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第三章 『星獣』との出会い! たどり着く彼女を『救』うたった一つの方法! そして【新天地】へ!
第四十八話 最後の『決闘』! 炸裂! 因縁を打ち砕く弾丸!
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PARA……PARA……。
……イテテ。
なんて反動だ。
後ろに車両がなかったら、線路にたたきつけられていたよ。
「やったか……?」
エリオットはいない。
それどころか屋根が全部ふっ飛んでいる。
やっぱり解放されたの力はとんでもない。
<星霊銃 星霜銃・アンフォギヴン>
【攻撃補正】――Lv1 2856
【命中補正】――Lv1 2498
【重量】――Lv1 49oz
【会心補正】――Lv1 21.5
【装填数】――Lv1 6
【魔力補正】――Lv1 439
【追加効果】――連射:発射速度2倍!
【追加効果】――電磁加速弾:一日最大四発。ナノユニットが発生させたローレンツ力による超高速弾
【追加効果】――具象化・雷鳥の彫刻柱:陽電子ライフルユニットを召喚。再チャージまで要2分。
【追加効果】――起死回生!
だからなんなんだよ。この三番目の【追加効果】は……。
「ったく、やりすぎですよ。フォールンスター様……」
天使の名をもったモンスターと戦わせる気ですか……?
小説じゃないんだから。
BAM! BAM!
「みんなはまだ戦っているのか……」
背中が痛い……。
きっと、さっきの反動でともいっきりたたきつけられたせいだ。
「さっき後ろがふっとんだのは、たぶんリリー姉さんだな……」
GAR……。
「?」
さっきガレキがくずれなかった?
TAP……TAP……。
「なっ! そんなバカな!」
がれきの上に半死半生のエリオットが立っている。
半分黒こげだけど――なんてしぶとい!
「きいたぜ……死ぬかとおもった……このオレがだぞ! 二回もだ! ぜってぇゆるさねぇ! ぶっ殺してヤル!」
エリオットの体がまた!
さらに黒く!
頭からツノが生えて!
人の原型なんてもう無い!
その姿はもはやモンスターだった!
『GAAAAAAAAAAA――!!』
GAZING!!
「ぐっ!」
お、重い!
エリオットがふりおろした【シルヴァラート】をなんとか受け止めたけど!
星霊銃じゃなかったら真っ二つになっていたところだ!
「死ねぇぇぇえっ!!!!!」
――BRACK!!
まずい! このままだとゆかがっ!
――ならっ!
「おりゃぁ!!」
「う……おっ!?」
たおれざま腹をけり上げて投げすてる!
DONK!
「フィル……てめぇ! コケにしやがって!」
チッ……起き上がってきた!
きいちゃいないか!
もうそろそろ自分も体力の限界
「エリオット! 決着をつけるぞ!」
「ああっ!?」
屋根の落ちかかった板を指さす!
「あの木の板が落ちたらぬけ!」
――決闘。
この大地に古くからある絶対的な習わし……。
一発に互いのすべてをかけてケリをつける!
「ククク……いいぜ! テメェに付き合うのももうあきた! ケリをつけてやる!」
ホルスターへ銃をおさめる。
Chugga! Chugga! Chugga! Chugga!
Choo! Choo! Choo! Choo!
ゆれる車内――。
木の板もゆれ――。
風がふきぬける――。
張りつめる空気――。
そして板が落―――
ぬいた!
BAAAAAAAAAAAAAAAAAAAMM!!
くだけ散る木の板!
KABOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOM!!
エリオットが引き金を引くよりも早く。
自分の放った【炸裂弾】がエリオットの【シルヴァラート】を暴発させた!
くしくもそれは初めて作ったやつの一つだったんだ。
「……ハァ……ハァ……・」
エリオットはまだ立っている――。
DOPDOPDAP……。
欠損した右うでから落ちるおびたただしい量のどす黒い血。
「ククク……クソ……」
DOZ――。
そして最後に立っていたのは自分。
「……ハァ……ハァ……・やった……勝った……」
ダメだ。
もう力がはいらない。
「「フィル!」」
目の前にレヴィン兄とリリー姉さん――そしてウィン……。
よかった無事だったんだ。
あ……やば……たおれる……。
「フィル!」
だれかが受け止めてくれた。
あぁ……これは、ウィンの――。
あったかい……。
なんだかねむく――。
「フィル! だいじょうぶ!? しっかりして!」
――そうだ!
まだ落ちるわけにわいかない!
列車をなんとかしないと!
「う……ん、平気――」
「平気って、そんなボロボロで何言ってやがる! ほら、つかまれ!」
「ありがとう。アニキ」
とにかく機関室へと歩き出す。
「あいつは……やったんだね」
「……うん、殺すしかなかった」
クソ――。
もっと力があれば殺さずに済んだかもしれない。
『おそらく【魔族化】したカレを助ける手段はなったでしょう。気に病むことはありません』
「ホロロ……」
「キキ、プテ・サン・ウィン様……」
『みなさん、ひとまず無事で何よりです』
「――ありがとうございます。そんなことより早く列車を……ぐっ!」
頭が!
「あぶね! ちゃんとつかまっていろ」
「悪いアニキ、でももうだいじょうぶ……早くいかなきゃ。もう時間がない」
「そうね! 急がないと!」
――そしてエリオットの決着を終えた僕らは機関室へ。
……イテテ。
なんて反動だ。
後ろに車両がなかったら、線路にたたきつけられていたよ。
「やったか……?」
エリオットはいない。
それどころか屋根が全部ふっ飛んでいる。
やっぱり解放されたの力はとんでもない。
<星霊銃 星霜銃・アンフォギヴン>
【攻撃補正】――Lv1 2856
【命中補正】――Lv1 2498
【重量】――Lv1 49oz
【会心補正】――Lv1 21.5
【装填数】――Lv1 6
【魔力補正】――Lv1 439
【追加効果】――連射:発射速度2倍!
【追加効果】――電磁加速弾:一日最大四発。ナノユニットが発生させたローレンツ力による超高速弾
【追加効果】――具象化・雷鳥の彫刻柱:陽電子ライフルユニットを召喚。再チャージまで要2分。
【追加効果】――起死回生!
だからなんなんだよ。この三番目の【追加効果】は……。
「ったく、やりすぎですよ。フォールンスター様……」
天使の名をもったモンスターと戦わせる気ですか……?
小説じゃないんだから。
BAM! BAM!
「みんなはまだ戦っているのか……」
背中が痛い……。
きっと、さっきの反動でともいっきりたたきつけられたせいだ。
「さっき後ろがふっとんだのは、たぶんリリー姉さんだな……」
GAR……。
「?」
さっきガレキがくずれなかった?
TAP……TAP……。
「なっ! そんなバカな!」
がれきの上に半死半生のエリオットが立っている。
半分黒こげだけど――なんてしぶとい!
「きいたぜ……死ぬかとおもった……このオレがだぞ! 二回もだ! ぜってぇゆるさねぇ! ぶっ殺してヤル!」
エリオットの体がまた!
さらに黒く!
頭からツノが生えて!
人の原型なんてもう無い!
その姿はもはやモンスターだった!
『GAAAAAAAAAAA――!!』
GAZING!!
「ぐっ!」
お、重い!
エリオットがふりおろした【シルヴァラート】をなんとか受け止めたけど!
星霊銃じゃなかったら真っ二つになっていたところだ!
「死ねぇぇぇえっ!!!!!」
――BRACK!!
まずい! このままだとゆかがっ!
――ならっ!
「おりゃぁ!!」
「う……おっ!?」
たおれざま腹をけり上げて投げすてる!
DONK!
「フィル……てめぇ! コケにしやがって!」
チッ……起き上がってきた!
きいちゃいないか!
もうそろそろ自分も体力の限界
「エリオット! 決着をつけるぞ!」
「ああっ!?」
屋根の落ちかかった板を指さす!
「あの木の板が落ちたらぬけ!」
――決闘。
この大地に古くからある絶対的な習わし……。
一発に互いのすべてをかけてケリをつける!
「ククク……いいぜ! テメェに付き合うのももうあきた! ケリをつけてやる!」
ホルスターへ銃をおさめる。
Chugga! Chugga! Chugga! Chugga!
Choo! Choo! Choo! Choo!
ゆれる車内――。
木の板もゆれ――。
風がふきぬける――。
張りつめる空気――。
そして板が落―――
ぬいた!
BAAAAAAAAAAAAAAAAAAAMM!!
くだけ散る木の板!
KABOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOM!!
エリオットが引き金を引くよりも早く。
自分の放った【炸裂弾】がエリオットの【シルヴァラート】を暴発させた!
くしくもそれは初めて作ったやつの一つだったんだ。
「……ハァ……ハァ……・」
エリオットはまだ立っている――。
DOPDOPDAP……。
欠損した右うでから落ちるおびたただしい量のどす黒い血。
「ククク……クソ……」
DOZ――。
そして最後に立っていたのは自分。
「……ハァ……ハァ……・やった……勝った……」
ダメだ。
もう力がはいらない。
「「フィル!」」
目の前にレヴィン兄とリリー姉さん――そしてウィン……。
よかった無事だったんだ。
あ……やば……たおれる……。
「フィル!」
だれかが受け止めてくれた。
あぁ……これは、ウィンの――。
あったかい……。
なんだかねむく――。
「フィル! だいじょうぶ!? しっかりして!」
――そうだ!
まだ落ちるわけにわいかない!
列車をなんとかしないと!
「う……ん、平気――」
「平気って、そんなボロボロで何言ってやがる! ほら、つかまれ!」
「ありがとう。アニキ」
とにかく機関室へと歩き出す。
「あいつは……やったんだね」
「……うん、殺すしかなかった」
クソ――。
もっと力があれば殺さずに済んだかもしれない。
『おそらく【魔族化】したカレを助ける手段はなったでしょう。気に病むことはありません』
「ホロロ……」
「キキ、プテ・サン・ウィン様……」
『みなさん、ひとまず無事で何よりです』
「――ありがとうございます。そんなことより早く列車を……ぐっ!」
頭が!
「あぶね! ちゃんとつかまっていろ」
「悪いアニキ、でももうだいじょうぶ……早くいかなきゃ。もう時間がない」
「そうね! 急がないと!」
――そしてエリオットの決着を終えた僕らは機関室へ。
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