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第11章 サフィ誕生!
大混雑大混乱
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声をかけたとたん、ドアを壊す勢いでどどっと雪崩れ込んで来た。
あれよあれよと言う間にベッドの前にハルト、兄貴が。
そしてその後ろで押し出されたメアリー、義姉さん、エリアナが呆れたように苦笑していた。
「お、おお……この子がゲイルの子か。なんと可愛らしい!天使だ!天使を生んだのか!さすがゲイルだ!」
「私の子でもあるのですが⁈」
ハルトもフィオも間違っちゃいねえな。
「ゲイル、よくやった。ああ、可愛いなあ!ゲイルとフィオくんにそっくりだ!おめでとうフィオくん、ゲイル!
「兄上!ありがとうございます」
涙ぐみながら抱き合うフィオと兄貴。
その間もハルトはうっとりとサフィを見つめ
「ハルト叔父様だぞ?サフィよ。ずっと会えるのを楽しみにしていたんだぞ?ウチのヨメはかわいいなあ。レオンにも会ってやってくれ」
と語りかけている。怪しいヤツにしか見えない。
「いや、勝手に決めるなって!サフィの意志を尊重しろよ?」
俺が諌めるのも聞かず、そっと指を伸ばしてサフィの手をつつき
「!!握ったぞ!サフィが私の手を握った!サフィもわかっているのだ。サフィ、お義父さまだぞ?」
「あなた、気が早いですよ?まだ生まれたばかりなの……ああん!ゲイルそっくりじゃないの!
サフィちゃん?お義母さまよ?うふふふ」
勝手に盛り上がる王家にサフィールも負けてはいない。
「サフィちゃんはサフィールの子ですからね。あげませんよ?
ねえ、サフィちゃん。お祖母様よ〰!抱っこしてあげましょうね?」
さりげなく割り込み俺の腕からサフィをするりと奪う。
「サフィちゃん、エリアナおばさまよ〰!セルゲイおじ様も来たがったけど遠慮させたの。また連れてくるから会ってあげてね?んー!なんてかわいいの!」
「ゲイルの小さい頃にそっくりだわ」
「あの頃は天使のようだったからなあ…」
「なんだと⁈サフィール公、そのあたり詳しく聞かせてくれ!」
一部で昔語りが始まってしまった。
あのー…
ここ一応俺の私室な?
グランディールの奥様の寝室だぞ?
向こうではフィオが女性陣からサフィを取り戻さんと果敢に戦いを挑んでいる。
フィオ。気持ちはわかる。俺だってサフィがかわいい。だがそれは無謀というものだ。
案の定、ぼろぼろのフィオが俺のところに戻ってきて、ぐったりと俺の膝に顔を埋めた。
「無念です…。私は息子を守れませんでした…」
「いや、あれに勝てる奴は居ねえだろ。いるとすればサフィ本人くらい…「うえーーん!!!」
「サフィちゃん⁈」
「ごめんなさいね、お母様が恋しいのね」
慌てて俺とフィオの元に戻されたサフィは、俺の腕の中で幸せそうにすやすやと眠りだした。
「ふふふ。確かにサフィは強いですね」
「だろ?あいつらから無事に生還しやがった。なあ、サフィ?」
フィオに渡してやれば、フィオだと分かるのかその胸元にすりっと寄り添い可愛らしい手でフィオの服を掴んだ。
「〰〰〰!!!」
あまりの可愛さに全員声もなく悶絶だ。
一同、サフィの一挙一動を目を皿のようにして見つめている。
我が子ながら世に出た初日にしてはなかなかにハードな状況だぞ?こんな中でよく眠れるもんだ。
さすがサフィ!強い子だな!
思わずツンツンと柔らかな頬をつつけば即座にその指をフィオに取られ無言で首を振られた。
はいはい、静かに寝かせてやれ、だな!悪かったよ!
みんな既に溺愛モードだ。
サフィ、これからが大変そうだぞ?
うるせえ奴らがてんこ盛りでお前を甘やかそうと待ち構えてるからな。
とそこに、コンコン、と小さなノックの音。
「失礼致します」
執事のアドルフだ。
「みなさま、もう遅い時間でございます。
奥様もサフィラス様もお疲れですし、そろそろ…」
いいタイミングだ。さすがはアドルフ!
