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幸せの等分
結婚式 リューシー番外編
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貴族連中というのは、様々である。
我がタクトクト家のように武と魔を極め、民を守護することを当然の義務と受け止め奔走する貴族もあれば…地位や名誉。己が持つ価値あるものこそが力だと謳う貴族、いつしか貴族という名前にだけ固執して崩れていく者。
この世界の貴族にも階級があり、名前だけでその立ち位置は容易に理解できるもの。貴族は真っ先にその序列を教えられるのである。
だからこそ、不愉快だ。
『竜の君よ。ボクと共に美しい宿の庭でも、どうだろうか?』
『まだ幼き国の至宝たるタタラ様!! どうか貴殿の話を、我々の部屋で聞かせてもらえないかな!』
朝を迎えて少し休息を取った後、羞恥からずっと顔を合わせず…たまに目線が絡むだけで真っ赤になってしまうタタラ。終いには、同じ空間にいるだけで耐えられなくなったのか来た時に見えた宿の庭を見て来ると駆け出してしまった。
少しの間、自由にしてやるべきだと部屋で休んでいれば宿の管理者が急ぎやって来たので一体何が起こったのかと見に来れば…。
『申し訳ありませんっ、相手も貴族地位にあるので我々では力が及ばず…! タクトクト様の大切な伴侶様だと説明したのですがっ』
『…はぁ。承知している。家の者が招待した宿だ、可能な限り行動してくれたことには感謝するが…まさか我がタクトクトの者に手を出す愚か者がいるとは』
庭の草原で、ぺたんと腰を下ろすタタラに群がるのはバーリカリーナ国の貴族連中。服や見た目の特徴から照合すると…最近成り上がって来た地方の末息子共。親は中々骨のある者だが、子もその通りとは限らない。
…タタラを国に迎える前に掃除はある程度済ませたはずだが、甘かったようである。
『すまない。少し騒がせる』
『い、いえっ…! こちらの不備ですので全く問題ありません!!』
それなりの宿だと思っていたが、このような思いをするのであれば二度とタタラを連れては来れない。
残念である。
シャツの袖を捲り、首元を緩めながら我が伴侶に群がる輩へと近付く。結婚をしたばかりの…初夜を迎えたばかりの者に近付き、誘いを掛けるなど余程、身の程を弁えない不埒な輩である。
一体どんな罰を与えるのが相応しいかと歩いていれば…タタラが先に動いた。
『ごめんなさい。え、と…伴侶を…待ってるんだ。多分来てくれると思うから一人で待っていたい。折角の誘いだけど、今日は彼としかいたくないんだ』
ごめんね。
そう友人にでも言うように、少し照れ臭そうに笑ってキッパリ断るタタラに連中は暫し見惚れてから…これ以上は無駄だと悟ったようで謝罪を述べてからその場を立ち去った。
なんでもないように彼らに手を振って、タタラは再び膝を抱えて澄んだ空を見上げ始める。
『…す、凄い…あんなに綺麗に、流してしまって…』
背後で思わず口から漏れたのだろう。管理者が口にした言葉に我も同意せざるを得ない。
まさか…誘いを断るだけでなく、我のことまで…ここまで喜ばせてくれるなど。
『…我が伴侶は気にしていないらしい。今回のことはあまり大事にしないで良いのである』
『あっありがとうございます…!!』
懐から大切に仕舞っていた手袋を取り出すと、白地に若草色と紫が入った…それをしてタタラの元へと向かう。白だから汚してしまうと心配する我に、タタラはリューシーならばどんなものだって自慢の風魔法で防げると笑ってくれた。
…そうである。
我は貴族の内側から、貴殿という白を汚されないために好きではない人付き合いやらコネを使って奔走したのである。汚れてしまって、シミにでもなったら…大変だ。
貴殿がバーリカリーナ王国に座るなら、我はその椅子を決して他の者には奪わせない。
例えそこに共に座るのが、ハルジオン王子だとしても。彼はもう悪戯に人を傷付けない。その力を奮うのは王として。その傍にタタラがいるのであれば、間違いなど起こらない。
だから、我は…我々からその基盤を崩す者が現れぬよう生涯、見張り続ける。貴殿という善がある限り…我はどんな困難すら乗り越えて…貴殿の元に行こう。
『タタラ』
ああ。
愛おしい。
