします(*´﹀`*)」
「よし、任せろや。」
「はい、お任せ下さい。」
そんなこんなで僕は龍に乗ることになりました!!(*'∇'*)ワクワク
「よし、ジオンはユラを抱っこして上にあげろ。俺が上から引き上げるから」
「了解です」
「ユラさん、失礼しますよ?よいしょっと」
「んぁ……」
やばい…脇腹くすぐったくて変な声出ちゃった…もうヤだ…恥ずかしい(/-\*)
~その時の2人~
レオ
おいおい、俺の息子よ落ち着け…確かにもはや今のは俺の息子を勃たせるためにあげた声にしか聞こえないが、それは違うんだ。とりあえず落ち着け…
ジオン
毎度毎度あんな声聞かされると我慢できなくなりますよ…ほんと無自覚って怖いですね。
「へ、変な声出ちゃってご、ごめんなさい…僕すこし脇腹弱くって…」
「だ、大丈夫ですよ。私も後ろに乗りますね。」
「おう、くすぐったかったんだもんな。しょうがない、しょうがない!」
2人とも優しいから平気なフリしてるけどぜったい気持ち悪いって思ったよね…
わき腹がくすぐったくならない方法とかないのかな…今度図書館で調べてみよう
「よし、それじゃ行くか!ユラはしっかり掴まっとけよ!」
「う、うん。」
緊張するよ…ちゃんと掴まっとこう
ぎゅっ(。> <。)
やばいぞ…ユラが自分から俺をぎゅってしてる…落ち着け落ち着け…これは任務だ。ユラを教会まで運ぶ任務だと思え。
よし…頑張ろう…
んぅ、あったかぁい…
「ユラ起きたか?」
「んー起きたぁ………」
「まだ眠そうですね。」
「あぁ、もう少し寝るか?」
「んぅ……起きるぅ………」
(´-ω-`)スピー
「おい、起きるといいながら寝たぞ」
「昨日泣いたし疲れたんですよ。」
「今日は泣かないようにたくさん相手してやらないとな。俺達ももう少し寝るか。」
「そうですね。」
~数時間後~
「レオ、ジオン起きて!!もう朝だよ!」
「ん…ユラ起きたのか。おはよう」
「もう!2人ともお寝坊さんだね(○´ー`○)
早く起きて今日も色々見に行こう!!」
「ユラは朝から元気だな。」
「うん!今日はどこに行く??」
「魔物伐採にでも一緒に行ってみるか?」
「えぇ、怖いよ。僕戦えないし…」
「それなんだが、ユラはルピスだから何かしらの能力を持っていると思うぞ?」
「うーん…でも僕分からないよ…?」
「では今日は能力を確かめに教会へ行くのはどうでしょう?」
「そうだな。今日は教会に行くか!」
「教会かぁ!行ってみたい!」
あ、でも僕になんも能力がなかったら2人に見捨てられちゃうかも…そんなのやだ………
「や、やっぱり教会はやめようよ?ほ、他のとこに行こう??」
「ん?教会に行けば自分の能力が分かるんだぞ?知りたくないのか?」
「だって………いや、やっぱり教会行く」
もし僕に能力がないのにそれを隠してずっと2人といたら2人に迷惑がかかっちゃうよね…
ん?教会に行くって話が出た辺りからユラの様子がおかしいぞ…
「ユラ?大丈夫か?」
「うん!大丈夫大丈夫!はやく教会に行こう??」
これが2人との最後の旅になっちゃうかもしれないし…少しでも楽しんで思い出作らなきゃ!!
「…ラ、ユ………、ユラ、ユラ!!」
「はっ!!呼んだ??」
Σ( ´・ω・`)!!
「ずっと呼んでるぞ。」
「ごめんごめん、ぼーっとしてたの!それでどーしたの??」
「教会はな、坂の上にあってここから少し遠いんだ。だから飛龍に乗って行こうと思って話したんだが…」
「そうなんだぁ!!僕ひりゅう?ってやつ乗るの初めてだから楽しみだな!」
ひりゅうてどんな動物かな?足が速いのかな?
「じゃあ今から飛龍を呼ぶぞ。」
そう言うとレオは首から下げていた笛のついたネックレスを取り出してピューって吹き始めた。
ゴゴゴゴゴォ……
「ふぁ?!?!なんかとんできた!ひりゅうってまさか龍のこと?!?!」
「ん?そうだが、他になにがある?」
「えぇぇ!!!龍に乗るなんて僕出来ないよ…落っこちちゃう( ´ •̥ ̫ •̥ ` )」
「大丈夫だ。こいつは俺の相棒みたいなもんだし!俺とジオンでユラを支えておくから安心しろ!」
「うーん……ぜったいぜったい落とされない??」
「あぁ、俺はもう20年以上乗っているが1度も落とされたことはないし、俺の言うこともこいつはわかっているから大丈夫だぞ。」
「2人でぜったい僕を握っててね?」
「あぁ、俺は絶対にユラを離したりしない。約束しよう。」
「私もユラさんを絶対離しませんよ。」
「ちっ…お前は離せ。」
「嫌です。団長こそ離したらどうですか?」
また2人で盛り上がってるけどほんとに大丈夫かな…でも2人を信じよう!
「じゃあ2人のこと信じるからね!よろしくお願いします(*´﹀`*)」
「よし、任せろや。」
「はい、お任せ下さい。」
そんなこんなで僕は龍に乗ることになりました!!(*'∇'*)ワクワク
「よし、ジオンはユラを抱っこして上にあげろ。俺が上から引き上げるから」
「了解です」
「ユラさん、失礼しますよ?よいしょっと」
「んぁ……」
やばい…脇腹くすぐったくて変な声出ちゃった…もうヤだ…恥ずかしい(/-\*)
~その時の2人~
レオ
おいおい、俺の息子よ落ち着け…確かにもはや今のは俺の息子を勃たせるためにあげた声にしか聞こえないが、それは違うんだ。とりあえず落ち着け…
ジオン
毎度毎度あんな声聞かされると我慢できなくなりますよ…ほんと無自覚って怖いですね。
「へ、変な声出ちゃってご、ごめんなさい…僕すこし脇腹弱くって…」
「だ、大丈夫ですよ。私も後ろに乗りますね。」
「おう、くすぐったかったんだもんな。しょうがない、しょうがない!」
2人とも優しいから平気なフリしてるけどぜったい気持ち悪いって思ったよね…
わき腹がくすぐったくならない方法とかないのかな…今度図書館で調べてみよう
「よし、それじゃ行くか!ユラはしっかり掴まっとけよ!」
「う、うん。」
緊張するよ…ちゃんと掴まっとこう
ぎゅっ(。> <。)
やばいぞ…ユラが自分から俺をぎゅってしてる…落ち着け落ち着け…これは任務だ。ユラを教会まで運ぶ任務だと思え。
よし…頑張ろう…
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
379
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる