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第1章
第2話 入学家族
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チュンチュン……チュンチュン
スズメの囀りが聞こえる
あぁ。これが、かの有名な朝チュンかぁ………。
って、ちがぁあああああああう!!!
「って、あれ?俺の部屋?昨日のは夢……だったの……か?」
コンッコンッ!
ビクゥウゥゥウ!?
うん、めっさビビった超恥ずかしい
「は、はい?」
ガチャ
返事も早々に部屋に恵美が入ってくる
俺は慌てて手で顔を隠した。
「おはよう、お兄ちゃん起きてる?」
チラッチラッ。
指の間から恵美を見る
(あれ?普通だ。やっぱ昨日のアレは夢か。)
落ち着きを取り戻した俺は恵美を改めて見ながら
「おはよう恵美!制服似合ってるな。」
そう、今日から新学期&入学式なのである!
「えへへ♪ありがとうお兄ちゃん。」といってもクルッと回る。
はい、モーニングおパンツいただきましたぁ!!
「朝ごはんできてるから早く着替えてね。」
「了解!」
(はぁ。やっぱ昨日のは夢だよな。あんな夢見るなんて欲求不満かねぇ。)
じーーーーっ
(けど妙に生々しかったよなぁ。いかんいかん、もうみんな家族なんだから)
じーーーーーっ
(よしっ!!心機一転、今日から頑張ろ……ん?なんか視線を感じるんだが。)
じーーーーーっ
「あ、あのぅ。恵美さん?」
「どうしたのお兄ちゃん?」コトンと首を傾げる
「き、着替えるのでリビングに行ってて貰っていいですかね?」
「ええ!?ダメだよー。昨日お兄ちゃんのぼせて倒れちゃったから、お母さんが見ててあげてって言ってたもん。」
「あ、そ、そう……なんだ。ご、ごめんね。」
終始、妹に見られながら着替える白であった
もうお嫁にいけないっ!!
着替え終わった俺はリビングのドアの前で立ち止まる
(すぅーはぁー。落ち着けぇ~俺。落ちつ……【ガチャ!】あっ!!)
「何してるのお兄ちゃん?」
恵美が普通に開けてしまった。
一瞬意識を手放しかけた俺は即座に我に帰るとリビングを眺める
その間、僅かに0.3秒
「おはよう白くん。昨日は湯当たりして倒れちゃったけど、大丈夫?」
「おはよう御座いますお兄様。お加減は如何でしょうか?」
(ほっ!やっぱり夢か。クソっ!夢のせいで要らぬ心配をしたわ。)
「おはようございます春香さん!七海もおはよう、心配してくれてありがとな。」
俺は七海の頭を優しく撫でる
「ぁっ!」
七海は小さな声をあげて真っ赤になって俯く
(高校1年生の女の子に頭ナデナデはダメだったかな?)
「七海ごめんな。嫌だったろ?」
手を頭から離すと今度は残念そうに「あっ…」っと寂しそうな声をあげた。
「それじゃあ、行きましょうか。」
春香さんも含めた4人で学校へと向かう。
学校へはバスで20分ほどの所にある
落南高等学校 全生徒数 約1500名
1学年10クラス 1クラスあたり50名の生徒がいるマンモス校である
1組から5組は進学科 6組から10組が普通科となる
進学科と普通科が交流することはあまりないが
部活動で一緒になる事はある
「クラス表張り出されてるな。どれどれ? おっ!俺は2年6組だな。」
「じゃあ、白くん私は恵美を連れて職員室に行くわね。」
「はい、行ってらっしゃい。」
そう答えた直後、服の裾をくいくいっと引っ張られ目を向ける
「お兄様。私の名前を御一緒に探して頂けませんか?」
あ~。ちびっ子だから、この人だかりは辛いよな
「了解!お姫様。今探すから待っててな。」
七海は顔を真っ赤にしながら「お、お姫様……でへへ♪」とめっちゃデレてた。
しばらく探し、七海の名前を見つける。
1年1組………。進学科かよっ!!
「な、七海あったよ。1組だけど教室はわかるか?」
「分からないので御一緒してもらっても宜しいですか?お兄様。」
寂しそうな潤んだ瞳で見上げる七海を放っておけず案内することになった。
何事もなく七海を送り届け、自分の教室へ向かう
2年6組の教室の前では多数の人が見てとれたが
その中に見知った顔を3人ほど見つけ顔を顰める
(……雄二。香織。それと委員長か……同じクラスとは最悪だっ!)
俺は横を何もなくすり抜け、席を確認すると机に突っ伏した。
しばらくして誰かに肩を叩かれる
振り向くと頬に指が食い込む
「ウオイ!………佐藤。また同じクラスかよ。」
「シロちゃんおっはよー!」
「おはよーさん。相変わらずくだらねーことばっかやってんなー」
「それが俺の生きがいなのさー。」
「生きがいは有効活用して下さい。」
くだらない話をしている間に続々と生徒が席に座っていき
始業のチャイムがなる
教室の扉が開き先生が入って………こない。は?
いや、居た。ちっこすぎて見えんかっただけだ。
「みなさーん!おっはよーございまーす!わたしが担任の二条《にじょう》唯《ゆい》でーす♪」
見た目子供。声アニメ声。元気ハツラツ。オロナ○ンC
(唯先生かよ……最悪だ。)
「コラァ~!!しぃ~ちゃん今サイアクだっておもったでしょ~。もぉ~ぷんぷん!!」
頬を膨らませて怒ってる風に見せる先生
「心読むのやめてもらっていいですかね!? あと、あだ名で呼ぶのも禁止!!」
「えぇ~!」
「えぇ~!じゃねぇわ!!普通だわっ!!」
教室に笑いが起きる
その時、委員長と目が合うが
俺は目を逸らし机に突っ伏す。
「じゃあ、しぃ~ちゃんの事は置いておいて。みんな体育館にレッツゴ~♪」
唯先生の号令でみんな体育館に移動を開始する。
入学式が終わり俺たちは教室へ戻る。
「それでは今からサプライズを発表しま~す!それじゃあ入ってきて~ウェルカムトゥ2ねん6くみぃ~♪」
扉が開き入ってきたのは恵美だった。
「ほ、堀川めめめ、恵美です。皆さん宜しくお願いします。」
ちょっと緊張しすぎじゃね?
恵美と視線が合い、笑顔を向けてあげると少し緊張がほぐれたのかクラスメイトと仲良く話しはじめた。
恵美の自己紹介も終わり今度は全員の自己紹介っとなった。
「寺町瑞稀です!趣味はカラオケで特技は歌です!みんなよろしく~」
「はい、つぎのひと~」
「小川日奈子です。趣味は読書。生徒会で書記をやってます。よろしくお願いします。」
……………。
「次は、しぃ~ちゃん!」
「しぃ~ちゃん言うなっ!!はぁ……。堀川 白 16歳 趣味は無し、特技は合気道宜しく。」
早口で終わらせる。
(目立ちたくないのに、あの先生はホントに…。)
HRが終わり帰る時間
クラスのお調子者こと、うっかりサトベエ(佐藤)が教壇に立つ
「皆さん静粛に!本日この後、交流会を開きたいと思います。各自参加される方は佐藤までよろしく~」
その言葉を聞き教室がざわめきだす
「ねぇねぇ。恵美ちゃん一緒にいかない?」
恵美がクラスの女子生徒に交流会へと誘われる
「え~っと【チラッ】わ【チラッ】わたしは~【チラッ】」
ちょ、ちょっと恵美さん チラチラ見過ぎではっ!!
「え?まさかっ!?」
気づかれたっ!?
「2人って兄妹!!」
めっちゃ的確や~ん!!
そこ【恋人ぉ!?】とかなる所ちゃいますのん
てか、バレて困ることでもないけど
「あ、ああ。恵美は俺の妹だよ。」
「「「「「えぇ!うっそだぁ~!!」」」」」
「そこ信じへんのか~いっ!!」
学校中に虚しく俺のツッコミが響き渡ったから、今日はツッコミ記念日
ってドアホッ!!
「ゴホンッ!で、恵美は行きたいのか?」
全てを無かったことにして進む、それが俺!堀川白!!
「お兄ちゃんが行くならいいけど……。」
もじもじしながら頬を赤らめて答える恵美を見て
野生の獣達が目を覚ます
あかん。これ俺めっちゃ死ぬやつやん
断ったら殺すビームがめちゃくちゃ刺さる。
さすがにこの状況、断れね~。
「わ、わかった。一緒に行こうか。」
言った瞬間めっさ笑顔で
「うん♪大好きお兄ちゃん♪」
この日、俺は2度死んだ。
スズメの囀りが聞こえる
あぁ。これが、かの有名な朝チュンかぁ………。
って、ちがぁあああああああう!!!