『!! リューシーっ! あ、あのっオレってば、その…勝手に出て来てごめんな? 心配…して来てくれた?』
我を過去の呪縛から解いてくれた恩人。
我を負かした強き人。
我を振り回す仕方ない人。
…そして、我の心を捕らえて離さない罪な人。
『心配したのである。貴殿がいなくて、とても寂しい思いをしたな』
『えっ?! ご、ごめんなーっ!! リューシーがそんな…可愛いこと言うなんて、ちょっと意外。
…オレも、寂しくなった。なぁ。一緒にお庭見に行こう? リューシーと見たいんだ』
立ち上がると短パンによって晒される無防備な素足。それを飾る足飾りが忙しなく動くタタラによって綺麗な音を鳴らす。上にはビローデア・イーフィから贈られたドラゴンを模した上着を着ているので安心だが、足元はもう少し防備する必要があったか。
可愛くおねだりをする伴侶を抱き抱えると、ポッと頬を染めたタタラが我に引っ付いて体を合わせる。それだけで嬉しくて仕方ない。
『勿論である。…また来たいか?』
『うんっ! リューシーとまた来たい! また一緒に花火見よう? こ、今度は…ちゃんとゆっくり見るんだからな…』
結局昨夜の行為を思い出したようで、まだ慣れないらしい彼はそっと肩に顔を埋めてしまう。
なんであるか、この可愛い生き物。
『そうであるな。我々は海外にも頻繁に行くことになる…たくさん宿を見て回って、帰って来たらここにもまた来よう』
『本当にっ?! 楽しみだ…!』
反逆。
内乱。
革命。
不要である。どれもこれも、必要ない。
『その度に顔を赤くするタタラを見れるなど、役得であるな…』
『なっ…?! ば、ばか!! 何しに行くと思ってんだ変態ーっ!!
…まぁ、たまになら…良いですけどさぁ…』
王家を襲う全ての貴族の悪き思いは、我…リューシー・タクトクトが引き受ける。
『…愛してる、タタラ。これからも我の隣で共に歩んでほしい』
『オレも…! 愛してるっ、大好きだよリューシー!』
風が我々を抱く。
愛する者との誓いのキスをして、更なる覚悟を決めた我は…報酬にと、そのキスを長く深くしてはまた伴侶に怒られるのだった。
全て跳ね除けよう、我が風で。
この愛が絶えぬ限り…王家に吹く逆風など、全て我が意のままに
吹き返してくれる。
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我がタクトクト家のように武と魔を極め、民を守護することを当然の義務と受け止め奔走する貴族もあれば…地位や名誉。己が持つ価値あるものこそが力だと謳う貴族、いつしか貴族という名前にだけ固執して崩れていく者。
この世界の貴族にも階級があり、名前だけでその立ち位置は容易に理解できるもの。貴族は真っ先にその序列を教えられるのである。
だからこそ、不愉快だ。
『竜の君よ。ボクと共に美しい宿の庭でも、どうだろうか?』
『まだ幼き国の至宝たるタタラ様!! どうか貴殿の話を、我々の部屋で聞かせてもらえないかな!』
朝を迎えて少し休息を取った後、羞恥からずっと顔を合わせず…たまに目線が絡むだけで真っ赤になってしまうタタラ。終いには、同じ空間にいるだけで耐えられなくなったのか来た時に見えた宿の庭を見て来ると駆け出してしまった。
少しの間、自由にしてやるべきだと部屋で休んでいれば宿の管理者が急ぎやって来たので一体何が起こったのかと見に来れば…。
『申し訳ありませんっ、相手も貴族地位にあるので我々では力が及ばず…! タクトクト様の大切な伴侶様だと説明したのですがっ』
『…はぁ。承知している。家の者が招待した宿だ、可能な限り行動してくれたことには感謝するが…まさか我がタクトクトの者に手を出す愚か者がいるとは』
庭の草原で、ぺたんと腰を下ろすタタラに群がるのはバーリカリーナ国の貴族連中。服や見た目の特徴から照合すると…最近成り上がって来た地方の末息子共。親は中々骨のある者だが、子もその通りとは限らない。
…タタラを国に迎える前に掃除はある程度済ませたはずだが、甘かったようである。
『すまない。少し騒がせる』
『い、いえっ…! こちらの不備ですので全く問題ありません!!』
それなりの宿だと思っていたが、このような思いをするのであれば二度とタタラを連れては来れない。
残念である。
シャツの袖を捲り、首元を緩めながら我が伴侶に群がる輩へと近付く。結婚をしたばかりの…初夜を迎えたばかりの者に近付き、誘いを掛けるなど余程、身の程を弁えない不埒な輩である。