我を忘れていたようで、みんな気まずげに目を見交わした。
「い、いや、すまなかったな、ゲイル、フィオネル。サフィに会えた嬉しさに我を忘れてしまった」
「そうね。こんな時間に申し訳なかったわ。ゲイル、ゆっくりしてちょうだいね?またレオンを連れてきてもいいかしら?」
「ああ。またゆっくりできる時に頼む。
わざわざありがとうな?サフィも喜んでた」
「ありがとうございました。こんなに待ち望んで頂いて、サフィは幸せですね」
ハルトたちは名残惜しそうにサフィをそっと撫で帰って行った。
次は兄貴たちだ。
「我々も帰るとしよう。ゲイル、またサフィを連れてサフィールに顔を出すんだぞ?」
「そうね。お義父様たちにも紹介しなくちゃね」
「エリアスも待ってるしね!」
「だな。落ち着いたら顔を出させてもらうわ。乳母やみんなもサフィに会わせてやりてえしな」
「兄上、姉上、エリアナさん。私を受け入れてくださってありがとうございます。
ゲイルのおかげで私はサフィラスという息子をさずかりました。これからも全力で2人を守りますので、どうかお力をお貸しください」
「もちろんよ。家族なんだもの当たり前でしょ!
良かったわね、フィオくん。みんなで幸せになるのよ?」
兄貴たちもサフィを優しく撫で、帰っていく。
アドルフも一礼して出て行こうとするので、慌てて止めた。
「アドルフ!アドルフも抱いてやってくれないか?
改めて、サフィラスだ。俺とフィオの息子だ。これからよろしく頼むな?」
「……わたくしが?よろしいのですか?」
アドルフの視線を受け、フィオが微笑んで頷いた。
「もちろんだ。どうか抱いてやってほしい」
そうっと受け取り、優しくサフィを覗き込むアドルフの目に涙が浮かんだ。
「ああ…。このような日が来ようとは…!フィオネル様の幼い頃にそっくりですね。お可愛らしい…!
ほんとうに、ほんとうによかった…。ゲイル様、ありがとうございます。私の目の黒いうちにフィオネル様の御子を腕に抱かせて頂く日が来ようとは…!」
「まだまだ若いだろう。これからも元気でいてくれよ?グランディールにはアドルフがいなきゃ大変だからなあ!
みんなサフィに甘そうだから、せいぜい躾けてやってくれ!」
「ふふふ。そうですね。まだまだサフィラス様が大きくおなりになるまで頑張らねばなりません!」
「サフィの祖父代わりになってやって欲しい。頼めるか?」
「もったいないお言葉!もちろんですとも!」
アドルフの背を抱くフィオ。
なあ、サフィ。産まれる前も後も、お前はあちこちに幸せを運んでるんだぞ。すげえよなあ、全く!
マジで天使じゃね?
「ううん。サフィは天使じゃなくて聖女だよ」
ルー!そういやいたな!
てか、こっちでもサフィは聖女なのか。
こりゃマジで嫁にとられそうだ。フィオにはしばらく言わないでおこう。
あれよあれよと言う間にベッドの前にハルト、兄貴が。
そしてその後ろで押し出されたメアリー、義姉さん、エリアナが呆れたように苦笑していた。
「お、おお……この子がゲイルの子か。なんと可愛らしい!天使だ!天使を生んだのか!さすがゲイルだ!」
「私の子でもあるのですが⁈」
ハルトもフィオも間違っちゃいねえな。
「ゲイル、よくやった。ああ、可愛いなあ!ゲイルとフィオくんにそっくりだ!おめでとうフィオくん、ゲイル!
「兄上!ありがとうございます」
涙ぐみながら抱き合うフィオと兄貴。
その間もハルトはうっとりとサフィを見つめ
「ハルト叔父様だぞ?サフィよ。ずっと会えるのを楽しみにしていたんだぞ?ウチのヨメはかわいいなあ。レオンにも会ってやってくれ」
と語りかけている。怪しいヤツにしか見えない。
「いや、勝手に決めるなって!サフィの意志を尊重しろよ?」
俺が諌めるのも聞かず、そっと指を伸ばしてサフィの手をつつき
「!!握ったぞ!サフィが私の手を握った!サフィもわかっているのだ。サフィ、お義父さまだぞ?」
「あなた、気が早いですよ?まだ生まれたばかりなの……ああん!ゲイルそっくりじゃないの!
サフィちゃん?お義母さまよ?うふふふ」
勝手に盛り上がる王家にサフィールも負けてはいない。
「サフィちゃんはサフィールの子ですからね。あげませんよ?
ねえ、サフィちゃん。お祖母様よ〰!抱っこしてあげましょうね?」
さりげなく割り込み俺の腕からサフィをするりと奪う。
「サフィちゃん、エリアナおばさまよ〰!セルゲイおじ様も来たがったけど遠慮させたの。また連れてくるから会ってあげてね?んー!なんてかわいいの!」
「ゲイルの小さい頃にそっくりだわ」
「あの頃は天使のようだったからなあ…」
「なんだと⁈サフィール公、そのあたり詳しく聞かせてくれ!」
一部で昔語りが始まってしまった。
あのー…
ここ一応俺の私室な?
グランディールの奥様の寝室だぞ?