「って、あれ?俺の部屋?昨日のは夢……だったの……か?」
コンッコンッ!
ビクゥウゥゥウ!?
うん、めっさビビった超恥ずかしい
「は、はい?」
ガチャ
返事も早々に部屋に恵美が入ってくる
俺は慌てて手で顔を隠した。
「おはよう、お兄ちゃん起きてる?」
チラッチラッ。
指の間から恵美を見る
(あれ?普通だ。やっぱ昨日のアレは夢か。)
落ち着きを取り戻した俺は恵美を改めて見ながら
「おはよう恵美!制服似合ってるな。」
そう、今日から新学期&入学式なのである!
「えへへ♪ありがとうお兄ちゃん。」といってもクルッと回る。
はい、モーニングおパンツいただきましたぁ!!
「朝ごはんできてるから早く着替えてね。」
「了解!」
(はぁ。やっぱ昨日のは夢だよな。あんな夢見るなんて欲求不満かねぇ。)
じーーーーっ
(けど妙に生々しかったよなぁ。いかんいかん、もうみんな家族なんだから)
じーーーーーっ
(よしっ!!心機一転、今日から頑張ろ……ん?なんか視線を感じるんだが。)
じーーーーーっ
「あ、あのぅ。恵美さん?」
「どうしたのお兄ちゃん?」コトンと首を傾げる
「き、着替えるのでリビングに行ってて貰っていいですかね?」
「ええ!?ダメだよー。昨日お兄ちゃんのぼせて倒れちゃったから、お母さんが見ててあげてって言ってたもん。」
「あ、そ、そう……なんだ。ご、ごめんね。」
終始、妹に見られながら着替える白であった
もうお嫁にいけないっ!!
着替え終わった俺はリビングのドアの前で立ち止まる
(すぅーはぁー。落ち着けぇ~俺。落ちつ……【ガチャ!】あっ!!)
「何してるのお兄ちゃん?」
恵美が普通に開けてしまった。
一瞬意識を手放しかけた俺は即座に我に帰るとリビングを眺める
その間、僅かに0.3秒
「おはよう白くん。昨日は湯当たりして倒れちゃったけど、大丈夫?」
「おはよう御座いますお兄様。お加減は如何でしょうか?」
(ほっ!やっぱり夢か。クソっ!夢のせいで要らぬ心配をしたわ。)
「おはようございます春香さん!七海もおはよう、心配してくれてありがとな。」
俺は七海の頭を優しく撫でる
「ぁっ!」
七海は小さな声をあげて真っ赤になって俯く
(高校1年生の女の子に頭ナデナデはダメだったかな?)
「七海ごめんな。嫌だったろ?」
手を頭から離すと今度は残念そうに「あっ…」っと寂しそうな声をあげた。
「それじゃあ、行きましょうか。」
春香さんも含めた4人で学校へと向かう。
学校へはバスで20分ほどの所にある
落南高等学校 全生徒数 約1500名
1学年10クラス 1クラスあたり50名の生徒がいるマンモス校である
1組から5組は進学科 6組から10組が普通科となる
進学科と普通科が交流することはあまりないが
部活動で一緒になる事はある
「クラス表張り出されてるな。どれどれ? おっ!俺は2年6組だな。」
「じゃあ、白くん私は恵美を連れて職員室に行くわね。」
「はい、行ってらっしゃい。」
そう答えた直後、服の裾をくいくいっと引っ張られ目を向ける
「お兄様。私の名前を御一緒に探して頂けませんか?」
あ~。ちびっ子だから、この人だかりは辛いよな
「了解!お姫様。今探すから待っててな。」
七海は顔を真っ赤にしながら「お、お姫様……でへへ♪」とめっちゃデレてた。
しばらく探し、七海の名前を見つける。
1年1組………。進学科かよっ!!
「な、七海あったよ。1組だけど教室はわかるか?」
「分からないので御一緒してもらっても宜しいですか?お兄様。」
寂しそうな潤んだ瞳で見上げる七海を放っておけず案内することになった。
何事もなく七海を送り届け、自分の教室へ向かう
2年6組の教室の前では多数の人が見てとれたが
その中に見知った顔を3人ほど見つけ顔を顰める
(……雄二。香織。それと委員長か……同じクラスとは最悪だっ!)