一体どんな罰を与えるのが相応しいかと歩いていれば…タタラが先に動いた。
『ごめんなさい。え、と…伴侶を…待ってるんだ。多分来てくれると思うから一人で待っていたい。折角の誘いだけど、今日は彼としかいたくないんだ』
ごめんね。
そう友人にでも言うように、少し照れ臭そうに笑ってキッパリ断るタタラに連中は暫し見惚れてから…これ以上は無駄だと悟ったようで謝罪を述べてからその場を立ち去った。
なんでもないように彼らに手を振って、タタラは再び膝を抱えて澄んだ空を見上げ始める。
『…す、凄い…あんなに綺麗に、流してしまって…』
背後で思わず口から漏れたのだろう。管理者が口にした言葉に我も同意せざるを得ない。
まさか…誘いを断るだけでなく、我のことまで…ここまで喜ばせてくれるなど。
『…我が伴侶は気にしていないらしい。今回のことはあまり大事にしないで良いのである』
『あっありがとうございます…!!』
懐から大切に仕舞っていた手袋を取り出すと、白地に若草色と紫が入った…それをしてタタラの元へと向かう。白だから汚してしまうと心配する我に、タタラはリューシーならばどんなものだって自慢の風魔法で防げると笑ってくれた。
…そうである。
我は貴族の内側から、貴殿という白を汚されないために好きではない人付き合いやらコネを使って奔走したのである。汚れてしまって、シミにでもなったら…大変だ。
貴殿がバーリカリーナ王国に座るなら、我はその椅子を決して他の者には奪わせない。
例えそこに共に座るのが、ハルジオン王子だとしても。彼はもう悪戯に人を傷付けない。その力を奮うのは王として。その傍にタタラがいるのであれば、間違いなど起こらない。
だから、我は…我々からその基盤を崩す者が現れぬよう生涯、見張り続ける。貴殿という善がある限り…我はどんな困難すら乗り越えて…貴殿の元に行こう。
『タタラ』
ああ。
愛おしい。
『!! リューシーっ! あ、あのっオレってば、その…勝手に出て来てごめんな? 心配…して来てくれた?』
我を過去の呪縛から解いてくれた恩人。
我を負かした強き人。
我を振り回す仕方ない人。
…そして、我の心を捕らえて離さない罪な人。
『心配したのである。貴殿がいなくて、とても寂しい思いをしたな』
『えっ?! ご、ごめんなーっ!! リューシーがそんな…可愛いこと言うなんて、ちょっと意外。
…オレも、寂しくなった。なぁ。一緒にお庭見に行こう? リューシーと見たいんだ』
立ち上がると短パンによって晒される無防備な素足。それを飾る足飾りが忙しなく動くタタラによって綺麗な音を鳴らす。上にはビローデア・イーフィから贈られたドラゴンを模した上着を着ているので安心だが、足元はもう少し防備する必要があったか。
可愛くおねだりをする伴侶を抱き抱えると、ポッと頬を染めたタタラが我に引っ付いて体を合わせる。それだけで嬉しくて仕方ない。
『勿論である。…また来たいか?』
『うんっ! リューシーとまた来たい! また一緒に花火見よう? こ、今度は…ちゃんとゆっくり見るんだからな…』
結局昨夜の行為を思い出したようで、まだ慣れないらしい彼はそっと肩に顔を埋めてしまう。
なんであるか、この可愛い生き物。
『そうであるな。我々は海外にも頻繁に行くことになる…たくさん宿を見て回って、帰って来たらここにもまた来よう』
『本当にっ?! 楽しみだ…!』
反逆。
内乱。
革命。
不要である。どれもこれも、必要ない。
『その度に顔を赤くするタタラを見れるなど、役得であるな…』
『なっ…?! ば、ばか!! 何しに行くと思ってんだ変態ーっ!!
…まぁ、たまになら…良いですけどさぁ…』
王家を襲う全ての貴族の悪き思いは、我…リューシー・タクトクトが引き受ける。
『…愛してる、タタラ。これからも我の隣で共に歩んでほしい』
『オレも…! 愛してるっ、大好きだよリューシー!』
風が我々を抱く。
愛する者との誓いのキスをして、更なる覚悟を決めた我は…報酬にと、そのキスを長く深くしてはまた伴侶に怒られるのだった。
全て跳ね除けよう、我が風で。
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吹き返してくれる。
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