向こうではフィオが女性陣からサフィを取り戻さんと果敢に戦いを挑んでいる。
フィオ。気持ちはわかる。俺だってサフィがかわいい。だがそれは無謀というものだ。
案の定、ぼろぼろのフィオが俺のところに戻ってきて、ぐったりと俺の膝に顔を埋めた。
「無念です…。私は息子を守れませんでした…」
「いや、あれに勝てる奴は居ねえだろ。いるとすればサフィ本人くらい…「うえーーん!!!」
「サフィちゃん⁈」
「ごめんなさいね、お母様が恋しいのね」
慌てて俺とフィオの元に戻されたサフィは、俺の腕の中で幸せそうにすやすやと眠りだした。
「ふふふ。確かにサフィは強いですね」
「だろ?あいつらから無事に生還しやがった。なあ、サフィ?」
フィオに渡してやれば、フィオだと分かるのかその胸元にすりっと寄り添い可愛らしい手でフィオの服を掴んだ。
「〰〰〰!!!」
あまりの可愛さに全員声もなく悶絶だ。
一同、サフィの一挙一動を目を皿のようにして見つめている。
我が子ながら世に出た初日にしてはなかなかにハードな状況だぞ?こんな中でよく眠れるもんだ。
さすがサフィ!強い子だな!
思わずツンツンと柔らかな頬をつつけば即座にその指をフィオに取られ無言で首を振られた。
はいはい、静かに寝かせてやれ、だな!悪かったよ!
みんな既に溺愛モードだ。
サフィ、これからが大変そうだぞ?
うるせえ奴らがてんこ盛りでお前を甘やかそうと待ち構えてるからな。
とそこに、コンコン、と小さなノックの音。
「失礼致します」
執事のアドルフだ。
「みなさま、もう遅い時間でございます。
奥様もサフィラス様もお疲れですし、そろそろ…」
いいタイミングだ。さすがはアドルフ!
我を忘れていたようで、みんな気まずげに目を見交わした。
「い、いや、すまなかったな、ゲイル、フィオネル。サフィに会えた嬉しさに我を忘れてしまった」
「そうね。こんな時間に申し訳なかったわ。ゲイル、ゆっくりしてちょうだいね?またレオンを連れてきてもいいかしら?」
「ああ。またゆっくりできる時に頼む。
わざわざありがとうな?サフィも喜んでた」
「ありがとうございました。こんなに待ち望んで頂いて、サフィは幸せですね」
ハルトたちは名残惜しそうにサフィをそっと撫で帰って行った。
次は兄貴たちだ。
「我々も帰るとしよう。ゲイル、またサフィを連れてサフィールに顔を出すんだぞ?」
「そうね。お義父様たちにも紹介しなくちゃね」
「エリアスも待ってるしね!」
「だな。落ち着いたら顔を出させてもらうわ。乳母やみんなもサフィに会わせてやりてえしな」
「兄上、姉上、エリアナさん。私を受け入れてくださってありがとうございます。
ゲイルのおかげで私はサフィラスという息子をさずかりました。これからも全力で2人を守りますので、どうかお力をお貸しください」
「もちろんよ。家族なんだもの当たり前でしょ!
良かったわね、フィオくん。みんなで幸せになるのよ?」
兄貴たちもサフィを優しく撫で、帰っていく。
アドルフも一礼して出て行こうとするので、慌てて止めた。
「アドルフ!アドルフも抱いてやってくれないか?
改めて、サフィラスだ。俺とフィオの息子だ。これからよろしく頼むな?」
「……わたくしが?よろしいのですか?」
アドルフの視線を受け、フィオが微笑んで頷いた。
「もちろんだ。どうか抱いてやってほしい」
そうっと受け取り、優しくサフィを覗き込むアドルフの目に涙が浮かんだ。
「ああ…。このような日が来ようとは…!フィオネル様の幼い頃にそっくりですね。お可愛らしい…!
ほんとうに、ほんとうによかった…。ゲイル様、ありがとうございます。私の目の黒いうちにフィオネル様の御子を腕に抱かせて頂く日が来ようとは…!」
「まだまだ若いだろう。これからも元気でいてくれよ?グランディールにはアドルフがいなきゃ大変だからなあ!
みんなサフィに甘そうだから、せいぜい躾けてやってくれ!」
「ふふふ。そうですね。まだまだサフィラス様が大きくおなりになるまで頑張らねばなりません!」
「サフィの祖父代わりになってやって欲しい。頼めるか?」
「もったいないお言葉!もちろんですとも!」
アドルフの背を抱くフィオ。
なあ、サフィ。産まれる前も後も、お前はあちこちに幸せを運んでるんだぞ。すげえよなあ、全く!
マジで天使じゃね?
「ううん。サフィは天使じゃなくて聖女だよ」
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