俺は横を何もなくすり抜け、席を確認すると机に突っ伏した。
しばらくして誰かに肩を叩かれる
振り向くと頬に指が食い込む
「ウオイ!………佐藤。また同じクラスかよ。」
「シロちゃんおっはよー!」
「おはよーさん。相変わらずくだらねーことばっかやってんなー」
「それが俺の生きがいなのさー。」
「生きがいは有効活用して下さい。」
くだらない話をしている間に続々と生徒が席に座っていき
始業のチャイムがなる
教室の扉が開き先生が入って………こない。は?
いや、居た。ちっこすぎて見えんかっただけだ。
「みなさーん!おっはよーございまーす!わたしが担任の二条《にじょう》唯《ゆい》でーす♪」
見た目子供。声アニメ声。元気ハツラツ。オロナ○ンC
(唯先生かよ……最悪だ。)
「コラァ~!!しぃ~ちゃん今サイアクだっておもったでしょ~。もぉ~ぷんぷん!!」
頬を膨らませて怒ってる風に見せる先生
「心読むのやめてもらっていいですかね!? あと、あだ名で呼ぶのも禁止!!」
「えぇ~!」
「えぇ~!じゃねぇわ!!普通だわっ!!」
教室に笑いが起きる
その時、委員長と目が合うが
俺は目を逸らし机に突っ伏す。
「じゃあ、しぃ~ちゃんの事は置いておいて。みんな体育館にレッツゴ~♪」
唯先生の号令でみんな体育館に移動を開始する。
入学式が終わり俺たちは教室へ戻る。
「それでは今からサプライズを発表しま~す!それじゃあ入ってきて~ウェルカムトゥ2ねん6くみぃ~♪」
扉が開き入ってきたのは恵美だった。
「ほ、堀川めめめ、恵美です。皆さん宜しくお願いします。」
ちょっと緊張しすぎじゃね?
恵美と視線が合い、笑顔を向けてあげると少し緊張がほぐれたのかクラスメイトと仲良く話しはじめた。
恵美の自己紹介も終わり今度は全員の自己紹介っとなった。
「寺町瑞稀です!趣味はカラオケで特技は歌です!みんなよろしく~」
「はい、つぎのひと~」
「小川日奈子です。趣味は読書。生徒会で書記をやってます。よろしくお願いします。」
……………。
「次は、しぃ~ちゃん!」
「しぃ~ちゃん言うなっ!!はぁ……。堀川 白 16歳 趣味は無し、特技は合気道宜しく。」
早口で終わらせる。
(目立ちたくないのに、あの先生はホントに…。)
HRが終わり帰る時間
クラスのお調子者こと、うっかりサトベエ(佐藤)が教壇に立つ
「皆さん静粛に!本日この後、交流会を開きたいと思います。各自参加される方は佐藤までよろしく~」
その言葉を聞き教室がざわめきだす
「ねぇねぇ。恵美ちゃん一緒にいかない?」
恵美がクラスの女子生徒に交流会へと誘われる
「え~っと【チラッ】わ【チラッ】わたしは~【チラッ】」
ちょ、ちょっと恵美さん チラチラ見過ぎではっ!!
「え?まさかっ!?」
気づかれたっ!?
「2人って兄妹!!」
めっちゃ的確や~ん!!
そこ【恋人ぉ!?】とかなる所ちゃいますのん
てか、バレて困ることでもないけど
「あ、ああ。恵美は俺の妹だよ。」
「「「「「えぇ!うっそだぁ~!!」」」」」
「そこ信じへんのか~いっ!!」
学校中に虚しく俺のツッコミが響き渡ったから、今日はツッコミ記念日
ってドアホッ!!
「ゴホンッ!で、恵美は行きたいのか?」
全てを無かったことにして進む、それが俺!堀川白!!
「お兄ちゃんが行くならいいけど……。」
もじもじしながら頬を赤らめて答える恵美を見て
野生の獣達が目を覚ます
あかん。これ俺めっちゃ死ぬやつやん
断ったら殺すビームがめちゃくちゃ刺さる。
さすがにこの状況、断れね~。
「わ、わかった。一緒に行こうか。」
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「うん♪大好きお兄ちゃん♪」
この日、俺は2度死んだ。
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